年末・年始（日本極寒の時期）は、もう随分日本へ戻っていない...チェンライ ホテル ステイ編（チェンライの旅／タイランド）

2023/12/27 - 2023/12/27

年末に友人がバンコクまでやって来たので、チェンライまでやって来た。

30年以上前のその昔、1990年2月11日に、当時、世界最強と言われていた「マイク・タイソン」が初めて負けた試合（東京ドーム）を偶然にも、

更に北上したミャンマーの国境の地：メーサイのレストランの（TVで）観戦した後、軽いショック状態で、ここチェンライに初めて入った事を覚えているので、

そうすると、実に34年ぶり訪問というのが正確なのかも...

ちなみにその時に、一緒に旅をした友人も既に他界している。

そんな昔に見た（既に記憶から薄れてしまった）「チェンライ」は、どんな街だったかを思い出す旅。

エリア チェンライ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー バイク 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

【34年ぶりのチェンライ】

年末にかつてブラジルで一緒に仕事をした会計士の友人がやって来たので、連れ立って、チェンライ迄足を延ばす事にした。

ドンムアン空港 (DMK) 空港

【34年ぶりのチェンライ】

私がこちら（バンコク）に定住を始めて以来、チェン「マイ」は、何度も行ってみたのだが、

チェンライ国際空港 (CEI) 空港

【34年ぶりのチェンライ】

そのチェン「マイ」も、なんだか、私の知っている昔とは全然、違う…

チェンライ第1バスターミナル バス系

【34年ぶりのチェンライ】

「チェンマイ」が良い、良いという日本人の方も多いと聞くが...

な---んか私には、私には、今のチェン「マイ」が、イマイチしっくり来ない…

ブラック キャニオン コーヒー (チェンライ空港店) カフェ

【34年ぶりのチェンライ】

何れ、更に北にある『チェン「ライ」』や「メーサイ」を目指さなあかんなぁ…とか考えていたところに、今回友人が来るという事になったので、

Le Meridien Chiang Rai Resort ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

良い機会なので、チェン「ライ」まで足を延ばしてみる事にした。

本当は、「メーサイ」とか、もっと田舎にも行きたいのだが、折角来てくれる友人は、日頃の激務の癒しとして（心身を休める為に）このタイまで来てくれる事を考えると、私の個人的な好みであまりガツガツとディープな場所まで付き合わせる訳にはいけないので、

今回は、チェン「ライ」までが限界かなぁ...

アマリン リゾート ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

今回、利用するフライトは、「ライオンエア」....

2023年12月27日ー
往路：SL538 11:10-12:35 ドンムアンーチェンライ
復路：SL539 13:20-14:45 チェンライードンムアン

チルバー バー

【34年ぶりのチェンライ】

「ライオンエア」って、私がインドネシアを離れる直前に（私がインドネシアを離れたのは1999年...）インドネシアのLCCとして始まったあのライオンエアだよねぇ？

今回、時間と価格を比較した場合、これが一番リーズナブルだったのでつい咄嗟に選択してしまったのだが...

レイテスト レシピ ビュッフェ

【34年ぶりのチェンライ】

「インドネシア」というと国民を熟知する私にとって、

「インドネシアの...」と聞くだけでドキドキしてしまう...しかも、その不信の最たるローコスト航空会社（LCC）と聞くだけで身の毛もよだつ程、恐怖を感じてしまう...のであった...


写真：まるで、ゴルフ場の様なホテル内の敷地。

レイテスト レシピ ビュッフェ

【34年ぶりのチェンライ】

以下、wiki...

「...ライオン・エアは、インドネシアのジャカルタを本拠地とする格安航空会社...近年成長が著しいインドネシアの航空市場に支えられ急成長を遂げ...」

ラティチュード19 バー

【34年ぶりのチェンライ】

「...2007年7月6日から他の全てのインドネシアの航空会社とともに...安全性に問題がある...として欧州委員会によりEU域内への乗り入れ禁止の措置が決定したが...2017年1月に解除された...」

...う～ん、相変わらずの書かれ様だわねぇ...



写真：ホテルの向こうには、この川（コック川）が風光明媚。人を乗せた小舟が往来している。

リバー ライ レジデンシズ ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

そうそう、私の過去のインドネシアでの強烈な実体験と、今でもガンガンとネット上に溢れるネガティブ情報....

更に、wikiを読み進めてみると...

マナ ホテル ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

「...また、2013年にタイに『タイ・ライオンエア』を設立...同年12月にバンコクのドンムアン空港を拠点に就航した...」


写真：ちょっと肌寒いので、プールには入る気にならず...（欧米人たちは寒さを気にせず泳いでいたが...）

アイパワー チェンライ ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

知人が語るところによると、

「タイのライオンエアは、完全にインドネシア ライオンエアとは別経営で、タイによって運営されているから安心だよぉ...」

とか気休めをいうのだが...（まあ、マレーシアの航空会社であるエアアジアと、タイ エアアジアは違うとかいう感覚と同じだなのだと思うが...）


写真：竹細工で作られたクリスマスツリー。チェンライっぽくて良い！

ミースック チェンライ ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

むむむっ....微妙ーー。


写真：ウエルカムドリンクは「お茶」...

ザ レジェンド チェンライ ブティック リバー リゾート&スパ【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

以下、再びwikiより

「...2014年1月8日航空会社を評価するサイトにおいて...全世界の航空会社を比較調査した結果...ライオンエアは、安全性において（インドネシアの）ムルパティーヌサンタラ航空と同じ2つ星の低い評価を受け...448会社中ワースト10にランキングされた...云々」


写真：ウヒョ～、でかい部屋!!

ワット ロンスアテン (青碧寺院) 寺院・教会

【34年ぶりのチェンライ】

この航空会社の事故（インシデント）については、これ以上wikiを読み進めるのは怖くなるなぁ...

「...ボーイング737-900ERやボーイング737MAXなどの最新機材を導入しているが...数多くのインシデントが発生している...」

ナトナリン ホテル ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

「...ボーイングの設計ミスによるものとして初めて、2018年10月29日にこのライオンエアによる墜落事故で、乗客乗員189人全員死亡（737の事故としては最も多くの死者を出した事故になった）」

というインパクトのある事故を起こしたに過去...


写真：どこからも見えない様に工夫されたベランダ...

ザ リベリー バイ カタタニ【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

まあ、これだけ航空産業が拡大し、通勤列車のような感覚で飛行機を利用する現代において、細かい事（自分の力の及ばない事）をとやかく考えても致し方ないのだが（飛行機に乗れなくなっちゃうしね...）、

ウィアン インドラ リバーサイド リゾート ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

私の中では、まず「マレーシア航空」（2014年の行方不明事件／同年ウクライナ上空での撃墜事件と立て続けに驚愕の大事故を起こした）と、この「ライオンエア」は、いろんな意味で印象深過ぎで...

チナライ リバーサイド レクリエーション センター【SHA認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

できるだけ乗らない...航空会社の２巨頭ではあるかなぁぁ...

サタデーマーケット 市場

【34年ぶりのチェンライ】

マレーシア航空は避ける事が容易なので、乗ることは二度とないとは思うのだが...

このライオンエアは、余りにもタイの国内に蔓延り過ぎているので厄介やなぁぁ...本当にどしようかなぁぁ...今後...みたいな...

まあ、そんなに嫌なら、乗らなければいいだけ...の話ではあるが...苦笑）

タイ国政府観光庁 (チェンライ) 散歩・街歩き

【34年ぶりのチェンライ】

さて、さて、ビビりながら乗ったライオンエアで、問題なくチェンライ国際空港に到着後、空港タクシーに乗り込み、向かった先は、フランス系の「ル・メルディアン・ホテル」。

チェンライ第1バスターミナル バス系

【34年ぶりのチェンライ】

バンコクには、もっと高級で素敵なホテルが山ほどある為か、このメルディアンホテルは、その陰に隠れてしまい、あまり目立つことは無くなってしまってはいるが（以前は、エラワンそごうの前、今のゲイソンタワーのところにデカデカと存在していたのだが、今は「シーロム」のモンティエンホテルの横で地味にやっている...）、

都心は捨て、地方の集客戦略を取っているのか、チェンマイ等、タイの第二、第三の観光都市では、『その土地では一番ホテル』の地位を築き、一定の成功を収めている様な感じはする...

ナイトバザール 市場

【34年ぶりのチェンライ】

私が以前、生活をしていたインドネシア（ジャカルタ）にあったル・メルディアンも、スディルマン通りというジャカルタの大動脈通り沿いにあり、

かなりいいロケーションにあったにも関わらず、小さ過ぎて、余りパッとしないホテルだったので、会社として利用する事も殆どなかったし（日本料理を食べに行く程度）、印象は薄かった（また其の後、低層のホテルにも関わらず、ヘリコプターが敷地内に墜落するという珍事も発生していたし）...

ル パッタ チェンライ ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

そんなイメージを抱えながら、先日、旅行したチェン「マイ」で、ル・メルディアンに泊まってみたのだが、

ロケーションが素晴らしく、人気のホテルと聞いていたのだが…金額の割には、大した事のないホテルであった…という印象しか残らなかった...

時計塔 モニュメント・記念碑

【34年ぶりのチェンライ】

...なんか、庶民的というか、こじんまりしているというか、ゴージャスさが足りないというか…


写真：ここは二階にあるカフェ＆バール...

ザ ヘリテージ チェンライ ホテル アンド コンベンション【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

何れにしても、そんな不安・不満を抱えながら、ここ「チェンライ」で、もう一度、止めておけば良いのに、このル・メルディアンに宿泊することにした（他に有名どころが少なく、安心して予約を入れられるホテルが無かったので）...

...そんなに嫌なら、泊まらなければ良いだけ...なんで選ぶのさ～っというだけの話なのだが...苦笑）

Mueang Chiang Rai Park 広場・公園

【34年ぶりのチェンライ】

結論から言うと、予想に反して、この『チェンライのル・メルディアン』は、非常にゴージャスで、素晴らしいホテルであった。

Pad Thai Jet Yod アジア料理

【34年ぶりのチェンライ】

敷地は広く、まるでゴルフ場かと思われる芝生の広場が目の前に広がり、その横に流れる川は風光明媚。


写真：おしゃれぇ～。こういうボトルに入っているというだけで、つい手が出てしまう...

常設市場 市場

【34年ぶりのチェンライ】

従業員の皆さんは、非常に教育が行き届いており、若いスタッフたちが生き生きと仕事をしている感じ。


写真：ここは各種スムージーを作ってくれる屋台。

チェンライファースト教会 寺院・教会

【34年ぶりのチェンライ】

本当にリラックスできるホテルであった。


写真：やっぱ、最初は「麺」かなぁぁ...

サンコン ハッピー ストリート (チェンライ) 市場

【34年ぶりのチェンライ】

部屋は、ロビーから離れ、少し歩く必要はあるのだが、

ウィアン インドラ リバーサイド リゾート ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

土地を目いっぱい使い、横に広い低層造りの、横に広いアジアっぽい造り...


写真：外には、タイのローカル料理をサーブする屋台。

ミースック チェンライ ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

あゝ、ノンビリしていて良いわぁぁーここ...一目で気に入ってしまった。


写真：こういうのが好きな人は思わず齧り付いてしまう...

ポーワドン リゾート&スパ【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

時期にもよるのであろうが、冷房も必要なく、窓を全開にしていると、気持ちがいい。


写真：パンの種類も豊富

Homestay Chiangrai ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

それと、東南アジアのどの国の５つ星ホテルにも当てはまる事ではあるが、


写真：あゝ、パン一つとっても全部食べたい...

ポーワドン リゾート&スパ【SHA Extra+認定】 ホテル

【34年ぶりのチェンライ】

朝食ビュッフェが素晴らしいに尽きる...


写真：蜂の巣をそのまま持ち込んだ蜂蜜...まあ、アジアにいると見慣れているのかもだが...

チェンライビーチ 滝・河川・湖

【34年ぶりのチェンライ】

私がこれまで過ごしてきた「南米」の各国（ヨーロッパ色が強いからか）は、どんなホテルに泊まっても、朝食はショボショボ...


写真：おお、「鬼灯（ほおずき）」まであるんかぇ～!?

ワット ドイ ガム ムアン 寺院・教会

【34年ぶりのチェンライ】

昼食／夕食がメインに位置付けられている国では、どんなに立派なホテルに泊まっても「朝食」は、本当に量も種類も少なく、コーヒー（或いは紅茶）を中心に、その飲み物の添え物として、小さなパン（チーズパンとか）、スクランブルエッグ、ソーセージ（＋少々のデザート）が置いてある程度...が関の山であった事を思い出す...

Municipal 2 Food Market 市場

【34年ぶりのチェンライ】

そんなのに比べ、東南アジアに戻ってくると、この高級ホテルの久し振りに見るゴージャス（飽食）過ぎる朝食ビュッフェには...余りにも凄過ぎて、気絶しそーになる...

この眩いばかりの朝食ビュッフェを前にし、もう私自身が中年となり、（食べれる）量も減り、大いに食べる事に罪悪感さえ持ってしまう年齢になってしまっているこの瞬間が本当に恨めしい...

キャベジズ アンド コンドームズ レストラン (チェンライ店) 地元の料理

【34年ぶりのチェンライ】

ところで、このメルディアンは...ロケーション的にはチェンライの街の中心地から少し離れた場所にあるので、滞在中はグラブ（Grab）のアプリをダウンロードしておくか、街中でバイクを（滞在中はづーっと）レンタルしておいた方がベターかも...（ホテルでレンタル自転車があるらしいが...）

兎も角、チェンライのル・メルディアンは、（予想に反して）満足度の高い、素敵なホテルであった。

もう一度、泊まりにこの地に来るかも...


...以上...

Wat Mung Muang 寺院・教会