弁慶の刀掛岩

波打ち際を行く国道229号線（雷電国道）の道路上から眺められますが、中にはカスペノトンネルの旧道のところにテントを張ったり...  続きを読む、岩場に下りて釣りをしたり、もしくはシーカヤックで漕ぎ出だしたりと、いろいろな楽しみ方をされている方もいるようです。
刀掛岩を近くから見られるのは、カスペノトンネルと刀掛トンネルに挟まれた2、300mほどの区間で、車を停められる場所は、カスペノ側は岩内方面車線から入りやすい海側に盲腸のように伸びた旧道に停め、刀掛側は寿都方面車線から入りやすい陸側に山に登る車道に折れて少しだけ登ったところにある小さな駐車場に停めます。
日が沈む夕暮れの時間に訪れると抒情的な風景を味わえますが、夏に訪れたところ、日の入りの位置がやや岩から離れた海の真ん中になってしまっていました。
また、カスペノトンネル上の展望台へ通じる道は、夏は森の中で、虫よけやクマ鈴などを持参しないと、特に夕方は行きづらい雰囲気でした。
麓にある雷電温泉の建物も廃墟になっていて、ちょっとおどろおどろしい雰囲気です。  閉じる

投稿日:2021/07/08

国道229号線の雷電温泉前から見ることができる奇岩ですが、車はカスペトンネルの南側に少し旧道が残っている所に停めることがで...  続きを読むきます。
旧道は岩の近くを通っていましたが、長大な刀掛トンネルの開通により近くで見ることができなくなりました。
写真の通り、切り立った崖の先端にある他にあまり例を見ない奇岩で見応えありますが、「弁慶」は義経伝説に係わりがあるようです。  閉じる

投稿日:2018/06/16

海岸沿いを走る国道から手軽に眺めることができます。
国道229号線のカスペトンネルと刀掛トンネルの間の雷電温泉郷のバス停...  続きを読むの付近からよく眺められます。
ただし、運転しながらの見物は危険。
山側（寿都方向車線）の雷電温泉の入口に駐車場（無料・夏期のみのトイレあり）があるので、そこを利用するとよいでしょう。
また、海側（岩内方向車線）のカスペトンネル手前に旧道が少し残っていますが、車を停めると帰りの折り返しが少し面倒かもしれません。

体力がある方は、海岸に降りると迫力のある眺めが見られます。
ただし、岩でのケガや波には注意が必要です。
岩は濡れていて、更に海藻が生えていたりして滑りやすく、ゴツゴツしていて手などを切りそうです。
国道から刀掛岩方面と旧道からカスペノ岬の岩礁への2ヶ所で降りられるようになっていました。

更に一方で、高い所の展望台からも眺められます。
雷電温泉から朝日温泉へ向かう山道の途中に、展望台へ行く山道の入口があり（小看板あり）、少し登れば到着しますが、廃墟のように古くて少々荒れ気味です。
（心霊スポットとして、もてはやされそうな雰囲気ですね(^^;)）
木が茂っていて、その間から垣間見るような感じで刀掛岩を眺めます。
積雪期に訪れる場合はスノーシューなどがあるとよいです。

刀掛岩を眺めるなら、おすすめは日没のころですが、岩場に下りたり山道に分け入る場合は、足下が暗くなるので注意が必要です。
また、積雪期に訪れると、岩の陰影がはっきりして迫力ある岩の様子が眺められます。  閉じる

投稿日:2017/04/25

　奥州平泉で討ち死にしたと言われる義経主従。実は生きながらえて北海道に渡ったと言う伝説があり、あちこちに義経主従に因んだ地...  続きを読む名があります。
　ここ、弁慶の刀掛岩もまさにそういった類の１つで、「弁慶が、 雷電峠で休息した際、岩をひねって大刀を置いたという伝説や海岸で釣りをする際に 大刀を掛けた」と言う伝説が伝えられています。
　弁慶がどれほどの大男であっても、これほどの巨大な岩を捻って刀掛を作ったとは、やはり伝説の伝説たる所以だなとも思う。それほど迫力ある巨岩であり、岩壁であります。
　近くには、やはり義経・弁慶伝説の流れをくむ「弁慶の薪積岩」「悲恋の穴・不落の洞窟」などもあります。
　また、ここは夕日鑑賞のビュースポットでもあり、奇岩刀掛岩のシルエットと真っ赤な夕日とのコントラストは真に見事であり、刻一刻と変わりゆく景色は時が経つのを忘れて見入ってしまうほどであります。  閉じる

投稿日:2014/10/23

義経さん、弁慶さんの昔話は全国津々浦浦そこかしこ、ここもご他聞にもれずでしょうか。ただとても迫力があります。真冬の日本海の...  続きを読む厳しさを思えば尚更、このネーミングは良くできています。蒼く穏やかな海からは想像しがたいですが。  閉じる

投稿日:2013/08/31