202402　サウジアラビア（3）～リヤド1日目(2)～

2024/02/17 - 2024/02/17

※自分の記録として作成していますが、インターネットでいろいろ調べていますので、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。なお、特に映えは目指していません。

■日程
2/15 ドバイに向け出発
2/16 ドバイ着【ドバイ泊】
2/17 リヤド到着、リヤド観光（ディルイーヤ、国立博物館、アル・ファイサリヤ・タワー、キングダムタワー）
2/18 夕方までリヤド観光(スーク等)後、SV1335便にてハイルへ移動【ハイル泊】
2/19 ジュッバの岩絵等を観光しながらアル・ウラへ移動【アル・ウラ泊】
2/20 マダインサーレ及び周辺の観光【アル・ウラ泊】
2/21 メディナへ移動し、メディナ観光(入れる範囲のみ)後、高速列車にてジェッダへ移動【ジェッダ泊】
2/22 ジェッダ観光(旧市街、アブドゥル・ラウフ・ハイル博物館等)後、ドバイへ【ドバイ泊】
2/23 ドバイ観光後、成田へ向けて出発。
2/24 成田着【成田泊】
2/25 成田発、中部へ

エリア リヤド(サウジアラビア)

2月17日
昼食後は国立博物館へ。立派な建物ですが、こちらもずっと工事をしていたようです。

アラビア半島（サウジアラビア）の構成から歴史までを示した博物館で、展示物は広大です。

クレーターで発見された隕石

サウジアラビアで取れる鉱物を示したパネル。石油はアラビア湾（ペルシャ湾とは言わない）沿岸でわずかな地域で取れるだけです。

アラビア半島の地殻変動。
紅海は毎年1inchか1cm程度、開いていっているようです。

石油精製のメカニズムを示したパネル。

アラビア半島の標高を示した図。紅海側は標高が高くなっており、ヘジャズ地方と呼ばれています。

その後は発掘された石器時代の石器の展示。
10万から2万5千B.C.頃

徐々に高度な石器が作られるようになります。

メソポタミア時代になり、集落を作って生活するようになります。7000千年ほど前。

文字の発達は1000BC頃には２系統のアルファベットが発達。
こちらは北部で使用されたフェニキア文字で、のちにヘブライ語やアラム語につながっていきます。

こちらは南部で使用されたMusnad。
詳細は分かっていない部分もあるようですが、サムード諸言語と呼ばれるものにつながっていきます。

その後は、アラビア半島で起こった色々な王国の説明が続きます。
ダダン王国のLion Tomb。後に実物を見ることになります。

その後はイスラム時代に関する展示が続きます。
こちらは650年のコーランのコピーです。本物はトルコのトプカプ宮殿に保管されています。

引き続き、オスマン帝国と、第1次サウード王国、第2次サウード王国に関する展示となっています。
昼食前に見学したディルイーヤは第1次サウード王国の拠点でだったところです。

最後は時間がなく、サウード王国の歴史と現代サウジのブースがありましたが、それほど時間がなく、現代サウジのブースはみれていません。

最後は博物館の目玉となる、メッカとメディナのモスクの模型です。少し人影が写っていますが、そこからも大きさがわかるかと思います。

こちらはカアバ神殿を取り囲む形になっている聖モスク。メッカはイスラム教信者でなければ立ち入ることができません。

メディナの預言者のモスク。
メディナはイスラム教徒でなくても入れるようになり、今回のツアーでも訪れますが、預言者のモスクには入れません。外から見るだけです。

国立博物館の次はアル・ファイサリア・タワーの見学です。
高さは267ｍあり、ホテルや商業施設も含まれています。タワー先端の球体はレストランになっています。

球体の下が展望台になっています。

展望台からの眺め。この後訪れるキングダムタワーが見えます。

その後はホテルのロビーでアラビアコーヒーの試飲をさせてもらいながらしばらく休憩。アラビアコーヒーはコーヒーにカルダモンという香辛料を加えたコーヒーで、漢方薬のような味のコーヒーです。個人的には飲めたものではないという感想でした。

少し日が陰ってきたところで、キングダムタワーに移動します。

外は少し日が沈んできています。

キングダムタワーに到着。二股の間にかかっている橋の部分が展望台になっています。

入り口。

下の方はモールになっています。

エレベーターで展望台まで上がります。

まずは７７階まで上がります。モスクがあります。世界一高い場所にあるモスクだそうです。

展望台

きれいな夜景です。
まだまだ暗い部分があり、これは開発中の場所ということなのでしょう。すごい速さで開発が進んでいる町なんでしょうね。

展望台のライトは色が変わります。赤色。

青色。

夜景を楽しんだ後は、ホテルに向かいます。タワーを出たころにはすっかり日も沈み、真っ暗になっていました。

明日は夕方までリヤド観光の後、飛行機でハーイルに向かいます。