夏のアンダルシア／グラナダ／バルセロナ！！弾丸なので盛り盛り。（５）

2023/07/11 - 2023/07/17

2022年の秋（10月）にバルセロナを訪れた際、夏にも来てみたい！と強く思い、今回の旅となりました。せっかくなので、バルセロナ再訪だけではなく、行ってみたかったアルハンブラ宮殿とアンダルシア地方の白い村々を周る旅程を組みました。短い夏休みを利用したため、内容的には移動が多く盛り盛りの行程になりましたが、とても満足できました。旅の備忘録として旅行記を記します。5泊7日で、実質、中5日が観光日です。
1日目　マラガ観光
2日目　白い村々周遊
3日目　グラナダ観光
4日目　コスタブラバ観光
5日目　バルセロナ観光

5日目、最終日。ゆっくりバルセロナの街歩きした後、夕方の便で帰国しました。
前回心残りだった場所を中心に散策しました。
・サンパウ病院
・カルメル展望台
・レイアール広場でランチ
・グエル邸
・旧市街

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

やっぱりバルセロナに来たら、サグラダファミリアを見ないと・・ということで、朝一番でお散歩に。
ここから、本日の散策の開始です。

バルセロナの世界遺産は
■ガウディ建築物
サグラダ、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル公園、カサ・ビセンス
グエル邸、コロニア・グエル
■カタルーニャ音楽堂
■サンパウ病院
ですが、この世界遺産の中でまだ行けてない場所が3ヵ所。

まずは、前回行けなかったサンパウ病院を目指します。サグラダファミリアからサンパウ病院まではガウディ通り１本道。歩いてほんの10分ほどです。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

10：00にサンパウ病院に入りました。（チケットは日本から予約済）

サンパウ病院は、カタルーニャ音楽堂と同じく建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが設計したものです。
2009年まで診療がおこなわれ、現在は老朽化のために閉鎖されています。

サン パウ病院 現代・近代建築

まずは地下へ。
地上から明かりを取る窓にもデザイン性を感じます。

サンパウ病院は、手術棟、その回りに８棟の分館（入院病棟）、そして管理事務分館と、計１０棟の建物で成り立っていますが、全てがこのような地下廊下でつながっています。当時は、革新的な発想だったそうです。

分館のひとつには、ムンタネーが設計したモザイク模様やステンドグラスの模様が展示されていました。どれも、ふんだんに色が使われ、緻密です。

建物の内部は、清潔を保つタイル張り。

サンパウ病院の模型。一番前面に建っているのが管理事務分館。
その後ろの両側に8棟の分館。その中心に建っているのが手術棟です。

分館の外観は、みな微妙に異なるので、見て回るのが楽しみです。

どの分館にもある細長い塔の部分は、給水塔とのこと。

改修中などで、中を見学できない分館もあります。

各分館の間取りは大体同じです。
まずは、入院部屋。

昔の入院部屋の写真。現在とあまり変わりません。

そして、大きな窓から光が降り注ぐ談話室があります。

建物と建物の間は、緑のある広い中庭が広がっています。
右側の建物が手術棟。

昔のレントゲン機。

建物には、あちこちモザイク像が施されています。

管理事務分館。

手の込んだ装飾の外観です。

管理事務分館の裏側の入り口からは、サグラダファミリアが見えます。

各部屋の天井の装飾も素晴らしい。

管理事務分館の玄関ロビー。

柱にも細かい細工が。

廊下にも燦燦と光が注いでいます。

カタルーニャ音楽堂と通じる装飾です。

モザイク装飾。

階段ホール天井には美しいステンドグラスが輝いていました。

１時間程かけて見学し、モザイクの壁画に見送られてサンパウ病院を後にしました。

次は、前回天気が良くなく残念だったカルメル要塞へ。リベンジです。
サンパウ病院からタクシーで移動しました。（10分程）
要塞の麓から階段を結構登ります。
11：30頃、要塞到着。

この日は本当に良い天気で、360°、バルセロナの街並みを一望することができました。再訪してよかった・・・
30分程、城壁に座ってゆっくりした後、22番バスでカタルーニャ広場に戻りました。

12：30頃、カタルーニャ広場に到着し、そのままランプラス通りをぶらぶら。

レイアール広場へ。

レイアール広場 広場・公園

ここで、ランチを兼ねて一休みしました。

バルセロナ最後の昼食は、イカ墨のパエリア。
やっぱり美味しい。

さて、次は徒歩でグエル邸に来ました。
前回は月曜日休館日に当たり外観しか見れなかったので、こちらもリベンジです。
こちらのチケットも、あらかじめネットで予約済。（13：15）

グエル邸 現代・近代建築

まずは地下の厩舎から。
石造りの壁や天井が見事。

玄関からの階段。
私邸なので、豪華です。

天井の木細工。

一部屋一部屋、違う細工。

大きな絵画が壁一面を覆っている部屋も。

扉の細工。

窓にもそれぞれ細かな細工が施されています。
ステンドグラスや・・

鉄細工や・・

鎧戸のような飾りや・・

美しいガラス。

屋敷の中に落ち着いた採光をもたらしています。

金属の装飾もあちこちに。

食堂。

中央サロンの吹き抜け。
色合いがなんとも言えません。
とにかく美しかったです。

トイレ。

和風を感じさせる部屋も。

ガウディ作の家具。

屋上には、煙突たち。

グエル邸での１時間は、細部にわたる装飾に感嘆し続けた時間となりました。
来てよかったです。

グエル邸を後にし、旧市街を目的もなく散策。
ここは、絵画を扱っている広場らしい。
覗いてみる。

裏道には、ストリートアートがあちこちに。

裏道の壁にも黒いマリア様がいました。

サンタ・エウラリア大聖堂まで来たあたりで、残念ながら時間切れ。
15時過ぎに市内散策を終え、宿泊先に戻ります。

サンタ エウラリア大聖堂 寺院・教会

シャワー＆着替えをしてさっぱりした後、16：45頃の空港バスで空港へ。
19:10 Turkish Airlines バルセロナ発の飛行機で、経由地のイスタンブール空港へ。23:35着。

バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港

イスタンブール空港では、乗り継ぎ時間２時間45分。
トルコのお土産屋さんを見てまわりました。
トルコも訪れたい国です。

絨毯！

水パイプ！

その他いろいろ！

翌日の19：25に羽田到着～。
弾丸旅、終了です。
（はやく、弾丸ではない旅行がしたいです・・・）
もっと各地でゆっくり過ごしたかった気もしますが、楽しかったのでOK！
また、次の弾丸を計画するのが楽しみです。
お疲れ様でした。