2023/07/11 - 2023/07/17
189位(同エリア330件中)
sasaさん
2022年の秋(10月)にバルセロナを訪れた際、夏にも来てみたい!と強く思い、今回の旅となりました。せっかくなので、バルセロナ再訪だけではなく、行ってみたかったアルハンブラ宮殿とアンダルシア地方の白い村々を周る旅程を組みました。短い夏休みを利用したため、内容的には移動が多く盛り盛りの行程になりましたが、とても満足できました。旅の備忘録として旅行記を記します。5泊7日で、実質、中5日が観光日です。
1日目 マラガ観光
2日目 白い村々周遊
3日目 グラナダ観光
4日目 コスタブラバ観光
5日目 バルセロナ観光
1日目のマラガ観光から。
マラガは、アンダルシア地方の玄関となる国際リゾート地。歴史とアートに触れることができる街です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Turkish Airlinesで、21:55 羽田からイスタンブールへ出発。
満席状態です。 -
5:15 イスタンブール空港に到着。
ハブ空港なので沢山の人で賑わっています。
この時間でも、当然お店はすべて営業中。日本ではありえない・・・ -
乗り継ぎ時間が2時間程だったので、ショップをプラプラしていたらアッというまに搭乗時間に。Louis Vuittonの店頭映像の美しさに釘付け!!
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7:35 イスタンブール 出発。
11:15 マラガ 到着。
マラガ到着時の荷物引き取り時に、荷物のレーン番号を示す表示スクリーンで、自分達が乗ってきた便名が「到着」にならず、レーン番号も表示されませんでした。
ちょっと待っても何も変化がなかったので、職員を探して訪ねてみると、忙しそうに「〇番へ行け」とだけ言われました。どういうこと?と思いながら、結構場所が離れている〇番のレーンに行くと、閑散としていてかなり不安。待っていると、荷物、出てきました。
私のような乗客が、パラパラとこのレーンにやってきましたが、他の乗客にはどのように周知しているのでしょうか・・・。
その時点でも、表示スクリーンでは自分達が乗ってきた便名は「到着」になっておらず、レーン番号も表示されていませんでした。
ご注意を! -
マラガ空港からEXPRESS EROPUERTO(空港→市内の空港バス)に乗り、ホテルへ移動しました。
※到着ターミナルの到着ロビーを出て真正面に水色の乗り場があります。7:00~0:00まで大体30分おきで出発していて、所要時間は約15分です。乗車時に、一人4ユーロ (片道)を運転手さんに支払いました。
次に停まる停留場名は、車内前方の電光掲示板に表示されるので安心。降りる時は日本と同じ、降車ボタンを押せばOKです。マラガ空港 (AGP) 空港
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バスの車窓から。
マラガ・マリア・サンブラーノ駅(長距離&近郊線)。
隣にはマラガ・バスステーション(中~長距離)があります。 -
バスの車窓から。
市内ツアーバス。今回は利用できず。 -
Plaza de la Marina (マリーナ広場)で下車して、バス停の目の前にある本日のホテル(写真右側の建物「ACホテル・マラガ・パラシオ」)に12:15頃に到着。
まだ部屋の用意ができないということでしたので、とりあえず荷物を預けてチェックインタイムの15:00頃まで観光に出ました。AC ホテル マラガ パラシオ ホテル
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マリーナ広場を右側に臨みながら、海に向かいます。
途中、馬車が客待ちしていました。
気温は35度近くですが、湿度が少ないので汗はあまりかきません。暑さを覚悟してきましたが、意外と快適です。 -
海沿いの遊歩道に出ました。大型客船が寄港しているのが見えます。
気持ちがいいです~ -
遊歩道から海~
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遊歩道には不思議な屋根が伸びていて、道沿いにレストランがいくつかあります。
屋根の影が蛇行するようにできているので、皆、つい、日差しを避けてその影をなぞって歩いています。 -
遊歩道の先には、マラガ ポンピドゥー センターがあります。
期間限定(~2025年)の、パリにあるポンピドゥー センターのポップアップ店です。
お馴染みのハードロックカフェあり。マラガ ポンピドゥー センター 博物館・美術館・ギャラリー
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更に先に進むと、お土産屋さんやレストラン、カフェが並んでいます。
海を眺めながら、軽くビール&タパスで一休み!
そして、マリーナ広場までのんびり戻りました。
ちょうど、ヒブラルファロ城に行く35番バスが来たので、このままヒブラルファロ城(終点)に行ってしまおうということになり乗車。
※35番バスは、空港バスの降車した停留所のすぐ近くにあります。停留所に大きく番号が書いてあります。1時間おきなので注意。(この時は、毎時04分でした。)
前乗り、後ろ降りで乗車の際に運賃を支払い。運賃は均一で1.4ユーロ。 -
ヒブラルファロ城は、高い丘の上にあり、城壁の上を歩きながらマラガ市街地、港や地中海を一望できます。
※入場料はヒブラルファロ城単体で3.5ユーロ。麓のアルカサバ(城塞)との共通券だと5.5ユーロ。自販機でクレジットカードOKです。ヒブラルファロ城 城・宮殿
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このように絶景を望みながら城壁を一周できます。
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城壁が延々と続きます。
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延々、城壁。
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この形がお城っぽい。
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石組みに歴史を感じます。
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次にアルカサバに向かいます。
ヒブラルファロ城の出口を出て、右に進むと麓のアルカサバへの下り道があります。石畳で滑りやすいので注意です。かなり急な箇所があるので、登りはお勧めできません。(特に夏は) -
途中、マラゲータ闘牛場から港、市街地まで見える展望台があります。ヒブラルファロ城よりも、この展望台からの方が、木に遮られることなくよく見えます。
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大聖堂方面
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麓に下りると、イスラム教徒支配時代の11世紀に建設されたアルカサバ(城塞)が現われます。
アルカサバ 城・宮殿
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アルカサバの入り口。
ここで、ヒブラルファロ城で買った共通券を見せて入場。 -
アルカサバはフェニキア人によって建設された要塞が起源とされているそうです。なので、アルカサバからは、3世紀まで使用されていた古代ローマ劇場の遺跡が発掘されています。
アルカサバに入場すると、すぐに古代ローマ劇場への入り口があり、古代ローマ劇場の上部に登って行けます。 -
宮殿への門。
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宮殿内には、噴水や水場が設置された涼やかな中庭がいくつかあります。
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水場から少しづつ水が流れ出て、水路へ・・・
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通路には、道なりに水路が続いています。
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宮殿のプール。
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細かい細工が施されている宮殿内。
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イスラムの建築様式が美しい!
アルカサバの宮殿は11世紀。アルハンブラ宮殿(13世紀)よりも古い宮殿です。 -
アルカサバの出口近くから、もう一度アルカサバ全景。
手前のピラミッドみたいなものは、地下の遺跡を覗ける穴のガラスケースです。 -
アルカサバ見学後、暑い中結構歩いて疲れたので、一度ホテルに戻りチェックインして部屋で一休みすることに。アルカサバからホテルまで徒歩5分程。
ホテルに戻ったついでに、屋上プールでクールダウン。
最高です・・・
ホテルに戻る途中、グロッサリーストアでお水のペットボトルを購入したのですが・・・。
お水のペットボトルについては、グロッサリーストアによって異なる値段を言われるので、注意です。ヒブラルファロ城やアルカサバ内にあった水の自販機では1ユーロ。次に寄った街中のストアでは1.85ユーロ。ホテル近くの地味な道沿いのストアでは、0.65ユーロでした。AC ホテル マラガ パラシオ ホテル
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18:30頃、休んで元気になったので、再度、街散策に。
この時点で、まだまだ明るい。
この日の日没は21:30頃です。
まずは、エピスコパル パレス (Episcopal Palace)。
ホテルからすぐのオビスポ広場に建つ、ひときわ目を引くバロック様式のファサードを持つ建物。現代美術館になっています。 -
隣を見ると、エンカルナシオン大聖堂。
本来なら2塔ある鐘楼がひとつしかなく、その姿から「マンキータ(片腕の貴婦人)」とも呼ばれる大聖堂です。マラガの大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の彫刻。
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ぐるっと回りこみ、こちらが大聖堂の入り口。
マラガの大聖堂 寺院・教会
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天井の装飾とステンドグラス。
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静謐な空気。
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特に、パイプオルガンと・・・
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その下に設置された40体の聖人たちの木像は必見だと思います。
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次は、ピカソ美術館へ。
ピカソは生まれてから幼少期10歳までマラガで過ごしていたので、マラガにピカソ美術館があります。
親族の私蔵コレクションより寄贈された、約200点が展示されています。
料金:9.5ユーロ(日本音声ガイドあり)マラガ ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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16世紀の邸宅「ブエナビスタ宮殿」が美術館に改装されています。
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回廊の天井。
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何も言うまい・・・
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彫刻も展示されています。
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次に、旧市街のメルセー広場へ。
横にはピカソの生家があります。ピカソの生家 建造物
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メルセー広場にはベンチに座ったピカソの銅像があります。
(すみません・・人間が一緒に写っている写真しか撮っておらず、木の葉隠れ。汗) -
街中は緑が溢れていて、居心地が良いです。
街歩き。 -
こんなストリートアートも。
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コンスティトゥシオン広場。
コンスティトゥシオン広場 広場・公園
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広場の交番。帽子が載っているみたいですね。
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メイン通りのマルケス・デ・ラリオス通り。
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街歩き。
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途中、アイスバー。
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街歩き。
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街歩き。
ところどころにアートオブジェがあります。 -
街歩き。
そろそろ、夕食タイムになってきたのか、みなさん、思い思いのお店でくつろいでいます。 -
行き当たりばったりで Puerto Cristal。
夕食を頂きました 。 -
まずは生ビール、そしてCAVA。
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クロケット(クリーム味とカレー味っぼい2種類)と、
サラダ(グリーンが初めて頂く葉っぱでした。美味しい。擦りおろしのビーツソースがアクセント。) -
エビのガーリックアヒージョ。
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イベリコ豚のグリルにかぼちゃのソース。
みんな、美味しかったです。 -
ホテルに戻り、屋上のプールサイドBarで飲みなおし。
後ろに見える塔は、大聖堂の塔です。AC ホテル マラガ パラシオ ホテル
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夕暮れから・・・
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夜へ。
プールサイドBarにも、ライトが灯り賑やかになってきました。 -
夜景、きれい・・
マラガの1日はここまで。見所たくさんで、楽しかった!
あと、1日あってもよかったな~。
お疲れ様でした。
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AC ホテル マラガ パラシオ
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旅行記グループ 夏のアンダルシア/グラナダ/バルセロナ!!弾丸だから盛り盛り。
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