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この旅行記のスケジュール
2023/08/18
2023/08/27
2023/08/28
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前回の旅行記の続きです。
まずは北大東島の残りの見どころを巡ります。
そして…那覇へ戻るための貨客船「だいとう」が欠航し、やって来ない…
飛行機で戻ろうかと一瞬考えましたが、やはり初志貫徹。船で往復してこその南北大東島(勝手な思い込みです)、ここで“負ける”わけにはいきません。意地でも船で那覇に戻ったる。と腹を括り滞在し続けました。
船が欠航になった意外な理由とは…。旅行記の中でお伝えします。
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北大東島に宿泊施設は2軒のみ。1つは“西港地区”にある私の宿泊している「民宿二六荘」。もう1つが島の中央付近の“中野地区”にあるこの「はまゆう荘」です。
ちなみにですが、宿からは1.5km、徒歩約20分。ハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島> 宿・ホテル
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リゾートホテルっぽい。コンクリート打ちっ放しのモダンスタイルです。
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宿泊していない私には用がないとお思いでしょうが…
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誰でも利用できるレストランがあるっ。
“偵察”がてらランチをしにきました。 -
ほ~。
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ふむふむ。
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で本日のランチ、八宝菜をいただくことに。ビールはおまけです(500円)。八宝菜がややショボかったですが、お刺身付いて850円ならこんなもんかと。
夜は居酒屋になります。メニュー見させてもらいましたがそそられるものはなく、飲んだ後に暗い夜道を歩いて帰ってくるのが嫌で結局利用しませんでした。 -
敷地内の一画には展望台あり。
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眺めはまずまず。夕日も見られるようです。
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はまゆう荘周辺が町になっています。島内唯一の信号があり…
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JAのAコープがあります。もちろん島内唯一のスーパー。
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なんなんだこの自販機は…なんかひっちゃかめっちゃかです。
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郵便局同様、JAにもかなり助けられいます。
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おおーっ惣菜や~。
野菜のかき揚げ1個購入(250円)。 -
「浅沼商店」に比べると安いですが、やはり高いです。
でも中にはお買い得品あり。 -
買ったもの(一部)。
レンチンご飯3P(355円)、カレー(117円)、さば味噌(228円)、親子丼(138円)、魚肉ソーセージ4P(228円)、発泡酒(165円)。
安いものを選んで買いました。 -
北大東村役場。立派~。
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北大東小中学校。校庭が芝生で広々~。これも“島あるある”。
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島のメインストリート。
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町を抜けると視界が開けます。
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一見なんの変哲もない風景ですが、この山のように見えるのは島の独特な地形で、内陸部を環状に取り囲む隆起珊瑚礁地帯。「長幕(ながまく)」と呼ばれています。
長幕 自然・景勝地
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周辺はサトウキビ畑ばかりなのでほとんど開発されず貴重な植生が残されており、国指定の天然記念物になっています。
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北大東空港にやって来ました。
ターミナルビルや滑走路を見に来たわけではありません。北大東空港 空港
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空港の先の海岸沿いのある物を見に来ました。
それに来ても気持ちいい所だなぁ。 -
コレです!
宿からは約6km。もちろん歩いて来ました。炎天下の中、さすがにバテました。 -
「沖縄最東端之碑」。
文字通り沖縄県の最東端ポイントなのですが…ちょっと待ったー。地図見ると厳密には最東端ではありません。“最東端の地”と謳っていないのでまぁ許します。なんで最東端ポイントに作らなかったんでしょうか。けどそもそも県の最東端ってそんなに意味ありますかね?沖縄最東端の碑 名所・史跡
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崖下には岩盤を掘削した海水プールがありました。
これもおなじみの“南北大東島あるある”です。沖縄海 自然・景勝地
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この日はギリ泳げそうな…。
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島の南海岸の道路沿いにぽつんと立つ案内板。
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この岩のものでした。そんじょそこらの岩ではありません。
台風岩 名所・史跡
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な、なんと台風によってどこからか飛ばされてきた岩らしいです。
やっぱ北大東島はすげーなー。 -
島内一通り回ってしまえば、もうそんなに行く所はありません。
そこで日課の散歩になってしまったルートは、
西港公園を抜け…西港公園 公園・植物園
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西海岸を南下。この道が気持ちいい。
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南大東島がきれいに見えます。
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1.7kmほど歩くと「上陸公園」到着。
1900年に玉置半右衛門率いる八丈島からの開拓団が初めて上陸した場所です。北大東島 上陸公園 (開拓百周年記念碑) 公園・植物園
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いやはや、絶景かな。
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東屋内のテーブルは北大東島。イケてる~。
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開拓百周年を記念して記念碑が建てられていますが、なんかパネルが剥がれているんですけどー。なんで直さないのかな。おそらく割れてしまったのかも…。
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この入り江に上陸したんだと思います。 水際まで降りていくことができます。
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歩き足りない日はさらに1.3kmほど歩いて「北大東漁港」へ。
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北大東島は火山の頂上にできた“隆起環礁”という独特の地形。急激に水深が深くなるため海岸線から海に向かって構造物が造れない。そのため海岸線の内側を掘って造られた漁港です。超超超大工事が必要になります。写真パネルでその工事の様子が見れます。
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実際の漁港を見ると、これはとてつもない規模の工事だったことがよくわかります。
北大東漁港 名所・史跡
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漁港の様子。
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ちょうど漁から戻ってきたきた漁船が水揚げしていました。
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もう北大東島も満喫したなー。早く那覇に戻って“センベロ”でもやりたいなー。と思い始めたその矢先、とんでもない事態に…。大東海運から次便欠航のお知らせが来たのです。通常は波の状況を確認し出港当日の朝に出欠航が決まるのですが3日も前に欠航が決まるとは…その理由を知り、思わずズッコケました。
なんと乗組員がコロナに感染、運航に必要な乗組員の確保が困難となったため…とのこと。おいおい、何やってんだよ。1人くらい感染したからって人員足りなくなるとかあんのかい?いや、1人とは限らんか。まぁとにかく何やってんだよって話です。しかも4日延期とは…トホホです。しかも南太平洋上には台風に発達しそうな熱帯低気圧がありとニュースも入ってる。4日後に確実に出港するなら待ってもいいですが、それすら未定。大東島便は欠航率高いですから。
マジで飛行機で那覇に戻ることを検討しましたが、北大東島からだと料金が高い!那覇からの帰宅するための便は予約済みなのですが、那覇でものんびりしたいなとかなり余裕を取っていたんです。これが大きかった。なので初志貫徹、意地でも船で帰ったると腹を括ったのでした。 -
夕刻は至福のひととき。
ほぼ毎日夕方になると西港へ行き、海と夕日を眺めていました。 -
宿からは徒歩4分。この近さが「民宿二六荘」に泊まる最大の魅力かなと思います。
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毎日行っていればこんな虹だって見れちゃう。
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雲も見逃せません。
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釣り人を眺めていればいくらでもいられる。
島民の方々との会話も楽し。 -
ちなみにですが、岸壁から海を覗き込むとこんな感じ。
吸い込まれそう… -
雲を眺めているとなんか落ち着く。
不思議な魅力がある。 -
神が降臨しそう。
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南大東島も見えます。
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ここが私のお気に入りの場所。
海を眺めていると… -
毎日ウミガメがやって来るんです。
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夕日を眺めに来る人なんてだーれもいません。
いつも私1人。 -
リン鉱山施設跡も夕日に映えます。
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心地よい時間が流れて行く…
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波の音しか聞こえません。
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ビューティフォー。
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ちゃんと日が沈むのを見届けます。
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1日たりとて同じ夕日はありません。
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日が沈んでからがまた美しい。
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月が輝き始めました。ぼちぼち宿に戻ります。
さて、貨客船「だいとう」那覇出航前夜。明日はいったいどうなるんでしょうか…。 -
次の日の朝、宿で固唾を呑んで待っていると、大東海運から“出港のお知らせ”が…
やったー!という思いより、ほっとしたというのが正直な感想です。これで帰れるー。とは言っても北大東島に到着するのは明日の朝。まず大丈夫だとは思いますが、喜ぶのはまだ早い。
そして翌朝、大東海運から到着港を知らせる電話連絡が…(北大東島には港は3ヶ所、風向きや波により到着港が変わるため)。宿の方に港まで送っていただきました。 -
直前まで降っていた雨も上がりました。
カゴによる乗船もこれが最後。じっくりと噛みしめます。貨客船だいとう 名所・史跡
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さらば、北大東島。いや南北大東島…
おそらくもう来ることはないと思います。しっかりと目に焼き付けます。 -
翌朝、まもなく那覇到着。
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無事、那覇泊港に入港。あー、帰って来れましたー。
南北大東島まとめ
那覇→南大東島…「貨客船だいとう」1泊
南大東島…船の出航延期により5泊予定→6泊
北大東島…6泊予定→船員がコロナ感染で4日延期で10泊
北大東島→那覇…「貨客船だいとう」1泊
結局、18泊19日となりました。両島で2泊ずつ以上するという日程だとこれが最短でした。
しかし、台風とかが重なると2週間船が来ないこともあると聞いたのでまだマシな方なのかも。「だいとう」はほぼ週1便出航で欠航率が高い。船で往復する方は余裕を持ったスケジュールを組んだ方がいいです。ちなみに飛行機使えばサクッと行って帰って来れますが…。
(続く…)とまりん 乗り物
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