2022/10/07 - 2022/10/07
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きままな旅人さん
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この旅行記は〔 札幌 → 長万部 → 森 → 恵山 → 函館 → 松前 → 江差 → 瀬棚 → 岩内 → 札幌 〕の行程で、渡島半島を一周した旅行記です。
「3日間で回れるかも?」と思ったのですが、道中見所が多く寄り道もしたため4日間の旅となりました。
まあこれも「きままな旅」です。
№5は4日目(最終日)、乙部町から岩内町までの旅行記です。
*写真は長磯海岸の「親子熊岩」
〔行程〕
【1日目】札幌→中山峠→洞爺→長万部→森(車中泊)
【2日目】森 → 恵山 → 函館(泊)
【3日目】函館 → 木古内 → 松前 → 江差 → 乙部(泊)
【4日目】乙部 → 瀬棚 → 岩内 → 札幌
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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-
起床後、早速レストランへ。
朝食は和定食で品数も多く、味付けも良く美味しく頂きました。宿泊体験施設 おとべ温泉郷 光林荘 宿・ホテル
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昨夜到着時は既に暗かったため外の景色はわからなかったが、窓からの景色はのんびりできる雰囲気でした。
チェックアウトまでのんびり過ごすのもいいのでしょうが、せっかちな性格なので直ぐに出発です。 -
宿泊棟に隣接する、日帰り温泉「いこいの湯」
宿泊者は宿泊者専用の大浴場のほか、こちらの日帰り温泉も利用できます。おとべ温泉 いこいの湯 温泉
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乙部港にある「箱館戦争官軍上陸の地碑」
説明板があり「箱館戦争で、旧幕府軍が一旦勝利した後、翌年官軍の船8隻が反撃のためこの地に上陸し、箱館戦争に勝利した」とありました。箱館戦争官軍上陸の跡 名所・史跡
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すぐ横の倉庫にも大きな絵が描かれていて、上陸の地をPRしていました。
説明文で読むよりこちらの方が理解できるような気がします。 -
乙部港から見た「館の岬」
岬全体が断崖となっていて、岩盤が隆起か陥没したのでしょうか、異様な景色です。
「東洋のグランドキャニオン」と言われているようですが、それ程ではないような気が...館の岬 自然・景勝地
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ところが舘の岬の少し前で突然「通行止」
崖崩れでもあったのでしょうか、瀬棚方面はUターンし山道へ迂回するよう案内板があります。 -
迂回路に入ってすぐの所で湧き水を見つけたのでちょっと立寄り。
〔4トラスポットはありません〕 -
古くから利用されている湧き水のようで、湧水量もあります。
大地震など災害時の給水施設として、乙部町が町内5カ所に整備したそうです。 -
「飲用注意」の表示がありますが、禁止ではないし、災害時の給水施設なのでちょっとだけ飲んでみました。
普通に美味しいし、お腹を壊わすことはなかった。 -
国道に戻り北上すると、「元和台海浜公園入口」の大きな看板があります。
公園へはここから左折した所にあります。 -
元和台海浜公園のレストラン
広い駐車場や緑地広場、遊具、ドックランなどの施設が整っていて、家族で楽しめる施設のようでした。元和台海浜公園 公園・植物園
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レストランなどは丘の上にありますが、坂を下りた所に「海のプール」があります。
波消しプロックで囲まれているので、夏場は海水浴場として賑うことでしょう。元和台海浜公園 公園・植物園
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国道へ戻る途中にある「元和八幡神社」
寺社好きな性格なので、見過ごす訳にはいきません。
〔4トラスポットはありません〕 -
元和八幡神社の社殿
1615年創建、ご祭神は誉田別命と宇気母智命の2柱を祀ります。 -
国道229号線を進むと、すぐの所にある「道の駅・ルート229元和台」
広い駐車場、トイレ、売店が整備されています。道の駅 ルート229元和台 道の駅
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売店には地元のお菓子や水産加工品が並んでいて、ウリは「ゆり最中」のようでした。
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道の駅の裏手に展望台があり、日本海の絶景が望めます。
その展望台にモニュメント「潮笛」が設置されていました。 -
展望台から海水浴ができる「元和台海浜公園」が見えます。
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国道229号線を北上し、鮪(しび)ノ岬トンネルの北側の駐車場で休憩がてら立寄りました。
岬の崖が鮪(まぐろ)の鱗のように見えることからこの名が付いたとか。鮪の岬 自然・景勝地
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岬まで立派な柱状節理がビッシリ続いています。
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鮎川海岸にある「鮎川大平盤」と呼ばれる岩場。
写真ではわかりずらいが、この岩場を上から見ると、北海道の形をした海のプールになっています。鮎川海岸 自然・景勝地
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熊石漁港の一角にある「ふれあい広場」
スポーツやキャンプに利用される多目的広場のほか、子供用の遊具も整備されています。熊石漁港ふれあい広場 公園・植物園
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ふれあい広場の一角にある「海洋深層水総合交流施設」
海岸の沖で取水した海洋深層水を、海洋生物の研究やアワビの養殖施設などに供給しているそうです。 -
国道を進み、関内漁港を過ぎた所にある「親子熊岩」
親熊が子熊を抱いているように見えます。
ここから瀬棚町(旧大成町)に入ります。親子熊岩 名所・史跡
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説明板があり「海に溺れた子熊を助けるために親熊が手を伸ばすが海に落ちてしまい、それを見ていた海の神様が救い上げ、愛の姿を岩に変身させた」という伝説があるそうです。
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更に国道を北上すると、道路沿いに「タヌキ岩」があります。
「上を向いたタヌキに似ている」そうですが、ちょっと無理があるかな。タヌキ岩 名所・史跡
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奇岩が多い長磯海岸を更に北上します。
長磯海岸 自然・景勝地
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この岩も長磯海岸にあります。
案内板はありませんが「ゴジラ岩」でしょうか。 -
国道229号線沿いにある「道の駅・てっくいランド大成」
道の駅としての施設(駐車場、売店、トイレ)があるほか、目の前が海水浴場のためコインシャワーが整備されていました。道の駅 てっくいランド大成 道の駅
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「道の駅・てっくいランド大成」の売店。
駅名の「てっくい」とは「ひらめ」のことだそうです。 -
久遠を過ぎると、しばらく人家のない自然の中を走ります。
長い帆越山トンネルを出た所に「太田神社」があります。太田海岸 自然・景勝地
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崖と海に挟まれた狭い地にある「太田神社」
こちらは拝殿で、本殿は瀬棚方面へ200mほどの所にある鳥居から山へ上った所にあります。 -
太田神社から200mほど進んだ所にある「太田山神社」の鳥居。
拝殿は「太田神社」なので何が違うのか疑問に思い、由来や年表、案内板などを見ても記載がありません。
太田山神社は1441年頃に創建されたので、明治期に分離されたのではないかと。太田山神社 寺・神社・教会
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太田山神社はここから先、急な階段、斜面や梯子などを上る必要があり、『日本一危険な神社』と言われているそうです。
足腰に自信はないので挑戦する意欲はなく、鳥居の所で参拝させて頂きました。太田山神社 寺・神社・教会
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太櫓漁港にある看板は割れて落ちていました。
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太櫓漁港周辺の岩場。
岩場の上にあるのは太櫓弁天社。太櫓海岸 自然・景勝地
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瀬棚町に入り、市街の中心にある「旧国鉄瀬棚駅跡地」
1987年に廃止された国鉄瀬棚線・瀬棚駅の遺物で、駅名標とキロポストが残されていました。旧国鉄瀬棚駅跡地記念碑 名所・史跡
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こちらは瀬棚線各駅の駅名が記載された記念碑です。
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旧国鉄瀬棚駅跡地の隣接地にある「荻野吟子公園」
〔4トラスポットはありません〕 -
「荻野吟子女史顕彰碑」
他に、生涯学習センター内に「荻野吟子生誕之地碑」や「荻野吟子のあゆみ(年表)」などが残されています。 -
せたな町生涯学習センター内に保管されている「荻野吟子生誕之地碑」
展示されていた「荻野吟子のあゆみ(年表)」によると、
荻野吟子は1851年熊谷に生まれ、1885年に女医第一号合格、1891年から1908年まで14年間、北海道今金町で地域医療に貢献した、とありました。
つまり「生誕之地」ではないようです。 -
学習センターへ行く途中にあった日蓮宗の「龍光寺」
立派な本堂が目に入り、ちょっと立寄ってみました。
〔4トラスポットはありません〕 -
境内には、日蓮上人像や水子観音菩薩像がありましたが、立寄ることをお勧めするほどではなかった。
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「瀬棚線資料室」が目的で向った「せたな町生涯学習センター」
立派な建物で、駐車場もきれいに整備されていました。せたな町生涯学習センター 美術館・博物館
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センター内の施設一覧
目的は「国鉄瀬棚線資料室」ですが、郷土資料室には昔の生活用品や器具、漁具が展示されているほか、荻野吟子関連資料が展示されていました。 -
「国鉄瀬棚線資料室」はせたな町生涯学習センターの2階にありますが、通常カギがかかっているので、1階の事務室に申込みカギを開けてもらいます。
国鉄瀬棚線資料室 名所・史跡
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瀬棚線各駅の駅名標や警戒標識など、瀬棚線で使用されていたいろいろな鉄道グッズが展示されています。
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瀬棚駅の発着時刻表
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記念乗車券などの展示など。
昔瀬棚線に乗車した時の思い出が蘇りました。 -
瀬棚市街から岩内方面へ進んだ所にある「三本杉岩」
海に突出た3つの大岩が「せたな町」のシンボル的存在ですが、今まで多くの奇岩を見てきただけに、あまり珍しさは感じなかった。三本杉岩 自然・景勝地
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国道沿いに案内板があり、岩にポッッカリ穴が空いた「窓岩」
奇岩の中でも珍しい形なので、立寄る価値はあると思います。窓岩と亀岩 自然・景勝地
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手前が窓岩、沖に見えるのが亀岩です。
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須築の少し手前にあり、日本海に突き出した「藻岩岬」
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藻岩岬の根元のような所に「藻岩の滝」
きれいな滝ですが、滝壺から海までコンクリートで固められているのが残念。藻岩の滝 自然・景勝地
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国道229号線沿いにある「道の駅・よってけ島牧」
ここから島牧村に入ります。道の駅 よってけ!島牧 グルメ・レストラン
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「道の駅・よってけ島牧」施設内の雰囲気
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施設内には、産直コーナー、売店、トイレが整備されています。
近くに漁港もありますが、産直は農産物が多かった。 -
レストランは休業中でした。
理由は何と「人員不足」だそうです。 -
寿都町に入り、弁慶岬の少し手前にある「弁慶の土俵跡」
説明板があり「弁慶はここにあった土俵で相撲に興じていた」そうですが、弁慶の土俵にしてはあまり広くありません。弁慶の土俵跡 名所・史跡
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弁慶が義経の帰りを毎日ここで待った、という伝説がある「弁慶岬」
銅像の先の灯台まで行けば、広い海原を見ることができます。弁慶岬 自然・景勝地
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国道229号線沿いにある「道の駅・シェルプラザ港」
ちょっと変わったデザインの施設内には、小さなカウンターと売店、トイレが整備されています。道の駅 シェルプラザ・港 道の駅
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売店には地元産の農水産物やお菓子が並んでいました。
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この道の駅の特徴は、色付けしたものを含めて、多くのカラフルな貝殻細工が並べられていました。
見るだけでも楽しめると思います。 -
雷電温泉前にある「有島武郎文学碑」ですが、刻まれた文字ははっきり読めません。
1962年に建立された石碑ですが、私の知る限り当初はカスベ岬近くに、その後現在地との中間地点に、そして現在地へと、旧道の通行止め区間が広がるにつれて移築されています。有島武郎文学碑 (岩内町) 名所・史跡
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「有島武郎文学碑」から右を見ると「カスベ岬」
アイヌ語でしょうが、意味はわかりません。
4トラスポットはありませんが、沖に突き出した変わった岩です。 -
そして左を見ると「弁慶の刀掛岩」が見える絶景地です。
そろそろ暗くなってきたので「渡島半島一周の旅」はここで終了です。
北海道在住でありながら、初めて見る、知る土地、施設、歴史ばかりで興味深く回りました。
まだまだ知らない地ばかりなので、これからも未開の地を開拓していきます。弁慶の刀掛岩 自然・景勝地
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