2023/09/20 - 2023/09/30
60位(同エリア105件中)
冪集合さん
この旅行記のスケジュール
2023/09/26
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Inn Sogdiana
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バスでの移動
マルシュルートカ 5番系統 (TJS2、約27円)
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バス停(Лоиk Шералk通り)
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徒歩での移動
20分程度
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ペンジケント遺跡
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徒歩での移動
20分程度
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バス停(Лоиk Шералk通り)
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バスでの移動
マルシュルートカ 5番系統 (TJS2、約27円)
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Inn Sogdiana
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この旅行記スケジュールを元に
この記事では、ペンジケント滞在についてご紹介します。
ペンジケントには2日間滞在し、ペンジケント遺跡・ルダーキー博物館・レーニン像・バザール・郊外のサラズム遺跡を観光しました。2023年9月に訪問しましたが、同月にペンジケント遺跡が「シルクロード:ザラフシャン=カラクム回廊」の構成遺産の1つとして世界遺産に登録されたようで、少し驚きました。地方都市ということもありのんびりとした町でした。治安に関しても良好で怖い思いをすることは一度もありませんでした。敢えて言うのであれば、バザール周辺に物乞いが多いので持ち物には十分注意されるとよいかもしれません。
<市内の移動>
マルシュルートカ(小型乗り合いバス)が非常に便利です。料金は一律TJS2(約27円)。ウズベキスタンの国境まで行く8番系統が、TJS10(約135円)でした。ただ日本のようにバス停の目印もなく、時刻表などもYANDEX Mapで検索しても出てこないため難易度は少し高いと思います。料金の支払いは直接運転手さんにお金を渡します。後部座席に座った場合は、近くの乗客にお金を渡してもらうようにしましょう。降車時はロシア語でОстановите(アスタナヴィーチェ:停まってください)と運転手に伝えます。英語は日本よりも通じません。また行き先表記も全てキリル文字で書かれているので、事前にキリル文字を少し覚えていったほうがいいかもしれません。
<観光地のアクセス>
①ペンジケント遺跡:マルシュルートカ5番 TJS2(約27円)
市街地から少し離れた場所にあり、中心部のバザールから徒歩で40分ほど歩くので途中のЛоиk Шерали通りのバス停まで乗りました。そこから遺跡までは20分程度で行けます。
②ルダーキー(Rudaki)博物館:マルシュルートカ1,4,5番など TJS2(約27円)
博物館の前のРудаки通りを通るマルシュルートカが非常に多いため、比較的アクセスしやすい立地です。
③レーニン像:マルシュルートカ1,4,5番など TJS2(約27円)
前のРудаки通りを通るマルシュルートカが非常に多いため、比較的アクセスしやすい立地です。
④サラズム遺跡:マルシュルートカ8番 TJS10(約135円)
Рудаки通りから国境行きのバスが出ています。中心部のバザールからは20~25分程度です。国境にほど近いので、国境越えをしてすぐに訪問するとよいかもしれません。
★TJS1=\13.5(2023.9.26時点)で換算。
<中央アジア旅行>
9/20 関西(10:50)→ソウル/仁川(12:40/16:35)→タシケント(20:20)
タシケント(泊)
9/21 タシケント観光
タシケント→ヒヴァ
車中(泊)
9/22 ヒヴァ観光
ヒヴァ(泊)
9/23 ヒヴァ→ブハラ
ブハラ観光
ブハラ(泊)
9/24 ブハラ観光
ブハラ(泊)
9/25 ブハラ→サマルカンド
サマルカンド観光
サマルカンド(泊)
9/26 サマルカンド→ペンジケント
ペンジケント観光 ★
ペンジケント(泊)
9/27 ペンジケント観光 ★
ペンジケント→サマルカンド→タシケント
9/28 タシケント→シムケント
シムケント観光
シムケント(泊)
9/29 シムケント観光
シムケント→タシケント
タシケント観光
タシケント(22:00)→ソウル/仁川(8:15)
機中(泊)
9/30 ソウル観光
ソウル/仁川(19:15)→関西(21:05)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ペンジケント観光を行います。まずは、この町最大の見どころであるペンジケント遺跡へ。印をつけた場所から5番系統のマルシュルートカで、Лои? Шерал?通りの降車場まで乗りました。
料金は一律TJS2(約27円)です。 -
マルシュルートカの車内。日本人が乗っているとかなり目立ちますw
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ザラフシャン山脈が左側に見えます。
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明日行くバザールです。
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ラフモン大統領の看板が見えました。
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10分ほどでЛоиk Шерали通りにある最寄りのバス停に到着です。ここから、20分程度遺跡まで歩きます。
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乗ってきた5番系統のマルシュルートカです。
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Yandex Mapの道案内を頼りに路地を進みます。ちなみにGoogle Mapでもルート案内を行いましたが、行き止まりの道に案内されてしまいました。旧ソ連の国に旅行する際には、Yandex Mapが便利だと思います。
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20分程度で遺跡の入口に到着します。ここから踏み跡を頼りに丘を登っていきます。
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丘を登ると雄大なウズベキスタンとの国境線となっているザラフシャン山脈とペンジケントの市街地が見渡せました。
パンジャケント (ペンジケント) 散歩・街歩き
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ペンジケント遺跡は5~8世紀に、この地域で交易商人として活躍したソグド人によって築かれた遺跡です。住居跡・ゾロアスター教(拝火教)の礼拝所などが残っているようですが、残念ながら見つけることができませんでした。出土品は遺跡内にある博物館やエルミタージュ美術館などで展示されているようです。
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規模は結構大きいです。
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遺跡の南側です。のんびりとした風景いいですね。
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帰りは違った経路でバス停まで戻りました。
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5番系統のマルシュルートカでホテルの近くまで戻り夕食を食べに行きました。
途中、集合住宅の前を通りました。 -
宿の近くにある集合住宅。壁画はペンジケント遺跡で発掘されたものを模しているらしいです。
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途中のスーパーの店内です。町には、このような個人商店が数軒ありました。
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ナンも売っていました。中央アジアはナンが主食ですもんね。
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夕食です。ケバブ屋に入りました。チキン味のケバブで、TJS15(約203円)です。
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夕食後は時間があったので、街中を散策しました。
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ラフモン大統領のスローガン(?)が書かれている看板です。
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またラフモン大統領!
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ラエク・シェラリ(Лоик Шерали)の銅像です。ラエク・シェラリはペンジケント出身の詩人・ペルシャ文学者で、タジキスタンで権威のあるペルシャ文学者でした。
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サーマーン朝君主、イスマイール・サマーニーの銅像です。タジキスタンの英雄とされていて、他の街に行ってもイスマーイール・サーマーニーの銅像があるようです。現代版のレーニン像的な感じでしょう。
ただ、お墓は隣国ウズベキスタンのブハラにあります。イスマイール・サマーニ廟といって、世界遺産に登録されています。 -
別角度から。いやー美しい!
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ライトアップされたタジキスタン国旗。赤は国家の統合、白は綿花と国民統合、緑は国土の自然、そして真ん中の王冠と7つの星は主権の独立と隣国との友好を意味しているそうです。タジキスタンは天山山脈・パミール高原をはじめ、雄大な自然が広がっている国です。また平均標高が世界一で3300mということで、国土の半分が富士山の8合目程度の標高があるということになります。
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タジキスタンの通貨、ソモニです。3ソモニ硬貨がありますが、世界的にも「3」を採用している通貨は非常に少ないと思います。恐らく隣国のキルギスソムくらいでしょう。
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滞在2日目は、ペンジケント観光をした後にウズベキスタンのタシケントに戻ります。移動距離が約400kmと、なかなかハードな行程となります。
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まずは宿近くのルダーキー(Rudaki)博物館に行きました。
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ルダーキーは、9~10世紀に活躍した詩人です。ペルシャ文学の第一人者ということから「ペルシャ文学の父」とも呼ばれているようです。
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入場料がTJS25(約338円)でした。ルダーキーに関する展示のほかに、ペンジケント遺跡・サラズム遺跡で出土されたものも展示されていました。
見学者は私1名のみで貸し切りの状態でしたが、職員さんは5名くらいいて皆さん暇そうにされていましたw
展示スペースごとに1名おられましたが、裁縫をしているおばちゃんやスマホをさわっている方など。こういうゆったりとした職場環境いいですね。 -
独立後のタジキスタンの発展に関する展示もありました。
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ついにお目当てのレーニン像にご対面です。ウズベキスタン・カザフスタンでは撤去されているようですが、タジキスタン・キルギスでは未だに残っているものが多いそうです。
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レーニン像の横には、またスローガンがありました。「知識人は国の宝であり、国家の将来を照らす明るい光である。富に満ち溢れているこの国の原動力となるのは、名誉ある専門家と子どもたちである。」ということが書かれていました。北朝鮮の国営放送のニュースで出てきそうなセリフですねw
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味わい深いバス停ですねw
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マルシュルートカに乗って、バザールに向かいます。
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ペンジケントのバザールに到着しました。
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街の中心部ということもあって、大勢の人でにぎわっていました。
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ウズベキスタンのバザールとは違いドーム型になっているのが印象的でした。
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肉類・香辛料など、基本的にはウズベキスタンのバザールと似たようなものが売られていましたが、ヨーグルトのような乳製品を売っているお店が多いような気がしました。
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バザールの外に出てきました。左にいる男性はターバンを巻いていますが、タジク人はイラン系の民族からなのか、街にはターバンを巻いている人がある程度いたように思います。顔つきもトルコ系のウズベク人とは違い、少しイランっぽい顔立ちが特徴的でした。
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バザールから乗り合いタクシーで約20分、世界遺産サラズム遺跡に到着しました。
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入口近くには、山羊がつながれていました。
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サラズム遺跡の入口に到着です。サラズム遺跡は紀元前4000年~3000年ごろに発展した中央アジア最古の古代遺跡であり、2010年にタジキスタン初の世界遺産となりました。
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入口を入り真っ直ぐに延びる道の左右には、案内板が設けられていました。
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住居の跡でしょうか?
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遺跡内にこのようなものが数ヶ所点在していました。
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遺跡保護のために、雨除けのようなものが設けられています。
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博物館がありましたが、ルダーキー博物館で出土品の一部を見たので中には入りませんでした。
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世界遺産を示す看板が立ってありました。
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遺跡の前の道路で国境行きのマルシュルートカを待っていたら、運よく5分ほどで来ました。国境までTJS10(約135円)。これにてタジキスタン観光は終了。ウズベキスタンへと戻ります。
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荒涼とした山脈と草原の景色も見納めです。タジキスタンはウズベキスタンに比べると情報も少なく、ロシア語を使えない旅行者にとってはハードルの高い国でしたが、親切な方が非常に多かった印象がありました。日本からは直行便がなくアクセスしにくい国ですが、パミール高原など自然豊かな場所も多いです。
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