2024/04/10 - 2024/04/22
130位(同エリア285件中)
ニッシーさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/20
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電車での移動
イスファハンメトロに乗って町の中心へ
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アザムベリヤニ
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電車での移動
イスファハンメトロ
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バスでの移動
イスファハン発 21:30 VIPバスでテヘランへ
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バスでの移動
テヘラン西バスターミナル 03:30到着
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電車での移動
地下鉄で空港へ
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飛行機での移動
エマーム・ホメイニー国際空港
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この旅行記スケジュールを元に
イラン鉄道の旅も終盤、ペルシャ帝国が最も栄えた頃は「イスファハンは世界の半分」と称されたペルシャの中心都市イスファハンの町へ行ってみよう、この町にも新しいメトロが走っているらしいので乗ってみよう
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エア アラビア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シラーズからの高速バスは朝6時過ぎにイスファハンのバスターミナルに到着した、広く大きなバスターミナル内で洗顔を済ませ少し休憩してから町の中心へ向かいます
イスファハン南バスターミナル バス系
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バスターミナルに接して地下鉄のDefae Moghadas (sofeh)駅がありました、これは便利です
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広くきれいな地下鉄駅の構内、イスファハンメトロもシラーズ同様に専用のコイン式の切符です
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電車もシラーズメトロと同じタイプの中国製車両、2015年の開業です
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車内も明るくて清潔、ドアの上に路線駅と走行位置の液晶表示があります、先頭と最後尾車両は女性専用です
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Enghelab駅で下車、ホームも広い
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駅のコンコースは高い天井でモダンな建築
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外に出ると花壇が並ぶ素敵な遊歩道がありました
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遊歩道を歩いて行くと見えてきました、スィー・オ・セ橋です、1602年に造られた2階建て33のアーチが美しい石橋です
シー オ セ ポル 建造物
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1598年にサファヴィー朝の王アッバース1世によりイスファハンに遷都されてこの町が発展していったのです、いまでも遊歩道として市民の憩いの場
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再び花壇が美しく整備された遊歩道を歩いて町の中心へ向かいます
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ペルシャ帝国の中心、イマーム広場に来ました
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アッバース1世による都市計画の元に造られた南北に細長い広場は全景が見えないほど広大です、世界遺産「イスファハンのイマーム広場」です
イスファハンのイマーム広場 広場・公園
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まずは広場の南に位置するシャー・アッバース1世の王のモスク
世界遺産「イマームモスク」です、入り口から圧倒されるペルシャ模様のタイルイマーム モスク 寺院・教会
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1612年から建造が始まり1630年に完成したがアッバース1世はすでにこの世を去っていたそうです
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内部の通路も鍾乳洞を模した装飾や細密なタイルで覆われている
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中庭に入ると周りを取り囲む4つのイワーン(門)が見渡せました
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こちらがドームがある主礼拝室のようです
イマーム モスク 寺院・教会
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ドームの真下に立つと音が反響するのがよくわかります
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上部の大きなドームには美しい楽園の樹木をモチーフにした装飾とコーランの文字が描かれています
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正面にはメッカの方向を示すキブラがある
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内部には観光客向けのお土産も販売されています
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また奥の方では修復作業も行われていました
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イランの学生さんの遠足でしょうか、写真部の生徒達は皆キャノンとニコンの一眼レフカメラを持っています、こちらでも日本人が珍しいのか一緒に写真を撮ってとよくモテました
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イスラム建築の最高峰を堪能しました、木陰でちょっと一休みします
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チャイをごちそうになりました
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次はイマーム広場の東にある世界遺産「シェイク・ロトフォッラーモスク」です
シェイク ロトフ オッラー モスク 寺院・教会
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アッバース1世が義父ロトフォッラーのために1601年から17年の歳月をかけ建造した王族専用のモスクです
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中庭は無く、美しい装飾タイルに覆われた通路を行くといきなり礼拝堂が現れる
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正方形の礼拝堂は壁も天井のドームも黄色が基調のタイルで覆われた美しいモスクです
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美しい植物柄の装飾とコーランの文字と鍾乳洞を模した複雑な装飾、メッカの方向を示すキブラが正面にあります
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ロトフォッラーモスクを出ました、イマーム広場を観光馬車が走っています
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イマーム広場の中央には大きなプールがあります、周辺の乾燥した砂漠地帯から到着した際には正にオアシス都市だ、広場の西側には「アリー・カブー宮殿」があります、当時は「イスファハンは世界の半分」と言わしめた繁栄があったのですね
アーリー ガープー宮殿 城・宮殿
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1598年にアッバース1世がイスファハンに遷都してすぐに以前からあった建物を2層にして、ムハンマドの従兄弟アリーの遺物を収めた聖堂の扉をこの宮殿の扉に用いたことから「アリーの門」と呼ばれるそうです
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王宮へのメインゲートの役割でした
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前面の2階建と後方の7階建ての建物が一体になった構造で、当時としてはかつて無い高層建築物です、装飾タイルのある階段を上ります、壁は修復中のようです
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最上階に上がりました、眺望が広がります、当時としては異例の高層建築です
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イマーム広場の全景を一望できます
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正面には先程の「シェイク・ロトフォッラーモスク」の美しいドームが見えます
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右手には最初に入った「イマームモスク」のドームが見えます
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そして左手には広場と北の門が遠くに見えます
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さらに遠くにはアリ・モスクの高いミナレットとジャーメ・モスクも見える
イスファハンの金曜モスク 寺院・教会
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振り返り建物の中へ入ります
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壁には女性のフレスコ画があります
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迎賓館としても利用されていた最上階のホールのフレスコ画
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美しい天井のある建物の中にもフレスコ画が描かれています、残念ながら木組天井で覆われている音楽室は修復工事中のようで見学は出来ませんでした
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アリ・カプ宮殿を出てきました、イマーム広場を囲む長大な2階建ての回廊は土産物屋が並んでいます
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「もち」と書かれた日本食らしきレストランもありました
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イマーム広場を離れて新市街の方へぶらぶら、政府庁舎やチェヘル・ソトーン宮殿と自然史博物館などがあります、イスファハンの町の中心あたりでしょうか
チェヘル ソトゥーン宮殿 城・宮殿
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地下鉄駅Imam Hossein駅があります、道の向こうには映画館やショッピングモールがあります
エマーム ホセイン広場 広場・公園
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通りを歩いてみます、「アザム・ベリヤニ」1階ではキッチンでイスファハンの名物料理ビリヤニ(ハンバーグの様な料理)が作られていてテイクアウトをしていくひとが多いです
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2階はレストランで作りたてのベリヤニがいただけます、店員さんのすすめでヨーグルトの様なスープも頼みました、これも美味い
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ミンチ肉とペーストのソースと野菜をナンに包んで食べます、イスファハンのハンバーガーですね、美味しくいただきました
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食後は旧市街の方へ、バザールの中を散歩してみますが、この付近は絨毯の店が並んでいますがお休みの店が多いです、古いハマムの入り口ですが閉店中です
グランド バザール 市場
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ハマムの入り口で英語が流暢なオヤジにつかまりそのまま街のガイドが始まりました、バザールの中を歩いていくと突然モスクの入り口がありました
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「ハキムモスク」です、観光客はあまり訪れない地元のモスクのようです
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ペルシャ文字とアラビア文字と最古の幾何学文字クフックが使われているイスファハン最古のモスクだそうで修復工事中のようです
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メッカの方向を示すミフラーブ
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かつて使われた古いミンバル(説教台)が残されている
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ガラス越しに礼拝室を拝見
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4つの門はそれぞれ装飾が異なる、こちらはアラビア文字最古の字体である幾何学文字のクフィック体で書かれている
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こちらは最古の門の外観
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バザールの中に戻ってきました、このあたりは衣類が多い
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アジアとヨーロッパを結ぶシルクロードの中継点であるイスファハンにはキャラバンサライ(隊商宿)が多くもうけられていた、ここもその一つ
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金や宝飾品がならぶバザールの中にも泉がある
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ガイドをしてくれたアリが最後に連れて行ってくれたのがペルシャ更紗モハンマッドさんの工房、チャイとおやつをいただきながらおしゃべりして、お土産に一つ購入しました
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イスファハンはまだまだ見所が多い町ですが夕方になってきました、次は地下鉄に乗ってみましょう、もよりのTakhti駅へ
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地下鉄表示の下に路線マップがありました、他にも路線があるようですね、これは乗ってみましょう
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Takhti駅から1駅乗車して2号線の乗換駅のImam Hossein駅で下車、エスカレーターで改札階へ行ってみましたが2号線の乗り換えが見当たりません、駅員さんに聞いてみますとまだ開通していないとのことでした、先程のマップは将来を見越したマップの様ですね
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ホームに戻って1号線の北の終点まで乗ってみます
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町の中心から約30分弱で終点Qods駅です
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そろそろバスの時間もあるので折り返してDafae Moghadas駅まで戻りました、南バスターミナルの駅です
イスファハン南バスターミナル バス系
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バスターミナルの中で夕食をいただきます
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トマトとソーセージと卵を混ぜた料理をナンといただきます、熱々でおいしかった
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本来はイスファハンで1泊する予定でしたが、明日夜テヘラン発の飛行機がフライトキャンセルとなり午前の便に変更したために今夜もバス中泊となりました、
21:30発のVIP高速バスでテヘランに向けて出発します -
01:30,高速バスはイスファハンの町の北ターミナルでさらに乗客を乗せた後、高速をひた走り途中で1度ドライブインでトイレ休憩がありました
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03:30、バスはほぼ予定通りにテヘラン西ターミナルに到着
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こんな深夜に到着してどううするの?
地下鉄の駅を探しに行ったがまだ運行前でシャッターが閉まっている、ベンチに座って時間を潰す、暗闇にアサディタワーが浮かぶアサディ タワー モニュメント・記念碑
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夜が明けてきた、バスターミナルに各地から続々とバスが到着してきます
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04:30、近くのモスクに明かりがつきました、地下鉄駅はまだシャッターが閉まったまま
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05:00,Mayden-e-Azadi駅の扉が開きました、05:30発の始発列車で空港へ移動します、イラン鉄道の旅もいよいよ最後の乗車です
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07:00,途中で地下鉄を1度乗り換えてShahr-e Parand 駅に到着、テヘランの到着した際に最初に乗車した駅です、この先は空港線に乗り換えです
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同じホームに07:30発の折り返しの空港行が入線してきました、新しい車両です、当駅と空港間は2時間に1本しか運行していない、イランに到着時に空港からテヘランに行く際には車を利用しましたが帰りは乗車できます
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列車は高速道路に沿って地上線路を高速で走ります
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途中は2駅だけで30分以上走った、空港ターミナルが見えてきました
イラン鉄道の旅もこの駅が最終駅です、想像以上にイランの鉄道は発展していました、運行本数や切符の予約等まだまだ不便な処もありましたが、車両や駅の施設などはきれいに保たれていて使いやすいし鉄道マンも誇りを持って仕事をしています、まちがいなく中東の鉄道大国でした -
08:08,エマーム・ホメイニー国際空港駅に到着しました、空港線の料金は市内線とは別料金となっていましたので改札でR15000が必要でした
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残ったイランリアルでお菓子を買ってからドバイ行のAirAravia にチェックイン,
搭乗券にはSharjahって書いてるけどどこかしら?マップで調べてみると、あのどでかいドバイ国際空港のすぐ隣に位置する空港のようですが・・・続く・・・エマーム ホメイニー国際空港 (IKA) 空港
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