ますます好きになるスペイン、バルセロナ（６）

2024/07/08 - 2024/07/15

３年続けてのスペイン旅行です。
毎回短い期間の旅行のため、周遊できる街に限りがあり、そのため、何度訪れても行きたい場所が溢れてきます。
今回は、マドリード in → バルセロナ outで旅程を組み、訪れたい街を組み合わせました。
①マドリード →②コルドバ →③マドリード →④サンセバスチャン／オンダリビア →⑤タラゴナ →⑥シッチェス →⑦バルセロナ

今回は、旅行の最後の街　⑦バルセロナ 。
シッチェス観光から戻った夕方から
　旧市街散策→サンタ マリア ダル マル教会
そして翌日の最終日は、
　コロニア・グエル教会→グラシア通り散策
をして、夜の便で日本へ帰国しました。

世界遺産のアントニ・ガウディの作品群は７つ。過去２回のバルセロナ訪問で、「サグラダ・ファミリア」、「カサ・ミラ」、「カサ・バトリョ」」、「カサ・ビセンス」、「グエル公園」、「グエル邸」を訪れていたので、今回は、最後に残っていたコロニア・グエル教会に行ってきました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

シッチェスからバルセロナのカタルーニャ広場に、18:00頃、戻って来ました。まだまだ明るいので、そのままランブラス通りを散策。
いつ来ても賑やかてす。

ランブラス通り 散歩・街歩き

通りの売店では、あちこちで種が売られてました。なぜここで？

ビレイナ宮殿を過ぎ・・・

ビレイナ宮殿 城・宮殿

横道にそれて、旧市街に向かいます。

ストリートアートや…

目についた建物など。
歩くの楽しい。…

路地。

サン ジャウマ広場(Place de Sant Jaume)。
カタルーニャ州政府庁舎（Palau de la Generalitat de Catalunya）の前で何かデモをしていました。

サン ジャウマ広場 広場・公園

更に進むと…

サンタ マリア ダル マル教会が見えてきました。

サンタ マリア ダル マル教会 寺院・教会

この教会は、バルセロナ大聖堂とは違い、庶民の教会。

内部は光あふれる広大な空間。
ちょうどミサの最中でした。この教会では、パイプオルガンだけでなく、女性のソロの美しい声が響き、そのハーモニーが素晴らしい・・・みな静かに聞き入っていました。私もちょっと感動・・・

この教会はステンドグラスの美しさで有名。
真ん中に聖母マリアが描かれたバラ窓。

ＦＣバルセロナのエンブレムが描かれたステンドグラスも。

ひとつひとつ眺めてしまいました。

天井の装飾。
中に女性が祈っている姿が浮き彫りになっています。
カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディが描かれている装飾もあり、探すのが楽しい。

サンタ マリア ダル マル教会を堪能した後は、夕食に。
El Chigre 1769。

お店の雰囲気はこんな感じ。

イカ墨パエリア、タコのグリル、ロシアンサラダ、バスクチーズケーキをつまみに白ワイン。
タコのグリルが焦げ目がついていて香ばしく、超美味しかった。

おなかいっぱいになって、帰途につきます。

とはいえ、チュロスは食べなきゃ。

このお店は種類がたくさんありました。

ゆっくり涼みながら歩いて知人宅に戻り、この日は終了。

カタルーニャ広場 広場・公園

翌日。
また、昨日と同じカフェで朝食。
今回はバケットサンド。
スペイン最終日。この日は、まず、コロニア・グエル教会に行きます。

世界遺産のアントニ・ガウディの作品群は７つ。過去２回のバルセロナ訪問で、「サグラダ・ファミリア」、「カサ・ミラ」、「カサ・バトリョ」」、「カサ・ビセンス」、「グエル公園」、「グエル邸」を訪れていたので、今回は、最後に残っていたコロニア・グエル教会を目指すというわけ。

コロニア・グエル教会までは、電車でもいいのですが、乗り換えもあるし、３人だったので、Cabifyにしました。カタルーニャ広場からコロニア・グエル教会まで27ユーロでした。
10：00出発で、コロニア・グエル教会チケットカウンターがあるインフォメーション・センターに、営業開始時間10：30にちょうど良いタイミングで着きました。
日本語オーディオガイドも借りられます。

コロニア グエル教会 寺院・教会

インフォメーション・センターからコロニア・グエル教会まで、少し歩きます。
緑の中に教会が・・

入口から近づきます。

玄武岩とレンガでできたエントランス。

半地下の待合場所みたいな空間。

ガウディーだ！！

入口上部のモザイク装飾内に、三位一体（父の P、子の F、聖霊の SS）、碇、さくらんぼ、麦の穂、オリーブ、ヤシの木の葉、魚などが隠れているとのこと。
なかなか見つけるのが難しい。
天井にある十字は、みな色がちがいます。

それにしても不思議な形の建物です。

鐘楼がひとつ、申し訳なさそうに立っています。

独特な形の窓。

もともと半地階部と上層の教会堂との2層構成の予定でしたが、
上層部は、サクラダ・ファミリアに専念するため建築が中断されたため、半地階部が教会堂として転用されたそうです。

地下聖堂の内部は卵型の平面をしていて、その中央に四本の玄武岩の柱があり、弓型アーチによって結ばれています。
柱をつなぐレンガのアーチ、レンガを緻密に並べた天井や梁などに圧倒されました。

こんな斜めの柱で建物が支えられているなんて…

壁には大窓があり花びらの形をした枠の中に様々な色のステンドグラスがはめ込まれています。

ステンドグラスの下部が風を通すために開けられていました。
蝶が羽を開いているように見える…

ステンドグラスから入る光により優しい空間が演出されています。

祭壇横から。

祭壇脇には階段があり、祭壇後ろの空間に行けます。
階段上から写した構図。

黒のマリア様もいました。

貝の水盤が素敵・・・

並べられた椅子もガウディがデザインしたものです。

ちょうど屋上に上った時に、鐘楼の鐘が鳴り響き始めました。

コロニア・グエル教会は、コロニア・グエルという繊維工場を中心にした工業団地のの教会として建てられたものです。
この工業団地には、他にも独特な建物があり、観光マップで回れるようになっています。

面白いです。

コロニア・グエル教会からバルセロナ市内に戻るため、電車のColònia Güell駅に向かって歩いていたところ、空のタクシーが通りがかったので、つい手を挙げてしまいました。
サグラダファミリアまでタクシーで33ユーロでした。

バルセロナに来たら、やっぱりサグラダ・ファミリアでしょ！
・・ということで、今年も見にきました。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

とりあえず、お土産屋さんを覗きながら、ぐるっと一回りしてみます。
やっぱり迫力。
生誕のファサード側。

受難のファザード側。

脇から。

2026年完成予定に向けて、着々と工事は進んでいるようです。
例えば、てっぺんのオブジェ。
上が去年の写真、下が今年の写真。（すみません、拡大したので画質が悪いです。）

完成後にまた来たい・・と強く思いながら、ちょうど来たバスD50でカタルーニャ広場へ。バス24に乗り継いで、グラシア通りに移動しました。

続いて、グラシア通りを散策～。

懐かしいカサ・ミラや…

カサ ミラ 現代・近代建築

カサ・バトリョ、カサ・アマトリェールや…
（相変わらず、すごい人）

カサ バトリョ 現代・近代建築

カサ リェオ イ モレラを外観のみ見上げました。

カサ リェオ イ モレラ 現代・近代建築

ランチはここ。
ラ フラウタ（LA FLAUTA)。

ラ フラウタ 地元の料理

パエリア、エビのグリル、フィレステーキ、マッシュルームとアスパラガスのグリル、クロケット、スペインオムレツとパンコントマテ・・・
どれも美味しい！

追加でイカのフリッタ。これもGood。

でも一番美味しかったのはこのトリハ！
スペイン版フレンチトースト。

おなかいっぱいになったところで、最後のお土産買い。

そして、知人宅にもどり、シャワーをあびてパッキング。
ゆっくり休んでから18：30頃、バルセロナ空港へ向かいました。
荷物が多くなったので、タクシー。

エル コルテ イングレス (カタルーニャ広場店) 百貨店・デパート

帰りもエミレーツ　エアラインで、バルセロナ 21：00発、
ドバイ 05：30着。
乗継時間 は２時間10分です。

ドバイ 07：40　発
羽田　22：35　着でした。

あっという間に終わってしまった３回目のスペイン旅行・・・
この寂しい気持ちが、また次の旅の原動力になるのでしょうか。
次は、どこに行こうかな～

お疲れ様でした！