ANAマイレージで中欧・トルコなどへ　９　ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルへ日帰り

2024/03/25 - 2024/03/25

たまっていたANAマイレージを使ってヨーロッパ往復のビジネスチケットを入手、半年以前に手配し、行きは、台北経由でエバー航空でミラノへ、ルフトハンザに乗り換えてフランクフルトへ。帰りはフランクフルトからANAで羽田が取れた。難関のANA欧州便がマイレージでとれたのはラッキー。途中降機は台北で一泊とした。
欧州内は、これまでに行っていない、スロベニア、クロアチア、トルコ、ブルガリアをまわる２８日間の旅、連泊を基本としてゆったりとした日程で暮らすように旅をするのが今回のテーマ。

その９は、ドブロブニクからの日帰りツアーで国境越え、ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産の街モスタルに。少人数の日帰りツアーバスで一日ドライブ、自由時間の多いツアー。

3/25 0730 Dubrovnik bus tour to Mostal via Kravica

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産の街モスタルにはスプリットとドブロブニクからツアーバスが出ているが、３月はまだオフシーズン、島めぐりのツアーはすべてお休み、モスタルツアーもViatorやVeltraなどツアー案内サイトには毎日運行のように書いてあるが、実際には運行日が限定的で、突然、前日になって参加者が集まらないからキャンセルという事態が多いらしい。

そこで代理店でなく、運営会社のSupertoursのサイトを見ると３月は週３回実施と書いてあり、申込残席が出ているが、100名中95席空きありとなんとも怪しい状況。数日前にSupertours 社に直接メールで問い合わせたところ、25日はモスタルの２つのツアーのうち、クラビス滝の国立公園によるコースは運行する、翌26日はモンテネグロのコトルツアーを運行するので安心してくれとの連絡があった。

正式申し込みをしたら、代理店経由だと正規料金の60ユーロだが、直接申し込みなので50ユーロでよいとのことで、得をした。

ハイシーズンなら代理店で申し込みで心配ないが、ローシーズンは要注意。
ドブロブニク市内の代理店で前日に問い合わせれば確実に実施するツアーを選ぶこともできるのでそれも一つの方法。

主要ホテルにはピックアップに行くが旧市街の中の人はピレ門に７時３０分に来るよう前日になってWhatsApp経由で連絡あり。支払いはネット経由で。
来た車は10人乗りのバンタイプ。ハイシーズンは大型バスを出すようだが、人数に応じて車種を買えているようだ。

ピレ門 史跡・遺跡

運転手兼ガイドのおじさんが、運転しながらよくしゃべる。
ボスニアの歴史、内戦の経緯など体験も踏まえて話し続ける。

３０分ほど走ってボスニアの唯一の海岸線の街ネウムで休憩。
朝のコーヒータイム。
今回の客は、インド人２人、韓国人家族３人、イタリア人２人、英国人２人だったかな。
小型車ツアーの良さは、国境通過の時間短縮、運転手が全員分のパスポートを渡して数分でOK

ネウム 散歩・街歩き

ネウムの街のホテルとスーパーマーケットが併設しているところで休憩
ボスニアに入ると物価が安くなるのがわかる

スーパーマーケット (ネウム) スーパー・コンビニ

ネウムから１時間ほど内陸に入りポチテリ（Počitelj） というひなびた街に
ここにはモスクと砦がある

Počitelj Fortress
休憩時間が３０分以上あるので、皆で砦まで登っていく

途中にある　Šišman Ibrahim Pasha Mosque

ボスニアのネコさん

砦の中

砦から見下ろす街

砦のドーム

高いところまで上がって来たもんだ

砦の最上階

暗い石段をおりる

麓の土産物店

Počitelj の街から３０分ほど走ってクラビカ国立公園を目指す

国立公園の入場料はツアー料金とは別

クラビカの滝　Vodopad Kravica

クラビカの滝 自然･景勝地

３月ということもあって水量が豊富

高さはそれほどでもないが、横に広く、とにかく水量が多い

雪解け水でいっぱい
ガイド氏によると夏は水量は減るとのこと
今がベストシーズン

クラビカの滝 自然･景勝地

駐車場から滝に下りて散策して戻って40分コース

滝の上部

ここから滝が始まるところ

集合時間に全員が遅れることなく集まりモスタルに向け出発

ボスニア・ヘルツェゴビナは、カトリック教徒のクロアチア人、イスラム教徒のモスリム人、正教のセルビア人の地区があり、内戦時には3者それぞれの立場で争っていた。

モスタルは川の両岸をクロアチア人とモスリム人に分かれて住んでいた場所

モスクがある

モスタルに着き、集合場所と時刻を教えて、解散
あとは自由に観光と昼食

モスタルの橋に向かう両岸には土産物店が多数

イスラムの装飾品も多い

モスタル旧市街の古橋地区 旧市街・古い町並み

モスタルの橋　内戦時破壊されたが再建され、世界遺産に指定

スターリモスト橋 建造物

右側がもスリム人地区、左側はクロアチア人地区だが、今は平和に共存し、交流も盛ん

ネレトヴァ川 滝・河川・湖

土産物店

狭い通り

ランチは各自自由に

ガイドさんがお薦めの店Food　House　Mostar　でランチ

ボスニア料理３点セット

支払いはカードでもユーロでも可
ボスニア通貨はユーロの２倍で固定相場なのでわかりやすい

フードハウスモスタルのメニュー

レストランのネコさん

モスタルの紋章

この橋、石でできていて滑るので要注意

ここからバンジージャンプをする人もいる

スターリモスト橋 建造物

土産物店

土産物

戦争犯罪博物館

中には入っていないが内戦の跡はいたるところに

３時15分に集合

帰りは途中休憩なしで走り、2時間ほどでドブロブニクに到着
7時30分から17時30分まで10時間のツアー旅
50ユーロはお得

こういうツアーの場合、アメリカではチップを払うのが通例だが、ヨーロッパはどうするのか興味があり、全員が降りるのを見ながら降りたが、誰もチップを払っていなかった。それでいいはず、ここはアメリカではない。

次は、モンテネグロのコトルに行く日帰り旅に続く

ネレトヴァ川 滝・河川・湖