住吉・平野旅行記(ブログ) 一覧に戻る
《September.21.2023》B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-IN YANMAR STADIUM NAGAI .<br /><br />令和5(2023)年ももう9月後半となった。あと3ヶ月程で新年を迎えると思えば月日の経つのは本当に早いと思うようになって来た。年を取ったから…と一様に言われるが以前は半否定をしていたものの、最近は認めざるを得ないと感じるようになって来た。なんせ〝場当たりプラン直前計画旅行〟は、ほぼ失敗している。天気や交通機関、特にレンタカー利用を伴うものに関しては、今年に至っては100%である。愚痴っても仕方がないが、予定を加味できないようになっているのも事実だ。<br /><br />昨年九州の〝風鈴まつり〟を巡ろうと考えた際に日取りを決めることに時間を費やし、結局10月下旬に行われている〝佐賀県〟だけに行くことにした。勿論その計画時に〝福岡〟のことも考えていたため、今年はそれを実行できるはずであった。しかしはるの入院等想定外のこともあり、上手く確定行程が組めないまま月日は過ぎて行った…。そんな中5月中旬に決まっていた〝イベント〟が今日令和5(2023)年9月21日の〝B’zライブ〟である。最近はチケット申し込みの日取りを甘く見ているせいか、FC予約で取れた験しがない。今年も然りで結局ローソンチケットの2次優先予約で何とか取れたのが事実である。何気なしに希望日を入れて申し込んだ結果、9月21日のヤンマースタジアム長居のS席が手配できたということだ。勿論休みは取ってはいるが、平日公演だということで競争率が低いだろう…と考えただけに過ぎない。ただよくよく考えるとこの日はB’zの結成記念日で、今日から36年目に突入という〝譲れない日〟であることにふと気付いた。多分連休の関係から9月23・24日でツアーファイナルとなったのだろうが、9月23日はあのボーカル稲葉さんの誕生日でもあり競争率も高かった。勿論最終日の24日は言うまでもないツアー最終日。結局棚ぼた的な理由でチケットが手に入ったようなものであった。しかし5年に一度のPleasureツアーは波乱に満ちていた。福井公演は稲葉さんがコロナに罹患し、沖縄公演は台風のため機材運搬ができずにそれぞれ中止となっている。延期という選択肢もあったのだろうが、あらかたの予想通り日程的な絡みで振替公演は無理となり、チケット払戻が決定した。加えて大阪公演の前であった福岡のPayPayドームのステージ解体の折に、撤去しようとした資材が落下し、スタッフにけが人が出てしまうという事故に見舞われる。そんなことから大阪公演の中止が叫ばれる中、休みは取ったがどうしようということになる。結果的に組立資材の問題ではなく、撤去方法の問題であることが判明し、一部ステージに変更が加えられるもののツアーは予定通り行われることとなった。正に七転八倒でこぎ着けた大阪公演であったが、よくよく考えると、もし私が〝福岡公演〟に行っていれば、ライブ後に風鈴まつりに行けたことがわかった。6月25日の広島公演は前日までの沖縄旅行の日程を弄れば行くことが可能と判断し、希望公演に入れたはずだが敢えなく落選。後は何も考えずに大阪公演のみを希望して9月21日が取れた訳である。多分福岡での事故がなければここまでは考えられない私ではあるが、webニュース等であれだけ騒がれれば知らないで済むことも知ってしまうというものである。おまけにライブ絡みの4連休を押さえた時に22日発の夜行バス利用で福岡行きを考えていたことからも〝気付いていない〟ことは明白である。<br /><br />そんなこんなで行くことが決まった〝B’z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS-IN YANMAR STADIUM NAGAI 〟。さあどんなことになったのであろうか?<br /><br />【令和5(2023)年9月21日木曜日】<br />昨日も遅番勤務であったために12:00に目覚ましをかけて起きる。体が重いのはいつものことだが、しばらくすると何ともなくなるので気にはしない。今回は少しばかり〝前乗り〟を考えていた。ツアトラ撮影等も夜だとはっきりしない写真しか撮れないということやゆっくりグッズももみたいなどという理由もあったからである。事前の検索では14:41のバスに乗れば1時間前に会場入りできるとなっていた。泊りではないので荷物も少なくカメラと折り畳み傘をバッグに詰めると準備完了。時間の余裕もあった。ド田舎バス停のバス出発時刻は昼間01・11・31・41分がパターンとなっている。一本早いバスに乗れそうだと時刻検索をするが、14:31のバスに乗車するプランは見当たらない。あれっと思ったのも束の間、確か31分のバスは以前寝坊して遅刻した際に気付いたことがあり、念のため再検索すると…やはりそうだった。14時台は01・11・41分のバスしかない…。結局予定通りの14:41発のバスに乗り14:58田舎駅に到着。本来ならば一服してからJRに乗るが、今回に限っては時間の都合でスルーし、15:00発の新快速に乗車できた。一本早い電車に乗れたので会場入りも…と考えたが、ここで大阪環状線が架線の確認を行ったとかで遅れていることを知る。いざとなったら大阪メトロ御堂筋線の利用も考えたが、大阪に到着するまでに解消したようで、15:44に大阪駅に無事到着する。乗り換えルートが変わった大阪駅に違和感を覚えながらも大阪環状線ホームに無事到着する。15:49発内回りの電車に乗って15:07天王寺着。そして阪和線ホームへと向かうが先発の区間快速が鶴ケ丘駅に臨時停車するらしい。イベント対応でのことではあるが、今回は他に目的があったために長居駅を利用するため普通の鳳行きを利用する。天王寺駅16:23発、長居駅16:34到着。微々たる時間だが早着して、構内のセブンイレブンでタバコとお茶2本を買い求める。タバコはいつもの物がなく、代行品を購入する羽目となった。この際に販売されていた合羽を見かけるが、800円以上することで〝高いなぁ~〟と思っただけで買い求めない。後ほどこの選択が間違いだったことを知る羽目となることに気付かずに…。<br /><br />長居駅で下車したのはツアトラやグッズ購入をするにはこちらを利用した方が便利だったということ。確かに読みは間違いなかった。時間が早いのでツアトラ前も混雑していた。沖縄に行く前にケータイを変え、メインがPixcel7となった。そこであの〝消しゴム〟機能を使ってみる。ただ…やはり思っていた通りで、上手く人影を除去できるものもあればそうでないものもある。おまけにAIが判断し除去したものの跡に、明らかに違和感を覚える補正がかかることを知る。ツアー会場で人が映り込むのは仕方がないことなので、明らかに〝ターゲット〟として撮影しているものならばともかく、景色に溶け込むように写っている人影にまで〝著作権〟をいう必要があるのだろうかと疑問に思う。私だって写り込むこともあろうが、あまり塗り潰しや補正を加えると、写真から伺える現場の雰囲気が消されてしまうように思えてならない。<br /><br />やり難くなったものだと嘆いても仕方がないので会場へと向かって歩く。ヤンマースタジアム長居は一昨年も訪れている会場だ。セレッソ大阪のホームスタジアムである広大なスタジアムであった。セレッソのロゴが張られたゲートを通過し、チケット記載の北スタンド入口から入場する。この辺りがライブ開催前の醍醐味でもある。所謂座席の良し悪しのことであるが、座席数が多い会場はいつも座席を探さなければならないのは億劫だ。係員氏に尋ねるが、やはり同じような参先客が多いのであろう。この会談を○○番まで上って…という場所でリリースされる。まあ通路沿いの座席なのですぐにわかったのではあるが。<br /><br />最近は良い席よりもまったりと楽しめる席の方が楽しめるので、敢えてS席を手配する。今回も同様なのであるが、まさかのステージ正面のバックスタンド席。勿論肉眼で見えるものではなく、モニター観戦となることが決定する…。そして開演、Pleasureツアーならではの懐かしくて新しい曲の目白押しだ。展開はツアーごとに変わってはいるが、大筋では観客を巻き込んだ一体感に浸れる時間が過ごせることには変わらない。そんな夢のような時間が過ぎて行き、開演後1時間を過ぎたころであろうか。ポツポツと雨粒が落ちてきた。ここでふと気が付いたことが、マイシートの上には〝屋根がない〟ことであった。スタンド席なんでライブ中雨具は必要ないとたかを括ったのが失敗であった。そのうち本降りの雨になった挙句雷も鳴り、稲光も加わる最悪の〝雨中公演〟の様子を呈してきた。知っている方も多い話ではあるが、以前ヤンマースタジアム長居での公演時にやはり雷雨となり、樹木下で雨宿りをしていた観戦客が雷に打たれ亡くなったという事故があった。平地における雷の危険性はよく聞くが、実際そのような場面には遭遇したことがないために、目の前で起こっていることに不思議感を覚えてしまう。しかし現実はシビアでまず演奏が止まった後に公演中断のアナウンス。それと同時にアリーナ席の観客を一時退避する旨が告げられる。スタンド席には屋根のある部分へ移動がアナウンスされる。勿論ヘタれの私は中断前に席を移動。雨で烟るステージを見ながら、どうなることやらとアリーナ・ステージを眺めていた。<br /><br />ある意味凄く意味のある9月21日の大阪公演。福岡での事故のこと、B&#39;z結成36年目のメモリアル。お二人は勿論のこと、サポメン・スタッフ・観客皆が同じ思いだと言っても過言ではないだろう。しかし自然の脅威には立ち向かうこともできず、悶々とした時間が過ぎて行く。ヤンマースタジアム長居のイベント延長時刻は21:00と決まっている。当初の終演時刻は20:30だったので余裕は30分しかない。この辺りから観客の想いは分かれていたように感じる。公演の中止と再開。私自身も中止を願っていた部分もあったのは事実だ。身体はビチョビチョで止む気配のない雨がそう思わせていた。周りからもそのような声が聞こえていた。30分、一時間と過ぎて行く時の流れに公演時間の短縮が避けられない状況になったこともあるだろう。個々の想いが錯綜する中で、出された答えは公演再開であった。先ずは雷が収まったことが第一の理由であろう。それに加えて雨も小ぶりになってきたようだ。公演再開にあたりアリーナ席の再入場が始まった。公演継続であればさっさと進めて欲しいスタンド席の観客に対し、スタジアムならではの人数が入ったアリーナ席の観客はそれなりの人数がいる。足元が悪いのは仕方がないが、また事故が起こって中止とはなっては欲しくはない。結局約1時間半の中断を経てライブは再開された。もうなるようにしかならない状況下、駆け足で局が次々と演奏されて行く。UCはない。ただひたすら音楽が流れ稲葉さんのシャウトが響く時間が続き、20:50頃“せ~の~お疲れ!”の掛け声で本日のライブが終了する。今回のツアーのセットリストと比較すれば、5曲カットされた初日の大阪公演であった。<br /><br />スタジアム公演に付き物の規制退場があることは知っていた。いつもならば退出順序が来るまでステージ他会場の様子を楽しむのだが、今日はそうは行かない。メンバーの退出を確認すると一目散にゲートに向かう。マナーが悪いことも理解しているが、終演の遅れ=終バス時刻の絡みが出てくるため急がねばならない現実が待っていた。取り敢えず会場を退出し、ゲートの様子をカメラに収めると阪和線鶴ケ丘駅を目指す。そして21:15、天王寺行き普通に乗車し、天王寺に21:21到着。大阪環状線内回り環状21:25に乗車し21:47に大阪駅に着く。最も待ち時間が少ないのは21:50の快速野洲行きだが、これは長岡京の先辺りで後発の新快速に抜かれるために敢えて早い方を選び22:00発新快速米原行きに乗車する。そして予定通り快速を追い越して田舎駅22:44到着。ここでやっと一服タイムが取れ、馴染みのファミリーマート石山駅前店に立ち寄り、タバコと飲み物を購入後、駅前の喫煙コーナーで一服し一息つく。以降は終バス利用パターンで23:10田舎の赤バス1号系統に乗車し、ド田舎バス停23:25到着する。歩くこと数分で田舎の我が家に到着(23:30)。雨と雷に翻弄された一年ぶりのB&#39;zライブツアーはこうして無事終了となった。<br /><br />帰ってきた後の後日談にはなるが、この日ライブ参戦したファンは、やはり不完全燃焼気味に感じた者が少なくなかったようだ。基本私自身がひとりで行動したい人なので、同日同公演参加の知り合いがいたのだが、敢えて別行動を取っていた。大阪駅で次の新快速に乗車したらしく私の方が先に帰宅したが、9月23日のチケットをゲットできないかと聞いて来た。まぁその気持ちはわかるので取れたら連絡するとは答えたものの、転売目的を含むチケット譲渡が禁止されていることから、手配ができず、結果9月21日が2023年のツアーファイナルとなった。確かに転売目的でチケットを取ることは合点がいかないものの、定価を守った譲渡であれば認めても良いようにも思えてならない。私にとっては色々な意味で不完全燃焼だった今年の“B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-IN YANMAR STADIUM NAGAI .”であった。<br /><br />  《終わり》

《Sep.21.2023》B’z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS-IN YANMAR STADIUM NAGAI.

25いいね!

2023/09/21 - 2023/09/21

115位(同エリア430件中)

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

この旅行記スケジュールを元に

《September.21.2023》B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-IN YANMAR STADIUM NAGAI .

令和5(2023)年ももう9月後半となった。あと3ヶ月程で新年を迎えると思えば月日の経つのは本当に早いと思うようになって来た。年を取ったから…と一様に言われるが以前は半否定をしていたものの、最近は認めざるを得ないと感じるようになって来た。なんせ〝場当たりプラン直前計画旅行〟は、ほぼ失敗している。天気や交通機関、特にレンタカー利用を伴うものに関しては、今年に至っては100%である。愚痴っても仕方がないが、予定を加味できないようになっているのも事実だ。

昨年九州の〝風鈴まつり〟を巡ろうと考えた際に日取りを決めることに時間を費やし、結局10月下旬に行われている〝佐賀県〟だけに行くことにした。勿論その計画時に〝福岡〟のことも考えていたため、今年はそれを実行できるはずであった。しかしはるの入院等想定外のこともあり、上手く確定行程が組めないまま月日は過ぎて行った…。そんな中5月中旬に決まっていた〝イベント〟が今日令和5(2023)年9月21日の〝B’zライブ〟である。最近はチケット申し込みの日取りを甘く見ているせいか、FC予約で取れた験しがない。今年も然りで結局ローソンチケットの2次優先予約で何とか取れたのが事実である。何気なしに希望日を入れて申し込んだ結果、9月21日のヤンマースタジアム長居のS席が手配できたということだ。勿論休みは取ってはいるが、平日公演だということで競争率が低いだろう…と考えただけに過ぎない。ただよくよく考えるとこの日はB’zの結成記念日で、今日から36年目に突入という〝譲れない日〟であることにふと気付いた。多分連休の関係から9月23・24日でツアーファイナルとなったのだろうが、9月23日はあのボーカル稲葉さんの誕生日でもあり競争率も高かった。勿論最終日の24日は言うまでもないツアー最終日。結局棚ぼた的な理由でチケットが手に入ったようなものであった。しかし5年に一度のPleasureツアーは波乱に満ちていた。福井公演は稲葉さんがコロナに罹患し、沖縄公演は台風のため機材運搬ができずにそれぞれ中止となっている。延期という選択肢もあったのだろうが、あらかたの予想通り日程的な絡みで振替公演は無理となり、チケット払戻が決定した。加えて大阪公演の前であった福岡のPayPayドームのステージ解体の折に、撤去しようとした資材が落下し、スタッフにけが人が出てしまうという事故に見舞われる。そんなことから大阪公演の中止が叫ばれる中、休みは取ったがどうしようということになる。結果的に組立資材の問題ではなく、撤去方法の問題であることが判明し、一部ステージに変更が加えられるもののツアーは予定通り行われることとなった。正に七転八倒でこぎ着けた大阪公演であったが、よくよく考えると、もし私が〝福岡公演〟に行っていれば、ライブ後に風鈴まつりに行けたことがわかった。6月25日の広島公演は前日までの沖縄旅行の日程を弄れば行くことが可能と判断し、希望公演に入れたはずだが敢えなく落選。後は何も考えずに大阪公演のみを希望して9月21日が取れた訳である。多分福岡での事故がなければここまでは考えられない私ではあるが、webニュース等であれだけ騒がれれば知らないで済むことも知ってしまうというものである。おまけにライブ絡みの4連休を押さえた時に22日発の夜行バス利用で福岡行きを考えていたことからも〝気付いていない〟ことは明白である。

そんなこんなで行くことが決まった〝B’z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS-IN YANMAR STADIUM NAGAI 〟。さあどんなことになったのであろうか?

【令和5(2023)年9月21日木曜日】
昨日も遅番勤務であったために12:00に目覚ましをかけて起きる。体が重いのはいつものことだが、しばらくすると何ともなくなるので気にはしない。今回は少しばかり〝前乗り〟を考えていた。ツアトラ撮影等も夜だとはっきりしない写真しか撮れないということやゆっくりグッズももみたいなどという理由もあったからである。事前の検索では14:41のバスに乗れば1時間前に会場入りできるとなっていた。泊りではないので荷物も少なくカメラと折り畳み傘をバッグに詰めると準備完了。時間の余裕もあった。ド田舎バス停のバス出発時刻は昼間01・11・31・41分がパターンとなっている。一本早いバスに乗れそうだと時刻検索をするが、14:31のバスに乗車するプランは見当たらない。あれっと思ったのも束の間、確か31分のバスは以前寝坊して遅刻した際に気付いたことがあり、念のため再検索すると…やはりそうだった。14時台は01・11・41分のバスしかない…。結局予定通りの14:41発のバスに乗り14:58田舎駅に到着。本来ならば一服してからJRに乗るが、今回に限っては時間の都合でスルーし、15:00発の新快速に乗車できた。一本早い電車に乗れたので会場入りも…と考えたが、ここで大阪環状線が架線の確認を行ったとかで遅れていることを知る。いざとなったら大阪メトロ御堂筋線の利用も考えたが、大阪に到着するまでに解消したようで、15:44に大阪駅に無事到着する。乗り換えルートが変わった大阪駅に違和感を覚えながらも大阪環状線ホームに無事到着する。15:49発内回りの電車に乗って15:07天王寺着。そして阪和線ホームへと向かうが先発の区間快速が鶴ケ丘駅に臨時停車するらしい。イベント対応でのことではあるが、今回は他に目的があったために長居駅を利用するため普通の鳳行きを利用する。天王寺駅16:23発、長居駅16:34到着。微々たる時間だが早着して、構内のセブンイレブンでタバコとお茶2本を買い求める。タバコはいつもの物がなく、代行品を購入する羽目となった。この際に販売されていた合羽を見かけるが、800円以上することで〝高いなぁ~〟と思っただけで買い求めない。後ほどこの選択が間違いだったことを知る羽目となることに気付かずに…。

長居駅で下車したのはツアトラやグッズ購入をするにはこちらを利用した方が便利だったということ。確かに読みは間違いなかった。時間が早いのでツアトラ前も混雑していた。沖縄に行く前にケータイを変え、メインがPixcel7となった。そこであの〝消しゴム〟機能を使ってみる。ただ…やはり思っていた通りで、上手く人影を除去できるものもあればそうでないものもある。おまけにAIが判断し除去したものの跡に、明らかに違和感を覚える補正がかかることを知る。ツアー会場で人が映り込むのは仕方がないことなので、明らかに〝ターゲット〟として撮影しているものならばともかく、景色に溶け込むように写っている人影にまで〝著作権〟をいう必要があるのだろうかと疑問に思う。私だって写り込むこともあろうが、あまり塗り潰しや補正を加えると、写真から伺える現場の雰囲気が消されてしまうように思えてならない。

やり難くなったものだと嘆いても仕方がないので会場へと向かって歩く。ヤンマースタジアム長居は一昨年も訪れている会場だ。セレッソ大阪のホームスタジアムである広大なスタジアムであった。セレッソのロゴが張られたゲートを通過し、チケット記載の北スタンド入口から入場する。この辺りがライブ開催前の醍醐味でもある。所謂座席の良し悪しのことであるが、座席数が多い会場はいつも座席を探さなければならないのは億劫だ。係員氏に尋ねるが、やはり同じような参先客が多いのであろう。この会談を○○番まで上って…という場所でリリースされる。まあ通路沿いの座席なのですぐにわかったのではあるが。

最近は良い席よりもまったりと楽しめる席の方が楽しめるので、敢えてS席を手配する。今回も同様なのであるが、まさかのステージ正面のバックスタンド席。勿論肉眼で見えるものではなく、モニター観戦となることが決定する…。そして開演、Pleasureツアーならではの懐かしくて新しい曲の目白押しだ。展開はツアーごとに変わってはいるが、大筋では観客を巻き込んだ一体感に浸れる時間が過ごせることには変わらない。そんな夢のような時間が過ぎて行き、開演後1時間を過ぎたころであろうか。ポツポツと雨粒が落ちてきた。ここでふと気が付いたことが、マイシートの上には〝屋根がない〟ことであった。スタンド席なんでライブ中雨具は必要ないとたかを括ったのが失敗であった。そのうち本降りの雨になった挙句雷も鳴り、稲光も加わる最悪の〝雨中公演〟の様子を呈してきた。知っている方も多い話ではあるが、以前ヤンマースタジアム長居での公演時にやはり雷雨となり、樹木下で雨宿りをしていた観戦客が雷に打たれ亡くなったという事故があった。平地における雷の危険性はよく聞くが、実際そのような場面には遭遇したことがないために、目の前で起こっていることに不思議感を覚えてしまう。しかし現実はシビアでまず演奏が止まった後に公演中断のアナウンス。それと同時にアリーナ席の観客を一時退避する旨が告げられる。スタンド席には屋根のある部分へ移動がアナウンスされる。勿論ヘタれの私は中断前に席を移動。雨で烟るステージを見ながら、どうなることやらとアリーナ・ステージを眺めていた。

ある意味凄く意味のある9月21日の大阪公演。福岡での事故のこと、B'z結成36年目のメモリアル。お二人は勿論のこと、サポメン・スタッフ・観客皆が同じ思いだと言っても過言ではないだろう。しかし自然の脅威には立ち向かうこともできず、悶々とした時間が過ぎて行く。ヤンマースタジアム長居のイベント延長時刻は21:00と決まっている。当初の終演時刻は20:30だったので余裕は30分しかない。この辺りから観客の想いは分かれていたように感じる。公演の中止と再開。私自身も中止を願っていた部分もあったのは事実だ。身体はビチョビチョで止む気配のない雨がそう思わせていた。周りからもそのような声が聞こえていた。30分、一時間と過ぎて行く時の流れに公演時間の短縮が避けられない状況になったこともあるだろう。個々の想いが錯綜する中で、出された答えは公演再開であった。先ずは雷が収まったことが第一の理由であろう。それに加えて雨も小ぶりになってきたようだ。公演再開にあたりアリーナ席の再入場が始まった。公演継続であればさっさと進めて欲しいスタンド席の観客に対し、スタジアムならではの人数が入ったアリーナ席の観客はそれなりの人数がいる。足元が悪いのは仕方がないが、また事故が起こって中止とはなっては欲しくはない。結局約1時間半の中断を経てライブは再開された。もうなるようにしかならない状況下、駆け足で局が次々と演奏されて行く。UCはない。ただひたすら音楽が流れ稲葉さんのシャウトが響く時間が続き、20:50頃“せ~の~お疲れ!”の掛け声で本日のライブが終了する。今回のツアーのセットリストと比較すれば、5曲カットされた初日の大阪公演であった。

スタジアム公演に付き物の規制退場があることは知っていた。いつもならば退出順序が来るまでステージ他会場の様子を楽しむのだが、今日はそうは行かない。メンバーの退出を確認すると一目散にゲートに向かう。マナーが悪いことも理解しているが、終演の遅れ=終バス時刻の絡みが出てくるため急がねばならない現実が待っていた。取り敢えず会場を退出し、ゲートの様子をカメラに収めると阪和線鶴ケ丘駅を目指す。そして21:15、天王寺行き普通に乗車し、天王寺に21:21到着。大阪環状線内回り環状21:25に乗車し21:47に大阪駅に着く。最も待ち時間が少ないのは21:50の快速野洲行きだが、これは長岡京の先辺りで後発の新快速に抜かれるために敢えて早い方を選び22:00発新快速米原行きに乗車する。そして予定通り快速を追い越して田舎駅22:44到着。ここでやっと一服タイムが取れ、馴染みのファミリーマート石山駅前店に立ち寄り、タバコと飲み物を購入後、駅前の喫煙コーナーで一服し一息つく。以降は終バス利用パターンで23:10田舎の赤バス1号系統に乗車し、ド田舎バス停23:25到着する。歩くこと数分で田舎の我が家に到着(23:30)。雨と雷に翻弄された一年ぶりのB'zライブツアーはこうして無事終了となった。

帰ってきた後の後日談にはなるが、この日ライブ参戦したファンは、やはり不完全燃焼気味に感じた者が少なくなかったようだ。基本私自身がひとりで行動したい人なので、同日同公演参加の知り合いがいたのだが、敢えて別行動を取っていた。大阪駅で次の新快速に乗車したらしく私の方が先に帰宅したが、9月23日のチケットをゲットできないかと聞いて来た。まぁその気持ちはわかるので取れたら連絡するとは答えたものの、転売目的を含むチケット譲渡が禁止されていることから、手配ができず、結果9月21日が2023年のツアーファイナルとなった。確かに転売目的でチケットを取ることは合点がいかないものの、定価を守った譲渡であれば認めても良いようにも思えてならない。私にとっては色々な意味で不完全燃焼だった今年の“B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-IN YANMAR STADIUM NAGAI .”であった。

  《終わり》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

25いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP