2023/07/11 - 2023/07/17
1084位(同エリア1489件中)
sasaさん
2022年の秋(10月)にバルセロナを訪れた際、夏にも来てみたい!と強く思い、今回の旅となりました。せっかくなので、バルセロナ再訪だけではなく、行ってみたかったアルハンブラ宮殿とアンダルシア地方の白い村々を周る旅程を組みました。短い夏休みを利用したため、内容的には移動が多く盛り盛りの行程になりましたが、とても満足できました。旅の備忘録として旅行記を記します。5泊7日で、実質、中5日が観光日です。
1日目 マラガ観光
2日目 白い村々周遊
3日目 グラナダ観光
4日目 コスタブラバ観光
5日目 バルセロナ観光
3日目、グラナダで世界遺産のアルハンブラ宮殿やアルバイシン地区を観光した後、バルセロナに移動しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ブエリング航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7:00 ホテルの中庭でゆっくり朝食。
今日は、スペインでイスラム建築の最高傑作と言われるアルハンブラ宮殿を中心に見学します。ホテル パラシオ デ サンタ パウラ オートグラフ コレクション ホテル
-
チェックアウト後、ホテルに荷物を預けたまま8:00に出発。
イサベル・カトリカ広場まで徒歩で移動し、アルハンブラバスC30に乗り、アルハンブラ宮殿に8:30に到着しました。
こちらのバスも、ギリギリの狭い道を歩行者を避けながら走るので、スリル満点。
日本から、9:00のナスル宮殿入場チケットを予約していたので、先にアルカサバを見学することにして、裁きの門から入場しました。アルハンブラ宮殿 城・宮殿
-
アルカサバの塔。
アルハンブラ宮殿 城・宮殿
-
兵士達の居住地跡を通り抜けます。
-
地下牢跡。
-
ベラの塔に登ると…
-
グラナダの街の絶景が見渡せました。
-
アルハンブラ宮殿には、20数匹、猫が飼われているとのこと。
今回は2匹と遭遇しました。 -
アルハンブラ宮殿内のマンホール。
グラナダが意味するザクロの絵が描かれています。 -
アルハンブラ宮殿で一番の見どころであるナスル朝宮殿にやってきました。ナスル朝宮殿は入場時間が30分毎に決められており、予約時間から30分以内でなければ入場できないようになっています。
外観は豪華に見えないよう質素な造りになっています。 -
メスアールの間への入り口。
アルハンブラ宮殿で一番古い建物で、裁判等が行われていた場所です。 -
壁は、イスラム風の幾何学模様(アラベスク)のモザイクタイルで装飾されています。
-
イスラム教の祈祷室の壁には、非常に細かい透かし彫り装飾が施されて、
部屋の右側には聖地メッカの方向を示すミフラーブがあります。
馬蹄形アーチの窓の向こう側には、アルバイシン地区の美しい街並みが広がっていました。
壁面には宮殿内のあちこちで見かける、アラビア語のカリグラフィー(装飾文字)が刻まれています。 -
メスアールの中庭へ移動。中庭の四方は建物に囲まれています。
前方の壁には、色鮮やかなタイルで囲まれた二つの青銅の門があり、門の上は、見事な漆喰細工です。 -
メスアールの中庭から左側の門を入った部屋の天井。
寄木細工の天井が印象深かったです。 -
ナスル朝宮殿のコマレス宮、大使の間に進みます。
天井部はさまざまな木材が複雑に組み合わされて造形され、夜空を象っています。
大使の間は、11m四方のきれいな正方形で、壁から天井まで、本当に繊細精密なアラベスク模様が彫られています。 -
繊細精密なアラベスク模様の拡大写真。
-
コマレス宮に進みます。
正面には、「アラヤヌスの中庭」があり、水鏡となった水面には、コマレス宮の塔がきれいに映っています。 -
アラヤヌスの中庭に面した柱廊の両端には、アルコーブと呼ばれるくぼんだ空間があり、アーチ部分にはアラベスク模様、天井部分には見事な鍾乳石飾りが施されています。ため息。
-
ライオン宮「ライオンの中庭」を囲む建物は124本の細い大理石の柱があり、柱の上の部分の漆喰細工がとても美しいです。
-
「ライオンの中庭」には、12頭のライオンの口から水を出す噴水があります。
-
窓の透かし彫りも素晴らしい。
-
「アベンセラヘスの間」。一番の見どころは天井です。星型の天井は、「ムカルナス」と言われる鐘乳石をイメージした装飾でびっしりと覆われていました。
-
「二姉妹の間」の八角形の天井。
-
5416個という繊細な鍾乳石飾りが大変すばらしく、いつまでも見飽きません。
-
「王の間」の天井画です。
中央の丸屋根に描かれているのが、ナスル朝の最初の10人の王たち。 -
「諸王の間」の手前にある前室部分。アーチ型の壁で細かく仕切られており、天井には白と青の色合いの素晴らしい装飾がなされています。
-
「リンダラハのバルコニー」。ステンドグラスが映えます。
-
幾何学模様に整備された「リンダラハの中庭」。
-
この動物は?
-
見晴らしの良い渡り廊下からは、アルバイシン地区の白い街並みを眺めることができます。
-
浴場の屋根。
ジブリの雰囲気。 -
ナスル宮殿から出て庭を進みます。ナスル宮殿の「二姉妹の間」の外観。
-
庭には、元モスク改修したキリスト教のサンタ・マリア教会も建っています。
-
次にカルロス5世宮殿を見学しました。
-
入口を入ると…
-
外観は綺麗な正方形をしているのですが、内部は円形の中庭をたくさんの列柱が取り囲む丸い構造になっています。
-
最後に、糸杉の並木道を通って、ヘネラリフェへ。
-
ヘネラリフェは「水の宮殿」と呼ばれている夏の離宮です。
-
花々が咲き誇り、水音があふれていてのどかな雰囲気。
-
ぶどうの棚。
-
ヘネラリフェの一番の見どころである「アセキアの中庭」は約50mの細長い池があります。
これでアルハンブラ宮殿の見学は終了です。本やテレビで見ていた場所を、実際にゆっくり見て回ることができ大満足です。 -
アルハンブラバスでイサベル・カトリカ広場まで戻ってきました。
-
喉が乾いたので、ヌエバ広場のカフェでレモンビール(Cerveza con limón)で一休み。
-
一休みした後、グラナダの街を散策します。
Iglesia Parroquial del Sagrario教会。
実は、大聖堂と間違えて入った教会です・・・。 -
こじんまりとした教会ですが、やけに落ち着き、しばらく座っておりました。
-
グラナダ大聖堂(Catedral de Granada)。
グラナダ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
-
明るい教会です。
-
ステンドグラスが素晴らしい。
-
-
王室礼拝堂にも寄りましたが、写真禁止なので、写真はありません。
王族のお墓なので、厳粛な気持ちになりました。
また、マドラサ宮殿にも寄ってみました。マドラサ宮殿 城・宮殿
-
イスラム時代の神学の研究所だったところです。
-
アラブ式のミフラーブ。
-
大聖堂の近くのアラブ系お土産屋さんの通りで、お買い物タイム。
-
ここで遅めのランチをとりました。
このお店は、立ち飲みのバルと、座って食事ができるレストランが隣どうしに併設されています。
バルで、グラナダ特有の「アルコール一杯につき無料で出てくるタパス」を試してみたかったけれど、少々歩き疲れていたためゆっくり座れるレストランを選択。 -
まずは喉を潤し・・・
-
トマトとアスパラのサラダ
-
ポークグリル。柔らかくて美味しかったです。
-
最後に、昨日の夜、サンニコラス広場からの帰りに通ったCalderería Nueva通り(アラブ系のお土産屋さんやレストランの通り)へ。
先ほどの大聖堂近くのお土産屋さん通りの方が、同じ商品なのに安価なお店がある印象です。 -
16:00頃にホテルに戻りロビーで涼んで一休み。
16:30頃に荷物を持ってタクシーでグラナダ空港へ。
18:35発のブエリング航空で、バルセロナに飛びました。グラナダ空港 (GRX) 空港
-
20:05バルセロナ空港着。
AEROBÚSのマークに沿ってターミナル2出口の停留所に行き、一人6.75ユーロをバスの運転手さんに支払い乗車。
空港バスでカタルーニャ広場まで出ました。
とりあえず、夕飯はカタルーニャ広場近くのレストランで頂くことに。
でも、ランチが遅かったので、つまみ(貝)とワインのみ。
その後、バルセロナの宿泊先である知人宅へ移動しました。
今日は、よく歩いたな~。
お疲れ様でした。バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
グラナダ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 夏のアンダルシア/グラナダ/バルセロナ!!弾丸だから盛り盛り。
0
61