2024/01/23 - 2024/01/24
1712位(同エリア1937件中)
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SHU2さん
この旅行記のスケジュール
2024/01/24
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7:10起床。朝食後8:00にホテルを出発。途中の岩戸の景観と原尻の滝を見学し9:00に岡城跡に到着
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雪の岡城跡を約55分間見学し、竹田の城下町に移動
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城下では萱島酒類、廉太郎トンネル、歴史文化館・由学館、武家屋敷通り、キリシタン洞窟礼拝堂などを見学。
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竹田城下を11:40に出発し、12:35阿蘇神社に到着。神社参拝後12:55に熊本城に向けて出発。
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14:15熊本城の桜の馬場城彩苑駐車場に到着。熊本城や城彩苑などを見学後、15:45駐車場を出発。
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16:00大黒ラーメン店に到着。店のお薦めのラーメンセットを食べ、16:25菊陽温泉さんさんの湯へ
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渋滞に巻き込まれ17:15さんさんの湯に到着。到着後温泉に入り、地元農産物を買って18:35空港へ
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その他での移動
レンタカ-を返却し、19:15空港に到着。リニュ-アルした熊本空港を見学し20:30発羽田行きに搭乗
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飛行機での移動
JAL638便は予定より10分早い21:50に羽田に到着。今回は珍しい雪の熊本・大分を体験できました
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この旅行記スケジュールを元に
熊本・阿蘇周辺ぶらり旅は雪で計画が大幅に変更になり、1日目は阿蘇内牧の今金食堂であか牛丼を食べ、大観峰展望台、長湯温泉、普光寺磨崖仏、原尻の滝、沈堕の滝、岩戸の景観を見学し、豊後大野のますの井に宿泊でした。
今日2日目は、豊後大野から竹田に行く道沿いの、昨日立ち寄った岩戸の景観と原尻の滝を少しだけ見て竹田城跡へ。その後、廉太郎トンネルなど竹田市内を見学し、阿蘇神社へ。運よく雪による通行止めが解除されたため熊本方面にも行けることになり、熊本城を見てから大黒ラーメンを食べ、空港近くの菊陽温泉に入り、無事熊本空港から羽田に戻ってきました。 久しぶりの雪道は疲れました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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1月24日7:10 、2日目スタ-トです。窓の外は、うっすりと白化粧です。
天気予報は、曇り時々小雪のようですが、豊後竹田市までは道路の規制は無いようでした。
ほぼ写真真中がJR三重町駅になり、左側にスーパ-の駐車場が見えます。近いです。ますの井 宿・ホテル
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7:18 朝食は1階のセルフダイニングバーSOLAで(7時~9時)、セルフバイキング形式です。ビジネスホテルと違い、割烹旅館の流れをついでいるせいか味付けは良く品数も少なくはなかったです。ただパンがなかったので、洋食スタイルが好きな方にはやや不満かな。
ますの井 宿・ホテル
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さらに田舎風カレ-もあり大満足でしたが、朝から食べすぎました。美味しかったです。
ますの井 宿・ホテル
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テレビのニュ-スでは、大分周辺の自動車道やその周辺は雪で大変のようでしたが、ここ豊後地区は大丈夫そうであったので、8:00にホテルを出発。ただ車のフロントガラスには雪が少し積もっていました。
ますの井 宿・ホテル
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約10分で、昨日も見に来た「岩戸の景観」です。竹田市に行く途中にあるのでちょっと寄りましたが、残念ながら電車が出てくるところは見れませんでした。
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8:35 昨日も来た、日本の滝100選に選ばれた「原尻の滝」に到着。雪化粧の平野に突如現れる滝を見れるのはめったにないので立ち寄りました。
天気もいいし、今まで来た中では一番良かったです。ただつり橋は、橋に雪が積もっていたので立ち入り禁止でした。原尻の滝 自然・景勝地
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滝から約15分(8Km)、9:00に岡城跡駐車所(無料)・観覧券発売所に到着。駐車場を城から見た写真で、手前に岡城跡・観覧券発売所(入場料300円)とトイレが見えます。また駐車場に来る坂道や駐車場は、少し雪が積もっていて少し大変でした。
入場者は私以外はあと一人(車は2台のみ)で、雪のため入場は中止のようでしたが、自己責任で入場するならばと許可が出ました。 なお駐車場は、一般車両は140台分あります。岡城阯 名所・史跡
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川に挟まれた標高325mの所で、谷底との高低差96mにおよぶ難攻不落の天然の要塞に向けて出発です。 なお岡城は、明治の廃城令によって廃城となり、現在は石垣のみ残っています
岡城入場口から鉄砲方詰所跡を右に見て、そして写真の左の史跡岡城跡の碑前を通り目に進むと、左側に大手門跡に行く石段の坂があります。ここからが大変です。
岡城は今回で5回目になりますが、初めて岡城に来た30年以上前までは、天守閣があるお城ばかりを見て感激していました。ところがここ岡城跡に来て以来、天守閣のない城や山城、石垣などに目覚めました。岡城阯 名所・史跡
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岡城の歴史は、1185年築城で、1369年修復・拡大、1596年総石垣の城郭へと大改築、1664年増改築、その後破損・復旧を繰り返し、1874(明治7)年廃城城令によって廃城となり、現在は石垣のみ残っています。
写真の大手門跡までは入口からは約250mですが、後半の半分は結構急な石段の坂なので大変です。 そのうえ今回は、石段には雪があって滑るのでいつもの倍は疲れました。 なお大手門の石垣の上には櫓が渡されており、櫓上から敵を攻撃できるようになっていて、石垣や礎石等から大手門の大きさが伺えます。岡城阯 名所・史跡
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大手門から場内に入ると、右側に行く本丸ルート(約30分)と左側に行く西の丸ルート(約50分)に分かれます。 今回で5回目で時間があまりないので、まず西の丸を少し見てから本丸ルートで巡ります。
岡城阯 名所・史跡
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西の丸は、三代藩主中川久清の隠居後の住まいとして御殿が造営された所で、政務の中心的なところになり、城内で最も広い曲輪です。また現在一部工事中でした。
岡城阯 名所・史跡
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本丸ルートに戻り、大手門周辺にある、城内三つの家老屋敷の1つである中川但見屋敷跡から見た本丸方向です(写真真中左)。 昔の家老屋敷は広いです。
岡城阯 名所・史跡
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大手門跡からの本丸ルートは、城代屋敷跡や籾倉跡の横を通り、ほぼ一本道になります。また本丸に向かう道は徐々に狭くなり、左側は足がすくむほどの断崖です。さらに道は途中で折り曲げられており、貫木門(西中仕切跡)が設けられていて城内で一番狭い箇所になっています。つまり敵が一斉に侵入できないようになっています。
またここは、城内で最も高い石垣の1つで、壮大な高石垣が連なる見事な景観を望むことができ、岡城の人気のフォトスポットとなっています。岡城阯 名所・史跡
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西中仕切跡を通り、その先に見えるのは太鼓櫓跡と鐘櫓跡(写真)で、大手門から太鼓櫓跡までは約300mです。 その太鼓櫓は本丸の入口で重要な門になり、巨石で石垣が造られていることに驚きます。 また太鼓櫓内には太鼓、そしてすぐそばの鐘櫓内には銅鐘が設置されていて、城内に時を知らせたり、火災などの緊急時には銅鐘を打ち鳴らしたりしていたそうです。
岡城阯 名所・史跡
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鼓櫓跡を通ると三の丸になり、岡藩に縁のある人物の顕彰碑が建立されています。 三の丸を通り左側に、二の丸跡と本丸跡があります。 二の丸入り口付近には、約60mの深さの大きな空井戸跡があり、抜け道として使用されていたとか、財宝が隠されているなどの伝説が残されています。
井戸付近の石段を上がると本丸があり、左側の道を進むとが二の丸方向になり、休憩所があります。また少年時代をここで過ごした滝廉太郎像もありました。岡城阯 名所・史跡
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石段を上がると、目の前に広い本丸跡が現れます。
本丸には、周囲より一段と高くなった所には天守にあたる三重櫓跡があります。また本丸御殿を取り囲むように、金倉などが配置されていたようです。ただ現在は、当時の建築物は何も残ってなく、岡城天満神社と、二の丸にある休憩所と本丸をつなぐ建物があるだけでした(写真左上)。岡城阯 名所・史跡
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本丸跡から大手門方向を見た写真です。真下が三の丸で、右奥が二の丸になり、前方奥の右側が西の丸で左側が大手門になります。
足がすくむほどの断崖に築かれ、岩盤上に直接そそり立つ岡城は、間違いなく難攻不落の名城でした。 毎回来ると感じるのですが、このような所にこれほど広くそしてこれほど高い石垣を積み上げたものと感心してしまいます。
このような景観は全国のどこの城にもなく、日本三大山城と呼ばれている、岩村城 や 高取城、備中松山城 よりは素晴らしいと思っています(個人的感想)。
ぜひ難攻不落の名城を攻略しに来てください。岡城阯 名所・史跡
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退場の際に二の丸に立ち寄ると、1階に手洗いと無料休憩所(二の丸休憩所)があり、階段で本丸にもけるようでしたが、雪のせいか閉まっていました。
またその前には、岡城をモチーフにして「荒城の月」を作曲した、瀧廉太郎像が九重連山を借景に設置されていました。岡城阯 名所・史跡
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二の丸跡から見た岡城ですが、標高325m、谷底との高低差96mで、周囲は2つの川にはさまれ、阿蘇山の火砕流で形成された断崖絶壁に建っているため、難攻不落の名城であることがわかると思います。
岡城阯 名所・史跡
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西の丸に戻り、端から下を覗くと正面には角櫓跡が見え、左下には駐車場を見ることができます。また右上には竹田城下町も見ることができます。
岡城阯 名所・史跡
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さらに石垣の上を歩いて行くと、城跡の西端で岡城入場口の真上になる狭い一角に物見櫓跡があります。 見ての通り城の周りは断崖絶壁となっており、岡城が難攻不落だった理由がよく分かります。
途中で一人すれ違いましたので、完全貸し切り状態で見学できました。
9:55駐車場を出発。 岡城跡の見学は、本丸ルートは30~40分、本丸+西の丸ルートは50~60分、じっくり1周ルートは90~120分のようです。岡城阯 名所・史跡
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滝廉太郎の「荒城の月」のモチ-フになった岡城跡をあとにして、滝廉太郎ゆかりの城下町を散策します。 まずは城下町中心部にある「竹田市城下町交流プラザ」の駐車場へ(最初の1時間無料、以降1時間100円)。メインの「廉太郎トンネル」までは約180mで、その途中には城下町の風情が漂う竹田の町並みがあります。
竹田市城下町交流プラザ 名所・史跡
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老舗商店が立ち並ぶ中には、時代の流れと共に姿を消した明治6年創業の蔵元を、平成21年に萱島酒造の屋号「福寿屋」の看板を引き継いだ萱島酒類がありました。 酒はほとんど飲まないのでよくはわかりませんが、麦焼酎が非常に美味しいそうです。
萱島酒類 岡城蒸留所 福寿屋 専門店
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福寿屋から約70mの所に「廉太郎トンネル」があります。 江戸時代末期に掘られた岩屋を利用した長さ15m、幅2.5mのトンネルは、人が通るたびに瀧廉太郎作曲のメロディ-が流れます。
春~夏は「花」「荒城の月」「水あそび」、秋~冬は「荒城の月」「はとぽっぽ」「秋の月」のそれぞれ3曲を聴くことができ、小さい頃に戻ります。
またすぐ近くには、瀧廉太郎が12歳から14歳まで暮らした屋敷を記念館とした、瀧廉太郎記念館もありました。廉太郎トンネル 名所・史跡
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トンネルから約100mの所には、「竹田市歴史文化館・由学館」があり、岡城跡について学べる「岡城ガイダンスセンター」や「市民ギャラリー」があります(無料)。それ以外にも有料ですが竹田市の歴史文化を紹介する「特別展示室ちくでん館」があります。 なおこの館の利用者専用駐車場として、一般13台が無料で利用できます。
竹田市歴史文化館 由学館 美術館・博物館
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由学館の裏側にあるエレベ-タ-を使うと、旧竹田荘や竹田茶寮まで直ぐに行け、武家屋敷通り(歴史の道)の竹田創生館までは約150mです(11:00) 。
武家屋敷通り入口に位置する竹田創生館は江戸情緒のある建物で、かつては家老などの中級武士の屋敷でしたが、現在は本館と蔵からなる休憩所と案内所(無料)になっていました。竹田創生館(武家屋敷通り) 名所・史跡
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通りの先は、岡藩時代の面影を残す武家屋敷通りで、当時は13軒の武家屋敷が120mに渡って連なっていたそうです。 ただ現在の武家屋敷通りは、他の観光地の武家屋敷通りと比べてやや規模が小さく、十分整備もされてないため残念でしたが、趣はありました。
武家屋敷通り(歴史の道) 名所・史跡
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武家屋敷通りを約80m進むと右側にキリシタン洞窟礼拝堂跡に行く少し狭い道があり、そこを約100m進と、左側にさらに狭い小道があり約40m進と「洞窟礼拝堂」があります。 岩盤を掘り込んだ内部はドーム状の祭壇になっていて、礼拝堂の出入口には岩盤を切り込んだ階段が造られていました。また鍵がかかったドアの奥の壁には祭壇がみられました。 戦国時代末期の岡城主は、熱心な切支丹であったため、竹田にはに多くの切支丹が住んでいたようです。
いよいよ竹田市を出発です。 天候は曇りで道路自体には雪がないので、ここから阿蘇神社までは、問題がなければ40分(32km)程度です。 一応、竹田市の職員の方に道路状況を尋ねたら、「朝早い時間は道路規制はありましたが、昼頃なら大丈夫の可能性が高い」と言っていたため、もしだめなら昨日の道を使って熊本に行くことにして、熊本に向けて11:40に出発。キリシタン洞窟礼拝堂 名所・史跡
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途中、約20km先の道の駅・波野で検問があり、不要不急の車は通過できないと言われましたが、今日熊本空港に行かないと帰れないと言ったら、注意して行ってくださいと言われ無事通過。 ただ注意して運転したため、40~45分の所を約55分かかり12:35に阿蘇神社に到着。 阿蘇神社付近が一番雪は多く、道路以外は約20cmの積雪でした。
阿蘇神社は今回で3度目ですが、雪のおかげか初めて楼門前の第一駐車場(30分無料)に車を駐車することができました。 また令和元年から始まっていた、九州最大の規模を誇る高さ18mの楼門の復旧工事は終了していました。阿蘇神社 寺・神社・教会
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阿蘇神社は、H28(2016).4.16未明に発生した熊本地震により、境内の社殿のほぼすべてが甚大な被害を受けました。そのため、復旧工事が進められ、斎館は(H30.11) 、神殿は(H31.3) 、拝殿は(R3.6) 、 最後に楼門が(R5.12)復旧工事が終了したようでした。
阿蘇神社 寺・神社・教会
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阿蘇神社は、神武天皇の孫神で阿蘇を開拓した健磐龍命をはじめ家族神12神を祀る、約2300年(紀元前創立)の長い歴史を誇る由緒ある神社として有名なスポットです。ご利益は、厄払い・家内安全・安産・身体健康・子授け・良縁で、特に縁結びのパワースポットとして人気を集めています。ただG.Gは、良縁より健康とポックリがいいな(バチ当たりかな)。
阿蘇神社近くにある「門前町商店街」にも行きたかったのですが、小雪がちらついてきたので、急いで12:55阿蘇神社を出発。阿蘇神社 寺・神社・教会
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阿蘇市内は雪のため少し渋滞していましたが、阿蘇市を出ると小雪は止み天気も良くなり、快調に走行です。
熊本市内は天気が良く、全く雪による影響はありませんでした。熊本市電 KCT 乗り物
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熊本城二の丸にある「桜の馬場 城彩苑駐車場」には、雪のため予定より10分オーバ-しましたが、14:15に到着(阿蘇神社からは48kmを1時間20分かかりました)。
駐車料金は、2時間まで200円(以後1時間毎100円)と格安です。城彩苑総合観光案内所 名所・史跡
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駐車場の横には観光案内所や城下町の家屋を模したお土産店、飲食店が連なっていて、親水空間ステージや熊本城ミュージアムわくわく座(300円)もあります。またここから熊本城二の丸駐車場までは無料シャトルバスを運行しています。ただこのバスはここに駐車できた場合は特に必要はなく、二の丸駐車場に車を駐車した人がここで買い物などをして駐車場に戻る場合には便利です。
場内にはほとんどお土産店がないため、熊本城見学のあとに立ち寄りたい場所になります。桜の馬場 城彩苑 名所・史跡
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熊本城は、現在天守閣は完全復旧しましたが、周辺はまだまだ復旧工事中であるため、北と南の2つのルートから、被災の様子や復旧工事の様子を見ながら天守閣に進みます。ただ平日・土は南口からの入出場のみとなり、日・祝は南口と北口(西大手櫓門の北口発券所)のどちらからでも入出場が可能です。
とりあえず南口ルートは、ここ城彩苑の奥の2階から法華坂まで歩きます。桜の馬場 城彩苑 名所・史跡
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熊本城の案内図は、ルートの入り口や天守閣前などにあり、やはり見学できるのは天守閣周辺だけで、お気に入りの宇土櫓は見学はできないようでした。
城彩苑総合観光案内所 名所・史跡
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法華坂に着くと正面には 未申櫓があり、平成15年に復元されたためか、被害は少なかったようです。ここを指示通り右に行き、突き当りの行幸坂を左に行くと、すぐに特別見学通路の入り口になる「南口入り口」があります。 そこで2館(熊本城・わくわく座)の共通券850円か、3館共通券(+熊本博物館)1100円を購入し、入場です。
私は時間がないので2館の共通券でした。熊本城 名所・史跡
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入り口から3~4階程度の階段を上がると、見学の先には修復が終わっていない石垣と壊れた数寄屋丸五階櫓跡が見えます。 また反対側には、櫓の倒壊を防いだ飯田丸(五階櫓の奇跡の一本石垣)があったのですが、櫓は再利用に向けて解体され、一本石垣も撤去されていました。 なお石垣は復旧工事が終了し、これから2028年頃までに櫓の再建が行われるそうです。
熊本城 名所・史跡
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そのさきの左側には、加藤時代の石垣(右)を細川時代(左)に拡張した石垣の様子が見て取れる二様の石垣と本丸御殿、そして完全復旧した天守閣を見ることができます。 ちなみに石垣は、本丸御殿を増築するために積み足されたようで、熊本城のベスト撮影スポットの1つです。
熊本城 名所・史跡
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見学路を進むとまた3階分程度の階段(+エレべ-タ)があり、月見櫓跡の横を通って本丸御殿の真下の地下通路(くらがり通路)を抜けると、天守に到着です。なお本丸御殿は2つの石垣をまたぐように建てられているため、地下通路を有する特異な構造となっています。また地下通路は昼間でも暗いことから、闇り通路と呼ばれ、熊本城の名所の1つになっています。
熊本城 名所・史跡
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14:45 目の前には、2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城天守が修復され、完全リニューアルとして公開されていました。
熊本城は、戦国武将の加藤清正によって築城され城で国の特別史跡に指定されていて、日本三名城(名古屋城、大阪城、姫路城又は熊本城)の一つに数えられています。 なお、江戸時代から残る現存天守は、松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、丸岡城、備中松山城、丸亀城、弘前城、宇和島城、高知城、伊予松山城、の12城で、その中で国宝は前の7城で、さらに前の5城は国宝城・天守と言われています。
熊本城については、1607年の築城で、1877(明治10)年に西南戦争で天守など主要な建物を焼失し、1960(昭和35)年に大小天守などは鉄筋コンクリートで復元されました。そして2016年地震により被災しました。熊本城 名所・史跡
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高さ37.2m(天守台6m)の天守は、6層からなる複雑な構造となっています。
場内の入口は、大天守の脇にある小天守の地階で天守の石垣の部分になるため、階層として地下1 階となります。綺麗になっていて、震災前と同じように礎石(土台石)や井戸を見ることができましたが、ただ鉄骨が気になりました。仕方ないですね。熊本城 名所・史跡
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階段で1階に上がると、1階のテーマは、熊本城を築き難攻不落を誇った「加藤清正時代」で、木造天守の構造がよく分かる巨大で精巧な熊本城天守の模型が展示されていました。また河川改修による城下形成の変遷が、プロジェクションマッピングを使ってわかりやすく解説されていました。
熊本城 名所・史跡
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2階は、次に藩主となった「細川忠利時代」になり、熊本城や城下の変遷について紹介されているほか、定番の甲冑や武具が展示されています。
そして3階は、明治時代以降になり、軍の管理下に置かれた熊本城の歴史、西南戦争と天守の焼失、明治22年の熊本地震、そして昭和35(1960)年の天守再建までが紹介されていました。熊本城 名所・史跡
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15:00 大天守最上階に到着。展望フロアからの景色で、こちらは東方向になります。眼下には天守閣前広場があり、遠くは高千穂や宮崎方面です。また右奥(東南)方向には水前寺公園があるはずです。
熊本城 名所・史跡
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こちらは南方向になり、眼下には本丸御殿や二様の石垣を見ることができ、その先に熊本市役所や下通アーケードがあり、熊本市の繁華街になります。そしてさらに遠くは鹿児島方向になります。
熊本城 名所・史跡
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こちらは西方向になり、現在修理中の宇土櫓(平左衛門丸五階櫓)を見ることが出来ます。その奥には熊本城北口発券所や熊本城公園(二の丸広場)があり、遠くは長崎方向になります。
熊本城 名所・史跡
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こちらは北方向になり、目の前が小天守で、その先に熊本唯一のデパート鶴屋百貨店や次に行く予定のラーメン専門店 大黒があります。さらに遠くは福岡方向になります。
熊本城 名所・史跡
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天守閣を下り、宇土櫓の様子を見に天守閣前広場から仮設の坂道を下り、熊本城北口発券所方向に向かいました。途中からみた熊本城は美しかったのです(写真)。 ただ、地震前の戦後(昭和35年)に再建された熊本城も、鉄筋鉄骨コンクリート造りであったので今回と同じなのですが、G.Gにはあまりにも近代的で今一つなじめなかったです。
熊本城 名所・史跡
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宇土櫓の復旧工事現場前に到着。 本丸の西北側にある宇土櫓は、築城当時の姿を保っている唯一の多重櫓(3重5階地下1階)で、天守に匹敵する規模と構造です。高さは約19mもあり、熊本城では大小天守をのぞいて最大の櫓で、現存する天守と比べても、姫路城、松本城、松江城の天守に次いで4番目の高さになっています。 残念ながらその姿は、2032年度に復旧工事を終えるまで見れないようです(あと8年か)。
熊本城 名所・史跡
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今日は平日なので、日・祝以外は北口から出ることはできないため、来た道を戻らなければなりません。 なお天守閣前広場の先には、場内(有料区域内)にある唯一のお休み処である「本丸お休み処」があり、来城の記念商品や熊本城限定の商品などお土産を販売していました。 残念ながら三角ペナント?は売っていませんでした。
熊本城 名所・史跡
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15:30 桜の馬場 城彩苑に戻ってきました。
ここには食事・喫茶の店が5店、買い物・お土産店が5店、2つの併設店が2店あり、買い物や食べることが好きな方には危険な場所です。桜の馬場 城彩苑 名所・史跡
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またここは、江戸時代の城下町の風情を再現した観光施設なので、有料ですが歴史や熊本城の事を知ることができ、さらに館内で戦国武将やお姫様になったり、忍者や町娘になって城彩苑一帯・熊本城内を散策できる満足プランもあるようです。
ここのお姫様や殿様は、90%近くは外人さんでした。桜の馬場 城彩苑 名所・史跡
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すぐそばには、台湾・高雄市のゆるキャラ(高雄熊)に似ている「くまモン」がいて、台湾の人達には大人気でした。 なお台湾では、高雄熊がくまモンに似すぎなのではと物議を醸していますが、熊本県が大人の対応を見せたためか、大して問題になってもいませ。
くまモンに見送られ、15:45 駐車場を出発です。桜の馬場 城彩苑 名所・史跡
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ラ-メン店は、城彩苑 駐車場からは約4kmなのですが、渋滞する路線のため約15分かかり16:00に 大黒ラーメン店駐車場(15台)に到着。
何回か来ようと思っていたのですが、つい熊本駅近くの黒亭 本店や 天外天、繁華街にある昔からの名店の桂花やこむらさきに行ってしまい、老舗で有名な大黒ラ-メンは初めてになります。大黒ラーメン グルメ・レストラン
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メニュ-は、自家製黒マー油が2倍の「くろまるラーメン」が気になったのですが、やはり一番人気のラーメン(700円)と美味しいと評判のホルモン味噌煮込みが付いた、店のお薦めである「ラーメンセット(1160円)」にしました。
一般的に、販売機やメニュ-表の左上に表示されているラーメンなどが、お店のお薦めになっていることが多いため、迷ったら左上を選んでください。大黒ラーメン グルメ・レストラン
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いつも混んでいると評判のお店でしたが、さすがに平日の16時では客は2名でした。しかし食べ終わって帰る時には席は半分くらい埋まっていました。 なお知らなかったのですが、熊本出身の有名人(くりーむしちゅーなど)が通っていたお店でした。
大黒ラーメン グルメ・レストラン
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ラ-メンは注文して3~4分で出てきました。そのラ-メンは、豚骨特有の臭みがないあっさりとしたとんこつスープに、焦がしたニンニクとごま油を主原料したマ-油が細麺に絡み、本当にお美味しかったです。 ただスープがあまり熱くなかったので、もう少し熱ければ最高でした。 またモツのみそ煮込みは、柔らかくて美味しく白米に合いました。 あとは「いきなり団子と」が食べたいな。
16:25 大黒ラ-メン店出発大黒ラーメン グルメ・レストラン
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夕方の渋滞に巻き込まれ、約13kmを約45分かかり、17:15菊陽町総合交流ターミナル「さんふれあ」に到着。 ここには弱アルカリ性単純温泉「さんさんの湯:大人450円」や地産地消のメニューが豊富なお食事処「さん膳」、農産物直売店「さん彩」があります。
飛行機は熊本空港を20:30に出発するため、レンタカ-(ククルレンタカ-)店には19:10前後には到着しなければなりません。 すなわち、ここからレンタカ-店までは約11km(約20分)あり、さらにガソリンを満タンにしなければなりません。そうなるとここには約1時間15分しかいることができません。そのため今回は食事をする時間がなく、温泉と農産物の買い物だけでした。 なお農産物は1月でしたが、不知火(デコポン)や文旦、ニューサマーオレンジなどの柑橘類などがありました。菊陽温泉さんふれあ 名所・史跡
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温泉は、大浴場と岩風呂の露天風呂、釜風呂、遠赤外線サウナ、歩行浴などバラエティに富んだ浴場がそろい、ボディーソープ・リンスインシャンプーを備えていました。 なお地元菊陽町の方も結構入りに来ていました。
雪のためかなり予定が変わりましたが、なんとか無事終了しそうです。菊陽温泉さんふれあ 名所・史跡
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レンタカ-店にほぼ予定通り19:00に到着し、19:15には熊本空港(阿蘇くまもと空港)に到着。東京から着いた時は雪でパニックになっていて気づかなかったのですが、空港は2023年3月にリニューアルしていました。
ターミナルビル1階には航空会社のチェックインカウンターや案内所、レストラン、カフェ、売店、コンビニなどが各1店舗あります。そして2階には到着の通路や国際線の出発ロビ-・待合室、ラウンジがあります。3階には国内線・国際線の出発口や国内線のショップやレストランがあり、4階が展望デッキ出来になっています。
なお変わっていることは、ほとんどのレストラン、カフェ、売店が3階の制限エリア内(搭乗手続き後)にあって、見送てくれる人と最後の時間を過ごしたり、空港に遊びに来た人が楽しめる場所が展望デッキ以外はほとんどなかったことです。熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港
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ただ制限エリア内は、熊本の有名ラーメン店(味千、桂花)や馬肉料理店、あか牛料理店、地魚を使った鮨店、地元の卵を使ったご飯店、熊本のクラフトビールが飲める店などと、熊本を味わえます。もちろん熊本を代表する銘菓やラーメン・お酒・雑貨をそろえた店舗もいっぱいありました。 ただ残念なことに、生のいきなり団子は売り切れていて、あったのは冷凍されたものだけでした。生のいきなり団子は空港に来る前に買っておいて下さい。
熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港
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20:15に機内に入り、20:30発羽田行き JAL638便は予定通り出発。搭乗率は約75%でほとんどマスクはしてなく、コロナの影響はほとんどなくなった感じでした。
熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港
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予定の22:00よりは10分早く 21:50に羽田空港に到着。
今回は突然の雪のため予定の阿蘇山中岳や阿蘇スカイラインには行けませんでしたが、めったに味わえない雪の熊本・大分を体験できました。ただ疲れました。羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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