2023/09/02 - 2023/09/03
1174位(同エリア1458件中)
れむさん
2日目午後は岩木山のふもとへ。岩木山神社に参拝の後、午前中に民話を聞いた嶽温泉で日帰り入浴。さらに今が旬のトウモロコシを味わう。
その後は田舎館村の田んぼアートを鑑賞し、大館能代空港に戻る。
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午後は黒石あたりの温泉に日帰り入浴に行こうと思っていたのだが、りんご公園で嶽温泉にまつわる民話を聞いて、せっかくなら嶽温泉に行ってみようと思った。
途中、岩木山ふもとにある岩木山神社に立ち寄る。郊外のちょっとした神社かと思って立ち寄ったのだが大違い。まず駐車場が車で溢れている。周辺には店も並び、大神宮という感じだ。岩木山をバックに長い参道がのびる。 -
参道を登って本殿でお参り。
山に向かって登り坂となる長い参道だが、老若男女、たくさんの人々がお参りに来ている。これは本当に驚いた。 -
岩木山のふもと、嶽温泉へ向かう道沿いに、とうもろこし屋さんが点在し、多くの車が路駐している。「嶽きみ」と呼ばれるこの辺りの特産品で、まさに今が旬のようだ。
ゆでとうもろこし、焼きとうもろこし共に売られている。もちろん生でも売っていて、皆その場でも食べ、買っても帰っている。 -
自分は昼食後だったこともあったので、温泉に使った後の帰り道に立ち寄って、焼きとうもろこしを食べてみた。
甘くて素直に美味しい。店のそばのテラス、というか椅子に座って食べることができる。野外で津軽の山並みをみながら頬張るのがまた気持ち良く、美味しさを倍増させる。
皆、岩木山神社でお参りをした後、とうもろこしを食べに来てをセットで楽しんでいるのかもしれない。 -
嶽温泉に到着。こちらは山あいのひなびた温泉街という雰囲気。
りんご公園で民話を聞いた後にいざ行こうと調べて初めて認識したが、そういえば最近弘前近くで温泉が出なくなって有名旅館が廃業したようなニュースをやっていたが、それがこの嶽温泉だった。 -
嶽温泉全体で温泉が出なくなったわけではなく、他の旅館は普通に営業している。
こちらの小島旅館で日帰り入浴をさせていただいた。硫黄泉のまさにザ・温泉という感じで、翌日まで肌から硫黄の香りがした。
温泉自体はそこまで熱くはなく普通に入れる。熱めとぬるめの2つに湯船が分かれており、大抵地元の方って熱い方に入るイメージだが、ここは皆さんぬるめの方に入られてるのが意外だった。 -
こちらが廃棄となってしまった旅館。小島旅館とはすぐ隣にある。離れているならまだしも、こんなすぐ側にあってこちらだけお湯が出なくなって営業できなくなるとかあるのかなという印象である。もっとも源泉とかどうなっているのかわからないが。
ともかくこんなに良い温泉なのに、いちばん中心となる旅館がなくなってしまって残念である。 -
温泉に浸かり、トウモロコシを食べて、岩木山を後にする。帰り道、車を止めて、岩木山とりんご畑を眺める。午後になって岩木山の頂上付近は時折雲がかかり始めてきた。
岩木山を背に、再び弘前方面に戻る。 -
弘前市の北東に位置する田舎館村では田んぼアートが有名。二箇所で行われており、第一会場は田舎館村役場。お城みたいな建物だが、元々この地に田舎館城という城があったので、それを模しているようだ。
入場料300円を払ってエレベーターに乗り、4階の展望台から眺める。 -
中央の道路を挟んで左右に分かれており、左側は青森出身の版画家である棟方志功氏の「門世の柵」、右側はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。
今年は猛暑で雑草が伸びており、少し輪郭等がぼやけているとのこと。 -
ここからも西を見やると岩木山が勇姿を広げている。午後3時過ぎでまだ日は高いが、山頂付近は雲に隠れてきており、山も青みを帯びてきた。
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続いて第二会場に移動する。車で5分ほど、道の駅の近くにあり、入場料を払って展望塔の上から眺める。
こちらは一枚キャンパスで描かれており、今年のテーマはワンピース。 -
合わせて石のアートとして、棟方志功氏の肖像画も描かれている。今年が棟方志功氏の生誕120年とのことで、それに合わせて第一会場の絵や、こうした肖像画が選定されているようだ。
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展望塔の周りは特に何もないので、田んぼや石のアートを間近でもみられる。ワンピースが描かれている田んぼを地上からみるとこんな感じで、何か絵が描かれているようだというのはわかる。
両会場を見終えて、時間は午後4時。そろそろ空港に戻らないといけない時間となり、東北道→秋田道を通り大館能代空港へ。 -
空港には飛行機の出発時間の1時間少し前に到着。レンタカーの返却も簡単で、駐車場に車を停めて空港一階のカウンターで手続して終了。
おかげで空港でしばらく時間が余ったが、お土産屋さんなどをみて時間を過ごす。 -
残っていたアップグレードポイントを使ってプレミアムクラスに変更してみた。地方路線なのでお弁当。お酒はスパークリングワインをいただく。
日中は運転で飲めなかっただけに、出張帰りの新幹線と同様、帰り道のお酒はやはり美味しい。1時間15分の短い路線で、飲食を楽しんでいるとあっという間に羽田に到着。羽田は行きと同様、やはりバスでの移動となった。
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