2023/09/02 - 2023/09/03
364位(同エリア419件中)
れむさん
2023/9/2、3の1泊2日で津軽半島、弘前旅行。大館能代空港から、1日目はレンタカーで北上し、一路、龍飛崎へ。
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羽田午前9時発の大館能代行きの便に搭乗。案の定、バス便であり、搭乗口まではバスで移動。移動は面倒だが、空港を肌で感じられる点はで楽しいかも。羽田は天候もよく、特に遅れもなく定刻に出発。
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飛行機は東北地方に向けて、ほぼ新幹線に沿う形で北上していく。福島市上空を通過の後、蔵王連峰上空へ。お釜のエメラルドグリーンがくっきりと見える。左側には蔵王スキー場のゲレンデも見渡せる。
仙台付近まで快晴だったが、その先は前線の影響で雲がかかり、地上が隠れてしまった。飛行機は定刻10時過ぎに大館能代空港に着陸。 -
前線の影響で朝方にかけて雨が降ったようで地面は濡れていたが、雨は上がって天気は回復方向。
ここからはレンタカーで移動。小さい空港だけあって、新千歳や那覇のようにバスなどで移動することなく、空港のカウンターで受付を済ませて、そのままそばの駐車場から車に乗ることができる。これは時間が浮いてありがたい。 -
大館能代空港そばから、秋田道の無料区間が東北道までつながっている。片側一車線の対面通行とは言え、青森方面に快適に移動できてありがたい。
小坂JCTから東北道に乗り、弘前付近の津軽サービスエリアで休憩。パーキングエリアでないサービスエリアは道中ここだけ、東北道最北のサービスエリアだが、コンビニがあるくらい。一方でりんご園があった。 -
まだ緑色だったが、りんごもそれなりの大きさになっていた。特に人もおらず、扉も閉まっていてりんご園の中に入ることはできなかった。
この先の浪岡インターで東北道を降りると、これまた無料の津軽道という高規格道路。五所川原まで高速で来ることができる。 -
五所川原からは国道339号線を北上。弘前付近を起点にし、龍飛崎の階段国道へ至る、北の果ての国道だ。
道中、しじみが産地の十三湖付近でランチ。ガイドブックにも出ていた、しじみ亭奈良屋という国道沿いのレストランに立ち寄る。和風建築の良さそうな建物だが、こちらは今は販売店になっていて、食事は隣の、系列のお店、白鳥亭奈良屋というところになっている。 -
お昼時でお客さんもそれなりに入ってるが特に待たずに窓側の先に座れた。しじみ料理のほか、この付近はメバルがとれるらしく、メバル料理もおすすめになっており、それらを食べているお客さんも多い。
迷ったが、初めてなのでしじみづくし2480円。しじみ釜飯、しじみラーメン、しじみチャウダー、バター炒め、しじみ汁に、しじみ佃煮、しじみ味噌、しじみ南蛮漬けと、まさにしじみづくしである。 -
ゆっくりとしじみ料理を堪能。大抵はしじみ汁で普段あまり意識もせずに食べているしじみだが、こうして様々な食し方で味わうと、改めてじっくりと美味しさを楽しむことができ、今後またしじみ汁を飲む時もまた今までとは違った味わいをできそうだ。
国道を挟んでお店の向かい側がもう十三湖であり、広大な湖が広がる。 -
奈良屋からもう少し行くと、道が上り坂になり、その先に道の駅十三湖高原がある。道の駅自体はしじみラーメンを食べられるレストランが併設されているほか、生のしじみや、その他しじみ、あるいは青森特産のニンニクを使った加工品が売られていた。
隣には展望台のような塔があったので登ってみた。 -
そこまで一望に見渡せる、ということでもないが、十三湖を広く眺めることができる。遠くに見える風力発電の先はもう日本海だろうか。
十三湖は日本海の海水と白神山地からの淡水が混じる汽水湖で、美味しいしじみができるようだ。 -
反対側に目をやると牛が放牧されていた。冬は厳しい自然となるのだろうが、この季節はのどかな高原風景の、とてもゆったりとした風景が広がる。
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展望台の2階からは滑り台が延びていて、外に目を向けると、斜面の下の方まで曲がりくねって滑り降りる、かなり長い滑り台である。しかし一部老朽化で安全性に問題が生じているため閉鎖中、再開時期未定となっている。
よく見るとかなり草が生い茂っており、閉鎖してから結構な月日が経っているようだ。この感じだともはや再開することはなさそうだ、、、。 -
さらに国道339号を北上し、小泊という港町を過ぎると、いよいよ集落もなくなり秘境感が増していく。
山間部を抜けて海に出たところに道の駅こどまりがあり、その向かい側には折腰内海岸という広い整備された海岸線が広がっていた。海岸には海鳥が集まっている以外、人は誰もいなかったが、どうやら海水浴場のようだ。 -
澄んだ深い青空に、高く薄雲が広がる。まさに秋を感じさせる空だ。朝まで雨が降ったことも影響したようで、気温も最高気温28度程と過ごしやすい気温。
海を見ながらのんびりと秋を感じたいところだが、2時半を回り、日も短くなってきているのでさらに北に向けて先を急ぐ。 -
国道339号をさらに北上。しばらく日本海沿いを走るが、途中から山間部に入りヘアピンカーブの続く山岳道路に。山を上ったところに、眺瞰台という展望台があった。駐車場から少し登ったところに展望台がある。と言っても非常に簡素な六角形のコンクリート製の展望台。
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北に目を向けると、半島の先端、その向こうには津軽海峡とそのさらに向こうに北海道の大地が見える。どうやらあそこが龍飛崎のようだ。もう少しである。
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こちらは今来た道、南の方向。低木の山々が広がる。海と山が織りなす雄大な風景だが、その分冬は厳しい自然なのだろう。
半島になっているところが小泊。午後の日差しを受けて日本海はきらきらと輝いている。 -
眺瞰台から10分ほど下って、午後3時、とうとう龍飛崎に到着である。北の果てであるが、とは言ってもまだ26,7度ほどあり風もそこまで強くはなく、あまり秘境感はない。
有名な津軽海峡冬景色の歌碑があり、ボタンを押すと歌が流れる。 -
津軽海峡冬景色の歌碑のそばから見下ろすと、下に小さな漁港が見える。龍飛漁港と竜飛集落のようだ。
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津軽海峡冬景色の歌碑のすぐのところに、大きく階段国道入口の案内が出ている。国道標識もしっかり立っていて、そこから石の階段が下に向かって延びていく。
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階段国道は石の階段も手すりなども結構しっかり整備されている。階段途中にも再び国道339号の標識が。
中腹のこの付近は少し空地が広がっていたが、どうやらここには昔、竜飛中学校があった跡地のようだ。また、車を止めた、階段国道上部入口付近には竜飛小学校があったとのこと。青函トンネル工事の頃は人が多く子供たちも多くいたのだろう。 -
下部では階段は九十九折りになって、下の海岸そばの道路に至る。
海岸沿いの道路と、山の斜面との間の敷地に、漁師さん達の家と思しき家々が数軒立ち並ぶ。 -
国道339号の先端が階段になって龍飛崎の先端に至るのかと思ったらそうではなく、国道は階段を降りた後このまま東に延びて、三厩のあたりが終点らしい。なので龍飛崎の崖の上から下までの一部区間が階段、ということのようだ。
一旦階段国道を引き返し、崖の上に戻る。
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旅行記グループ 2023年9月 津軽・弘前ひとり旅
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