2025/09/09 - 2025/09/12
2647位(同エリア4343件中)
araさん
この旅行記のスケジュール
2025/09/09
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大阪国際空港
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電車での移動
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ホテルモンテル京都
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徒歩での移動
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亀末廣
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新風館
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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先斗町
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おうちご飯ときをみ
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タクシー
2025/09/10
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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西陣織あさぎ美術館
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電車での移動
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嵐山
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徒歩での移動
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福田美術館
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徒歩での移動
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嵐電嵐山駅
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電車での移動
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四条大宮駅
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電車での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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イタリア風創作和食「To.」
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徒歩での移動
2025/09/11
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徒歩での移動
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旧日本銀行京都支店
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徒歩での移動
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タクシー
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知恩院の三門
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徒歩での移動
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御影堂
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タクシー
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錦市場
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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和食店「酒と魚 DNA」
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この旅行記スケジュールを元に
大阪・関西万博を記念して葛飾北斎、横山大観らの名作を集めた「万博日本画繚乱」展が京都嵐山で開催中と知り、早速訪ねた。京都国立博物館の「日本、美のるつぼ」と大阪市立美術館の「日本 国宝展」に続いての万博の旅。日本画の素晴らしさに感嘆し、街ぶら、グルメ。「京都」をあじわった。写真は横山大観の雄大な「富士図」。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー ANAグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月9日午後、大阪国際空港(伊丹)からモノレール、阪急京都線と乗り継いで烏丸駅で下車。烏丸通を北へ歩いてすぐホテルモントレ京都に着いた。3泊お世話になった。京都へはリムジンバスもあるが、バス酔いする人は電車が良さそう。しかも安い。
大阪国際空港まではマイルを利用した。空港での昼食では坦々麺がピリッと辛さがきいてうまかった。立地よし温泉よし by araさんホテルモントレ京都 宿・ホテル
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ホテルモントレ京都は英国スコットランド調の大型ホテルだそうで重厚な造りだった。料金は日によっては格安。写真は玄関。
立地よし温泉よし by araさんホテルモントレ京都 宿・ホテル
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フロントでスーツケースを預け、散策した。
立地よし温泉よし by araさんホテルモントレ京都 宿・ホテル
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連れ合いが和菓子屋さんに行きたいと言うので近くの老舗「亀末廣」に。クチコミで高評価の店で生菓子などを買った。
亀末廣 グルメ・レストラン
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「亀末廣」の前にはお洒落なショピングモール「新風館」があった。冷房が効いていて涼むのに格好の場所だった。この日の最高気温は36度。ホテルのフロントの女性も「今日は本当に暑いですよ」とぼやいていた。
新風館 ShinPuhKan ショッピングモール
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「新風館」のホテルの一角では柚木沙弥郎の「旅の歓び。旅の色彩」原画展が開かれていた。鮮やかな色彩で連れ合いによると、著名な染色工芸家だそうだ。染色以外にも版画や絵本、切り絵などを制作し、民藝運動にも携わった。 昨年亡くなったが、「なんでここに?」と連れ合いは戸惑っていた。
エースホテル京都 宿・ホテル
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部屋はスーペリアツイン。26m2あり、くつろげた。特筆すべきは13階の展望大浴場とサウナ。しかも地下深くから汲み上げた温泉だった。早朝からの旅路の疲れを癒してくれた。ラウンジではビールがサービスされた。リクライニングシートでくつろぎ、京都の街並みを眺めながら飲む冷えたビールは格別だった。
立地よし温泉よし by araさんホテルモントレ京都 宿・ホテル
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ホテルで一休みして夕方、六角通を東へぶらぶら歩いて向かったのが先斗町。通りの入口には由来を説明する駒札=写真=が立てられている。
先斗町 名所・史跡
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狭い通りに明かりが灯り、いい雰囲気に。
先斗町 名所・史跡
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それにしても歩いているのは外国人観光客ばかり。ただ、タクシーの運転手は「この時期は少ない。三分の一かな」と。インバウンドの大波にちょっと気後れしてしまう。
先斗町 名所・史跡
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当初は鴨川納涼床を予約したが、猛暑が予想されたのでキャンセル。前回も訪ねた「京のおうち割烹ときをみ」=写真=を再訪した。カウンターで頂くおばんざい、お造りなどの和食はどれも上々、日本酒も旨かった。
京のおうち割烹 ときをみ グルメ・レストラン
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10日はいよいよ嵐山の「万博日本画繚乱」展へ。その前にホテル近くの「京菜味のむら烏丸本店」で遅い朝食をとった。おばんざい専門店で私は小鉢のおばんざい6種にビールがついたちょい呑みセットを注文、軽く昼呑みができて満足。連れ合いは小鉢12種の雅ご膳だったが、塩気が強いとややご不満だった。
京菜味のむら 烏丸本店 グルメ・レストラン
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途中、阪急烏丸駅近くで立ち寄ったのが西陣織あさぎ美術館の「浮世絵とジャポニズム」展。なんでも西陣織の会社が西陣織のアート化から企画したらしい。会場入口を飾るのが尾形光琳の紅白梅図を模した西陣織のタペストリー。金(金糸?)が使われており、売価は1億円超とか。
西陣織あさぎ美術館 美術館・博物館
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これは西陣織による葛飾北斎の神奈川沖浪裏。
西陣織あさぎ美術館 美術館・博物館
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ゴッホのアルルの跳ね橋。
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ゴッホのひまわりをあしらった西陣織の帯。どれもお見事と言うしかない。
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嵐山へは阪急烏丸駅から乗り換えて。駅は桂川の右岸にあり、対岸に比べると観光客は少なかった。写真は渡月橋。
渡月橋 名所・史跡
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渡月橋を渡って川沿いに左に折れると、お目当ての福田美術館があった。「万博日本画繚乱」は大阪・関西万博を記念し、江戸幕府や明治政府がパリなど世界各国の万博に出品した日本画を特集していた。
福田美術館 美術館・博物館
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福田美術館は私立でコンクリート打ちっ放しと京町屋をイメージした和モダンの造り。静かで落ち着いた雰囲気が日本画鑑賞にふさわしく、とてもいい。
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展示室は2、3階にあり、まず圧倒されたのが横山大観の大作「富士図」。ガラス越しの撮影なので不鮮明さはご容赦ください。
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解説も接写。興味がある方はルーペなどを使ってお読みください。
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葛飾北斎の肉筆画「大天狗図」
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解説によると、江戸幕府が慶応3年(1867)、パリ万博に初参加。当時ジャポニズムで北斎が注目されていたのを踏まえて、北斎の作品が多数出品されたとか。
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上村松園の「軽女悲離別之図」。
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解説の題は「今生の別れの夜」とある。忠臣蔵で大石内蔵助が京山科のお軽と別れる場面を描いている。
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川合玉堂の「渓村春晴図」。
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解説には日本を代表する風景画家、春を描くとある。
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大橋翠石の「月下双虎之図」。
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解説には世界が驚嘆「虎の翠石」とある。写実性と迫力から1900年のパリ万博で金メダルに評された作品。数多くの日本画の中で唯一の金メダルだった。
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大橋翠石の虎図は、パリ万博に続く1904年のセントルイス万博でも金メダルに輝いた。翠石の歩みと現地新聞の記事を紹介している。
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解説では万博連覇の幻の巨匠大橋翠石の芸術とある。福田美術館は忘れ去られた巨匠を顕彰するため国内最多21点を所蔵し、啓発に努めているという。
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翠石の大作。絵画とは思えない迫真性がある。
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福田美術館のカフェで一休み。嵐山と渡月橋が見渡せる。地ビールとハムのおつまみセットがよかった。
パンとエスプレッソと福田美術館 グルメ・レストラン
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帰りは賑わう嵐電嵐山駅から。
嵐山駅 (京福電気鉄道) 駅
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ホテルに戻って大浴場で汗を流した後、夕方に向かったのが近くの「To.」。イタリア風創作和食の店とかで高評価だったので予約した。着いたのは18時。直ぐに満席になった。
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これは確か、炙りしめさばとアボガドわさび醤油マリネ。何品か頼んだが、どれも高評価通りうまかった。ただシニア世代はついお造りが欲しくなったりもした。若者向けの店かな。
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翌11日午前、近くを散歩。赤煉瓦が目についたので寄ってみた。旧日本銀行京都支店(重文、京都文化博物館別館)で奥の京都文化博物館に通じていた。同館では平安京から始まる京都の町づくりの変遷が動画を交えて解説されていて、勉強になった。
京都府京都文化博物館 美術館・博物館
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午後に訪ねたのが浄土宗総本山の知恩院。タクシーを降りると、眼前に三門がでんとあった。急な石段(男坂)が境内まで続いていた。脇に緩やかな手すり付きの石段(女坂)もあったが、せっかくだからと直進。石段は段差があり、上り切る頃には息が切れた。
知恩院 寺・神社・教会
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境内から見た三門。相当高い。
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間口45mの大きな御影堂(国宝)を参拝した。
知恩院 寺・神社・教会
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台湾からの観光客かな。正座して何度も頭を畳まで下げて参拝する人たちがいた。
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知恩院の後は、お土産に漬け物でも買おうと錦市場に寄った。ここもインバンドでごった返していた。
錦市場 名所・史跡
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ホテルで一休みして夕方、向かったのが近くの和食店「酒と魚 DNA」。うまい料理と酒選びに夢中になり、つい写真を撮り忘れた。ここはホテル日航の前で隠れ家のような店。お勧めです。写真は開店前。
酒と魚 DNA グルメ・レストラン
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帰る12日に寄ったのが、河井寛次郎記念館。河井は著名な陶芸家で棟方志功を育てた人だ。河井の自宅兼窯場(登り窯)が後に遺族によって記念館として開設された。表を飾る欅の大看板は棟方志功が揮毫し、木漆工芸家の黒田辰秋が制作した。
河井寛次郎記念館 美術館・博物館
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館内には河井が手がけた陶器、彫刻、書、詩などさまざま作品が展示されている。自ら設計した自宅はゆったりとした趣きがある。静かに座って感じ入る女性も。ちょっと驚いたのは外国人の来訪が絶えなかったこと。ガイドブックではどう紹介されているのだろうか。
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河井寛次郎は「国宝級」と評されたが、文化勲章をはじめ人間国宝、芸術院会員などをいずれも辞退、「無名でええ」と言っていたそうだ。こんな人はいない。退館する際、受付の男性に感想を述べていたら「僕は孫です」と。そういえば、彼は写真の人とそっくりだった。
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