2023エジプト旅行⑧アビドスのセティ1世葬祭殿

2023/11/21 - 2023/11/21

旅は６日目。

ルクソール滞在中、車とガイドさんを手配し、アビドスのセティ１世の葬祭殿、そして、デンデラのハトホル神殿に行きました。
メジャーな観光地ではないですが、楽しみにしていた場所です。


☆１日目：羽田空港からルフトハンザ航空にてミュンヘン経由アスワンへ
☆２日目：アスワン到着、アスワン半日観光、ホテルへ
☆３日目：アブシンベル神殿へ
☆４日目：アスワンからルクソールへ。途中コムオンボ神殿とホルス神殿も
☆５日目：ルクソール、ナイル川西岸・東岸観光
★６日目：アビドス神殿とデンデラ神殿へ
☆７日目：ルクソール熱気球と、カイロへの移動
☆８日目：カイロ市街観光
☆９日目：ギザ・ダハシュール・サッカラのピラミッド
☆１０日目：カイロからフランクフルトへ。フランクフルト乗り換えついでの観光
☆１１日目：フランクフルトから帰国

エリア その他の観光地(エジプト)

【ホテルの朝】

旅も６日目、半分がすぎてしまいました。今日も天気はよさそうです。

【ホテルの朝食】

飽きもしないで、同じようなものをいただきます。
おいしいです。パンもデニッシュやその他欧米風のものより、地のものがおいしいと悟りました笑

【ホテルのテラス】

外で食べるには少々肌寒い季節です。

【ホテルのテラス】

対岸（ナイル川西岸）に、気球が飛んでいます。
この時、時間的余裕がある明日の朝、行けるなら気球に乗ってみようと思い立ち、
こののち、アビドスに向かう車中で、スマホから予約しました。
便利な世の中です。

【アビドスへの車中より】

定刻前には、ガイドさんがロビーで待っていてくださいました。実は昨日は大遅刻およびその他もろもろいろいろあったので、、、心配していたところ出だしから好印象です。
本日は英語のガイドさんです。
車中からはいろいろな景色が楽しめました。教会が見えたり、

【アビドスへの車中より】

で、道路が人だかりで、デモでも行われているのかと思いきや、羊さんのマーケットの日だったりと。

【ガソリンスタンド】

途中トイレ休憩。

【アビドス】

アビドスの途中の道までは高速道路もありましたが、あと少し、というアビドスの街は道路事情も悪くなかなか近づけず。で、到着。

【アビドス】

近代建築にも見えるのは私だけでしょうか。美術館のようにも見えるデザイン。

【アビドス】

神殿は通常一つの至聖所しかありませんが、ここは７つ。その入り口も7つあります。
（先日訪れたコム・オンボは２つでしたね）

ただし、今は、入り口は中央の部分のみのようです。

中央はアムン・ラー、そしてその他にオシリス神、イシス神、ホルス神、古代ヘリオポリスの神でえるラー・ホルアクティ神、メンフィスの商業の神であるプタハ神、そして、神格化されたセティ１世の聖所（一番左）となっています。

【アビドス】

アビドスは、オシリス崇拝の聖地、

アクエンアテンによって禁止されたオシリス崇拝の復活も企図されていたのでしょうか。

【アビドス】

【オシレイオン】

まずは、葬祭殿を通り抜けて、奥にあるオシレイオン、オシリス神の神殿へ。

【オシレイオン】

今回は中には入れませんでした。チケット別売りとかで入れるのかもしれません。
ネットを検索していると入られた方の写真も見たことがあるので、時期やチケット次第、ということでしょうか。

泉もあるようで、その目的は謎のようでもあります。

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

セティ１世と、その息子ラムセス２世。
セティ１世統治時代には完成せず、その息子の建築王こと、ラムセス2世によって完成されました。

【セティ１世葬祭殿】

セティ１世葬祭殿の見どころである王名表。

上エジプト（南側）と下エジプト（北側）を統一した初代王とされるナルメル王からラムセス2世までの名前が刻まれています。しかしながら、異端の王とされるハトシェプスト女王や宗教改革を行ったアメンホテプ4世（アクエンアテン）の名前はありません。どれがどの王なのかはわかりませんが、カルトゥーシュであらわされた歴代の王数千年前の王の名前が記録として残されていることに感動します。

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

至聖所がずらりと並んでいます。

【セティ１世葬祭殿】

素晴らしいレリーフがびっしりと。

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

オシリス神の至聖所。

人々は死を迎えると、冥界で、オシリス人となって再生するという死生観があったそうです。

【セティ１世葬祭殿】

至聖所の中は、儀式のレリーフで埋め尽くされています。
右上は、セティ１世が、至聖所に入るところだそうです。
そのとなりが、それを迎えるオシリス神。

右下はお香をささげるセティ１世。

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

オシリス神の至聖所の裏だけには、部屋がありました。

【セティ１世葬祭殿】

こちらの天井は修復されたもの（おそらくコンクリートの天井）ですが、残っている壁、柱、天井には、余すところなく装飾が施されており、一切の空白がありません。

日本の神殿の美様式とは異なっていて、とても興味深いです。

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

イシス神の膝に抱えられるセティ１世

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

外に出てきました。

向かって左側、至聖所の入り口です。
塞がれたうえ、そこにもレリーフがたくさん描かれています

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

【セティ１世葬祭殿】

相変わらずそれぞれの写真の解説ができず、写真の羅列で申し訳ありません。
楽しみにしていたアビドスのセティ１世葬祭殿、想像以上にすばらしかったです。この旅の思い出の中でもとっても印象に残った場所の一つです。

こののち、デンデラのハトホル神殿に向かいます。