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《2023.December》あみんちゅなにげに関西街歩きの旅京都そのXXVI~TWINKLE JOYO 2023・京田辺駅前イルミネーション編~<br /><br />気が付けば今年もあと10日程になった。名目上はコロナも季節性インフルエンザと同じ第5類に分類されることとなり、マスクの使用も任意の扱いになった。これで長きに渡る〝自粛〟をしなくても良くなるとは全く思わないが、まあ旅立ちを規制される理由ではなくなった。<br /><br />そんな背景もあり6月には4年ぶりに沖縄へと行って来た。10月には能登へと宿泊を伴う旅にも行くことが出来た。しかしコロナ禍前のようにマスク無しで出掛けるとまでは私自身思ってもいない。車内のように自分だけのスペースならばいざ知らず、人と接触する可能性が高い場所ならば尚更だ。<br /><br />そんな自分自身の拘りもあり、近場の日帰り旅が主流となるのは仕方がない。そんな中での師走の今日、冬のmyイベントは相変らず〝イルミネーション〟である。能登もそうであった。そして今日は近場でのイルミネーションイベントとして候補リストから抽出したのは〝TWINKLE JOYO2023〟。城陽市総合運動公園レクリエーションゾーンに於いてこの時期に行われているイベントである。一般道を利用しても一時間程で行くことができる場所を故に深く考えずに行くことが出来る場所である。<br /><br />そんな訳で辺りが薄暗くなった16:45に自宅を出発する。先ずは大津南郷郵便局に立寄ってゆうパックの箱を購入する。安くはないがこの100サイズの箱は一般的に販売されているサイズではないのでの仕方がない。それからローソン大津南郷一丁目店に立寄ってmyタバコを購入しようとするが、残念ながら販売されておらず、飲み物だけを買い求めて出発する。最近京滋バイパスを利用するために走ることもなくなった宇治川ラインを走って行く。途中宵待橋から宇治田原町に向かい、新名神高速道路の工事現場を横目に国道307号線を走って行く。山城大橋東詰を右折して暫く走ると、イルミネーション会場の城陽市総合運動公園に到着する。平成14(2002)年に始まったジョミナリエ(というらしい)は今回22回目となる。界隈での大規模イルミネーションイベントのひとつとして、例年多くの見物客を集めている。今日は水曜日だが、地元京都ナンバーの車を中心に多くの見物客が集まっているようだ。複合施設を持つ城陽市総合運動公園故に駐車場は有料となっている。しかしどのエリアもかなり混雑をしており、空きを見つけるのに苦労した。その中のひとつに空きを見つけ駐車をする。ただサンデードライバーが多いのか、まっすぐに車が停車していない。こういう時には軽自動車は便利であり、しっかりと駐車できたことを確認する。<br /><br />駐車場から道路を渡り会場入りする。メインゲートは下方にあるようだが、ヘタレとしては、会場の高い部分から下りて行く。通路両脇にはLEDが飾り付けられており、名前に恥じないイベントであることが良く分かる。メインのエリア地元参加もされていた。城陽や西城陽といった公立高校が、自らが担当するエリアを輝かせている。元々会場となっている城陽市総合運動公園は、遊具や池なども兼ね備えた総合公園といった側面もあるために、池を中心とした擂鉢状の斜面も利用してイルミネーション飾りを付けているようだ。ただこの池の周りだが、イルミネーションイベントが行われている夜には分かり辛いと思える節がある。池の周りにロープをひいて立入禁止にする策もあるだろうが、多分〝見た目〟を考えたのであろうといったところではないかと思われる。勿論〝危険性〟が高いというものではなく普通にしていれば問題は無いように思う。しかし写真を撮ることに熱中していると、足元を見ることを疎かにしないとも言い切れない。そのあたりのことは若い子達がインスタ映えするような写真を撮ることに熱中していることを見ているとリスクはそれなりにあるとは思われる。老婆心かも知れないが、学友達と写真の撮り合いをしている姿を見ているとそんなことを感じる私であった。<br /><br />後もうひとつ気になることがあった。イルミネーション撮影に勤しんでいると、何やらゴーッという音が聞こえてくる。最初は何だかわからなかったのだが、どうやらローラースライダーの音のようだ。ただ確かイルミネーション時間帯は安全のため利用が禁止されていたはずだが…と思ったのだが、どうやら家族連れで乗車を楽しんでいる様子。場所的にローラースライダーのレールとイルミネーション会場は植え込みで隔てられているので直接的にバッティングすることはないだろうが、やはり理由があって禁止されていることは如何なものだろうか?ボヤきにしかならないが、コロナによる規制の解除がなされたことから、開放的な気持ちが先に立ち、遊ばれているのだろうと危惧せざるを得ない。まして辺りは照明はあるとは言え、決して明るくはない場所故に間違って近付いてしまう可能性はないとは言い切れない。<br /><br />そういった意味では油断し過ぎではと思うことがおかしいのであろうか?まぁイルミネーション会場でも羽目を外している者も少なくはなかったことを考えると、抑圧後の開放感は怖いとすら感じた私が逆におかしいのかと思ってしまった。<br /><br />話を戻してこのイベント〝TWINKLE Joyo 2023〟のサブタイトルとして“ホラーナイトイルミネーション~お手々つないで行きましょう~”と銘がうたれている。イルミネーション会場中心に確かにホラー屋敷が作られており、サブタイトル通りの展開とはなってはいるものの、今夜のように来場者数が多いとテーマに沿った建物等は、入るにも時間が掛かってしまう。また〝記念写真コーナー〟では列を作って並べば一人で来ていても利用することが出来るが、その辺りは我先にと横から入って子供達の写真を撮るなど余りにも酷いマナーの悪さに並行する。イベントそのものは上手く纏められているように感じるものの、その人の流れが余りにもぐちゃぐちゃになっており、近場に住んでいて何度も来ているように見える子連れのマナーの悪さが結構目につき並行してしまう。確かに地元の〝冬のイベント〟という意味合いが強いために致し方ない部分はあると思われるが、一見さんからも協力金を徴収している以上これでは拙いと思えてしまう。逆に言えばそのような〝フォトスポット〟の少なさがあるために一点に集中してしまうのかも知れない。開催当初ならばいざ知らず、22回目となった今年のことを踏まえると、京都府南部の冬の風物詩になっていることは間違いなく、それを地元だからというルールで行動されることこそ迷惑であり、日本の悪しき習慣である〝言われてから直す〟ではイベントのローカル性を丸出しにしているようにも思えてならなかった。そんな状態であるがために〝撮影ポイント〟での自撮りまでする気は起こらず、全体像を背景に収められる距離を取って自撮りをするに留めておく。残念だが仕方がない。<br /><br />所々不満に思うところがありつつ順路を辿って行くと、何故かお腹の調子が悪くなって来た。訪れた日が寒い一日だったことも影響したのかも知れないがとにかく放置はできない。取り敢えずトイレを探すのだが、これが実は厄介なことであることをすぐに知る。駐車場からすぐの入口から入ったために〝園内マップ〟も手元にはなく、トイレらしい建物もない。ならば入口付近か?と考え、人の流れに逆行するように歩いて行く。階段を下りたところにメインゲートが設けてあり、そこには〝トイレ〟という表記がなされていた。自分自身に余裕がなかったためにどういう様相を呈していたのかはわからないが、失禁するかもという不安もあった位だったので少なくとも冷や汗はかいていたと思う。周りに悟られないようにトイレに駆け込み用を足す。ここまで焦ったことは今まで経験すらないことであり、その不安から開放された瞬間は言葉では表現できないものであった。<br /><br />突発的な理由によりメインゲートにやって来た。改めて会場に戻るが、しっかりと園内マップをgetする。人の流れに沿って歩き、飛ばす前の場所まで戻り散策を継続する。改めて見るイルミネーションはやはり作りとしては非常に細かいところまで仕上げられており、このイベントに対する出展者の心意気を改めて感じる。先程ケチをつけた池も、角度を変えれば作品と池に浮かぶ姿がシンメトリーとなっていることに気付くなと新たな発見もあり、同時に作品の完成度を知ることになった。<br /><br />一通り会場を散策するとそれなりの時間となり、引きが早いのか会場全体の来場者数が減っていることに気付く。一部人の影で中途半端な写真しか撮れていない作品に改めて向かい、改めて作品をカメラに収めることを繰り返す。気が付くと2時間半程園内を歩いていた。勿論トイレを探している時間も含まれるのだが…。<br /><br />色々あったが一通り+αを見て回ってゲートへと戻って来た。道路を渡り車へと戻るのだが、車内でイベント詳細を確認したところ〝駐車協賛金〟として期間中1,000円を徴収する旨が記載されていた。有料の駐車場に停めたので関係はないとその時には思ったのだが、どうやらイルミネーションイベントへの車での来場に有料駐車場は利用しないようにと記載されているようだ。もっともこれは運動公園の駐車場が〝施設利用時〟のためのものであり、イルミネーションイベントの来場者は〝専用駐車場〟を利用するとのことだったようだ。このことを知り、期間中1,000円という料金体系のことを理解するが、この専用駐車場を利用するにはメインゲートを利用する必要があり、尚且つ車で来場した際に走るルートによってはその場所がわからないまま到着することもある。結局その駐車場の存在すら知らないまま来場することもあることを知る。勿論事前に知っていればそちらを利用したのだが、運悪く私が通って来たルートの場合は先に有料駐車場があるために、そちらを利用してしまったということになる。それなりの駐車料金を徴収されたために〝不法駐車〟をしたとは考えてはいないが、でもなんとなく後味の悪さを感じた私であった。<br /><br />城陽市総合運動公園駐車場を後にして20分程走る。辿り着いたのは近鉄京都線の新田辺駅。駅チカの駐車場に車を停めて西口駅前ロータリーで行われているイルミネーションイベントにやって来た。<br /><br />今年で12回目となるこのイベント、特別な呼称は無いようでそのまま〝新田辺駅前イルミネーション〟と呼ばれているようだ。約8,000個のLED照明を用いバスターミナル中心部にある緑地帯の木々やイルミネーション用に立てられたパーテーションにLEDを取り付けてイルミネーションを作り出している。主催は公益財団法人京田辺市都市緑化協会で、今年令和5(2023)年は12月1日(金)~2024年1月15日(月)の17:30~22:00に電飾を輝かせている。ひとことで言ってしまえば、よくある〝駅前のイルミネーション〟であり、規模も含めそう大きなイベントでもない。しかし12回目ということはそれなりに知名度のあるイベントであるものだと思うのだが、実はそうでもないらしい。広報にも小さく載っているだけであり、パンフレットの類もないようだ。まぁ駅前のイルミネーションは主に通勤通学客の目を楽しませるものであり、それ目当ての観光客は〝いないだろう〟との考えかもしれない。しかし緑地帯という限られた場所でのイルミネーションとしては、ベタな部分が多いものの〝造り〟には妥協はなく、限られた資材とスペースを用いて開催しているように感じたのも事実である。これはこれで地元では〝冬の風物詩〟なのだろうと思いながら緑地帯を一周してカメラにその景色を収めた私であった。<br /><br />約30分新田辺駅前イルミネーションを堪能し、コインパーキングに停めた車に戻る。駐車料金を精算するがここでひとつイラッとすることが発生する。利用した〝東洋カーマックス新田辺駐車場〟はクレジット払いが利用できた。通勤通学時に駐車することもあるようで、クレジット払いをした方が効率は良いのであろう。しかしその支払時に必要もないのに〝明細〟を取るボタンを押すものが多いようだ。同じようなことがセミセルフレジを導入しているコンビニでも見られるのだが、必要なければ出さなければ良いのではと思えてならない。夜故に釣銭口の中まで確認しなかった私も悪いのだが、記録用に貰いたかった〝レシート〟を違う車のものを取ってしまったのだ。駐車料金のレシート等経費計上若しくは家計簿に付ける必要がある方位のものだろうし、不要であれば発行すらしないのが私の考えである。何より他車のレシートが残っていても〝ゴミ〟意外に何ものでもない。自宅に帰り着いてから金額がおかしいことに気付いた私であった。<br /><br />22?00迄の開催と聞いていたので、その時間に合わせて新田辺駅を出発する。すぐにローソン京田辺薪店に立寄って、タバコを求めるが、myタバコの取り扱いはなかった。仕方がないので飲み物だけを購入して一服する。そして久御山へと向かい、価格調査リストに挙げていた〝キグナス石油カーケアステーション久御山SS〟に立寄って給油しmoveクンの食事を済ませる。163円/Lは近隣では安い方だがそれでも高いと思う。<br /><br />久御山からは京滋バイパスを利用すると便利だが、高速代金をケチって下道を利用する。国道1号線を走り、京都市を経て大津へと向かう。間もなく自宅という場所である市営石山寺駐車場に立寄って一息入れた後車内に散らかしていたカメラ等をカバンに収めて整理する。そしてラストランに挑むというのがいつものパターンだが、今回に限ってはとある理由からミニストップ大津石山寺三丁目店に立ち寄る。つまらないと思われる理由かも知れないがmyタバコを仕入れるためである。しかし暫く利用していなかったためなのか、取り扱いを終了していた。ないものは仕方がないために車へと戻り車を走らせる。諦めの悪い私は絶対に売っているローソン大津大平一丁目店へと向かう。ここは〝そのため〟に利用することが多く、いつも記している〝ナビ設定地〟というだけの場所ではない。ここで無事にmyタバコをgetし、やっとファイナルランに挑む。23:33無事自宅に到着し、今回の城陽・京田辺のイルミネーション巡りの旅は終了となる。<br /><br />夜のイベントのひとつであるイルミネーション。開始時刻の関係で出発、帰着とも遅めとなるのは致し方ない。ただ出歩く頻度はかなり減ったために、たまに出掛けると疲れてしまうことも多い。次回がいつになることやら…と思いながら寝付いた私であった。<br /><br />  《終わり》

《2023.December》あみんちゅなにげに関西街歩きの旅京都そのXXVI~TWINKLE JOYO・京田辺駅前イルミネーション編~

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2023/12/20 - 2023/12/20

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2023/12/20

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《2023.December》あみんちゅなにげに関西街歩きの旅京都そのXXVI~TWINKLE JOYO 2023・京田辺駅前イルミネーション編~

気が付けば今年もあと10日程になった。名目上はコロナも季節性インフルエンザと同じ第5類に分類されることとなり、マスクの使用も任意の扱いになった。これで長きに渡る〝自粛〟をしなくても良くなるとは全く思わないが、まあ旅立ちを規制される理由ではなくなった。

そんな背景もあり6月には4年ぶりに沖縄へと行って来た。10月には能登へと宿泊を伴う旅にも行くことが出来た。しかしコロナ禍前のようにマスク無しで出掛けるとまでは私自身思ってもいない。車内のように自分だけのスペースならばいざ知らず、人と接触する可能性が高い場所ならば尚更だ。

そんな自分自身の拘りもあり、近場の日帰り旅が主流となるのは仕方がない。そんな中での師走の今日、冬のmyイベントは相変らず〝イルミネーション〟である。能登もそうであった。そして今日は近場でのイルミネーションイベントとして候補リストから抽出したのは〝TWINKLE JOYO2023〟。城陽市総合運動公園レクリエーションゾーンに於いてこの時期に行われているイベントである。一般道を利用しても一時間程で行くことができる場所を故に深く考えずに行くことが出来る場所である。

そんな訳で辺りが薄暗くなった16:45に自宅を出発する。先ずは大津南郷郵便局に立寄ってゆうパックの箱を購入する。安くはないがこの100サイズの箱は一般的に販売されているサイズではないのでの仕方がない。それからローソン大津南郷一丁目店に立寄ってmyタバコを購入しようとするが、残念ながら販売されておらず、飲み物だけを買い求めて出発する。最近京滋バイパスを利用するために走ることもなくなった宇治川ラインを走って行く。途中宵待橋から宇治田原町に向かい、新名神高速道路の工事現場を横目に国道307号線を走って行く。山城大橋東詰を右折して暫く走ると、イルミネーション会場の城陽市総合運動公園に到着する。平成14(2002)年に始まったジョミナリエ(というらしい)は今回22回目となる。界隈での大規模イルミネーションイベントのひとつとして、例年多くの見物客を集めている。今日は水曜日だが、地元京都ナンバーの車を中心に多くの見物客が集まっているようだ。複合施設を持つ城陽市総合運動公園故に駐車場は有料となっている。しかしどのエリアもかなり混雑をしており、空きを見つけるのに苦労した。その中のひとつに空きを見つけ駐車をする。ただサンデードライバーが多いのか、まっすぐに車が停車していない。こういう時には軽自動車は便利であり、しっかりと駐車できたことを確認する。

駐車場から道路を渡り会場入りする。メインゲートは下方にあるようだが、ヘタレとしては、会場の高い部分から下りて行く。通路両脇にはLEDが飾り付けられており、名前に恥じないイベントであることが良く分かる。メインのエリア地元参加もされていた。城陽や西城陽といった公立高校が、自らが担当するエリアを輝かせている。元々会場となっている城陽市総合運動公園は、遊具や池なども兼ね備えた総合公園といった側面もあるために、池を中心とした擂鉢状の斜面も利用してイルミネーション飾りを付けているようだ。ただこの池の周りだが、イルミネーションイベントが行われている夜には分かり辛いと思える節がある。池の周りにロープをひいて立入禁止にする策もあるだろうが、多分〝見た目〟を考えたのであろうといったところではないかと思われる。勿論〝危険性〟が高いというものではなく普通にしていれば問題は無いように思う。しかし写真を撮ることに熱中していると、足元を見ることを疎かにしないとも言い切れない。そのあたりのことは若い子達がインスタ映えするような写真を撮ることに熱中していることを見ているとリスクはそれなりにあるとは思われる。老婆心かも知れないが、学友達と写真の撮り合いをしている姿を見ているとそんなことを感じる私であった。

後もうひとつ気になることがあった。イルミネーション撮影に勤しんでいると、何やらゴーッという音が聞こえてくる。最初は何だかわからなかったのだが、どうやらローラースライダーの音のようだ。ただ確かイルミネーション時間帯は安全のため利用が禁止されていたはずだが…と思ったのだが、どうやら家族連れで乗車を楽しんでいる様子。場所的にローラースライダーのレールとイルミネーション会場は植え込みで隔てられているので直接的にバッティングすることはないだろうが、やはり理由があって禁止されていることは如何なものだろうか?ボヤきにしかならないが、コロナによる規制の解除がなされたことから、開放的な気持ちが先に立ち、遊ばれているのだろうと危惧せざるを得ない。まして辺りは照明はあるとは言え、決して明るくはない場所故に間違って近付いてしまう可能性はないとは言い切れない。

そういった意味では油断し過ぎではと思うことがおかしいのであろうか?まぁイルミネーション会場でも羽目を外している者も少なくはなかったことを考えると、抑圧後の開放感は怖いとすら感じた私が逆におかしいのかと思ってしまった。

話を戻してこのイベント〝TWINKLE Joyo 2023〟のサブタイトルとして“ホラーナイトイルミネーション~お手々つないで行きましょう~”と銘がうたれている。イルミネーション会場中心に確かにホラー屋敷が作られており、サブタイトル通りの展開とはなってはいるものの、今夜のように来場者数が多いとテーマに沿った建物等は、入るにも時間が掛かってしまう。また〝記念写真コーナー〟では列を作って並べば一人で来ていても利用することが出来るが、その辺りは我先にと横から入って子供達の写真を撮るなど余りにも酷いマナーの悪さに並行する。イベントそのものは上手く纏められているように感じるものの、その人の流れが余りにもぐちゃぐちゃになっており、近場に住んでいて何度も来ているように見える子連れのマナーの悪さが結構目につき並行してしまう。確かに地元の〝冬のイベント〟という意味合いが強いために致し方ない部分はあると思われるが、一見さんからも協力金を徴収している以上これでは拙いと思えてしまう。逆に言えばそのような〝フォトスポット〟の少なさがあるために一点に集中してしまうのかも知れない。開催当初ならばいざ知らず、22回目となった今年のことを踏まえると、京都府南部の冬の風物詩になっていることは間違いなく、それを地元だからというルールで行動されることこそ迷惑であり、日本の悪しき習慣である〝言われてから直す〟ではイベントのローカル性を丸出しにしているようにも思えてならなかった。そんな状態であるがために〝撮影ポイント〟での自撮りまでする気は起こらず、全体像を背景に収められる距離を取って自撮りをするに留めておく。残念だが仕方がない。

所々不満に思うところがありつつ順路を辿って行くと、何故かお腹の調子が悪くなって来た。訪れた日が寒い一日だったことも影響したのかも知れないがとにかく放置はできない。取り敢えずトイレを探すのだが、これが実は厄介なことであることをすぐに知る。駐車場からすぐの入口から入ったために〝園内マップ〟も手元にはなく、トイレらしい建物もない。ならば入口付近か?と考え、人の流れに逆行するように歩いて行く。階段を下りたところにメインゲートが設けてあり、そこには〝トイレ〟という表記がなされていた。自分自身に余裕がなかったためにどういう様相を呈していたのかはわからないが、失禁するかもという不安もあった位だったので少なくとも冷や汗はかいていたと思う。周りに悟られないようにトイレに駆け込み用を足す。ここまで焦ったことは今まで経験すらないことであり、その不安から開放された瞬間は言葉では表現できないものであった。

突発的な理由によりメインゲートにやって来た。改めて会場に戻るが、しっかりと園内マップをgetする。人の流れに沿って歩き、飛ばす前の場所まで戻り散策を継続する。改めて見るイルミネーションはやはり作りとしては非常に細かいところまで仕上げられており、このイベントに対する出展者の心意気を改めて感じる。先程ケチをつけた池も、角度を変えれば作品と池に浮かぶ姿がシンメトリーとなっていることに気付くなと新たな発見もあり、同時に作品の完成度を知ることになった。

一通り会場を散策するとそれなりの時間となり、引きが早いのか会場全体の来場者数が減っていることに気付く。一部人の影で中途半端な写真しか撮れていない作品に改めて向かい、改めて作品をカメラに収めることを繰り返す。気が付くと2時間半程園内を歩いていた。勿論トイレを探している時間も含まれるのだが…。

色々あったが一通り+αを見て回ってゲートへと戻って来た。道路を渡り車へと戻るのだが、車内でイベント詳細を確認したところ〝駐車協賛金〟として期間中1,000円を徴収する旨が記載されていた。有料の駐車場に停めたので関係はないとその時には思ったのだが、どうやらイルミネーションイベントへの車での来場に有料駐車場は利用しないようにと記載されているようだ。もっともこれは運動公園の駐車場が〝施設利用時〟のためのものであり、イルミネーションイベントの来場者は〝専用駐車場〟を利用するとのことだったようだ。このことを知り、期間中1,000円という料金体系のことを理解するが、この専用駐車場を利用するにはメインゲートを利用する必要があり、尚且つ車で来場した際に走るルートによってはその場所がわからないまま到着することもある。結局その駐車場の存在すら知らないまま来場することもあることを知る。勿論事前に知っていればそちらを利用したのだが、運悪く私が通って来たルートの場合は先に有料駐車場があるために、そちらを利用してしまったということになる。それなりの駐車料金を徴収されたために〝不法駐車〟をしたとは考えてはいないが、でもなんとなく後味の悪さを感じた私であった。

城陽市総合運動公園駐車場を後にして20分程走る。辿り着いたのは近鉄京都線の新田辺駅。駅チカの駐車場に車を停めて西口駅前ロータリーで行われているイルミネーションイベントにやって来た。

今年で12回目となるこのイベント、特別な呼称は無いようでそのまま〝新田辺駅前イルミネーション〟と呼ばれているようだ。約8,000個のLED照明を用いバスターミナル中心部にある緑地帯の木々やイルミネーション用に立てられたパーテーションにLEDを取り付けてイルミネーションを作り出している。主催は公益財団法人京田辺市都市緑化協会で、今年令和5(2023)年は12月1日(金)~2024年1月15日(月)の17:30~22:00に電飾を輝かせている。ひとことで言ってしまえば、よくある〝駅前のイルミネーション〟であり、規模も含めそう大きなイベントでもない。しかし12回目ということはそれなりに知名度のあるイベントであるものだと思うのだが、実はそうでもないらしい。広報にも小さく載っているだけであり、パンフレットの類もないようだ。まぁ駅前のイルミネーションは主に通勤通学客の目を楽しませるものであり、それ目当ての観光客は〝いないだろう〟との考えかもしれない。しかし緑地帯という限られた場所でのイルミネーションとしては、ベタな部分が多いものの〝造り〟には妥協はなく、限られた資材とスペースを用いて開催しているように感じたのも事実である。これはこれで地元では〝冬の風物詩〟なのだろうと思いながら緑地帯を一周してカメラにその景色を収めた私であった。

約30分新田辺駅前イルミネーションを堪能し、コインパーキングに停めた車に戻る。駐車料金を精算するがここでひとつイラッとすることが発生する。利用した〝東洋カーマックス新田辺駐車場〟はクレジット払いが利用できた。通勤通学時に駐車することもあるようで、クレジット払いをした方が効率は良いのであろう。しかしその支払時に必要もないのに〝明細〟を取るボタンを押すものが多いようだ。同じようなことがセミセルフレジを導入しているコンビニでも見られるのだが、必要なければ出さなければ良いのではと思えてならない。夜故に釣銭口の中まで確認しなかった私も悪いのだが、記録用に貰いたかった〝レシート〟を違う車のものを取ってしまったのだ。駐車料金のレシート等経費計上若しくは家計簿に付ける必要がある方位のものだろうし、不要であれば発行すらしないのが私の考えである。何より他車のレシートが残っていても〝ゴミ〟意外に何ものでもない。自宅に帰り着いてから金額がおかしいことに気付いた私であった。

22?00迄の開催と聞いていたので、その時間に合わせて新田辺駅を出発する。すぐにローソン京田辺薪店に立寄って、タバコを求めるが、myタバコの取り扱いはなかった。仕方がないので飲み物だけを購入して一服する。そして久御山へと向かい、価格調査リストに挙げていた〝キグナス石油カーケアステーション久御山SS〟に立寄って給油しmoveクンの食事を済ませる。163円/Lは近隣では安い方だがそれでも高いと思う。

久御山からは京滋バイパスを利用すると便利だが、高速代金をケチって下道を利用する。国道1号線を走り、京都市を経て大津へと向かう。間もなく自宅という場所である市営石山寺駐車場に立寄って一息入れた後車内に散らかしていたカメラ等をカバンに収めて整理する。そしてラストランに挑むというのがいつものパターンだが、今回に限ってはとある理由からミニストップ大津石山寺三丁目店に立ち寄る。つまらないと思われる理由かも知れないがmyタバコを仕入れるためである。しかし暫く利用していなかったためなのか、取り扱いを終了していた。ないものは仕方がないために車へと戻り車を走らせる。諦めの悪い私は絶対に売っているローソン大津大平一丁目店へと向かう。ここは〝そのため〟に利用することが多く、いつも記している〝ナビ設定地〟というだけの場所ではない。ここで無事にmyタバコをgetし、やっとファイナルランに挑む。23:33無事自宅に到着し、今回の城陽・京田辺のイルミネーション巡りの旅は終了となる。

夜のイベントのひとつであるイルミネーション。開始時刻の関係で出発、帰着とも遅めとなるのは致し方ない。ただ出歩く頻度はかなり減ったために、たまに出掛けると疲れてしまうことも多い。次回がいつになることやら…と思いながら寝付いた私であった。

  《終わり》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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