中央アジア旅行 サマルカンドからペンジケント

2023/09/20 - 2023/09/30

サマルカンドから国境を越えて、隣国タジキスタンのペンジケントまでの移動方法をご紹介します。2022年からタジキスタン入国の際にビザが免除になったので、サマルカンドから足を延ばして行ってみることにしました。

＜費用＞
宿～Kaftarxonaバスターミナル：UZS7,000(約85円)
Kaftarxonaバスターミナル～国境：UZS20,000(約244円)
国境～ペンジケント：TJS20(約271円)
合計：UZS27,000＋TJS20 (約600円)
UZS1=\0.0122、TJS1=\13.57 (いずれも2023.9.26時点)で換算。
●国境～ペンジケントまで「8番のマルシュルートカ」に乗ると、TJS10(約135円)。

＜時間＞
宿～Kaftarxonaバスターミナル：10分
Kaftarxonaバスターミナル～国境：50分
国境(出入国審査・両替・タクシー交渉含む)：1.5時間
国境～ペンジケント：20分
合計：3時間程度(ウズベク側出国のイミグレが混んでいたため時間がかかりましたが、翌日タジク側から戻った際は空いていたため国境越えは30分程度でした。)

＜両替(2023.9.26時点)＞
・ウズベク側・タジク側のイミグレ外にいる両替屋でのレートは同じ。
　UZS1,000=TJS1
　米ドル→スム・ソモニへの両替レートは不明。
・タジク側イミグレ内にある銀行のレート
　US$1=TJS10.9
　UZS1,666=TJS1
・ウズベク側イミグレ内にある銀行のレート
　US$1=UZS12,180
　ソモニ→スムへの両替は不可。

まとめ
●スム→ソモニ、ソモニ→スムの両替は、「ウズベク側・タジク側のイミグレ外」で行う。

＜中央アジア旅行＞
9/20 関西(10:50)→ソウル/仁川(12:40/16:35)→タシケント(20:20)
タシケント(泊)
9/21 タシケント観光
タシケント→ヒヴァ
　　 車中(泊)
9/22 ヒヴァ観光
　　 ヒヴァ(泊)
9/23 ヒヴァ→ブハラ
　　 ブハラ観光
　　 ブハラ(泊)
9/24 ブハラ観光
　　 ブハラ(泊)
9/25 ブハラ→サマルカンド
　　 サマルカンド観光
　　 サマルカンド(泊)
9/26 サマルカンド→ペンジケント ★
ペンジケント観光
　　 ペンジケント(泊)
9/27 ペンジケント観光
　　 ペンジケント→サマルカンド→タシケント
9/28 タシケント→シムケント
シムケント観光
　　 シムケント(泊)
9/29 シムケント観光
　　 シムケント→タシケント
　　 タシケント観光
　　 タシケント(22:00)→ソウル/仁川(8:15)
　　 機中(泊)
9/30 ソウル観光
ソウル/仁川(19:15)→関西(21:05)

エリア その他の都市(タジキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊したB&B BAHODIRからYANDEX GOを利用して、ペンジケント行きの乗り合いバスが出発するKaftarxonaバスターミナルまで行きます。
料金：UZS7,000(約85円)

B&B Bahodir ホテル

10分でKaftarxonaバスターミナルに到着します。
乗り合いバスを見つけるために、「タジキスタン！」「Border！」と目的地を大きな声で告げると、客引きが寄ってきました。
予想通りUS$10と値段を吹っかけてくるドライバーが数名いましたが、ここは丁重に諦め、別のドライバーに再度交渉。
交渉から5分ほどで国境までUZS20,000(約244円)で連れて行ってくれるドライバーが見つかり、その人の乗り合いバスで国境まで行きました。

運転手さん。札束を数えながら爆速で運転するので怖かったです。シートベルトも取り外されておりヘッドレストもないので、事故したら絶対ケガしていたと思います。

バスターミナルから50分ほどでタジキスタンとの国境(Djartepa)に到着。ここで両替をしないかと声をかけられましたが、ここでは行わずタジク側のイミグレにある銀行で両替をしました。

お店などは特になく活気はありませんでした。客引きと両替屋がいるくらいです。

有刺鉄線が張り巡らされており物々しい感じがします。

出国の前に、まずはパスポートチェックを行います。

タジキスタンのラフモン大統領(左)とウズベキスタンのミルジョーエフ大統領(右)の写真です。一時期関係が冷え込んで国境が封鎖されていた時期もあったようですが、現在は関係良好のようです。

まずは、ウズベクの出国審査です。前列の中国人観光客が審査に時間がかかっていたりと色々とあって、かなり待たされました。ちなみに滞在登録証の提示は求められませんでした。もらい忘れていたから助かりました。

ようやくもらえたウズベクの出国印。場所はSAMARQANDとなっていました。

お次はタジクの入国。待つという習慣がないのか(?)、並んでいるのに何人ものタジク人に順番を抜かされました。もっと強引に行くべきでした。

タジキスタンの入国スタンプもらいました。

ここで、荷物検査を行いました。入口に銀行があったので、タジキスタンの通貨ソモニを両替しました。レートについては、概要欄に載せてあるので参考にしていただければ幸いです。

両替した銀行の前の壁には、ラフモン大統領の写真がありました。ペンジケント滞在中、そこら中で同大統領の写真を見かけました。

最後はゲートにいる兵士にパスポートを見せると、ようやく外に出ることができます。国境到着からここまで1時間30近くかかりました。昨日のうちにサマルカンドを観光しておいて正解でした。予定では、レギスタン広場を観光してから向かおうと思っていましたが、それでは遅すぎましたね。早めの行動が大事だと思い知らされました。

国境からペンジケントまでは、乗り合いタクシーで向かいました。所要時間20分程度、料金はTJS20(約271円)でした。ちなみに「8番のマルシュルートカ」に乗ったら市内まで半額のTJS10(約135円)で行けます。帰りはそれに乗りました。

ただ宿のオーナ曰く、市内から国境に向かう際に乗ると満員で乗れない場合もあるみたいなので利用される場合は注意してください。

ペンジケント市街地に到着。どことなくソ連ぽい街並みです。

本日の宿泊地 Inn Sogdianaです。1泊朝食付きでTJS153(約2053円)でした。オーナさんは英語を話せたので、ペンジケント遺跡への行き方などを教えてもらいました。

部屋です。シャワーは水しか出ませんでした。

朝食です。お菓子もついていて、なかなかボリュームありました。