2023年10月スペイン2週間の旅①10/18（関空出発）～19（マドリード到着）

2023/10/18 - 2023/11/01

以前からスペインに行きたいと言っていた友人と一緒にスペイン旅行に行くことに。欧州まで時間もお金もかかる今、最低2週間は滞在したい。飛行機とホテル、都市間の移動手段（列車やバス）の手配を旅行会社に依頼し、あとはフリーで。

☆スケジュール☆
10/18（水）エミレーツEK317便　関空23:45発→
10/19（木）→ドバイ04:50着　EK141便ドバイ07:40発→マドリード13:25着【マドリード泊】
10/20（木）プラド美術館、レティーロ公園【マドリード泊】
10/21（土）マドリード王宮、アルムデナ大聖堂、サンミゲル市場。AVEでコルドバへ移動【コルドバ泊】
10/22（日）メスキータ、旧市街散策【コルドバ泊】
10/23（月）メスキータ無料開放、旧市街散策。AVEでグラナダへ移動【グラナダ泊】
10/24（火）アルハンブラ宮殿、夕方サンニコラス展望台へ【グラナダ泊】
10/25（水）グラナダ大聖堂、王室礼拝堂、サンアウグスティン市場【グラナダ泊】
10/26（木）ヴエリング航空でバルセロナへ。グラナダ12:55発→バルセロナ14:25着【バルセロナ泊】
10/27（金）サグラダファミリア、サンタエウラリア大聖堂など旧市街散策【バルセロナ泊】
10/28（土）カタルーニャ音楽堂、カサミラ【バルセロナ泊】
10/29（日）カサビセンス、カサバトリョ、サグラダファミリア・ライトアップ【バルセロナ泊】
10/30（月）ボケリア市場、グエル公園【バルセロナ泊】
10/31（火）ボルン地区散策。エミレーツEK266便バルセロナ15:10発→
11/01（水）→ドバイ00:35着　EK316便ドバイ03:05発→関空17:05着

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 航空会社: エミレーツ航空
• 利用旅行会社: 旅工房

昨年8月のハワイ旅行から約1年ぶりの関空。コロナ禍だった昨年よりはにぎわっているのでは…と思ったけど、21時と時間が遅いせいか、それほどでもなかった。

関西国際空港 空港

エミレーツ航空を利用するのは今回が初めて。深夜便（23:45発）を利用するのも初めて。チェックインは特に問題もなくスムーズに終わりました。ちなみに自宅でオンラインチェックインを済ませてありましたが、しなくてもチェックインにそんなに時間はかからなさそう。

関西国際空港第一ターミナル 空港

スーツケースを預けたらまず両替へ（出発ロビーのトラベレックス）。この日のレートは1ユーロ＝164.92円…高い！100ユーロ両替（16492円）。ただスペインでは支払いはどこでもクレジットカードでOK（露店や市場でも）だったので、そんなに両替しなくてもよかった。

関西国際空港第一ターミナル 空港

関空は大幅な改修工事中で、3階のレストラン街は完全に閉鎖中。代わりに2階にフードコート「Tasty Street」がオープン。ウドン、タコ焼き、ラーメンなどのお店が。夕食はすませてきたので何も食べませんでした。

飛行機の出発まで時間があったので、しばらくウロウロしてから、22時頃出国ゲートへ。手荷物検査→出国審査（自動ゲート）→シャトルで北13ゲートへ移動。飛行機の中は乾燥しているせいか喉が乾くので、毎回ここで持参したボトルに水を補給します。

今回乗るエミレーツEK317便。

座席はこんな感じ。ドバイまで10時間のフライト、もうちょっと席が広ければなあ…。機内はほぼ満席でした。23:35、定刻より少し早く離陸。

離陸して1時間半ほどで機内食が。ビーフを選んだらピリ辛焼きそばでした。それとヒヨコ豆のサラダ、チョコムース、ロールパン、水のペットボトル。

薄暗くて見にくいですが、モニターはこんな感じ。USB端子がついているのでスマホの充電もOK。映画の本数や種類は豊富で、行きは「実写版リトル・マーメイド」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」などまだ見たことのなかった作品を楽しみました。

アメニティポーチの中身は歯みがきセット、アイマスク、靴下。

消灯すると天井に星空が。

ドバイ着陸1時間半ほど前に2回目の機内食が。エビのおかゆ（またはチーズオムレツ）、フルーツ、ヨーグルト、ロールパン。

着陸が近づくと、到着ゲート（今回はA11)と、乗継便の出発ゲート（今回はCエリア）がモニターに表示される。Cの何番ゲートかはわからなかったので、降りてから空港内のモニターで確認しました。

現地時間朝5:00に無事ドバイに到着。噂には聞いていたけど、ドバイ空港はきらびやか。早朝なのにお店も開いてにぎわってる。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

これ、クジの景品だって聞いたんだけど、本当ですかね…。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

金製品を売るお店。ま、まぶしい…！

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

魔法のランプが。こういう置物、見ている分にはきらびやかで楽しいんだけど、さすがに買って帰る気にはならない（まだ行きの便だし）。

ナッツやデーツ（なつめやし）の量り売りのお店

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

Aゲート→Cゲートはシャトルバスに乗って移動しました。外はさすがに蒸し暑かったです。あとまだ暗かった。途中で迷ったり、移動距離も長かったので、Cゲートに着くころにはヘトヘトに。待合エリアには寝椅子タイプのイスもあったけど、すでに満席でした。いつものことだけど飛行機ではあまり眠れないので、眠い…疲れた…。10時間の移動はキツイ。

こういうお店もあるので、時間のある人はこういうところで休むのもいいかもしれません。

空港のトイレ。シャワー付き。

現地時間６:30頃。外が明るくなり、遠くに高層ビル群が。ブルジュ・ハリファが見えないかなーと思いましたが、私たちがいるターミナルからは方角的に見えないようでした。

乗継のEK141便は7:00搭乗開始、8:00頃離陸しました。やはりほぼ満席。

座席のモニターはこんな感じ。前の便とほぼ同じです。コントローラーの形がちょっと違う。

機内食1回目。チーズとスクランブルエッグをはさんだパニーニ（またはパイナップルのペストリー）、ヨーグルト、マフィン。

機内食2回目。ローストチキン（トマトソース味）、コールスローサラダ、パン、ミニシュークリーム

マドリードまであと3分！関空からドバイまで約10時間、ドバイでの待ち時間約3時間、ドバイからマドリードまで約8時間…ここまで長かったです。やっと、やっと…！！しかし現地は雨と聞いてテンションがダダ下がる。

マドリード空港は波打つような天井が印象的。私たちの乗った飛行機はT4S（サテライト）に着陸したので、T4までは地下鉄のような連絡シャトルで移動しました。入国審査は特に何も聞かれず、パスポートを見せただけで通過。

アドルフォ スアレス マドリード バラハス空港 (MAD) 空港

外は雨。寒い。

アドルフォ スアレス マドリード バラハス空港 (MAD) 空港

預けたスーツケースが出てくるかどうか、ロストバゲージになっていないかどうかを待つ緊張の時間。今回、同行した友人の荷物がなかなか出てこずヒヤヒヤしました。

アドルフォ スアレス マドリード バラハス空港 (MAD) 空港

雨がかなり降ってるし疲れたので、ホテルまではタクシーで移動することに。空港～市内間は一律30ユーロと決まっているので、安心して乗ることができました。タクシー乗り場には行列ができていましたが、タクシーは次々来るのでそれほど待つこともなかった。マドリードのタクシーは白い車体に赤の斜めラインが目印。

アドルフォ スアレス マドリード バラハス空港 (MAD) 空港

ただ雨のせいか途中の道路が渋滞しており、ガイドブックでは市内まで20～30分と書かれていましたが50分ほどかかりました。マドリード空港に13:30着陸で、ホテルに着いたのは結局16時前。
これは市内に入って最初に見た教会。空港のまわりってどこでも同じような景色（高速道路があったり、工場や倉庫のような建物が点在していたり）ですが、こういう建物が見えてくると欧州に来たんだなという実感が湧いて、途端にテンションがあがります。中心部に入ってアルカラ門やシベレス宮殿の前を通ったときも。

マドリードで2泊したホテル・モラ。プラド通り沿いで、プラド美術館やアトーチャ駅は歩いてすぐ。

ホテル モラ ホテル

フロント。ホテルのバウチャーとパスポートを提示してチェックイン。

ホテル モラ ホテル

ロビー。

ホテル モラ ホテル

部屋は305号室（4階）。ツイン。ぱっと見の印象は「狭いな…」でした。スーツケースを広げると足の踏み場がない。清潔ではあるのですが、あちこち古びている印象。

バスルームはきれいでした。アメニティはタオル、バスタオル、石鹸など。ドライヤーあり。部屋に冷蔵庫なし。あと、これは他のホテルでもそうだったんですが、ゴミ箱が部屋に一つしかない…バスルームにペダルを踏んで蓋を開ける式のが一つきり。これが地味に不便。なので、持っていったレジ袋をゴミ箱代わりにベッドサイドなどに置いていました。

シャワーのみも覚悟していたので、バスタブがあってホッ。ただシャワーの位置が高い…低身長族にはギリギリ手が届く高さ。ここはバーで固定位置が調節できるからまだよかったけれど。お湯は熱いのがすぐにたっぷり出ました。

廊下はこんな感じ。ちょっと味気ない。

窓の下は車通りの多いプラド通りでしたが、二重窓のせいか滞在中音は気になりませんでした。向こうは王立植物園。

ベランダに面した窓は二重窓。

夕食は歩いて２～３分のムセオデルハモンへ。博物館とありますが、生ハム専門店です。写真を撮っていたら、外で休憩していた（？）お店のスタッフのおじさんがポーズをとってくれました。

ムセオデルハモン (プラド通り店) 地元の料理

店内には生ハムやソーセージ、サラミなど豚肉製品がズラリと並ぶ。

ムセオデルハモン (プラド通り店) 地元の料理

こちらの生ハムはヒヅメ付き…生々しい（汗）

店員さんに食事かどうか聞かれ、食事と答えるとテーブル席のある奥のスペースに通されました。午後5時と中途半端な時間帯だったんですが、他にもお客がチラホラ。遅い昼食なのかな…？

ムセオデルハモン (プラド通り店) 地元の料理

奥のレストランスペース。天井近くにズラリと下がった赤と青の包みは生ハム（あれ、ほんとに中身が入ってたのかなあ…確認はしませんでしたが）

スペインときたらやはり生ハム！とにかく生ハムが食べたい我々は、盛り合わせ「T1」5.50ユーロと「T2」7.50ユーロを頼みました。メニューにあるハムやチーズからそれぞれ2種類選ぶ形式です。T1からはハモン・セラーノとセミクラード（半熟成）チーズ、T2からロモ（ロース）とイベリコ豚のサラミをチョイス。飲み物は私はフレッシュ・オレンジジュース、友人は紅茶。2人で合計17.50ユーロ。

ムセオデルハモン (プラド通り店) 地元の料理

上がT1、下がT2の盛り合わせ。量的には、女性２人だとこれと飲み物ぐらいでちょうどよかった。生ハムとチーズはおいしかったですが、これだけだと塩辛いので、やっぱりパンでも頼めばよかったかな…ワインを飲みながら食べるとちょうどいいのかも（友人は飲めますが、私は下戸）

食べ終えて店を出たのが18時頃。友人がプラドの無料開放（18時～20時）に行けたら行きたいというので美術館へ向かいましたが、建物をぐるりと囲むような長蛇の列だったのであきらめました。雨も降って寒かったし。この日は疲れもあり、早めにホテルに戻り早めに就寝。

ムセオデルハモン (プラド通り店) 地元の料理

ホテル一階には自販機がありました。フロントに支払い、中の飲み物を出してもらう形式（それは自販機と言うのだろうか…）