2024/03/16 - 2024/03/16
125位(同エリア220件中)
ちゃんさん
大混雑の「並行在来線」で、北陸新幹線の延伸区間の各駅を巡る旅。
石川県から再び福井県に戻り、芦原温泉駅で下車。まるで温泉テーマパークのようで、こここそ我が子を連れて来たい駅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
北陸新幹線の並行在来線は、県ごとに会社が分かれています。石川県会社「IRいしかわ鉄道」と、福井県会社「ハピラインふくい」の境界は、大聖寺駅。
街中にある駅で乗降客も多く、県境駅にありがちな秘境感はありませんでした。大聖寺駅 駅
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加賀温泉からわずか17分で、芦原温泉に到着。新幹線だと8分で、少なくともこの2駅間ならわずかな時間差です。
ここまで混んでいた電車ですが、さらにぎっしり満員になって発車していきました。芦原温泉駅 駅
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ハピラインふくいの駅名標は、JR西日本タイプとはガラリと異なり、ピンク地のかわいいスタイル。4ヶ国語表記も取り入れられています。
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電車の時刻や遅れの案内だけではなく、現在位置表示システムも備えられていました。
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ハピラインデザインの車両は、今のところ1編成のみ。JR西日本のイメージから完全脱却を図るには、しばらく時間がかかりそうです。
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新しい鉄道会社が福井に『爆誕』(爆)。
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芦原温泉駅のメインとなる西口は、賑わい施設・アフレア。1年前にプレオープンしたそうです。北陸新幹線延伸は1年遅れになったので、周辺施設の開業が先行するパターンが見られました。
デザイン性の高い木の構造体が包む、立派な吹き抜けのホール。 -
1階のレストラン「いろはゆAWARA」(公式にはカフェですが、食事メニューが充実しています)は、お風呂場のイメージ。かぽーんという音が聞こえてきそうです。
食事提供に30分以上かかるとのことで断念しましたが、次に来ることがあったら、ゆっくり食べて行きたいです。 -
2階は「ふくいミゅ~ジアム」。芦原温泉を拠点に巡れる、東尋坊や恐竜博物館の観光情報を発信するコーナーです。
こちらも温泉がモチーフになっていて、子どもたちが夢中になって遊んでいました。 -
ミュージアム内のキッズスペースは、その名からは想像できない大きな規模。ハピライン沿線に住んでいたら、我が子を週1で遊ばせに来ると思います。
開業フィーバーが過ぎたら、小松や芦原を我が子と巡ってみたいです。 -
屋外部分は「アフレア広場」なる全天候型のイベント広場になっていて、近隣市町村からのPR部隊がアピール合戦を繰り広げていました。
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駅前は歩行者天国として開放されていて、近未来的なアフレアの前に歩行者がアフレています。
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新幹線駅舎は、こちらも和モダンな旅館風。
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駅前通りも大賑わい。芦原温泉駅前が、大いに盛り上がった1日として記録されそうです。
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駅前にできた「金津本陣にぎわい広場」には、cube1~cube5の5つの箱が。そのうち駅側の「箱」は、エ―キューブカフェなる飲食店になっていました。パスタが評判のようです。
かなり楽しめる駅と駅前ですが、温泉旅館の送迎バスは新幹線に合わせて来るでしょうし、どこまで集客できるかな? あえて新幹線を1本遅らせる価値はあると、僕は思いますが。 -
駅前のイベント会場では、手打ちそばの実演販売が行われていました。
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打っては茹でるの繰り返しで、おばちゃん曰く、今の列の最後尾なら次の茹で上がりを食べられるんじゃないかとの見立て。もし次の電車に間に合わないようなら払い戻すからと言われ、食券を買いました。
商売お上手! -
幸い僕の分までまわってきて、打ち立て・茹でたての剣岳そばを味わうことができました。これは良い方の意味で、500円のクオリティではない! おごちそうさまでした。
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自由通路を渡れば、駅の反対側に出ることができます。
自由通路は三面を木材で囲んだ、木の香りあふれる空間。福井も林業県なんですね。 -
新幹線駅の自動改札機は2台のみ。駅前の賑わいに比べて、今日の主役のはずの駅は静かなものでした。
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東口前の一等地には、公営住宅が建っていました。住民にとって便利ではあるだろうけど、急に開けてしまった戸惑いの方が大きそう。
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次の電車まで少し時間があったので、「いろはゆAWARA」の物販でクラフトビールを買って、「ふくいミゅ~ジアム」のカウンターから吹き抜けを見下ろしつつ、喉を潤しました。
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14時34分発の電車で、福井駅に戻ります。イベント帰りの人も増え始め、1時間前の電車よりも混雑しそうです。
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ミニマムな施設で船出した三セク鉄道に増結の余裕はなく、今度の普通電車も2両編成。座席にありつける気がせず、最後尾のデッキに陣取り、流れる線路を眺めました。
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割と暖かい日でしたが、山の上には白いものが。北陸の春の訪れは、まだ当分先のようです。
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