中央アジア旅行 タシケントからヒヴァ

2023/09/20 - 2023/09/30

タシケント観光後は、ヒヴァまで寝台列車に乗りました。ヒヴァまでは約1100km、所要時間は14時間40分と長時間の移動になります。サンライズ出雲・瀬戸などの寝台列車には今まで一度も乗ったことがなかったため、今回が初めての寝台列車乗車となりました。車内で出会った現地人の方が非常にフレンドリーに接してくれたりと、あっという間に時間は過ぎました。

切符は、事前にオンラインで予約しました。以下のサイトが分かりやすかったので、リンク張っておきます。
(鉄道チケット予約方法) https://tabi-tabi-trip.com/howtogettrainticketonline/

★UZS1=\0.0122(2023.9.20時点)で換算。

＜中央アジア旅行＞
9/20 関西(10:50)→ソウル/仁川(12:40/16:35)→タシケント(20:20)
タシケント(泊)
9/21 タシケント観光
タシケント→ヒヴァ ★
　　 車中(泊)
9/22 ヒヴァ観光
　　 ヒヴァ(泊)
9/23 ヒヴァ→ブハラ
　　 ブハラ観光
　　 ブハラ(泊)
9/24 ブハラ観光
　　 ブハラ(泊)
9/25 ブハラ→サマルカンド
　　 サマルカンド観光
　　 サマルカンド(泊)
9/26 サマルカンド→ペンジケント
ペンジケント観光
　　 ペンジケント(泊)
9/27 ペンジケント観光
　　 ペンジケント→サマルカンド→タシケント
9/28 タシケント→シムケント
シムケント観光
　　 シムケント(泊)
9/29 シムケント観光
　　 シムケント→タシケント
　　 タシケント観光
　　 タシケント(22:00)→ソウル/仁川(8:15)
　　 機中(泊)
9/30 ソウル観光
ソウル/仁川(19:15)→関西(21:05)

エリア ヒワ(ウズベキスタン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ナヴォイ劇場から20分ほどでタシケント南(Tashkent yuzhniy)駅に到着しました。

Tashkent yuzhniy 駅

ネットで予約したチケットを引き換えます。ウズベキスタンでは、駅舎の横にチケットオフィスの建物がありました。

ヒヴァまでは2等寝台で、料金はUZS229,900(約2,804円)です。日本の1/7くらいの金額で寝台列車に乗れてしまいます。

駅舎に入るにはセキュリティチェックを受ける必要があります。

ウズベキスタン鉄道の路線図です。国内の主要都市には鉄道が通っていることがわかります。ただし、ほとんどは旅客用ではなく貨物用となっています。

待合室には充電スポットがありました。無料で使用できるので、長時間移動するのであれば充電しておいかもしれません。ちなみに寝台列車にもUSBポートはありましたが、うまく使えませんでした。

列車が到着したのでホームに移動します。

なかなかレトロな車両です。この寝台列車で約14時間移動します。

今回乗車する寝台列車はウズベキスタン号という名前で、国土の東西を走っている列車です。キルギスとの国境にほど近いアンディジャンという街からヒヴァまで、約22時間走っているようです。日本にもこのくらい長時間を走る列車があればいいのですが。

乗車した2等寝台です。右下のベットを使用しました。ベットの下には荷物スペースがありスーツケースを入れました。

目的地のヒヴァまでは、サマルカンド・ナヴォイ・ブハラといった主要都市を通ります。ヒヴァ観光後は、ブハラ・サマルカンドと徐々にタシケントに戻るような予定を立てることが一般的です。

車窓から見る夕日は特別感ありますね。

砂漠が広がっているのかと思っていましたが、タシケント周辺は穀倉地帯が広がっていました。

同じコンパートメントに乗っていたカップルの方に、コーラとお菓子をいただきました。お返しに機内でもらった韓国のお菓子を渡しました。

車内を歩いていると隣のコンパートメントの人から声をかけられ、チャイをご馳走してくれました。ウズベキスタンの方は、本当に優しいです！

20:36サマルカンド到着です。ここまでタシケントから約4時間。ホームでは、名物のナンが売っていました。

サマルカンド駅 駅

重厚で立派な造りの駅舎です。サマルカンド駅は観光地ということもあってか駅構内にお土産店などもありました。

発車まで時間があるので先頭車まで行ってみました。機関車に中国語のプレートがあったので見てみると、なんと中国製でした。一帯一路政策の影響でしょうか。

発車時間が迫ってきたので車内に戻ります。

3等寝台の車内です。上半身裸で寝ているおじさんがいたりと、なかなかカオスな光景でした。昭和のブルートレインもこのような光景だったのでしょうね。

22:45ナヴォイ駅に着きました。ここで12分停車します。

夜も更けてきたので寝ることにしました。深夜に停車したブハラで1名乗ってきました。

朝起きると、ホラズム州の州都ウルゲンチに到着していました。2019年まではヒヴァまで鉄道は通っておらず、ウルゲンチからバス・タクシーで移動していたそうです。

7:10 Khivaに到着しました。

ヒヴァ駅 駅

近い将来、高速鉄道がヒヴァまで延伸されるようです。そうなればタシケントから7時間ほどで来れてしまうみたいなので、開業が待ち遠しいですね。

駅舎に入らずに、ホームから直接外に出ることができました。

1日2本しか旅客列車がない駅にもかかわらず、非常に立派な駅舎です。

ヒヴァ駅 駅

駅の東側一帯は新市街地が広がっていました。ホテル・土産物屋などがあります。

イチャンカラ近くのホテルまでは歩いて30分ほどなので歩いて向かいました。

トロリーバスが走っていました。ウルゲンチとヒヴァの間を走っているようです。旧共産圏ではトロリーバスが今でも走っている場所が多いですが、ウズベキスタンではここだけだそうです。

ヒヴァでは、Rustambey Houseというホステルに宿泊しました。

翌日の朝食です。油っぽい料理が多い中央アジアでは腹痛対策として、熱いお茶を飲むことが多いです。