【島旅2023夏 4】石垣で友人と合流後、3泊4日で波照間島へ…キビ刈りでお世話になった農家さんとも再会

2023/07/04 - 2023/07/08

石垣島で友人と合流1泊後、3泊4日で波照間島へ。
ニシ浜、日本最南端は押さえつつ、地元の居酒屋へ行ったり、ペー浜に酒と弁当持ってピクニック、今年2月にサトウキビ刈りでお世話になった農家さん家で宴会。
楽しい滞在となりました。

エリア 波照間島(沖縄)

友人の予約した宿に移動。
先にチェックインを済ませ、友人を待ちます。

ゲストハウス オプンティア (石垣島) 宿・ホテル

部屋はツインルーム。シャワー、トイレは共同。1室2名で7500円。
手作り感満載で味があると言えなくもないですが、コンセントの位置が悪く部屋の使い勝手が悪い。実際に泊まる人のこと考えてないんだろうな。それにG.Hひしめく石垣でこの値段は高いと思う。

キッチンの使える共用ペースはまずまず。
個人的に注目すべきは…

“先人達”の残していったこのフリーアルコールのラインナップ。
なんと“ラフロイグ10年”があるではないか。ググッたら1本6000円以上。その存在は知っておりますが、もちろん飲んだことはありません。私のような安酒愛好家が口にすることのない酒でございます。

何はともあれ、早速ロックでひとすすり…
ううう…く、くさい。これがスコッチの中でも最強のスモーキーさを誇るラフロイグですか。こんな酒をたしなめるようになるには人生をあと三回りほど過ごさないと無理のようです。けど、いい経験ができました。先人達に感謝。

予定通り友人がやって来て無事合流。
早速飲みに出かけます。とりあえず安酒場の集まる「石垣島ヴィレッジ」へ。

目当ての店が混んでいたので空いていた「石垣島バル SUKSMA」へ。“スクスマ”とはバリ島の言葉で“ありがとう”の意味らしいです。

石垣島バルスクスマ グルメ・レストラン

まずは島らっきょうで乾杯！
お疲れ～。

あとは、スモークミミガー、焼きベーコンなどをいただきました。

はい2軒目～。「うさぎや本店」へ。
こちらは観光客に人気の店のようなので予約を取っておきました。

うさぎや 石垣本店 グルメ・レストラン

三線ライブで盛り上がる店です。
普段ならこのような店は敬遠するのですが、今回は特別。社会見学みたいなもんです。

はい、乾杯～。

ライブが始まりましたー。
1日2回(19:00,21:00)の完全入れ替え制です。ちなみにライブチャージは800円。

店員さんも一緒になって踊ったり、流行りの曲を弾いてくれたり、なかなかの盛り上がりでしたが、私的には一度体験すれば十分かなと。料理も高いし…。所詮は観光地にある観光客向けの居酒屋です。

一応、一部料理もご紹介。
「近海魚の海鮮サラダ」980円。

「島豆腐の冷奴」430円。

お会計はこのようになりました。

翌朝、離島ターミナルから波照間島へ。
“ぱいじま2”に乗り込みまーす。

石垣港離島ターミナル 乗り物

いや～揺れました。梅雨明け後に吹く強い南風のせいのようです。
うねりを越える度にバッシャーンと海面に叩きつけられ、生きた心地がしませんでした。私はなんとか耐えましたが、友人が大変なことに…。まさに“生ける屍”状態。

あ～波照間島に着いた～。まだ体が揺れてます。
所要1時間50分。ほんと地獄でした。

予約している宿の女将さんが迎えに来てくれました。

波照間島のお宿は…「ゲストハウス Nami」。
2年ぶり2度目の宿泊となりますが、残念ながら1泊1人3000円から3500円に値上がってたー。時代の流れというやつですかね。

ゲストハウスNami 宿・ホテル

屋外にある屋根付きゆんたくスペース。
いい感じ～。

お部屋は2階奥の“マンタの間”。
風通しのよい、最高の部屋です。

窓からの眺めもい～い。

さてと、さっそく島散策…と行きたいところですが、友人は完全にダウン。部屋でぶっ倒れてました。なので私1人で出かけます。チャリは「クマノミ」で借りました。

とりあえずは“波照間ブルー”でも見に行きますか。
漁港の端にある堤防へ。

漁港内でもこの透明度。

目を転じればニシ浜。

堤防の先へ。

素晴らしい眺めなんですが、ちょっと水が濁ってるのかな。

続いてニシ浜へ。
あいかわらずの素晴らしい開放感。

気ぃ持ちいい～。

この人の少なさがいいんだなぁ。

間近で見るとはっきりとわかる。白濁してます。残念。
後で聞いた話ですがシュノーケルしててもほとんど見えなかったと…。
その後はチャリで島内をふらふら。農家さん家にも顔出しときました。

さて、飲みに出かけますか。
今宵は居酒屋「味○」へ。“みまる”と読みます。

味〇 グルメ・レストラン

波照間島は観光客の数に対して圧倒的に飲食店が少なく、行くなら予約はマストです。前日にならないと予約は受付けていないのでご注意を。運よく予約が取れました。

友人はなんとか復活。
ビールはちょっと…でしたがせっかくなので一杯だけ。

この店の看板メニューの1つは長命草の入った「緑のギョーザ」。名前のとおり緑色してます。長命草は栄養素が高く、そのまま食べてもセリのような味でおいしいです。波照間島ではその辺の道端とかにも生えています。で、ギョーザのお味は…ほんのりと苦味あり、特別おいしいわけではありません(個人の感想です)。
それと「グルクンの唐揚げ」。こちらは文句なくうまし。

「八重山の珍味2種」。八重山名産の塩辛です。
あー、日本酒が飲みたくなる～。それと白いご飯も～。ちなみに塩辛の下に敷いてある葉っぱが長命草です。
などなどを食べ、ぼちぼち帰ろうかなと思っていたら、なんとキビ刈でお世話になった農家さん登場。昨日家に顔出した時に明日の夜は「味◯」というのを覚えていたみたいです。それからは「泡波」のボトルを入れ(3合瓶2000円)、閉店時間後も店の大将を交えて(島の方は大体顔見知りですから)盛り上がっちゃいました。

日を改めて、波照間島のマストスポットに向いまーす。
天気がよく、チャリが気持ちい～い。

はい、ドーン！

高那崎・日本最南端の碑 自然・景勝地

私は訪れるのは3回目なので、もう特別な感慨は湧きません。
友人はどうかな…。

一応高那崎への絶壁もチラリ。

日本最南端の碑を見に行ったら、セットでこちらも行っておきたい…

「ペムチ浜」。
この浜は正真正銘、日本最南端のビーチです。とても美しいビーチですが遊泳禁止となっています。

ぺムチ浜 ビーチ

一旦宿に戻り体勢を整え、共同売店で弁当、アルコールを調達。
そして向かうは…

“秘密のビーチ”。ウソ。「ペー浜」です。
ニシ浜をずーっと歩いてほぼ直角に南に回り込んだ先にあるビーチです。ニシ浜を歩いて行こうと思うとかなりしんどいですが、道路を通りチャリやバイクなら比較的楽に行けます。最後の300mはジャングルの中の小道で秘境感満載なので勝手に“秘密のビーチ”と呼んでいます。

ペー浜 自然・景勝地

ここもかなり美しいビーチです。

さて、木陰でピクニックの始まりです。

じゃーん。

さぁヤリます。プシュ、ゴクゴク、ぷは～っ。
たまりません。

だ～れもいないビーチ、最高です。

ビーチ滞在中にどんどん潮が引いて、沖合いのこんな所へも行けました。

この夜は農家さんからご招待。農家さん家で飲み会です。

農家さんのご家族、友人、一緒にキビ狩りしていた島の方々、結構な人数で大盛り上がりです。

農家さんの手作り特大ジューシー。うんまいです。

家に転がっていた「請福」の祝酒。中身は普通の清福のようです。

それを野良パッションフルーツに注ぎ、チビり。うんまい！
いや～今日は飲んだ飲んだ。

〆はヤギ汁そば。なんと、この日のためにヤギを潰してくれていました。
農家さんありがとうございます。

3泊4日、あっという間。
楽しかったー。

波照間港 乗り物

“はてるま2”がやって来てきました。石垣島に戻ります。
次はいつ波照間に戻って来れるでしょうか…。しばしの別れです。
そして友人はこの日、石垣から飛行機に乗り帰宅。
私の旅はまだまだ続きます。
ちなみにですが、帰りの船は行きと違いほとんど揺れず拍子抜け。南風が追い風になるからのようです。
(続く…)