初めての欧州遠征（スイス～フランス～ポルトガル～イギリス）リスボン篇　7日目/11日間

2023/06/03 - 2023/06/13

初めての欧州も本来の目的地(業務）のリスボンでの山場を越えていよいよ仕事＝カンファレンスも最終日を迎えました。
午後遅めからの自由時間、それとフェアウェルパーティー終了後にポルトガル料理をガッツリ満喫して最後の夜は更けていきます…

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 交通手段: 鉄道 徒歩

前日のレセプションが終了してホテルに戻ったのが22時過ぎ。
時差もあるしいろいろともう時間がしっちゃかめっちゃかです。
6時前に目覚めてホテル周辺を散策。昨日気になった水道遺跡にまたやってきました。

この日は時間があったのでじっくりと。この水道の脇が公園になっているのですね。

この水道の対面に公営の体育施設みたいなところがあってそこの階段を上がって遠くからパチリ。
こういうのが街中に普通に遺っているのが凄いですね。

周りの建物とのコントラストも素敵です。
この脇を小さなトラムが上がっていったりしていました。

建物の色彩も独特で鮮やかです。

そして朝食。

実は前日にこのホテルの朝食ブッフェのナゾが解けたのですが、実はオーダーブッフェのようなスタイルで大抵のメニューは別にオーダー可、とのことでサラダやフレッシュジュース、それと大好物（とは言っても用意してあるホテルに泊まった時だけですが）エッグベネディクト！にありつけました。

サーモンとベーコン、スピナッチ。
オランデーズソースがマターリとして美味。欲張って2ヶ食べてしまいましたがかなり満たされました。
サラダも食べて充実の朝食に。
最初から知っていればよかったなぁ…

という事で午前中の最後のMTGをこなして遅めのランチに単独で繰り出します。
ホテルから2キロ圏内にカンポデオーリケ市場なるものがあるらしく折角だからと市場でランチを食べてみようとスタート。
途中、かわいいトラムをパチリ。

スマホの地図とニラメッコしながら20分ほどで到着しました。
ここがカンポデオーリケ市場。
早速潜入です。

メルカード デ カンポ デ オーリケ 市場

野菜などがズラリと並んでいる様は確かに楽しいのですが、昼も遅かったこともあり一部昼休みに入っているところもあったり、どうやらピークを過ぎてしまったようです。

メルカード デ カンポ デ オーリケ 市場

飲食店もいくつかありましたがフードコートで食べたいものが見当たらず…折角だから新鮮な魚介を食べたいのだけどな…と言うわけで来る途中に店頭のグリルで盛大に煙が上がっていたレストランに戻りました。

メルカード デ カンポ デ オーリケ 市場

街中の食堂でにっこり「ひとり」と告げると奥のテーブルに案内してくれました。
先ずは白ワインをグラスで。

店頭でグリルしていたのは鰯。
この時期のポルトガルはいわし祭りなるものまであるそうで、これしかないとばかりに注文しました。
それとサラダを追加しようとしたら「いや、鰯のグリルに付いているよ！」みたいなこと言われて、以上。

15分ばかしして肥えた鰯が4尾、やってきます。
ほんとに見た目はまんまの鰯ですね～美味しいそうです。

この鰯にじゃがいもとサラダがセット。
脂の乗った鰯は臭みもなく美味しいですね。オリーブオイルを少量垂らすと風味も経って白ワインが蒸発するように空いてしまいました。
ホントはもう1杯飲みたかったのだけど…帰りが心配だし夜もあるのでガマン。

それにしてもポルトガルは平日昼間っから老若男女問わずワインを飲んでいる人が多くて羨ましい限りです。(笑)

鰯4尾に白ワインで￥2.5Kくらいでしたかね。
ま、想定内。（翌日から立ち寄ることになるイギリスに比べると格安だったことを知ることになる）

帰りのなんでもない街角。
エッグタルトが食べられるようなカフェもありましたが残念ながらスルーで。

ちょっとした街路樹の陰影も心なしか鮮やかです。

帰路、大きなショッピングモールにあるスーパーに立ち寄って物色。
なるほど～

ちょっとした食事も可能のようです。

これがバカリャウ。干鱈ですね。
こんなに大きいんだ。独特の香りというか匂いが立ち込めていますが日本人にはなじみのある匂いですね。

こちらが鮮魚売り場。
この前の週に見たスイスのスーパーよりもかなり充実しています。
さすが大西洋に面した国ですね。

ドリンク売り場に見慣れた商品。
缶ビールよりもペットボトルのお茶の方が高いんだ。へぇ。

さてホテルに戻ってフェアウェルパーティーに向かいます。

場所はポンバル広場から広がるエドゥアルド7世公園内にある植物園？
ここに何があるんだろうかと園内をプラプラ歩いていくと…

エドゥアルド7世公園 広場・公園

鬱蒼とした植物園内。
よもやリスボンにまでやってきて植物園に入ることになるとは思いませんでした。

さらに抜けていくと、

大きなレセプション会場が広がっていました。
先ずはよく冷えたカールスバーグで乾杯です。
ビールがウマい！

パーティーを途中で抜け出してこの夜の食事会場のレストランに場所を移します。
エドゥアルド7世公園内には本屋の出店が出ていて祭りのようです。

ポンバル侯爵広場を望む。
何という広い公園なんでしょうか。

ポンバル侯爵広場からメトロにひと駅だけ乗車して急坂を登るケーブルカーに乗りました。
よくわからなかったけど、リスボン市内でも最も傾斜のキツイ場所なんだそうです。
メトロで購入したチケットをかざすと何も言われずに乗車できましたが、運賃とかどうなっているのだろう。

ヨーロッパあるあるなのかもしれませんが、こうした公共交通機関の運転手さんてもうホントそこらへんにいるおっちゃんやにーちゃんやねーちゃんみたいなか感じですごくラフ。
そこ行くと日本の駅員さんや運転手さんてほんと凄い事なんだろうな、と妙なところで感心しましたね。

夜の帳が降りつつある広場をパチリ。これで20時頃だったかな。

お店はサンペドロデアルカンタラ展望台近くの繁華街。
坂道に沿った小道が週末という事もあってやたら盛り上がっていました。

お店に到着。
こちらは昔パン屋だった建屋をそのまま使ったポルトガル料理店とのこと。
なんか高そうに見えますよね。ちょっと身構えてしまいましたが。

生ビールはボヘミアという銘柄。
コクがあるけど良く冷えていて美味しい。

ポルトガルと言えばの魚介の盛り合わせ。
海老、たこ、ムール貝などがごっそり。ここから白ワインをポンポン空けていきました。

海老ですね。レモンをギュッと搾ってがぶり。

チキンのクリーム煮のようなもの。
熱量が高そう、添えられたバターライスと一緒に頂きます。

こちらはタラのペースト。
バカリャウですね。おそらくはマッシュポテトと混ぜてあるのではないかな。
シンプルですが白ワインにバチっと合いますね。これは日本人は好きかも。

井桁のように積み上げられたフレンチフライポテトが目立ちますがラムのグリル。
こうなると赤ワインの出番です。

最後はステーキだったと思われ。
残念ながらこの辺りでお腹いっぱいでギブアップ。

これだけ飲んで食って後で聞いたら＠￥5Ｋ台とのことで、物価高に悩まされた出張期間でしたがポルトガルだけは別世界。
ほんと旅行者に優しい国、そして街だと思われます。

この後は腹ごなしにホテルまで徒歩２０分ほどかけて帰りました。
路地裏は賑やかに飲んで騒ぐ若者たちで一杯。
一応かなり注意して歩いていたつもりですが治安も良いのですね。