2023年10月スペイン2週間の旅⑦10/24（アルハンブラ宮殿後半、サンニコラス展望台）

2023/10/18 - 2023/11/01

アルハンブラ：パラドールのカフェでランチ、ヘネラリフェ庭園。サン・ニコラス展望台で夕暮れのアルハンブラとライトアップを観賞。

エリア グラナダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩

お昼はパラドールのカフェへ。

パラドールのレストラン 地元の料理

涼しげなテラス席

ヘネラリフェが見えます。

丘の上に立つ白亜の宮殿

飲み物のメニューにKombuchaとあったから、昆布茶？と思ったんですよね。chaというからにはお茶だろうと思って試しに注文してみたら…ビン入りジュースが出てきました！ググったら、スペインでkombuchaといえば「紅茶キノコ」のことだそうです。むか～し日本でも流行りましたね。発酵飲料らしいけど、普通のジュースっぽい味だったけどなあ…（しかも炭酸入り）。

Sandwich Vegetal con Lomo（ハムと卵のベジタブルサンド）を注文。野菜チップス付き

レシートはなぜか木箱入り。

建物内のレストラン。落ち着いた雰囲気です。

パラドールの庭

壁のツタ（？）の紅葉がきれいでした。

日本では見たことのない微妙な色合い。

パラドールの建物の一部を見学できます。

パラドール デ グラナダ ホテル

立派なパティオ

古い一角

天井にはやはりムカルナス（鍾乳石）装飾が。

次はヘネラリフェ庭園へ。トピアリーの並木道をたどります。

ヘネラリフェへ行く途中の道からもシエラ・ネバダ山脈が見えました。

七層の門。グラナダ陥落の際、最後の王ボアブディルが宮殿を去るときにこの門をくぐり、以後誰もこの門を通ることがないようカトリック両王に頼んだので永遠に閉ざされたまま…という伝説が。敗者の悲哀を感じます。

ザクロの木がありました。よく見るとけっこうあちこちにあります。

ヘネラリフェ庭園に到着。涼しげな音をたてる噴水。

ヘネラリーフェ庭園 自然･景勝地

水路と緑の織りなす風景。花の季節が終わっていたのが残念。

数は少ないですが、バラは咲いていました。

ヘネラリフェ側から王宮を眺めると、また違った印象が。ベンチがあったのでしばらく座っていましたが、天気のいい日にこんな風景を眺めながらボーッとしていられるなんて、すごい贅沢。

アルハンブラ遠景

ヘネラリフェ宮入口

アセキアの中庭。アセキアは堀割、用水路の意味だそう。

中庭を囲む回廊の窓から。

やはりアラベスク装飾が見事。

反対側から

宮殿の中から。

スルタナ（王妃）の中庭。

スルタナの中庭全景

中庭から上の庭へ続く門の上にはライオン像が。

手すりを水が流れる水の階段。山から引かれた水が流れ、庭を潤しています。

これなんの実？と思ったら、タイサンボクの実らしいです。花は知ってるけど、こんな実がなるんだΣ(ﾟДﾟ)

水の階段を登ったあたりの庭から眺めたアルハンブラ全景。敷地内で観光客が行ける範囲で一番高いのはこのあたりでは。

ヘネラリフェ越しに市街地も見えます。

このあとは歩いて朝入場したエリアまで戻りました。カルロス5世宮殿の前で見かけた大砲。

16時半頃までいたので、ランチも合わせてたっぷり6時間半いたことになります。アルハンブラを堪能しました。このあと一旦宿に戻って休憩し、夕日とアルハンブラのライトアップを見るためサン・ニコラス展望台へ。

カルロス5世宮殿 城・宮殿

サン・ニコラス展望台。アルハンブラの全景を見渡せる絶景ポイント。写真には写っていませんが、日没を見るため大勢の人が集まっています。写真は夜7時頃。この日の日没は7:20頃でした。

サン ニコラス展望台 自然･景勝地

宮殿が赤く染まってきました！

市街地も夕日を浴びて輝いています。

雪をかぶったシェラ・ネバダ山脈はピンク色に。

雲も赤く染まる。

暗くなり、ライトアップがはじまる。

市街地夕景。

月と宮殿。夕暮れから夜景まで、アルハンブラを堪能しました。

広場の屋台で焼き栗を売っていました。

展望台の石垣の上には鈴なりの人が。石垣に座っている人もけっこういます。下まで4～5mはあるけど、こわくないのかな…。

アルバイシンの迷路のような道を下ります。同じように歩いている人はいるけどそんなに多くはないし、照明も少なく暗いので、一人だとちょっとこわいかも。

途中で見かけた玄関。猫好きの家？

暗い中、明かりが照らし出す路地の風景が好きです。

建物のあいだからアルハンブラが見えました！

アルバイシン地区ではあちこちからアルハンブラが見えるので、宮殿が見えるポイントを探しながら歩くのもおもしろいかもしれません。

下まで降りてきました。カルデレリア・ヌエバ通り（通称アラブ街）の起点です。

カルデレリア ヌエバ通り 散歩・街歩き

アラブ風の雑貨やお土産を扱うお店が狭い通りの両側に並んでいます。

アラブ風ランプがきれい！おしゃれ！

夕食はテテリア・カスバで。テテリア（お茶を出すお店）ですが、食事メニューもあります。

カスバ カフェ

客席はいくつかのスペースに仕切られており、落ち着ける雰囲気。

インテリアもアラブ風でエキゾチック。

アラブ風ランプも吊るされ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

店内のランプの数々。

Chicken Pinchito with falafel and chicken samosaを注文。pinchitoは豚や鶏の串焼きのことらしいです（味付けはタンドーリチキン風）。ファラフェルはボソボソでいまいち。コルドバのレストランで食べたほうがおいしかったなあ。

やっぱりランプを売るお店に惹かれます。荷物になるから買って帰るのは無理だけど。

金色のランプもきれい。

夕食後、大聖堂のライトアップを見に来ました。

グラナダ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

大聖堂向かいのマドラサ（イスラム神学校）。

闇に浮かび上がる大聖堂。トランペットを吹いてるおじさんがいて、雰囲気を盛り上げていました。

正面。大きいです。下にいる人間が豆つぶのよう。明日は内部を拝観します。

夜10時頃。バル街はまだまだにぎやか。

夜のヌエバ広場。

広場からアルハンブラのライトアップが見えました！