2023/07/25 - 2023/07/29
730位(同エリア3393件中)
群青さん
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京都1泊目の宿は鴨川べりに建つKKR京都くに荘。
京都御苑から近い事と大浴場があることが決め手となり、予約を入れた次第。
大通りから1本裏に入った閑静な場所ゆえ、京都の市街地にあるとは思えぬ静けさ。
2日目の午前中は元離宮二条城を見学。
これまた高校の修学旅行以来39年ぶり!(笑)
あの頃と異なるのは、客層。
コロナ禍3年半のブランクは何処へ?と思う程、海外からの観光客で京都の街は賑わっている。
しかも朝から耐えられないくらいの暑さに包まれた京都での観光。
無理は禁物!
しっかり水分補給をすることと、決して焦らず観光することを心がけて、さぁ出発!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
京都御苑まではゆっくり歩いて5分ほど。
京都府立医科大学の南側に建つこの宿、国家公務員共済組合連合会の運営する宿なのだが、一般客の利用も可能。
4月に岐阜をひとり旅した際に下呂温泉のKKRの施設を利用したが、料理が美味しく接客もつかず離れずのいい塩梅だったのが好印象で・・・
今回もKKRの宿にしてみた次第。KKR京都 くに荘 宿・ホテル
-
この場所はかつて久邇宮家の屋敷があった場所。
香淳皇后(昭和天皇の后)が幼少期に過ごしたのだという。 -
玄関を入ると右手にフロント、左手にはロビーという設え。
決して新しい建物ではないが、しっかりと清掃が行き届いている。 -
ティーラウンジ、その奥は小さなスペースの売店、通路をさらに奥に進むと大浴場。
-
案内されたのは2階。
8畳の和室。
シンプルな造りの部屋だが、特段不自由さは感じず。 -
夕食は2階のレストランで。
今回の予約時に「80代の母を伴っての旅」と書いておいたからだと思うが、2階の客室にあてがってくれて本当にありがたかった。 -
レストラン嵯峨野。
夕食は18時半から。
この日の宿泊客自体が多くなく、先客も殆どが18時からの食事を選んだと見えて、入った途端美味しそうな匂いに包まれた(笑) -
お品書き
京都肉会席 -
生ビールを所望し、運ばれた時点で写真を1枚!
左上から時計回りに
・サラダ
・凌ぎ 京都肉炙り寿司
・前菜 糸瓜と海月胡麻和え
鱚唐墨焼き
丸十栂野煮
川海老
鯛袱紗
白芋茎酒盗浸し
・先付 冷やし湯葉とろろ
涼やかな雰囲気の品々が並ぶ -
普段は口にしない食材が多いので、こういうものを食べていると旅に出た実感がわいてくる(笑)
-
進肴 京都肉料理 ステーキ
何だかえらく分厚い肉だなぁ~!
つけダレは3種類用意されていた -
・御椀 沢煮椀 新蓮根夏合鴨団子
・冷鉢 加茂茄子吉野煮
味付けが程よく、とても上品。
素材本来の持つ味を惹き立たせるようにして丁寧に調理されているのが感じられて嬉しくなる。 -
・食事 御飯(滋賀県産こしひかり)
赤出汁
漬物三種
結構腹がきつくなる感じだが、美味しいので残すのはもったいなくて完食! -
・水菓子 メロン
杏仁豆腐抹茶蜜掛け
それに口直しのほうじ茶
大変美味しく頂きました。
食後、母が売店を見たいというので行ってみた。
チェックイン時に「2000円以上の買い物で8%引き」のチケットを頂いたので使いたかったみたいネ(苦笑)
初日から土産物選びには結構時間を割いていたから・・・
まぁ十分に楽しんでくださいな!! -
食後、腹ごなしを兼ねて一人で鴨川沿いのエリアを散策してみた。
どうも三条大橋あたりまで歩いたみたいネ。
灯りが燈るあたりは川床か何かなのかしらん??? -
たぶんこの写真は先斗町の辺りだと思われ。
まぁインバウントの旅人とひっきりなしにすれ違いましたね!
小一時間ほど散歩して宿に帰り、一風呂浴びてから部屋で缶入りのハイボールで晩酌して就寝。
夜更かしの婆様はほっときましょ!(苦笑) -
翌朝、まだ完全に夜が明けきらない頃合いに、聞いたことのない大音響で目が覚めた。
いったい何事が起きているのか最初は理解不能だったが・・・
どうやら蝉の声みたい。
関東では耳にしたことのない光景。
ありゃ、”蝉しぐれ”なんて風流なものではなく”蝉テロ”とか”蝉公害”と言った方が合っているかも・・・
旅に出てまさか普段よりもさらに早起きする羽目に陥るとは・・・(トホホ)
では、朝風呂にでも行きますかね! -
誰もいなかったので写真をパシャリ!
大浴場はこじんまりとしたサイズ。 -
露天風呂は2~3人程度の大きさかな?
蝉の声が凄まじすぎて耳が痛いので、もっぱら内風呂の方でのんびり浸かっていた。
この宿の湯は、KKR熱海からの運び湯を利用しているらしい。
やや塩素臭が気になった。
わざわざ運び湯にしなくても、京都の水の沸かし湯で塩素臭がしない方が良いかも・・・ -
朝食もレストラン嵯峨野で。
どうやら朝食付きの宿泊は僕らも含めて7組しかいなかった様子。 -
食事自体は美味しいし、閑静な場所にある宿だから、穴場だと思う。ここは。
ごちそうさまでした。 -
食後、母を伴って鴨川まで降りてみることに。
宿の庭園から直接、鴨川べりに行けるとの事で、ロビーのガラス戸を開けた途端、蝉の大合唱(というより爆音)が・・・ -
この庭園自体、久邇宮家の頃の佇まいを極力残す形で保存しているみたい!
-
朝の鴨川。
右に見える橋は荒神橋(こうじんばし)。
川面に見えるのは荒神飛び石。 -
白鷺がじっと動かず佇んでいる!
-
飛び石を渡ってみた。
童心に返ったように楽しんでしまったが(笑)、案外、石と石の感覚が空いているんだね! -
通勤中のサラリーマンが軽々と渡っていたり、犬の散歩中の人がひょんと渡っていたり・・・
-
対岸からKKR京都くに荘を写してみた!
鴨川沿いの両岸は、結構散歩中の人が多く、イヌ連れの人もひっきりなしに通り過ぎていく。
爆音の蝉しぐれには馴れそうもないけれど(苦笑)、このエリアのこの佇まい、とても気に入りました。
人生の一時期、こういう街で暮らしてみたかったかも・・・
ま、次の人生で叶えばいいな。 -
荒神橋を渡って宿に戻り、8時半にチェックアウト。
旅の2日目、暑さとの戦いが始まる予感。 -
2日目のスタートは元離宮二条城から。
最大の懸案は、駐車場問題。
事前にいろいろ調べて、東堀川通り沿いのコインパーキングを利用することにした。
心配したけれど、時間的には十分車を停めるスペースもあり一安心。
そこから周囲の散策を兼ねて元離宮二条城まで歩くと見えてきた。
朝8時45分から開門なのに、既に結構な数の観光客が中へと向かっていた。 -
入場料を払い、東大手門から城内へ。
-
まずこのエリアで観光客が記念撮影に明け暮れているので混みあっている。
スマホの消しゴムマジックでバッサリそれらを消去したら・・・
あら?何だか不気味だ(苦笑)
過ぎたるは猶及ばざるが如し -
内部から写した東大手門
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案内板
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元離宮二条城のガイドマップ
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東南隅櫓
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唐門へと向かう塀
それにしても元離宮二条城。
海外からの観光客ばかりじゃない!
日本人観光客は1割いるかどうか?って割合。 -
元離宮二条城 唐門。
ここもまた格好の撮影スポット。
うじゃうじゃ人がいるので、ここでもバッサリ消しゴムマジックを駆使!(苦笑) -
二の丸御殿の正門にあたり、切妻造、檜皮葺の四脚門。
屋根の前後に唐破風。
松竹梅に鶴、唐獅子といった極彩色で豪華絢爛な彫刻が施された門で、非常に華やか。 -
案内板
-
二の丸御殿
内部は撮影禁止。
靴を脱いで中へと進む。
インバウント客相手の英語のガイドが何人もいて、流ちょうに英語で説明する人もいれば、たどたどしいガイドでおっかなびっくりやっている人もいて・・・
ガイドの当たりはずれの激しさが気になるような(苦笑)
鴬張りの廊下を歩いていて、修学旅行の記憶が一瞬蘇って来たものの・・・
自分が興味のない時にこういう場所に連れて来られて強制的に見て回ったことって、結局、自分の血肉にはなっていないことを再認識。
京都へ修学旅行で来る意味って、もしかしたら「大人になったら今度は自分のペースで学びに来てね!」って事なのかもしれない。
39年経ってしまいましたが(冷や汗)、今度は自発的にやって来ましたよ!
と内心で語りかける。 -
二の丸御殿案内板
写真を撮れないことで、まだ2週間ちょっとしか経っていないにもかかわらず、既にもう結構な部分を記憶から失くしている感じ(冷や汗)
記憶の引き出しを残す意味でも、できればもう少し、撮影できる場所を作って欲しいな!と思うのはダメでしょうか? -
二の丸御殿内は場所ごとに大きな扇風機が回り、また直射日光を受けない分だけ暑さを凌げていたけれど・・・
見学を終えて外に出ると、とめどなく汗が流れる。 -
この先は二の丸庭園
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庭園と二の丸御殿の隅の部分を撮影
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二の丸庭園はきちんと整備され美しいのだが・・・
やや整い過ぎかなぁ~ -
極力陽射しを割けるように建物近くを歩く
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書院造の庭園は1626年、小堀遠州の手によって改修されたとか。
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空が恐ろしいほど真っ青。
そりゃ暑いわけだ! -
本丸櫓門。
この辺りも撮影スポットなのか非常に賑わっていた。
本丸御殿が現在、修理工事中のため見学できない事と、この暑さで屋外の観光をし続けていると体力を削られるように辛いと感じたこともあり、これ以上の見学は避けることに。 -
本丸内へは進まずにショートカット!
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内堀と石垣と空の碧さのコントラストが目に眩しい!
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この先に見えるのは北大手門
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とりあえずざっと1周してきたみたい。
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ギャッ!
こんなポスターを見かけてしまった!!
これってどんな味わいなのだろうか・・・ -
二条城障壁画収蔵館
二の丸御殿内の障壁画はすべてレプリカなのだが、本物はすべてこちらに収蔵されているのだとか。 -
その後再び駐車場へと戻り、京都市内の観光はこれにて終了。
暑さが想定以上に厳しくて・・・
自分も結構キツかったが、高齢の親を連れまわせる環境じゃない!と判断したのがその理由。
次の目的地に向かう前に、昼飯を兼ねて涼める場所を探しましょう!! -
やって来たのはかごの屋京都リサーチパーク店。
お昼時に重なったため、しばらく待つことに。
とりあえず冷房に当たって生き返った感じ(笑) -
喉ごしの良いものを食べたい!
ということで選んだのは天ざるセット。
普通に美味しかったし、これでエネルギーチャージできるわ!(笑) -
メニュー見ていて気になったのがこれ!
マンゴーパフェ。
しっかりとマンゴーのテイストを味わえて美味しかったッス!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ムロろ~んさん 2023/08/15 22:45:13
- 爆音(◎_◎;)?
- こんばんは、ムロろ~んです。
京都へ行かれた旅行記を拝見しました。
蝉の音で起きたって?それだけすごかったったことなんですねぇ(◎_◎;)。
埼玉でも蝉の泣き声って聴こえる所があるけれど、想像できませんよ。
最近は東京勤めをしているので自然の音ってなかなか聴かなくなったなぁって思ってるんですよ。
あっ、埼玉の家に帰れば聴けますが(;^ω^)。
京都の宿に大浴場と露天風呂がある宿って良いなぁって思ったんです。
それ以上に料理が!
こないだ泊まった鬼怒川温泉の宿の料理と比べると?
イケマセン(/ω\)(笑)。
ムロろ~ん
- 群青さん からの返信 2023/08/16 20:17:58
- Re: 爆音(◎_◎;)?
- ムロろ~んさん
こんばんは。
コメント寄せていただきありがとうございます。
あの蝉の声、いったい何の種類なんだろう?
少なくとも関東にはいないような気がするんだけどなぁ・・・
初めて遭遇したと思うんですよ、ヤツらに!
立秋過ぎて、最近じゃ夕方になると秋の虫が鳴き始めましたし。
暑くても夏ももうじき終わり?!
宿を探すとき、自分は大浴場はマストアイテムです。
とにかく足を伸ばしてゆっくり風呂に浸かりたい派なので・・・
温泉でなくても構わないけど、できれば塩素臭は勘弁してほしいもの。
KKR京都くに荘の料理は美味しかったです。
やっぱ国家公務員共済組合の保養所という事も関係してくるのでしょうかね?
味重視!みたいな(笑)
群青
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