$夕方にヒヴァ行きの寝台列車に乗るまでの間、タシケントを観光しました。ウズベキスタン滞在の最終日にも観光はしますが、できる限り多くの場所に行くことにしました。 ★UZS1=\0.0122(2023.9.20時点)で換算。 ＜中央アジア旅行＞ 9/20 関西(10:50)→ソウル/仁川(12:40/16:35)→タシケント(20:20) タシケント(泊) 9/21 タシケント観光 ★ タシケント→ヒヴァ 　　車中(泊) 9/22 ヒヴァ観光 　　ヒヴァ(泊) 9/23 ヒヴァ→ブハラ 　　ブハラ観光 　　ブハラ(泊) 9/24 ブハラ観光 　　ブハラ(泊) 9/25 ブハラ→サマルカンド 　　サマルカンド観光 　　サマルカンド(泊) 9/26 サマルカンド→ペンジケント ペンジケント観光 　　ペンジケント(泊) 9/27 ペンジケント観光 　　ペンジケント→サマルカンド→タシケント 9/28 タシケント→シムケント シムケント観光 　　シムケント(泊) 9/29 シムケント観光 　　シムケント→タシケント 　　タシケント観光 　　タシケント(22:00)→ソウル/仁川(8:15) 　　機中(泊) 9/30 ソウル観光 ソウル/仁川(19:15)→関西(21:05)$

中央アジア旅行タシケントその1

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2023/09/20 - 2023/09/30

230位(同エリア471件中)

エリア

タシケント(ウズベキスタン)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: アシアナ航空

旅行の手配内容: 個別手配

宿泊したホテルは郊外のため、タシケントの中心地まではメトロで向かいました。朝食は駅に向かう途中にあったお店で食べました。
サモサを注文しました。1個UZS4,000(約49円)です。中身は羊肉で、程よく香辛料も入っており美味しかったです。
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Matonat駅に到着です。ここからメトロに乗車します。
まずはTexnopark駅まで乗車し、そこから地下鉄に乗り換えます。料金は、一律UZS1,400(約17円)です。こんなに安くて採算取れるのでしょうかww
沿線には、ソ連時代に建設された集合住宅(フルシチョフカ)が数多くありました。
チェコなど旧東欧諸国の郊外にも、このような集合住宅が多く残っています。
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Dustlik駅からは、地下鉄で移動します。タシケント地下鉄は、ソ連で7番目の地下鉄として1977年に建設されました。地下鉄構内は非常に薄暗いですが、警察官がたくさんいて治安は非常に良かったです。そのためか、ヨーロッパの地下鉄にいる物乞いや売り子の様子も見ることはありませんでした。
多少年季は入っていますが、清潔感のある車両でした。
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Oybek駅で乗り換える予定でしたが、地球の歩き方で紹介されていた1駅先のKosmonavtlar駅に行きました。「Kosmonavtlar」とはウズベク語で「宇宙飛行士」という意味で、ホームの壁面にはソ連の宇宙飛行士や天文学者などの肖像画が描かれています。ブルーのグラデーションが非常に美しく神秘的でした。

コスモナフトラル駅駅
ティムール朝の君主で天文学者でもあったウルグ・ベク。サマルカンドの滞在では、彼が観測で使用したウルグ・ベク天文台にも足を運びました。
世界初の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリン。「地球は青かった」という彼の言葉は非常に有名ですが、実際は「空はとても暗かった。一方、地球は青みがかっていた」と語っていたようです。「地球は青かった」と訳すことで、ロマンのあるものにしたかったのでしょうか。
世界初の女性宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワ。
ウラジーミル・ジャニベコフ。ソユーズ計画で5度の宇宙飛行を経験した後、宇宙飛行士から政治家へと転身し、ウズベク共和国の副議長を務めました。
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その後はOybek駅に戻り、Yunusobod線に乗り換えます。タシケントメトロでは、乗換駅が同じ駅でも路線によって駅名が違います。ちなみにYunusobod線ではMing Urik駅です。乗換駅の乗り換え通路も、また味があっていいですね。
Yunusobod線で、最初の目的地タシケントタワーに向かいます。
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Bodomzor駅に到着しました。ホテルの最寄り駅からここまで1時間以上かかりましたが、駅構内の装飾がどれも素晴らしく移動していて飽きなかったです。
タシケントタワーに登ります。高さは375m。ソ連時代の1985年に完成し、当時は世界で4番目の高さだったそうです。2023年時点でも、中央アジアでは1番高いそうです。
入口には、世界各国のタワーの模型が飾ってありました。ちゃんと東京タワーの模型もありました。
入場料は、UZS40,000(約488円)でした。入口からタワーまでは、ウズベキスタンの有名観光地の写真を眺めながら進みます。
タシケントタワーの模型がありました。下の丸い部分が展望台で、上がレストランになっています。
タワーの真下に到着。ここから、エレベータで展望台まで上がります。エレベータ横には警備員のような方がいましたが、暇すぎたのか居眠りしていました。訪問者も少なかったため納得ですw
南側の風景です。遊園地のタシケントランド(左下)やウズベキスタン国立銀行(左の高い建物)が見えます。右側のビル街は、Oybekでしょうか？
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東側の風景です。奥にはうっすらと天山山脈が見えます。
北東側の風景です。フルシチョフカが非常に多いのが分かります。
北西側の風景です。タシケントの住宅は、フルシチョフカ(集合住宅)と平屋建ての家が多いのが特徴的でした。
展望台の上にあるレストランにも行きました。こちらの方が高いですが、柱が邪魔で景色は展望台の方がいいです。
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近くのプロフセンターで昼食をとることにしました。プロフとは、中央アジア風炊き込みご飯のことです。地域によってトッピングや味付けが異なり、滞在中は他の街でもプロフを楽しみました。

中央アジアプロフセンター地元の料理
プロフセンターでは大鍋で調理をするため、迫力がありました。You Tube動画で紹介されていることもあります。
大鍋に羊肉をそのまま入れてしまうと煮崩れを起こしてしまうため、糸で縛って入れていました。お皿に盛りつける前に、お肉を切っていました。
各材料を炒めています。
観光客も大勢いました。食事中、日本人ツアーの方も見学に来られていました。
プロフ・ナン1/2個・トマトサラダを注文して、合計UZS58,000(約708円)。写真では分かりづらいですが、どれも量が多かったです。プロフには、うずらの卵とドルマ(ブドウの葉にひき肉を包んだもの)・馬肉がトッピングされています。
昼食後は、ホテルウズベキスタンに向かいます。
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Yunus Rajabiy駅で下車しました。
長く薄暗いエレベータで地上へと上がっていきます。平壌地下鉄みたいですw
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ホテル・ウズベキスタンを見学します。1974年に開業し、旧ソ連時代は国営ホテルだったようです。

ホテルウズベキスタンホテル
レストランも、やはり時代を感じるソ連風です。
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ティムール広場にやってきました。ソ連時代は、スターリンやマルクスといった共産主義思想の人物の銅像だったそうですが、独立後の1993年にティムールになりました。ティムールは、14～16世紀に中央アジアからイランまでを支配したティムール朝の建国者です。滞在中に訪れたサマルカンドは、ティムールに関連した史跡が数多く残っていました。

ティムール広場広場・公園
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ホテル・ウズベキスタンの右側の建物が、国際会議場です。
ティムール広場から、独立広場まではヨーロッパ感が漂うプロムナードを歩きました。
独立広場です。周囲には、大統領官邸など政府機関の建物が数多くあります。日本の霞ヶ関のような場所です。
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内閣府の建物です。
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文化省の建物です。
大統領宮殿が見えました。セキュリティ対策ということで、建物の近くには立ち入ることはできませんでした。
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10分ほどで、ナヴォイ劇場に到着しました。第二次世界大戦後にソ連軍に捕らえられた日本人が建造したことで、有名です。(諸説ありますが)

ナヴォイオペラバレエ劇場劇場・ホール・ショー
建設に携わった日本人捕虜をたたえるプレートがありました。設置にあたり、初代大統領のイスラム・カリモフは「彼らは恩人だ、間違っても「捕虜」と書くな」と指示を出したことが有名な話として残っています。1966年のタシケント地震では多くの建物が崩壊したにも関わらず、このナヴォイ劇場は被害を受けなかったようです。