2023/05/22 - 2023/05/22
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luceさん
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青森アート旅、2日目は徒歩で、弘前市内の観光です。
青森は郵便ポストもりんごです。
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初めて弘前を訪れたのですが、古い建物が多く残っていることに驚きました。
空襲にあっていないこと、明治期に宣教師を招いて教会や学校が作られたこと、戦後に古い建物を壊さずに保存してくれたことが大きいようです。
洋館巡り好きにはたまらない町です。
弘前城の近くに比較的、多くの建物が集中しているので、短時間でも回りやすかったです。
泊まったドーミーインのすぐ近くにあった旧弘前無尽社屋(三上ビル)。建物は現役で使われているようで、お店が入ってました。 -
三上ビルの手前で、道を左に折れれば旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)があります。
明治37年完成の重要文化財。
戦前から青森銀行弘前支店として使われていて、1065年の支店建て替えの際には取り壊しの話もあったようですが、市民の保存運動で建物が残ったそうです。
入場料は200円です。青森銀行記念館 美術館・博物館
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建物の中は、ステンドグラスをはじめ、見どころがいっぱい。
中でも天井の金唐革紙が美しい。この技法は明治時代に流行り、海外にも輸出された技法なんだそう。 -
銀行からお濠端を少し歩けば、旧東奥義塾外人教師館があります。
ここは無料で見学できます。旧東奥義塾外人教師館 美術館・博物館
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明治時代の生活の様子がわかる室内。
建物がちょっと老朽化していて、廊下を歩くとぎしぎしいってました。 -
洋館の雰囲気を色濃く残す、カフェも併設しています。
朝、早かったのでオープン前でした。 -
その隣は、旧弘前市立図書館。日露戦争の勝利を祝って建てられた建物。
ここも無料。旧弘前市立図書館 名所・史跡
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中は資料館になっています。
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図書館の隣は、弘前市役所。
ル・コルビジェの弟子、前川國男の建築です。 -
受付で見学したい旨を伝え、中に入ってみました。
前川作品の特長が顕著ですね。素敵な空間です。 -
市役所の隣は、スターバックス。
元々は大正6年に建てられてた旧第八師団長官舎。戦後は進駐軍に接収。昭和26年に払い下げられ、弘前市長公舎として使われていたそうです。スターバックスコーヒー 弘前公園前店 グルメ・レストラン
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雰囲気がある店内。入ってみてよかったです。
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エスプレッソで一息。
お腹は空いてなかったので飲み物だけ注文しましたが、弘前らしく、アップルパイもメニューにあるらしいです。 -
店内に部屋は3つ。それぞれ雰囲気が違います。
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さらにお濠端を少し歩いて、藤田記念公園内の大正浪漫喫茶室に来ました。
大正浪漫喫茶室 グルメ・レストラン
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雰囲気のあるテラス席が大人気です。
桜のシーズンなどは、数時間待たないと入れないそうです。
建物の中で待つこともできますが、LINEで空席情報を受け取れるサービスもやっています。これなら観光しながら、順番が回ってきたらお店に行けばいいので、楽ですよね。
この日は2組の待ちだったので、建物の中で待ちました。 -
青森はどこに行ってもりんご。
弘前にもアップルパイを売るケーキ屋がたくさんあるそうですが、その中から、7つの店のアップルパイを置いています。持ち帰りもできます。
シードルも頼んでみました。チーズがおつまみについてきました。 -
藤田記念庭園は、その名の通り、お庭も立派。
天気が良ければ、きっと岩木山が見えるのでしょう。藤田記念庭園 公園・植物園
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高低差を生かして、滝やら池やら。
花菖蒲が見頃でした。 -
和館には、見事な津軽塗のタンスなども。
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庭園側から見た大正浪曼喫茶室。
庭園の入り口から見た洋館とはまた違った印象です。この角度からは、庭園に入らないと見れません。
庭園は有料ですが、ぜひ入られることをおすすめします。 -
弘前公園に入って、県立博物館です。
ここも前川國男建築。弘前市立博物館 美術館・博物館
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新緑が美しいお堀。桜の頃はさぞ見事なことでしょう。
弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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植物園にも行きました。
藤田記念庭園で、弘前城と植物園の3箇所の共通入場券を買ってしまったもので。弘前城植物園 公園・植物園
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バラが見事。
東京より、見ごろが2~3種間くらい後ろにずれるんですね。 -
三の丸東門から城外へ。
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行ってみたかった教会。
弘前カトリック教会です。弘前カトリック教会 寺・神社・教会
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中にも入れました。ステンドグラスが素敵。
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こちらも有名。日本基督教団の弘前教会です。
残念ながら、中に入れないようでした。 -
街の中心に戻ってきました。
中土手町商店街。
明治32年に作られた、とんがり屋根で有名な一戸時計店は今は商店街の事務所として使われているそうです。一戸時計店 名所・史跡
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日本聖公会 弘前昇天教会。レンガ作りの小さな教会はロマンチックな雰囲気。
中には入れないようです。
弘前、本当に教会多いです。しかも古い建築が残っているし。弘前昇天教会 寺・神社・教会
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中央弘前駅。
昭和っぽいレトロな佇まいです。中央弘前駅 駅
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弘前れんが倉庫美術館です。
途中、カフェなどでお茶を飲んだりはしましたが、ずっと徒歩で回って、やっと最終目的地に到着です。
巨大なレンガの2つの建物は、明治に建てられた日本初のシードル工場である、吉野町煉?倉庫。
建築家の田根剛が美術館とレストラン・カフェに改装し、2020年にオープンしました。
田根剛さん、2031年から改装工事に入る東京日比谷の帝国ホテル本館のデザインも手がけることになりました。ちょっと楽しみです。弘前れんが倉庫美術館 美術館・博物館
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大巻伸嗣の地平線のゆくえ展。旅の最大の目的はこの展覧会です。
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エントランスに入ると、ここにも、あおもり犬。
奈良美智のA to Z Memorial Dog -
さて、展覧会。
暗い中に森が現れます。「KODAMA」という作品。
大巻さんはパブリックアートが多いので、どこかで作品をみたことがある人も多いはず。
例えば、高松港にあるカラフルな柱のオブジェとか、紀尾井町のガーデンテラスの花や蝶の巨大オブジェとか。
今年の秋には、六本木の新国立美術館でも個展が予定されています。 -
そよぐ布の動きが美しい。ずっとみていたくなる作品。
「Liminal Air Space-Time: 事象の地平線」 -
白いフェルトの上に岩絵具で描かれた花のイラスト。その上を歩いて出口に向かいます。多くの鑑賞者の足跡で絵が消えて、1本の道に。
「Echoes Infinity -trail-」という作品です。 -
美術館の隣にある、レンガ棟のレストラン、CAFE&RESTAURANT BRICKで、ランチタイム。
まずはシードル。コップには奈良美智のイラスト。
店内にシードル工場があって、何種類か飲み比べもできます。
BRICKさんは、弘前駅の改札の前にも、シードルのお店があります。 -
美術館の食堂でランチといえば、カレー。
日替わりの鶏肉のカレーです。 -
天井が高い建物。
赤いレンガを生かしたヨーロッパっぽい空間。
食べ終わったら、弘前を後にし、八戸へ向かいます。
続きます。
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