初めての欧州遠征（スイス～フランス～ポルトガル～イギリス）リスボン篇　5日目/11日間

2023/06/03 - 2023/06/13

初めての欧州遠征も漸く前半戦最終盤、翌日からの業務のピークを控えて午前中は街中散策に繰り出しました。

夕刻からレセプション、その後現地での会食とこれまで以上の目まぐるしさでリスボンでの時間が過ぎていきます。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 交通手段: 徒歩

リスボン２日目。
６時台に起床して日課の朝ジョグに出発します。
適当にホテルからテージョ川方面に。なんてことない路地裏からが既にして異国情緒。
市街地の路面はほぼ全て石畳で注意して走らないと躓いたりしそう。

まず最初に向かったのはその眺望で名高いサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台。

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台 広場・公園

低スペックのiPhoneだとなかなか伝わりにくいですが旧市街地区を一望のもと。
日本では考えられないコントラストですね。

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台 広場・公園

この方面にサンジョルジュ城が見えるのかな。

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台 広場・公園

展望台にはお約束の案内もありましたが、ポルトガル語が全く分からないのでスルーですね。
ふむふむ。

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台 広場・公園

展望台にあったこの胸像はどなたなんでしょう？
ヴァスコ・ダ・ガマ？

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台 広場・公園

市街地は路地が入り組んでいる上に高低差が想像以上でちょっとした路地が交差するとこのような感じになっていたりします。

いよいよテージョ川近くまで降りてきての広場。

この銅像は誰なんだろう。
とにかく街中にこういうポイントが多く、もはや誰が誰だか現地の方でさえわからんのではないかなぁ。

こちらも街角です。

河の近くまで降りてくるとなんとわんさかと通勤客が降りてくる駅に行き当たりました。
この駅は通勤路線と地下鉄、それと船着き場があって引っ切り無しに人々が行き交います。
意外だったのはテージョ川を渡ってくる渡船が多い事。
船の方が時間が読めるのでしょうね。

カイス ド ソドレ駅 駅

駅の裏手に回ってみると海と見紛うばかりの大河が広がっていました。
これは海だよな。どこからどうみても。

さて、この辺りまでが恐らく3キロ程度。
どうしようかと逡巡していると…おや？ランニングコースじゃね？
前を走っているランナーもキロ530前後くらいだしここは一丁行ってみるか、と走り始めました。

路面のコンディションは目まぐるしく変わりましたがそこそこ走りやすくランナーも多い。
取りあえず遠くに見える「4月25日橋」を目指してGO！

走っているうちにこのランニングコースが全長7キロ前後ということが判明。
てことは行って来いで約15キロ？どこまで行けるか。
日常的に土日は20キロ前後は走っているのでまぁ問題ないはずですがここは異国、大陸の果て。

すると漸く遠くに見えていた「４月25日橋」が目前に迫ってきます。

テージョ川両岸を繋ぐ巨大な橋。
サンフランシスコの金門橋にも準えられるというのも頷けますね。
橋は車道の他、鉄路もあってとにかく引っ切り無しに走る電車の音が凄いです。

4月25日橋 建造物

川岸はちょっとした緑地などになっているエリアが多く、こんなモニュメントがありました。
マスクしているところを見るとコロナ禍の皮肉、みたいなものなんですかね。

川岸の巨大な建屋。
何かの見本市会場みたいなもの？なんでしょうか。
実はこちらの建屋に隣接するSUD Lisboaなるレストランでパーティーが行われました。

川岸を走って一応近づいてきているように見える「発見のモニュメント」を目指して途中の灯台のような場所

中には入りませんでしたがこちらも世界遺産のジェロニモス修道院。
内部を歩くとスゴイと言われてましたが、滞在中そこまでの時間が無かったことが惜しまれます。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

そして辿り着いたのが「発見のモニュメント」
遠くから見えていたものの走れども全然近づかない…ホテルから9キロほどで漸く到着しました。

よく言われるようにホント巨大なモニュメント。
謂れまではよくわかりませんでしたがここポルトガルから航海に出た偉人達が大西洋の彼方を指差して群がっています。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

ぐるりと回りこんで。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

これが側面の全貌。
高さはそうだなぁ…30ｍくらいあるんじゃないのかすら？
雄大にして壮大。
大航海時代への憧憬みたいなものが感じられます。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

まだ朝方だったもので観光客もおらず、館内もまだ開いていませんでしたがゆっくり観られて正解ですね。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

このモニュメントの周りのモザイクも有名なんだとか。

ここまで来ると世界遺産「ベレンの塔」も間近でしたが、さすがに帰りが不安になったので発見のモニュメントからパチリ。
遠くに見える長方形の石造りの建屋がベレンの塔。

結局ホテルからの往復19キロほどを2時間強かけてのラン観光となりました。
自分の脚が一番信用できるし安上がりという現実に眩暈がしますね。(笑)

「発見のモニュメント」「ベレンの塔」を眺めランでホテルまで帰還。
ガーミンは距離19キロを表示。
ホテルに戻って少し遅めの朝ごはんをブッフェにて頂きます。

この夜、仕事の業界メンバーとの懇親で「ベレンの塔」が見えるところまで走って往復した、と言ったら案の定ドン引きされました…

朝食ブッフェですっかり満腹。
部屋に戻ってPCでメールチェックなど済ませて気づけば午後。
夕方からのレセプションがあるのでそれまでの時間つぶしに１時間ほど散策に出ます。

リスボンのセンター、ポンバル侯爵広場の遠景。

ポンバル侯爵広場 広場・公園

トラムの行き交う裏通り。

この途中に人気の食堂があったのですが時間は14時、夕方のことを考えて食事は断念。
よく考えたらこんな機会もそうそうあるはずもなく、入っておけば良かったなぁ。

という事で夕方からのレセプションが盛況のうちに終了？中抜けして懇親会場で今般のPJの顔合わせです。
ホテル裏手のポルトガル料理店。
一杯目のカールスバーグがウマい！

ポルトガル料理は魚介が美味しい、日本人の舌に合うとは聞いてましたがこちらはタコのカルパッチョ。
新鮮そうなタコが噛み締めるとコリコリ、ジュワッと。美味しいですね。
いつの間にか注がれた白ワインがすすみます。

こちらは白身魚の和え物、と思えばアジのたたきインスパイア、みたいなものとのこと。

続いて刺身！
ハマチ、海老、トラウトサーモン、ホタテ。
日本のヘタな居酒屋なんかで食べるよりも美味しい。
特にホタテが甘い。

〆はパスタのパエリヤっぽいの。
これらを食べて満腹。
翌日が仕事のピークでもあり22時過ぎに終宴。
部屋に戻ってシャワー浴びて気絶するように眠りましたZZZ