2024/02/29 - 2024/03/03
40位(同エリア151件中)
実結樹さん
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さいたま市東部の岩槻は雛人形生産日本一の雛の町です。
毎年2月下旬から3月上旬にかけて「まちかど雛めぐり」というイベントが開催され、今年で21回目を迎えます。
各人形店はもちろん、協賛の店舗・寺社・施設でもお雛様が飾られ、町中がお雛様ムードに包まれます。
住まいから直ぐなので混雑回避のために平日の2/29(木)と、メインイベントが開催される3/3(日)の2日にわたって日帰りで岩槻の町を巡って来ました。
旅行記は重複を避け一筆書きになるように2日分を纏めて編集してあります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
09:20 大宮駅から東武野田線(東武アーバンパークライン)で5駅11分「岩槻駅」東口です。
あと10分先に行くと “クレヨンしんちゃん“ で世界的に有名?な「春日部駅」へと繋がっています。 -
駅のステンドグラスは市内の名所:岩槻総鎮守「久伊豆神社」と藩校「遷喬館」
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駅構内の観光案内所は
10:00~なので未だ開いていませんでした。
地図等資料を頂こうと思いましたが駄目じゃん!
せめて早く来た観光客の為に外のラックにでも案内図くらいは出しておいて欲しいものです。 -
まあ、ネットで見ることはできますが、
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手持ちの紙の地図ってやっぱり必要なんですよね
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私は参加しませんでしたが、こういう催しも行われています
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駅前に受付場所があって3/3(日)には多くの人が参加していました。
参加費は無料のようです。 -
受付を済ませるとモデルコースが描かれているこのマップが貰えます。
私は個人で勝手に廻ったのでこれは当日見ていませんが、実際に歩いてみて、これはほぼ一筆書きで理想的な廻り方だと思います。
2日にわたって訪れたので多少前後したり重複したりしますが、この旅行記もほぼこの順番にアレンジしてまとめてみます。 -
各指定スポットを巡りスタンプを5個集めると記念品が貰えます。
私も2日目に参戦。
歯ブラシケースセット(歯磨き粉とブラシ保護キャップ入り)でした。 -
11:00にランチを予約してあるのでその前に駅周辺からだいたい反時計回りに廻ります。
最初は「芳林寺」。芳林寺 寺・神社・教会
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河津桜でしょうか。
早咲きの桜が青空に映えます。 -
岩槻城築城にゆかりのある太田道灌の騎馬像
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道標
「白鶴城本丸半里」(白鶴城は岩槻城の別名)
「江戸日本橋九里」 -
明治4年の廃藩置県の際、最初の埼玉県庁はここ「芳林寺」に置かれました。
しかし、新政府に不満を持つ元岩槻藩士の嫌がらせに嫌気がさした県令は僅か一月ほどで県庁を浦和に移転させてしまったそうです。 -
すぐ近くの「八雲神社」です。
ここでスタンプラリーのスタンプ1個目ゲット。八雲神社 寺・神社・教会
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境内で地元の有志 ”岩槻ものしり隊” の方が「人形クイズに答えませんか」と呼び込みを行っており、回答したら “うまい棒” が貰えました。
ちなみに60点は満点です。 -
本殿内の彫刻が緻密。
もちろんお雛様も飾られており、珍しい社宝の展示もあったのですが、スタンプとうまい棒を貰って満足し、すっかりそれ等はそっちのけでした (u_u) -
11:00 ランチは江戸時代から続く料理屋さん「ほてい家」に予約を入れておきました
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「ひなまつり篭膳」(1,870円)を頂きました。
予約でいっぱいで飛び込みのお客さんは殆ど断られていました。
目でも舌でも美味しかった~ (^ ^)v
※お店の詳細旅行記は
https://4travel.jp/travelogue/11888180料亭 ほてい家 グルメ・レストラン
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この店も「まちかど雛めぐり」に協賛しているので、食事客でなくてもロビーのお雛様は見せて貰えました。
食後は「岩槻城址公園」に向かいます。 -
途中、散歩されている地元の方に声を掛けられ「浄源寺のお庭が綺麗だから是非見て行って」と勧められました。
淨源寺 寺・神社・教会
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既に河津桜が満開でしたが、本堂前の枝垂れ桜も咲いたら見事でしょうね
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奥の庭にも河津桜が沢山咲いていました。
本堂の右に回り込まないと分からないので、訪れる人は他にはいませんでした。 -
お寺の直ぐ隣の「諏訪神社」
社殿の左脇の細い坂道を下ると、 -
「岩槻城址公園」です。
岩槻城は別名:白鶴城ともいわれ、忍城・河越城と並び県内三名城の一つに数えられます。 -
噴水の上がる池
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「カラクリ人形時計」
中の人形が動くそうです。 -
「八ツ橋」
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遠景
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3月3日(日)限定で流し雛のイベントがあります。
甲冑姿の若武者さん、25kgの重さだそうです。 -
人形のまち岩槻 流しびな
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10:00~14:00開催とありましたが、
12:00少し過ぎに行った時には完売?で締め切られていました -
「岩槻城空堀跡」(堀障子)
往時の建物・遺構は殆ど残っていませんが、曲輪の深い空堀が今でも残り、遊歩道として整備されています。 -
「岩槻城裏門」
形式は薬医門。
明和七年(1770年)に当時の岩槻城主:大岡氏が建立しました。
これも本来何処に建っていたかは不明。 -
「人形塚」
昭和46年に当時の岩槻人形連合協会が建立。
毎年11/3にここで人形供養祭が行われます。 -
槙 皓志(まき こうし)「人形のまち」詩碑
その頬に ぼんぼり映し
その髪に 桜かざして
城あとに 相逢うひとの
いまも 雛に似る 人形のまち -
「岩槻城黒門」
明治維新後、県庁の表門として使用するためお城から移築され戦後に戻って来ました。
従って、本来の城内での位置は不明ですが、三の丸藩主居宅の長屋門であったといわれています。 -
城址公園のすぐ近くの「さいたま市民会館いわつき」
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その中にある「レストラン大手門」では岩槻市民のソウルフード「豆腐ラーメン」(630円)が食べられます。
半餃子とのセットだと 850円。
追加のトッピング煮玉子100円。
これは二日目のランチで美味しく頂きました。
※お店の詳細旅行記は後日改めて書く予定ですレストラン大手門 グルメ・レストラン
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「時の鐘」
川越市の「時の鐘」も有名ですが、岩槻城下にもありました -
今では、朝6時・正午・夕6時に自動で打ち鳴らされるそうです
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鐘の前の大銀杏
枝が丁寧に剪定されています。 -
街のメインストリート「日光御成道」は国道122号線。
城下町でもあり宿場町でもあった岩槻の中心地には主要な建物等が多くあります。 -
登録有形文化財の「東玉大正館」(旧中井銀行岩槻支店)
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吊るし雛や年代物のお雛様が展示されていました。
これは高さ70cmもある特大のお雛様でした。 -
岩槻銘菓「時乃鐘最中」の田中屋
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最中は見るだけでスタンプだけを頂きました。
スンマセン m(__)m -
マンホールの蓋には、時の鐘・八ツ橋・岩槻城黒門
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14:15「ヨロ研カフェ」で初日2回目のランチです。
14:30がランチタイムのLOなのでギリギリ滑り込みです。
「ヨロ研」とは埼玉の若手農家さん等有志で組織されている「ヨーロッパ野菜研究会」の略称。 -
ワンプレートランチ(1,540円)は雛あられつきのひな祭りバージョン。
流石に未だお腹一杯なのでパンは持ち帰りました。
※お店の詳細旅行記は後日改めて書く予定ですヨロ研カフェ グルメ・レストラン
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ヨロ研カフェと同じ敷地内にある「岩槻人形博物館」
岩槻人形博物館 美術館・博物館
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2/29(木)に行った時は閑散としていましたが、
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3/3(日)はこの大行列。
一般は 300円
65歳以上は 150円
ハイキング参加者は 200円
65歳以上ならハイキング割りより年齢割りの方が有利ですね。 -
展示室はそんなに広くはありません。
常設展示室は第一と第二。
第三展示室はこの時期の企画展だけのオープン。 -
内裏雛
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花魁のカシラ
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立ち雛
極端な男尊女卑ですね~ -
昔のお雛様
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内裏雛
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第三展示室
平日はゆっくり見られますね -
内裏雛
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渋い五人囃子
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段飾り
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近代の市松人形
男の子のって珍しい -
内裏雛
衣装が重くてこれでは動けないのでは?
狭いので時間的には直ぐに見終わってしまいますが
混雑時は人の頭越しになりそうです。 -
無料エリアの視聴室。
小さなカフェ・無料のコインロッカー有り。
トイレが新しくて綺麗なので散策の途中には是非ここを使ってみて下さい。 -
合併記念碑
博物館の敷地は元岩槻市役所でした。
2005年にさいたま市と合併。
岩槻区役所として活用されてきましたが、
2012年には岩槻駅東口駅前の「WATSU(ワッツ)」内に移転して庁舎は解体され、
2020年、岩槻人形博物館が誕生しました。 -
太田道灌公之像
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次は、博物館に隣接している、観光案内所も兼ねた「にぎわい交流館いわつき」で教えて貰った
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元藩校「遷喬館」です。
無料で見学ができます。遷喬館 名所・史跡
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座敷が開放されてお雛様が飾られています
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鈴木酒造「酒蔵資料館」にも吊るし雛が飾られているとのことでしたが、1階店舗を覗いただけでスルーしました(資料館は有料150円)
鈴木酒造酒蔵資料館 美術館・博物館
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こんな風情ある酒蔵が今も残っています
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人形店や博物館だけではなく普通の商店でも店先に
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こんなふうにお雛様が飾られています。
ここはギフトの「サラダ館」です。
スタンプも置いてありました。 -
街中からは少し離れていますが「久伊豆(ひさいづ)神社」へ行ってみます。
創建は1,500年前、岩槻の総鎮守として地域の崇敬を集める由緒ある神社です。
「クイズ神社」ともいわれ勝負運に強い神社としても有名です。 -
社殿までの長い参道は鬱蒼とした木々に覆われています
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拝殿
お賽銭箱脇にスタンプも置いてあり、四つ目をGET。久伊豆神社 寺・神社・教会
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神楽殿に飾られたお雛様
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渋いお雛様一式
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朝香宮様から下賜された孔雀の末裔。
なかなか羽は広げてくれません。
久伊豆神社を後にして駅近くの「愛宕神社」に向かいます。 -
あれっ? この甲冑武将はさっき城址公園の流し雛の所に居た彼かな?
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階段下に座って記念写真が撮れますが、
愛宕神社 寺・神社・教会
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順番待ちの長い行列が出来ていました
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上から見るとこんな感じ
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2/29に来た時は人けもなくひっそりとしていました。
3日後の3/3に岩槻に再訪しようと思ったのはこの階段に飾られるお雛様をリベンジしたいというのが一番の理由でした。
町内の関係者の皆さん、朝夕や急な雨風での出し入れ、ありがとうございます (^^; -
登録有形文化財「丹過 長谷川家 見世蔵」
岩槻の地場産業の白木綿問屋です。
土蔵型の蔵としてより、店として表に開けた見せ蔵の造りになっています。
「丹過」って多分この辺りの地名・・? -
鍵がかかっていてガラス窓の外から見えたのは唯一この段飾りのみ
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駅ロータリー直ぐの「人形の東玉岩槻総本店」でスタンプラリー記念品の引き換えができます
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ここもスタンプスポットでもあり、五つ目GET
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2階~3階は既に五月人形に展示替えされていましたが、
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4階にはお雛様が居ました
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年代物のお雛様にはそれなりの奥深さもあるものの、やはり現代の感覚にマッチした斬新な作品が並んでいて見応えがあります。
しかも無料です。 -
この創作立雛は、多くのお雛様の中でも一際光り輝くオーラを放っており、私は一瞬にして目を奪われてしまいました。
まさに一目惚れ!
意外にも、岩槻で作られたものではなく、滋賀県の草津市に「人形功房ひなや」を構える女流人形作家:東之華(とうか)さんの作品でした。
でもお値段も素晴らしく550,000円・・ -
最後に駅正面の「東玉人形会館」4階の「東玉人形の博物館」に立ち寄りました。
入館料は100円。
入口にも誰も居ないので自主的に料金箱に投入。 -
展示はこのワンフロアのみです
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年代物のお雛様が飾られていました
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私のお雛様もこんなガラスケースに入ったちっちゃな木目込み人形でした
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来た時は気付かなかったのですが、岩槻駅の階段はしっかりお雛様模様でした
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最後にもう一度、東玉総本店におわした「東之華」さん作のお雛様にご登場願いましょう。
困ったことに、このお雛様に出会ってから後はどのお雛様を見ても霞んでしまったんです・・
早い段階で出会わないでむしろ幸いでした。
このお雛様に出会えただけでも岩槻に来た甲斐があったと思います。
あちこち歩き廻ったのでやっと100枚に収めました。
積み残した写真も未だ沢山有るのですが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました
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