2023/12/08 - 2023/12/09
415位(同エリア4353件中)
まつじゅんさん
- まつじゅんさんTOP
- 旅行記680冊
- クチコミ1121件
- Q&A回答61件
- 889,315アクセス
- フォロワー160人
この旅行記スケジュールを元に
「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」、いわゆる京都府民割を利用した旅のVER.4です。
全国旅行支援が、2023年12月31日をもって受付終了となる事から、最後は近場で楽しもうと、太秦映画村のイベントに当選したので、嵐山のホテルを予約していたのですが、偶然、倉吉の友人が京都に来るとの事で、丸太町駅で合流する事となり、急遽宿泊をKKR京都くに荘に変更し、御所周辺を散策してきました。
仙洞御所は、事前に入場予約が必要なのですが、当日の入場枠に空きがあり、参観することが出来て、紅葉シーズン終盤の御所を楽しむことが出来ました。
その1は、初日の丸太町のランチから周辺散策、宿泊、夕食までです。
*過去の「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の備忘録↓
Ver1.:2022/07/08~2022/07/09の、木屋町通りのおばんざい屋さんでの誕生祝
https://4travel.jp/travelogue/11771141
Ver.2:2022/08/26~2022/08/27の、貴船の川床料理と龍安寺等
https://4travel.jp/travelogue/11777129
https://4travel.jp/travelogue/11784448
Ver.3:2022/10/07~2022/10/08の、京都ガーデンホテル、護国神社、京都御所、晴明神社等
https://4travel.jp/travelogue/11804884
https://4travel.jp/travelogue/11805695
Ver.4:2023/12/08~2023/12/09の、太秦映画村のイベント参加
https://4travel.jp/travelogue/11910631
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
前日の2023年12月8日は、川西能勢口周辺をブラブラ。
アステ川西では、クリスマスイルミネーションが綺麗でした。
カフェタイムは、コナズ珈琲池田のパンケーキです。
私、メイプルシロップたっぷりのパンケーキと、生クリームを一緒に、濃~い珈琲で流し込むのが大好きです。コナズ珈琲 池田店 グルメ・レストラン
-
友人との待ち合わせは、地下鉄丸太町駅で11時となったので、8時過ぎにマンションを出発し、いつもの亀岡経由で10時前に、京都御苑近くの本日の宿、KKR京都くに荘に到着、車を預け徒歩で地下鉄 丸太町駅に向かいます。
京都御苑の中を突っ切り、近道をしようと思い歩いていくと、梨木神社の額が揚った石鳥居を発見。
梨木って名から、鳥取に所縁があるのかと思い参拝してきましたが、全く関係無かったようです。
1885年に、三條實萬公を祭神として創建された、比較的新しい神社で、、1955年大正天皇の即位式にあたり、三條實美公が合祀されました。
旧社格は別格官幣社、神社本庁の別表神社です。
社名は、旧地名の梨木町に由来していて、三條家邸は梨木町西側にあったようです。
御苑周辺の紅葉が、凄く綺麗でした。梨木神社 寺・神社・教会
-
無事、友人と丸太町駅で合流し、ランチタイムです。
近くのお店を探していると、ヒットしたのが丸太町駅近くの裏路地のこちら、「チョット台所ニ居マス」に向かいます。
カウンター3席と小上がり4人席のみという、こじんまりとしたお店です。
店に入ると、数種類のおばんざいが冷蔵庫で見えるようになっていて、ランチメニューは、このおばんざいの「今日の盛り合わせ」だけですが、お客さんは観光はではなく常連さんという、美味しいお店でした。 -
友人は、京都御苑周辺は初めてとの事なので、御所参観に向かいます。
途中、菅原道真公の生誕地という、菅原院天満宮神社があり参拝しました。
こちらは、道真公のご先祖が、三代に渡って住んでいたという場所の様で、菅原道真公と父 是善卿、祖父 清公卿が祀られています。
烏丸の天神さんと呼ばれていて、道真公の初湯に用いたという「初湯の井戸」が残っています。
今も湧いていて、ミネラル分が多く大変まろやかで、受験の時や病気の時に飲むとご利益があるとの事です。菅原院天満宮神社 寺・神社・教会
-
少し北上すると、護王神社がありましrた。
私達は、2022年10月7日~8日ののVer.3で廻った事がありますが、平安京の建都に貢貢献した和気清麻呂公が祀られています。
足腰守護のご利益があるそうで、齢65を超えた私達夫婦は、何度でもお詣りしておかないといけない神社ですね。護王神社 寺・神社・教会
-
由来としては、奈良時代の末に実力者 弓削道鏡氏が、ご神託を受けたと偽り、天皇位を私物化しようとした事があり、清麻呂公はこれを暴き、阻止しましたが、道鏡によって足の腱を切られ、九州の山奥に流刑となりました。
九州へ下る途中に、道鏡の刺客が襲いかかって来た際、山の中から現れた300頭もの猪が清麻呂公の道案内をしたと伝えられています。
その後、清麻呂公の足萎えも治癒した事から、足腰の守護神として広く信仰を得ているそうです。 -
1890年に、清麻呂公のお社には、狛犬でなく狛イノシシが最適、と言う崇敬者の声ににより、建てられた「狛イノシシ」は、護王神社のシンボルとなっています。
また、猪の鼻から水が出ている「霊猪手水」は、鼻をなでると幸せが訪れる、と言われているそうです。
*護王神社の前回備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11804884 -
京都御苑に入り、先ずは仙洞御所の当日申込の確認に向かいます。
11時から、13:30、14:30、15:30の3回、各回35人の当日枠があり、運良く14:30~のラスト3人枠を確保できました。
それまで1時間ちょっと時間があるので、先ずは京都御所に参観します。
千年以上の歴史を持つ建築様式、障壁画や調度・庭園等の宮廷文化を今に伝えている京都御所は何度見ても、伝統と様式美を感じさせてくれます。
紫宸殿は一部工事中でしたが、クレーンが小さく見える位、大きさに圧倒されます。京都御所 名所・史跡
-
冬晴の青空の元、松の緑が映えますね。
*御所の前回備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11805695
では、予約時間が近づいてきたので、京都仙洞御所に向かいます。 -
京都仙洞御所・京都大宮御所は、京都御所の東南にあります。
仙洞とは、俗界から離れた仙人の住む清らかな地という意味のようで、上皇の別称となっていて、仙洞御所とは上皇の住まいを指すようです。
また、大宮御所は皇太后の住まいですが、女院が住む際は女院御所と称されていました。
この場所は、後水尾上皇と東福門院(徳川和子)以来の場所で、住む人が変わる際や、火災の度に改修・再建されてきましたが、1854年の焼失後は、上皇不在の為、建造物の多くは再建されずに現在に至っており、建物より庭園が有名なようです。
写真は現存している御常御殿で、大正天皇・昭和天皇即位の際に、大嘗宮と連結して使用さられた他、現在も天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下の宿泊所として使用されています。京都仙洞御所 名所・史跡
-
京都仙洞御所には、苦い思い出があります。
2019年2月10日、事前に予約して向かったのですが、見事に1日間違っていて入場できませんでした。↓
https://4travel.jp/travelogue/11457660
PS:伏見稲荷を彷徨っていた頃が、予約時間だと知った落ち込みは、今でも忘れません。 -
係の方の先導と解説を受けながら参観します。
英語対応の回もあるようですが、どうしても外国の方は立ち入り禁止の場所に入ったり、流れを無視して進んだりすることが多いようで、「ついて来て下さい。」「柵の中には入らないで下さい。」と重々注意をされていました。
順路は、御車寄(御常御殿)~阿古瀬渕、六枚橋~北池廻り(東橋、石橋)~紅葉橋~南池(八ツ橋)~醒花亭~州浜~又新亭という流れです。 -
紅葉は北池より南池側が綺麗で、池に映る紅葉、紅葉の絨毯は、本当に息を?むような美しさでした。
青空を背景に、水面に映る紅葉・・・・。
これぞ「日本の美」と言う景色ですね。 -
イチオシ
赤くなる紅葉、黄色くなる黄葉、どちらも「もみじ」とも読むそうです。
-
冬の透き通った陽に照らされ、鏡の様な水面に映る紅葉、黄葉。
青い松と、赤や黄色に色を変えた葉が、水面を錦のように彩っています。 -
南池の西岸から南岸にかけては、粒の揃った玉石が敷き詰められた「洲浜」が、緩やかな汀線を描いて広がっています。
玉石は、10cm~15cmのやや平べったい丸みのある石で、約111,000個にのぼるそうです。
光格天皇譲位に伴う仙洞御所の改修時に、当時の京都所司代で、小田原藩主の大久保忠真氏が、領内の吉浜村(神奈川県湯河原町)の海岸から集めた石を献上したもので、石1個につき、米一升の約束で運ばせたとの伝承から、一升石と呼ばれているそうです。 -
北池と南池を結ぶ運河にかかる紅葉橋は、名前通りの南池の鮮やかな紅葉・黄葉を見渡せるスポットとなっています。
地面に落ちた紅葉の絨毯は、別世界のような美しさでした。 -
奥に見えるのが八ツ橋で、南池西岸から中島に架かる石橋です。
全体に藤棚が架かっていて、石は北木石(花崗岩)で、瀬戸内海の北木島、岡山県笠岡市北木島町や、備中国小田郡北木島、倉敷代官所領北木島から産出される、花崗岩の総称です。 -
仙洞御所の南端にある御茶屋、醒花亭です。
庭園全体を見渡せる杮葺の茶屋で、北側には広大な洲浜に沿って広い道が伸びており、その両側にはヤマザクラ等が植えられ「桜の馬場」と呼ばれています。
江戸時代に池泉の廻りに配された建造物の中で、唯一現存している建物で、1747年に譲位した桜町上皇の命により、冷泉為村が選んだという「仙洞十景」のうち、「醒花亭の桜」の情景を伝えるものです。
現在の建物は1808年、後桜町上皇時代の再建のようです。
因みに仙洞十景とは、「醒花亭の桜」、「寿山の早苗」、「悠然台の月」、「古池
の款冬」、「釣殿の飛蛍」、「茅葺の時雨」、「鑑水の夕照」、「神祠の夜灯」、「滝殿の紅葉」、「止々斎の雪」と伝えられていて、仙洞御所庭園の四季を感じとることができる景観です。 -
順路の最後にある、北池の西岸にある又新亭です。
1884年に、京都御苑の今出川御門内にあった近衛邸から移築された御茶室で、裏千家十一世玄々斎好みとされる草庵風の茶室で、四つ目垣の囲いの南正面に中門を開き、その内外を内露地、外露地として、外腰掛を備えており、回遊式庭園とは一線を画した佗茶の世界を表現されています。 -
仙洞御所を出て、ブラブラと話しながら歩き、友人の希望のイノダコーヒー本店で少し遅めのカフェタイムです。
夕方になり、提供できるケーキの種類は少なくなっているようですが、ココアトルテと珈琲を頂きます。
町家造のタイムスリップしたような、重厚感のある空間でのカフェタイムでは、なんやかんやと話は尽きないですが、陽も落ちてきたので、そろそろお開きの時間です。
友人を、地下鉄烏丸御池駅で見送り、私達もホテルに向かいます。イノダコーヒ 本店 グルメ・レストラン
-
バスは混んでいるし、乗り換えが必要との事で、ゆっくりと30分弱歩いて、KKR京都くに荘に到着です。
こちらは、何度目か忘れる位利用しており、常宿となっていますが旧久邇宮邸跡地にあり、庭木のムクノキは、京都市の保存樹となっていましたが、2021年枯死により伐採されたようです。
今日の部屋は4階のツインルームです。KKR京都 くに荘 宿・ホテル
-
こちらのホテルを気に入っている理由としては、熱海からの運搬、循環ですが温泉で、露天風呂がある事、長年組合員でしたので、料金がお得である事、そして料理が美味しく、2人でも別々のプランで対応してくれる事です。
今回も、京都肉会席と蟹会席でお願いしました。
先ずは、一杯のビールで乾杯です。 -
一応、私側に京都肉会席、奥様側に蟹会席をセットして貰いますが、途中で器が行ったり来たり、シェァして頂きます
京都肉会席
左上
先付:胡麻豆腐
前菜(子持鮎、鴨松風、いくら霙和え、鯖寿司、紫蘇蓮根)
御造り:鮪、鯛
左下
追肴:京肉料理(ステーキ、サラダ)
右上から下へ順に
凌ぎ:京都肉炙り寿司
御椀:清汁仕立て帆立真丈
食事です。 -
こちらは蟹会席
上段
先付:白子豆腐
前菜:子持ち昆布、甘海老赤蕪塩麴和え、鮟肝真丈、袱紗焼、温燻鮭砧巻、芽慈姑檸檬煮
御椀:清汁仕立て蟹蕪餅
御造里:鰤、鮪
下段左から
焼き物:焼き蟹
追肴:蟹鍋
美味しく、分け合って頂きました。 -
朝食です。
昭和の旅館の朝食ってこんな感じでしたね。
優しい量と味付けでした。
最後にもう一度湯に入り、今回のメインイベント、太秦に向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
26