2001/05/11 - 2001/05/12
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快晴が続くネッカー川沿いの古城街道を行く。
バルバロッサ赤髭王の町Bad Wimpfenバート・ヴィンプフェンを訪ね、古城ホテルSchloss Heinsheimハインスハイムでお茶をして、更に今日の目玉であるBurg Guttenbergグッテンベルク城の鷹匠ショーを見物する。
今夜も古城ホテルSchloss Neuburgノイブルク城に宿泊する。
写真は古城街道:左上から時計回りで、Festung Coburgコーブルク大要塞、アホルンの古城ホテル ホーエンシュタイン城、Burg Guttenbergグッテンベルク城の鷹匠と鷹が頭上を飛ぶショー。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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<5月11日(金) 快晴 281km、通算の走行距離は1,605km>
城内を散策後、Ahornアホルンの古城ホテル ホーエンシュタインを9:35スタート。B303 6km =>Schloss Tambachタムバッハ城 ・自然動物園 。=>B303・A70・7・81・6(Schweinfurtシュバインフルト、Würzburgヴュルツブルク、Neckarsulmネッカーズルム経由)B27 252km =>Bad Wimpfenバート・ヴィンプフェン 13:15~14:15 ・宮殿、青の塔。L? 10km =>古城ホテルSchloss Heinsheimハインスハイム城14:30~15:00 L? 3km =>Burg Guttenbergグッテンベルク城・鷹ショー15:15~16:15 L? 2km =>Schloss Hohenhausenホーエンハウゼン城(改装中) L?・B27・292 8km =>Obrigheimオプリヒハイム ・古城ホテルHotel Schloss Neuburgノイブルク城に17時着。
写真は古城街道:古城ホテル ホーエンシュタイン:左上から時計回りに朝の庭園を散策、朝食したレストランは昨夜と同じ、次の目的地Schloss Tambachタムバッハ城の城門前Romantik Hotel Schloss Hohenstein ホテル
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ネッカー流域は様々な古城群が見られて楽しいし、所々に宿泊が出来る古城ホテルがあるから、この辺りを度々訪れた。
この時もノイブルク城に2泊して、見て回ったものだ。
写真は古城街道:ネッカー流域の地図 -
バルバロッサ赤髭王の町Bad Wimpfenバート・ヴィンプフェンの遠望はいつも美しい。古城街道を走って近くを通ると、この景観は必ず撮っている。
写真は古城街道:Bad Wimpfenバート・ヴィンプフェンのパノラマ(2007.04.30.)青い塔が目立つ -
イチオシ
<バルバロッサ赤髭王の町Bad Wimpfenバード・ヴィンプフェン>
13:15~14:15
ネッカー川の左岸にある町には、1世紀には既にローマ軍団の拠点が設けられたという。12世紀にHohenstaufenホーエンシュタウフェン家の神聖ローマ皇帝の王城が築かれ、繁栄した。
写真は古城街道:Bad Wimpfenバート・ヴィンプフェンのパノラマ(2012.05.26.)・・・中央高く見える塔がBlauer Turm青の塔である。 -
バート・ヴィンプフェンの町には駐在時に何度か来ている。
ドイツ16年ぶりの再訪でもやはり足が向いた。
上と下の町があるが、上の町が木組み建築の家並みもあり、中世の雰囲気を良く伝えて、楽しい。保養地でもある。(人口6600人)
写真は古城街道:バート・ヴィンプフェンの旧市街や遠望、ネッカーの景色青の塔 建造物
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Kaiserpfalzカイザープファルツ旧王宮は12世紀、ドイツ人に最も人気の高い、Friedrich I Barbarossaフリードリヒ1世・バルバロッサ赤髭王によって建てられた。
現在もその一部、城の広間跡、赤の塔がある。町の象徴・Blauer Turm青の塔はその頃のものである。
この塔は12世紀の天守閣だが、19世紀に雷による火事で焼けたため、先頭部分が改築された。登るのに入館料DM4が必要です。
天守閣(青の塔)からは町とネッカー川の眺望がパノラマのように見え、遥かに赤屋根の連なる村落や菜の花畑、ネッカー川を運行する船がよく見えた。
ドイツの春の素晴らしい景観が実に良い。
写真は古城街道・バート・ヴィンプフェン:左上から時計回りで、町の入口で撮った遠望(ここで何時も撮る)、ドイツの春の素晴らしい景観、僧院の尖塔や青い塔 -
写真は古城街道:バート・ヴィンプフェン・・・1978.12.26.クリスマスの旅でバート・ヴィンプフェンを訪れた。旧市街をハウプト通りを登ると中心に至る。
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写真は古城街道:ついでに1978.12.25.クリスマスの旅で訪れたSchwäbisch Hallシュヴェービッシュ・ハルも素敵な町だ。
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写真は古城街道:ついでに1978.12.25.クリスマスの旅で訪れたSchlosshotel Götzenburg古城ホテル ゲッツェンブルク城・・・ゲーテが処女戯曲で描いて、世に知られた“鉄腕ゲッツ” 、つまりGoetz von Berlichingenゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンが生まれたDie Goetzenburgゲッツェンブルク城や、長じてその半生を過ごしたBurg Hornbergホルンベルグ城など、“鉄腕ゲッツ”の関係した古城群を巡る旅はとても興味深いものだった。
ホルンベルグ城は明日訪れる予定だ。 -
【Neckarネッカー川】
ネッカー川はドイツを流れるライン川の支流である。
ドイツで10番目に大きな川で、全長は367kmと比較的長い川だ。
主にバーデン・ヴュルテンベルク州内を流れ、下流域では、同州とヘッセン州との州境をなしている。
水源は標高706mのVillingen-Schwenningenフィリンゲン・シュヴェニンゲンの近くにあるシュヴェニンゲン・ムースから流れ出て、マンハイムでライン川に合流する(標高95m)。
ネッカー川はPlochingenプロヒンゲンまで船の遡上が可能で、プロヒンゲン、Stuttgartシュトゥットガルト、Heilbronn、Mannheimマンハイムなどの大都市がその恩恵にあずかっている。
ネッカーの名はケルト語に由来し、「荒れた川」を意味する。
元々「荒々しい」を意味する「nik」が語源となり、紀元前から「Nikros」と呼ばれており、「Nicarus」=>「Neccarus」と変遷し、「Necker」となった後、現在の「Neckar」となった(Wiki参考)。
ついでに言えば、私がネッカーと書く場合はどうも“Necker”になってしまう。
ネッカー川は写真のように美しい。「青きドナウ川」というが、ドナウ川はあまり美しくないのだ。
・・・・・
写真は古城街道:Schloss Hotel Heinsheim古城ホテル ハインスハイム城近くのネッカー川(2007.04.30.) -
イチオシ
ネッカー川の左岸をL? 10km行くと、Schloss Heinsheimの古城ホテル ハインスハイム城がある。
昼食を食べ損ねて、古城ホテル ハインスハイム城でお茶をしに訪れた。
<お茶:Schloss Heinsheim古城ホテル ハインスハイム城> D-74906 Bad Rappenau
14:30~15:00 DM25 ・現金
レストラン前のテラスにて、Erdbeersahnetorteエアトベーレザーネトルテ(イチゴケーキ)とコーヒー・紅茶でお茶にした。
フレッシュな甘酸っぱいイチゴと甘い生クリームが絶妙の味のケーキを私たちだけしかいないテラスで、楽しんだ一時でした。
写真は古城街道・古城ホテル ハインスハイム城:左上から時計回りで、礼拝堂・レストラン棟・宿泊棟、古城街道の看板を見つけて、レストランの入口、テラスでお茶。ホテル シュロス ハインズヘイム ホテル
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ハインスハイム城はBad Rappenauバート・ラッペナウ(人口21.8千人。ハイルブロン の北西約14kmに位置する) の一地区ハインスハイムにある。
400年の歴史を持ち、連綿と続く男爵家ラクニッツが所有するバロック様式の城は広い庭園と木々の中に、礼拝堂を挟んで、レストラン棟と全42室のホテル棟がたっている。
その昔、この古城ホテルには何度も訪れ、家族で宿泊したこともある。
ホテルやレストランの様子を見に、庭内に入って一周してみた。
城館の前庭のプールで子供達と泳いだことを、水が冷たかったのを思い出した。
そのプールはいまだ健在であった。
写真は古城街道:古城ホテル ハインスハイム城のレストラン -
2007.04.30.
ネッカー川を向う岸に渡りなおし、川沿いの道を走るとEhrenburgエーレンブルク城址があり、14km 走って着いた村はBad Rappenauバート・ラッペナウの一地区であるHeinsheimハインスハイム(人口1600人)だ。
Schloss Heinsheim古城ホテル ハインスハイム城も月曜日は休みでした。
古城ホテルには停まっている車も無い。
この時もホテル・レストランの様子を見に、庭内に入って一周してみた。
予定していた、お茶を飲む機会が無かったのは大変残念な思いだった。
写真は古城街道:古城ホテル ハインスハイム城(2007.04.30.) -
写真は古城街道:古城ホテル ハインスハイム城のレストラン棟・・・会議場、祝宴場、個の右手に礼拝堂、ホテル棟が続く。(2007.04.30.)
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写真は古城街道:古城ホテル ハインスハイム城のホテル棟(2007.04.30.)
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この時もレストランに入ってみたが、誰もいない。これも前回と同じだが、今日は土曜日だから、誰もいないのはおかしいと思っていたら、何やら今夕の結婚式・披露宴、ホテルのとっては一大イベントだから、その準備でバタバタしているようだった。ホテル棟の前に結婚式関係者もチラホラ見られた。
写真は古城街道:古城ホテル ハインスハイム城のレストラン棟(2012.05.26.) -
写真は古城街道:古城ホテル ハインスハイム城のホテル棟(2012.05.2
6.)・・・ホテル棟の前庭の*プール前で。
*庭園のプール傍に行ってみると、水はいっぱいに入っていたが、シーズンには早く、木の葉で水面が汚れていた。娘たちとここで泳いだ事を思い出していると、プール傍で読書していたドイツ人が話しかけてきた。
“今日は友人の息子の結婚式披露宴に招待されてきたのですが、貴方方はどちらからですか?”
“私共は東京(実際は千葉だが、東京といった方が分かりやすい)から来たのですが、古城や古城ホテル好きで、かつて駐在した頃に、ここにも宿泊した事もあり、懐かしくて訪ねたのですよ。”
“ドイツでは何をされていたのですか?”“商社の仕事で、デュッセルドルフに居りました。2度の勤務で通算9年勤務したのですが、今は定年後の「ドイツ感傷旅行」と称して、毎年ドイツを旅しているのです。”
“私はトヨタ関連の仕事(代理店?)をしていましたから、日本とは色々と関係があるのですよ。そう言えば、ここから25kmと近いSinsheimジンスハイム(ハイデルベルクとハイルブロンの中間の町で古城街道上にある)に行かれましたか?この町にはBurg Steinsbergシュタインスベルク城や自動車・技術博物館があって、面白いですよ。”
“そうですか。名前は以前から知っていますが、まだ訪れた事がありません。今度来た時には是非訪ねてみたいものですね。”
といった会話を交わして、お別れした。
・・・・・ -
前述した経緯があって、2015.07.16.に訪れたBurg Steinsbergシュタインスベルク城(Sinsheimジンスハイム)の天守。
2015年7月16日(木) 第三日
≪Burg Steinsbergシュタインスベルク城(城址)≫
9:15~9:50
Burg-Restaurant Steinsberg
D-74889 Sinsheim ? Weiler、Steinsbergstrasse 1
ネッカービショフスハイム城からはジンスハイムの町は近いのだが、町はずれのSinsheim -Weilerジンスハイム・バイラーにあるBurg Steinsbergシュタインスベルク城を見つけるのに時間がかかった。
町の中心を通り、勘で向かった先は工事中で大きく迂回する。お蔭でジンスハイムの有名な自動車・技術博物館の横を通ることになった。
途中、親切な小父さんに教えてもらってから、いったん戻った道でWeilerバイラーの案内板を見つけた。
バイラー地区にある中世のシュタウフェン王朝時代のシュタインスベルク城は333mの丘の上に立ち、周囲を整然としたブドウ畑に囲まれていた。
この城址は中央に立つ高い塔が目印になった。
ネッカービショフスハイム城から24km走行し、9:13に城址の広い駐車場に到着した。車が数台、駐車していたが、中にはこの眺望を見ながら休憩中の方もいる。犬の散歩の為にわざわざこの丘にまで来ているし、散歩の為に来ている人もいて、様々である。
ブドウ畑に囲まれた丘の上からの眺望は素晴らしく、気分が良い。遠くに麦畑であろうか、茶色の畑になり収穫を待っているが、緑の畑とパッチワークの様になっている。
さて、城門から入る。修復も相当加えたのだろう、思った以上に城壁は2重3重に堅固の様子を見せていた。
急坂ではないが、円を描くように上ると、八角形の主塔(30mの高さ)が立つ中庭に至る。
狭い本丸だが、ここにはレストランもある。洗濯物が干してあって、生活感があったが、誰もいない。
登る気もなかった塔の入口も閉まっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・ -
1983.06.16.~18.
ロンドンの金融機関で研修中の友人が週末を利用して来独した。帰国前に一度ドイツ駐在中の私に会いたいと来られたのだ。
ネッカー流域巡りをして、喜んでもらった。
2度目のドイツ駐在当時、高校や大学時代の友人や後輩たちが訪ねてくることがあった。
時間的に余裕が無ければ、デュッセルドルフ近郊を巡り、旧市街で食事を共にした。
時間があれば、こうしてネッカー流域巡りや、ライン川・モーゼル川巡りの機会を持ったのだ。
写真は古城街道のネッカー巡り:左上から時計回りにハイデルベルク城址、古城ホテル ホンブルク城のレストランで昼食、古城街道沿い撮った、グッテンベルク城の遠望、ハイデルベルク城址からネッカー川の眺め。 -
ネッカー川の左岸を更にL? 3km下るとBurg Guttenbergグッテンベルク城に至る。ここでは鷹匠ショー(鷹、ワシやコンドルの飛翔)を見物する機会を得た。
【Burg Guttenbergグッテンベルク城の鷹匠ショー見物】
15:15~16:15 、 DM24
ネッカー川を見下す丘の上に古びた円形の塔(46m)と高さ18mの防御壁(城壁)をもち、堅固に作られた古城が見える。深い堀、高い二重の城壁で守られた城は12世紀の後半にFriedrich I Barbarossa;バルバロッサ赤髭王により築城されているが、一度も戦争で破壊されたことがないと云う。つまり、中世のままの城である。
15世紀半ばから、ゲミンゲン男爵家(ホルンベルク城の城主の一族)の所有で、現在は古城ホテル・博物館を併設している。
写真は古城街道:左上から時計回りで、Festung Coburgコーブルク大要塞、アホルンの古城ホテル ホーエンシュタイン城、Burg Guttenbergグッテンベルク城の鷹匠と鷹が頭上を飛ぶショー。 -
写真は古城街道:Burg Guttenbergグッテンベルク城を望む(2012.05.26.)
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写真は古城街道:左上から時計回りで、古城街道の看板が道路際に立っている、Burg Guttenbergグッテンベルク城の鷹匠のショー(チケット)、グッテンベルク城の遠望。
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ここではツイテいた事に“鷹の飛翔ショー(鷹、ワシやコンドルの飛翔)”が行われる時間だった。
始めて見たショーは大変面白かった。
白髪の老練な鷹匠によって、鷹・コンドルなどが城壁からネッカー川めがけて飛翔する。
【Deutsche Greifenwarte auf der Burg Guttenberg鷹の飛翔ショー】
(毎日11時、15時開演)
http://www.youtube.com/watch?v=8gsnWXakWBs
写真は古城街道:グッテンベルク城の鷹匠のショー -
イチオシ
高々と空中に飛び、空をゆうゆうと旋回し、鷹匠の合図と共に一気に下降して来る。
小さな池面で餌を捕らえる、鷹匠の腕に停まるなど自在だ。
わざと観光客の頭の上を滑空させて、大きな歓声・悲鳴を上げさせるなど、スリル満点な面白さだった。
写真は古城街道:グッテンベルク城の鷹匠のショー -
鷹匠のショーはその後の旅で古城訪問した際に、幾つか見たことがある。
中でも残念で可笑しかったのは、2006年5月にモーゼル川のCochem コッヘム城=帝国城のFalknerei鷹匠ショーのことだ。
城内に鷹匠ショーがあって、11、13、14:30、16の時間に行われると看板が表示されていた。城壁の下で若い女性の鷹匠が鷹を空高く上げて、呼び戻すショーを繰り返しているのが見えた。帝国城内ガイドが終わる頃に16時のショーを見るのが都合がよかったので、期待してその時刻に行ってみた。
行って見るとなんと中止です?!ドイツ人の小父さんに聞いてみると、『俺も楽しみに来たのだが、訓練して3ケ月の鷹が大空に放たれたまま、帰ってこないらしいぜ?!それも2羽だってさ!こんなのは初めてだぜ。全く、大笑いだよ!!』と。残念ながら、可笑しくて、小父さんと一緒に大笑いした。
・・・・・
写真は古城街道:左上から時計回りで、グッテンベルク城の鷹匠のショー、鷹、ワシやコンドルの小屋・・・さすがに鎖でつながれていたが、改装中だった古城ホテルSchloss Hohenhausenホーエンハウゼン城。 -
*追加で思い出したものを入れた。
2018年の旅はバイエルン州フランケン地方・オーバープファルツ地方を中心に巡る。
<5月17日(木): 午前中曇り時々小雨、午後より晴れ 、17℃、 85km>
14時、Burg Prunnプルン城から下り、アルトミュールタール沿いに西に1.5kmの距離を走る。人口5,600人のRiedenburgリーデンブルクの町にはまだまだ古城群がある。
フランケンのスイス、Burg Rabenstein古城ホテル ラーベンシュタイン城(烏の城)で見損なった「Falknerei鷹匠の実演ショー」を、今日、Burg Rosenburg ローゼンブルク城で見る予定である。
2001年の古城街道のグッテンベルク城で見た鷹匠ショーは、2008年4月にAschauアッシャウ・Schloss Hohenaschauホーエンアッシャウ城、2016年10月のヘッセン州にあるBurg Ronneburgロンネブルク城では見物の時間が合わずに、飼育小屋は垣間見たものの、いずれもショーは見られなかった。
前述したフランケンのスイス、ラーベンシュタイン城でも行われていたが、近年はドイツ各地で「鷹匠の実演ショー」が見られるようだ。
さて、今日はどんなものか?
写真は2018.05.17.Schloss Rosenburgローゼンブルク城:鷹匠のショー -
【Falkenhof鷹の宮殿・Schloss Rosenburgローゼンブルク城】
Falknerei鷹匠の実演ショー
14:25~15:40 入場券Euro8X2=16(2,144円)
D-93339 Riedenburg 、Schloss Rosenburg
アルトミュールタールを向こう岸に渡ると、緑の高台にローゼンブルク城の雄姿が見えて来る。城への近道は2mの幅と狭く、裏手から少し回り道をした方が良いということで、その道を辿った。広い草原のような駐車場に停めて、なだらかな坂道を少し歩くと、城郭が現れ、その前に広い草原(実演ショー用)がある。
ここで入場券を購入し、小学生の団体と一緒に鷹匠による実演ショーを待つことになる。
Graf von Riedenburgリーデンブルク伯とローゼンブルク城の歴史、鷹匠の博物館が城内あるが、興味は鷹の飼育と鷹匠による実演ショーであろう。徐々に見物客が増えてきた。
城館の開館は火~日、祭日の9時から17時まで、実演ショーは11時と15時の2回のみだ。城内や鷹たちの小屋を見てまわる。猛禽類は一応鎖に繋がれ止まり木に乗っているが、身近に見るとやはり怖いものである。その内に、開始時間の15時になった。
ショーはピッタリ30分の間、Falke鷹、Greifvoegelイヌワシ、Adler鷲(ワシ=イーグル)、Geierコンドル・ハゲタカ、Bussardノスリ(タカ科)、Milan鳶(トビ)、Euleフクロウなど(分かりやすいのは鷲、鷹、コンドル・ハゲタカ)が入れ替わり登場し、飛翔する。広場から古城の空に舞い上がり、時には広場の芝生を這うように滑空し、周辺の柵に腰かけている子供たちの頭上をスレスレに飛び、皆が大きなどよめきをあげるのを面白がるように、小屋の上に立つ鷹匠があげる餌をめがけて戻る。よく訓練されているものだ。
写真は2018.05.17.Schloss Rosenburgローゼンブルク城:鷹匠のショー -
ローゼンブルク城は12 世紀の後半に築城された。築城者はバイエルンの名家Babonen バボネン係累のGraf von Regensburgレーゲンスブルク伯、 Landgrafen von Steflingシュテフリンク方伯、Graf von Riedenburgリーデンブルク伯(Prunner Kodexブルンの古写本に登場する)などである。
農民戦争、三十年戦争で度々の損害を受けた。スペイン継承戦争やオーストリア継承戦争ではオーストリア軍により利用されている。城郭は良く保存されていたので博物館として利用された。
その後、1978年に鷹の飼育と鷹匠の実演ショーが実施されることとなった。
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写真は2018.05.17.Schloss Rosenburgローゼンブルク城:鷹匠のショー(年老いたコンドル!は良く慣れている)
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写真は古城街道:グッテンベルク城の冊子・パノラマ
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写真は古城街道:グッテンベルク城の冊子・騎士
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写真は古城街道:グッテンベルク城の冊子・鷹匠
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イチオシ
それから左岸を2km 先にL? を走り、丘に上ったが、古城ホテルSchloss Hohenhausenホーエンハウゼン城は改装中で、城の内部は見学できませんでした。
本日の城巡りはここまでにして、今夜から2泊するObrigheimオプリヒハイム・古城ホテルに向かう。L?・B27・292 をネッカー川左岸の丘に上がると、8kmで城門前に至る。
小ぢんまりした城館が目の前に見え、古城ホテルHotel Schloss Neuburgノイブルク城前の駐車場に車を停めた。丁度17時に到着。
写真は古城街道:右上から時計回りで、改装中だった古城ホテルSchloss Hohenhausenホーエンハウゼン城、古城ホテル ノイブルク城の部屋と下の村から見上げたノイブルク城(この旅では2泊した)。 -
<夕食:古城ホテル ノイブルク城>
19:00~21:00 DM145
郷土料理が主体のレストラン。宿泊客も古城街道沿いだけに予想以上に多い。
レストランには近くの村人の集まりがあるようで、にぎやかな室内はお客でいっぱいである。
飲物はビールとワインを赤白ともグラスで注文。
料理はシュパーゲルのスープ、シュヴァーベン地方風牛肉のロースト、玉葱ソースをたっぷり、シュペッツレ(ドイツ風パスタ)とサラダ添えをメインにした。
デザートには私がチョコレートムース、家内は林檎ケーキにバニラアイスを。
いずれも間違いの無い味でした。
(この夕食の写真が無い!)
写真は古城街道:古城ホテルSchloss Neuburgノイブルク城の城門(2012.05.26.) -
【古城ホテル・ノイブルグ(新しき城)】
D-74847Obrigheim、Schloss Neuburg 1
全13室・3星、 33号室=DM185
ネッカー川岸の丘の上、緑の中に小ぢんまりした城館ノイブルグがある。
城の歴史は古く、970年に最初の城が出来たとされている。
1598年、ルネサンス様式に改築されたものが現在の城の多くを占めている。
1978年にはObrigheimオプリヒハイムの原子力発電所が古城を購入し、ホテル・レストランに改装し、開業する。
オプリヒハイム村内を抜け、丘に上がると、城門前に至る。
城門の上に古めかしい騎士の彫像が立っていた。一瞬、この像が牛若丸のように見えたのは錯覚か?!
この城は今回初めての訪れとなる。私共の部屋は5階の最上階、正面に向かって左手奥の広い部屋でした。
2001年に再改装した為、古城の内部はきれいなもので、ふんだんに木を使用した重厚なものでした。エレベーターが無いのが古城らしくて良いのですが、お土産で重くなったトランクは最上階には持ち上げられず、ホテルの人にお任せしました。
2泊後の朝、ホテル代の支払いをしようとすると、レセプションの請求書兼領収書の印刷が旨くいかず、こちらの所為ではないものの、どうなることかとあせった。結局、市販の領収書を取り出してきて、サインをして渡された。
写真は古城街道:経営母体の原子力発電所の停止策の為、継営母体が無くなり休業していた古城ホテル ノイブルク城がこの時期は改装されて、再開されていた(2012.05.26.) -
<2001年5月12日 (土) 快晴 214km>
Obrigheim 9:15に出発し、今日も古城街道の城巡りです。ネッカー川沿いには古城が多い。 B292・27 Mosbach B37 =>Minneburg城址 =>Burg Zwingenberg =>Stolzeneck城址 25km =>Eberbach B45 =>Freienstein城址 53km =>Michelstadt :木組みの家並み、市庁舎、マルクト広場、教会、旧城址公園。 =>Erbach B45 26km =>Eberbach B37 =>Schloss Hirschhorn 14:15~15:30 =>Neckarsteinach ・4つの古城の町 17km =>Neckargemuend B37 42km =>Mosbach :木組みの町並み・マルクト広場、市庁舎。 B27 6km =>Neckarzimmern ・Burg Hornberg 鉄腕の騎士ゲッツの居城で夕食。 18:20~20:30 =>Gundelsheim ・Schloss Horneck 45km =>Schloss Neuburg 21時着。
*5月は“麗わしの春”の季節。今日のように真っ青な青空を言うのでしょう。本日も快晴。Obrigheimオプリヒハイム 9:15に出発し、村中の道からノイブルグの城を見上げると、青空にレンガ色の屋根、薄茶色の壁面が緑の中に色鮮やかに映えている。手前に大きなマロニエの大きな木が立ち、真っ白な花が満開だ。
今日も古城街道の城巡りです。このネッカー川沿いにはライン川流域に負けないほど古城が多い。
写真は左上から時計回りで、古城ホテルSchloss Hirschhornヒルシュホルン城の遠望、ネッカー流域の古城群絵葉書、ネッカー川とBurg Zwingenbergツヴィンゲンベルク城、古城ホテル ノイブルク城を下の村から見上げた。
・・・・・・・・・・・・
(2024年3月21日Wiki・HP参考、訳・編集追記)
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古城街道周辺
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ドイツ16年ぶりの再訪:⑪この旅はゲーテ街道の出発点であるフランクフルトに戻って終わる。
2001/05/13~
古城街道周辺
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この旅行で行ったホテル
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ホテル シュロス ハインズヘイム
3.26
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旅行記グループ 2001年ゲーテ街道・ドレスデン・マイセン・古城街道を巡る
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