2023/07/11 - 2023/07/17
53位(同エリア265件中)
sasaさん
2022年の秋(10月)にバルセロナを訪れた際、夏にも来てみたい!と強く思い、今回の旅となりました。せっかくなので、バルセロナ再訪だけではなく、行ってみたかったアルハンブラ宮殿とアンダルシア地方の白い村々を周る旅程を組みました。短い夏休みを利用したため、内容的には移動が多く盛り盛りの行程になりましたが、とても満足できました。旅の備忘録として旅行記を記します。5泊7日で、実質、中5日が観光日です。
1日目 マラガ観光
2日目 白い村々周遊
3日目 グラナダ観光
4日目 コスタブラバ観光
5日目 バルセロナ観光
2日目、マラガからグラナダへの移動を兼ねて、数あるアンダルシア地方の白い村から選んだ4つの村をまわりました。交通手段は、短時間で効率的に回れるよう、日本から現地在住の方を通して車を手配していきました。
・ミハス
・ロンダ
・セテニル・デ・ラス・ボデガス
・フリヒリアーナ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ブエリング航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7:00からホテルのレストランで朝食です。
落ち着いた素敵なレストラン。
一番乗り?と思っていたら、パイロットや客室乗務員さんがチラホラいらっしゃいました。AC ホテル マラガ パラシオ ホテル
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今朝の朝食。
今日は、暑い中の車移動と街歩きになるので、日本から持って行った折り畳みのクーラーボックスに氷を袋一杯にもらい、飲み物の準備をしました。 -
8:30に、ホテルのロビーで、本日の運転手さんにピックアップしてもらいました。
訪れたい村は車の手配時に伝えてあり、出発時間、到着時間、時間配分は標準的な感じでおまかせです。なので、運転手さんとの会話は必要最低限でOK。
飴やお水を用意してくれていて、安全運転の運転手さんでした。
まずは、ミハスへ!!(滞在時間1時間 9:00-10:00)
車を降りた広場。ここに、観光案内所があります。市内の観光スポットを黄色い線で結んだモデルコース付マップ(日本語版)あり。
観光マップの中から1時間で回れそうな場所を選び、散策開始です。ミハス観光案内所 散歩・街歩き
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広場には、馬車と・・・
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ロバタクシーが客待ちしていました。
所要時間20分程で、一番下の広場から街をぐるっと回り同じ場所へもどるそうです。 -
まずは、コンスティトゥシオン広場を目指します。
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木漏れ日・・
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お土産屋さん。
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コンスティトゥシオン広場に到着。
レストランや土産物屋が多く並ぶ村の中心広場ですが、まだ早い時間なので、のんびりしています。 -
カフェ。
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カフェ。
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左側のカンテラス通りを進み・・・
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ミハスの街全体が見渡せるポイントへ。
反対側の山の麓にシエラ展望台が見えます。
あとで、あちら側からも見渡すことに。 -
古い要塞跡と庭園、展望台(Mirador del Paseo de la Muralla)へ。
深い深い暗渠が広がっていました。これはなんの亀裂なのでしょうか・・ -
この展望台からは青い地中海を眺めることができます。好天時には、アフリカ大陸も望めるらしいです。
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次は、San Sebastián(サンセバスチャン)通りに向かいます、
教区教会、野外シアター、闘牛場の案内タイルを横目に・・・ -
闘牛場の前を通り、一度コンスティトゥシオン広場へ戻ります。
この闘牛場は小さくて楕円形。 -
コンスティトゥシオン広場からマラガ通りに入ると、San Sebastián(サンセバスチャン)通りの起点があります。
白いSan Sebastián教会が目印です。 -
San Sebastián(サンセバスチャン)通りをゆっくり進みます。
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きれいな道だな~
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青い空と白い家々・・・
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アレグレ通りに出たら、ピナール通りへ。
人の家かな・・・と不安になりながら、さらに進んでみます。 -
すると、ミハスの村の一番上の道路にでます。
そして、シエラ展望台が!!! -
シエラ展望台の案内板。なんだかほっこりする。
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白い村と青い地中海のコントラスト。
先ほどいた闘牛場や教区教会が反対側に見えます。 -
ズーム。
確かに楕円形の闘牛場です。 -
さて、ピナール通りを下ります。
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カリル通りに出ます。そして適当に散策しながら、車に戻り始めます。
お土産屋さん。 -
陶器の置物が鮮やかです。
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マラガ通りを通って・・
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降車した広場まで戻ってきました。これで1時間。
最後にロバの銅像に乗ったりして記念写真。
ミハスを出発します。 -
次の村、ロンダに向かう途中は、このような広大な土地が広がります。
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ロンダ到着。
パラドール前の広場で降車します。
(滞在時間2.5時間 11:30-14:00 ランチタイム含む。)パラドール デ ロンダ ホテル
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ちなみに今回の移動車です。
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では、散策開始。
ロンダは、ロンダ渓谷(Tajo del Ronda)という深さ150mもの狭い峡谷の両側に位置している村です。渓谷の北側が新市街地、南側が旧市街地です。
最初に新市街地から。
この路地を抜けると・・・ -
闘牛場がありました。
スペインで最も古く、かつ、美しい闘牛場のひとつだそうです。
切妻屋根は、アラビア屋根瓦葺き。 -
観客席は二階建てで配置され、石柱136本、68のアーチが施されています。
観客6000人を収容、スペイン屈指の大きさを誇る闘技場(直径60メートル) です。
ほんと、大きい。 -
観客席の下はロンダ闘牛博物館になっています。
有名な闘牛士達の写真や衣装等が飾られています。 -
2階へ上がる階段。
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階段の段差の部分のタイルも牛。
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闘牛場を出て右にある公園には崖の上に突き出した展望台があり、そこから田園の絶景を望むことができます。
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パラドール脇の展望台に移動すると、ヌエボ橋(Puente Nuevo = 新しい橋)を望めます。
ロンダの新市街と旧市街地をつなぐ橋のひとつ。
18世紀に建造されたもので、深い谷底に基部を築いて架けられており、谷底からの高さは最も高いところで98m、幅は70mに達するそうです。 -
向こう岸は旧市街地。崖ぎりぎり!!
白い村です。 -
ヌエボ橋を渡り旧市街地へ。
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旧市街地からの、ヌエボ橋反対側の眺め。
橋の向こう側に見える建物がパラドール。 -
対岸の新市街地。
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旧市街地を散策します。
ロンダのタイル。 -
レイ・モロ宮殿。
美しい庭園と水面まで到達する地下トンネルを楽しめます。 -
フェリペ5世門をくぐり・・・
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下りていくと、「古い橋」を意味するビエホ橋(Puente Viejo)があります。直径10mのアーチでできている橋です。
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ビエホ橋から渓谷を覗いてみると、微妙に水面が見えました。
はるか向こうにヌエボ橋の一部が・・・ -
ビエホ橋から反対側の風景。気持ちいい。
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ドン・ボスコの家。
カラフルなタイル装飾が見れる邸宅。噴水のあるテラスからヌエボ橋とパラドールと断崖絶壁を見下ろせるとのことですが、時間がなく寄れず。 -
その先の公園。ここからも断崖絶壁の風景が見れました。
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旧市街の白い街並み。
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かわいくデコレーションされている建物。
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ロンダの白い村は、ベージュの色合いが混じる建物が多かったです。
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お土産屋さんもたくさんありました。
藁細工のロバ。 -
アラブ式のアーチが続く建物。
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ヌエボ橋を渡って新市街地に戻り、ランチに。
ソコーロ教会の前に広がるソコーロ広場には、レストランがたくさんあります。 -
ソコーロ広場のこちらのお店でランチ。
イベリコ豚の生ハムとパスタで、ビール!!
ロンダは見所が多く、正直時間が足りませんでした。
1日、過ごしたかったかも。 -
次の白い村、セテニル・デ・ラス・ボデガスへ。
(滞在時間0.75時間 14:30-15:45)
まずは、高台からセテニルの村を。
村の中を岩の崖が貫いているのがわかります。セテニル旧市街 旧市街・古い町並み
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セテニルはグアダルポルクン川の渓谷の岩下に押し込まれたように建つ洞窟住居で有名な村です。巨大な奇岩に押し潰されたような地形をそのまま利用し、住居やバルを岩の下に作っています。
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岩の上にも家々が。
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「太陽の洞窟Cueva del sol」通り。
巨大な岩山の下にはバルやレストランが集まってます。 -
建物内部に入って見ると、岩山の部分を上手に建物の屋根や壁として使っています。
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普通に岩下、岩上に住宅。
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ここも住宅。
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「影の洞窟Cueva del sombro」通り。
押しつぶされている感じが半端ない。 -
岩と共存している美しい白い村でした。
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さて、最後の白い村、フリヒリアーナに移動します。
途中、たくさんの風力発電のプロペラを見かけました。
スペインは風力発電大国だそうです。 -
フリヒリアーナ到着。
(滞在時間1時間 17:00-18:00)
時間的には夕方ですが、まだまだ昼間の明るさです。ラ ペルラ デ フリヒリアーナ ベッド & ブレックファスト デラックス ホテル
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フリヒリアナは、色々なデザインの石畳が続く旧市街の散策が見所。
気の向くままに街並みを楽しみます。 -
住人の女性達がおしゃべりしたりしていて、のどかな空気が流れていました。
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猫もゆったり。
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サン・アントニオ・デ・パドゥア教会。
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素朴な教会です。
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狭い路地も風情があります。
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ちょっとした看板もかわいい。
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お土産屋さんもボチボチあります。
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植木鉢に咲く花々が映えます。
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ミハスと比べると、とにかくいちいち可愛いのと、あまり観光地感が強くなく、ゆったりとしている雰囲気を感じることができました。来てよかった。
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カフェで一休み。
室内は日差しが遮られ、風がとおるので、とても涼しいです。 -
ワイン等も売っている酒屋さんです。
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風に吹かれながら、フリヒリアナのゆっくりした時間が過ぎます。
美味しい・・・
これで、急ぎ足でしたが、4つの白い村の散策は終わりです。
それぞれの村に特徴があって、面白かったです。期待どおり! -
19:00 グラナダのホテルに到着しました。
一日の長時間運転、ありがとうございました。
運転手さんにお礼を言って、ホテルにチェックインしました。ホテル パラシオ デ サンタ パウラ オートグラフ コレクション ホテル
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このホテルは、12世紀の邸宅Moorish Houseと16世紀のサンタパウラ修道院を改装した歴史的建造物系ホテルです。
こちらはBar。 -
レストランも、落ち着いた雰囲気。
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ちょっと一休みした後、アルバイシン地区のサン・ニコラス展望台へ、アルハンブラ宮殿の夕焼け/夜景を見に行くことにしました。
ホテルからヌエバ広場まで、街並みを見ながらプラプラと徒歩10分程。
ヌエバ広場からアルハンブラバスC31番に乗車。一人1.40ユーロ です。
バスは道幅ぎりぎりの細い通りを進み(歩行者もいる道なので、結構スリリング)、展望台の下にある終点、サンニコラス広場(Plaza San Nicolás)まで行きます。 -
最初、サンニコラス広場からアルハンブラ宮殿を眺めていましたが、ライトアップが見れる時間は22:00頃なので、それまで、ゆっくり夕飯を食べながら待つことに。
アルハンブラ宮殿を眺めることができるRestaurante Carmen Mirador de Aixaに。予約なしで入店したので、テラスの一番外側の席は無理でしたが、十分にアルハンブラ宮殿は眺めることができるお席でした。食事の合間にテラスの際に行って、写真を撮ることもできました。カルメン ミラドール デ アイサ 地元の料理
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メニューが少々ガストロノミー寄りになっているような・・・?
凝った料理が多く、まずはお魚の燻製+なにかのソース?スープ?
不思議な取り合わせ。 -
きのこ+味のついたメレンゲ+トリュフ。
これも不思議なお料理。 -
和牛。ほぼほぼ生。
付いてきたソースの他に、ワサビとお醤油もお願いできました。 -
ピラミッドという名のチョコレートスイーツ。
正直、お料理のセレクションは失敗した感じでしたが、ワインを頂きながらゆったり良い時間を過ごせました。 -
一番上は、サンニコラス広場からのアルハンブラ宮殿。
その下3枚は、レストランから見た夕焼け~ライトアップのアルハンブラ宮殿。 -
帰りは徒歩で丘を下り、ホテルまで戻ることにしました。
一人では心細い、暗く入り組んだ道でした。 -
しばらく進むと街中に戻ってこれます。
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Calderería Nueva通り(アラブ系の土産物店や雑貨店が並ぶ通り)まで来ると人がいます。
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アラブ風のレストランや・・・
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アラブ風ランプが飾られているお土産屋さんが迎えてくれます。
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サンニコラス広場から約30分でホテルに徒歩で戻ってきました。
今日は、盛りだくさんだったな~。
お疲れ様でした。ホテル パラシオ デ サンタ パウラ オートグラフ コレクション ホテル
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旅行記グループ 夏のアンダルシア/グラナダ/バルセロナ!!弾丸だから盛り盛り。
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