初めての欧州遠征（スイス～フランス～ポルトガル～イギリス）ロンドン篇　9日目/11日間

2023/06/03 - 2023/06/13

いよいよ最後の目的地ロンドン。
リスボンでの業務が終了しトランジットを兼ねた滞在で丸一日の猶予がポロリと与えられた形。
折からの円安もあってロンドンの物価高にも直面、そんなこともあって有り余る体力にモノを言わせて終日グルリとジョグと速歩でリーズナブルに回ってみました。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 徒歩

6時過ぎに起床。
時差と疲れもあってもはや疲れているのかどうかすらよくわかりません。
7時ちょうどからのモーニングブッフェで朝食を摂って部屋で即席の作戦検討。
ロンドンで終日時間があることまで出発前は思い至らなかったこともありとにかく大英博物館が入場無料！ということをインプット。
ホテルで貰った市内地図を片手に8時過ぎに出発します。

この旅は天候に恵まれましたがこの日も快晴。
日差しが強いですね、ヨーロッパは。

ホリデイ イン ロンドン オクスフォード サーカス ホテル

土曜、朝の街並み。
ホテルの近くに二階建てバスのターミナルがあってズラリ並んで壮観です。

残念ながら乗り方が良くわからなかったので乗車はしませんでしたが街並みに合っていて良い景色です。

まずは昨晩巡ったピカデリーサーカスに。
夜とは違った雰囲気かと思って回ります。

これがピカデリーサーカスの真ん中。
中心部は噴水なんだとか。9時前後ですがどこを切り取っても大勢のひとびとが映りこみます。

その後、昨晩のルートをなぞりつつ大英博物館の近くまでやってきました。
開館時間に間があったので周辺のエリアをぐるり。
隣接するのはアパートメントか。ちらほらと小さなホテルもあったりします。
どことなくアカデミックな空気を感じ取ったのですが気のせいでしょうか。

一旦裏口に回りましたが、まだ時間があったので正面に回り込むと開館前の行列が見えたので後ろに付きます。
日差しが強い…15分ほど待って漸く開館。
ホントに無料なのかな…と疑心暗鬼でしたが入り口で簡単なボディチェックみたいなものを受けて晴れて入場です。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

これが大英博物館。
まさか、2カ月前までは人生でこんなことが巡ってくるとは思いもしませんでした。

大雑把な館内図を片手に入場。
なるほどこんな風になっているのですね。
天井の格子状の屋根は半透明で透けて見えます。
想像通りに巨大。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここからは開館直後でまだ空いていたので早回り。
順路も良くわからなかったので脚力にモノを言わせて恐らくは7割程度の展示は巡回できたのではないかと。

古代エジプト、特にミイラ関係が充実していることでも知られていますよね。

階段の吹き抜けにオリエント調の巨大な石像が。

これはギリシャ、オリエント文化の巨大な壁。

宮殿の模型だったかな。

こんぬつわ。

エジプトですね。

これはほぼ真ん中正面。近くに大人気のロゼッタストーンもありました。

焼き物や頭骨

全体像が気になる

コチラがロゼッタストーン。
こんなの持ち帰っちゃうんですね。

ここはテーマ展示ではなかったかな。

地域や時代だけでなく、貨幣、器具、時計などの衣食住文化関連の展示も充実していました。

こちらは東洋系の展示でしたね。

屹立する石碑

2時間強を歩き回ってさすがに喉が渇きました。
ギャラリー中央にはカフェが散在していて軽く覗きましたがちょっとしたサンドイットとドリンクのセットで￥2K近く…さすがに怯みまして￥300前後のコーラで喉を潤します。

この辺りで大英博物館を後にしてまた街に戻りました。

ロンドンは言わずもがなのエンタメの世界の中心でもあり街中、至る所にそんなシアターがありました。
こちらはレ・ミゼラブルですね。

ユニオンジャックも映えます。

やってきたのはトラファルガー広場。

実は動き回って空腹でもあったので簡易マップに記載されていたピザショップを探しながら移動したのですが見当たらず、次第に空腹も絶頂に。
とは言え、そこら辺のレストラン入ると高そうだしなぁ…ちなみに丸亀製麵でぶっかけが￥800くらいだったかな。ココイチはカツカレーで￥2500くらい。
この2店舗はいくつか見かけましたね。

ロンドンまでやってきてうどんてのもアレなのでスルーしましたが。

トラファルガー広場 広場・公園

程なくしてウエストミンスター寺院の威容が視界に入ってきます。

近くのナショナルギャラリーは外装が改装中だったかな。
とにかく腹が減ってきた。

凄いなァ。

壮麗にして荘厳ですね。
内部には入りませんでしたが、外から見るだけでも伝わってくるものが十分にありました。

ここからバッキンガム宮殿を目指す前に漸く食糧補給。

ロンドンは想像通りコンビニが見当たらない（日本が異常なんだということが良くわかりました…笑）ので、こちらも街中でよく見かけたチェーン店の「PRET」にて。
オープンサンドとクロワッサン、コーラで￥1500くらいだったか。
それとペットボトルを売っているのがあまり見かけませんでしたね。
暑いと水分補給大事です。

バッキンガム宮殿に続く道沿いにユニオンジャックがはためきます。
1キロほど前方に小さく宮殿が見えてきました。

途中道を逸れて公園に。
日本の皇居や京都にはあまり見られない風景ではないかな。

見えてきましたバッキンガム宮殿

つい数か月前、チャールズ国王の戴冠式が行われたばかりですよね。

宮殿前の記念碑？をパチリ。
これは天使、だったかな？

これが宮殿です。
近くで見ると意外に地味？ですかね。確かに大きいのですが。

もちろん堅牢な警備に守られており近づけないのですが、中を見ると例の山高帽を被った警備員が見えます。

その後、ハイドパークに。
巨大な公園内ではウクライナ侵攻に反対するデモ隊が。

実はリスボンでのカンファレンスでもウクライナ代表によるシークレットプレゼンがあったのですが、この世界が地続きであることを痛感するひとコマでもあります。

ハイドパークにはウッドチップコースみたいなのがあるのですが、ここ普通に馬が走っているようですね。
人間が走る（クロカンにも）のにももってこいに見えましたが。
少し走ってみました…(笑)

そして半日、ロンドン市街地半周が終了してホテルに帰還。

帰還後、ひと休みしてホテルの近所で夕食とします。

先ずはホテル裏のパブで一杯。
コンビニが存在しないロンドン市内ですがパブがほぼそのコンビニ代わりのように街角の至る所で営業されています。
そんなパブに漸く入ることができました。

コーチ メーカーズ 地元の料理

どっしりしたビールを1パイントごくり。
スタンディングテーブルで頂きました。
ビールが独特の味わいで温度は温め、これが本場のビールなんですね。日本のビール飲み慣れているとひと口目でびっくりするかも。

凄く趣のある店でしたが、こんな店でもキャッシュはNGカード決済がメイン。

そしてメインはさらに5分ほど歩いたところにあったイタリアンレストランに。
前菜にカラマリフリット。
美味しい。

そしてピッツァは定番マルゲリータ

パスタはリガトーニのポモドーロ

コブサラダ的なものも頂いて白ワインを一本空けました。
これで＠￥9000くらいはまぁギリセーフかな。

暮れなずむ街並み。
これで20時くらい。
まだまだ街は動いてますね。

帰り際に気になったパブにもう一軒。
エンジェルインザフィールドって、すごく趣があってステンドグラスが素敵。

こちらではスタウトでオツカレチャン。

看板ですね。
良い店でした。

ホテルまで戻る道すがらすごく気になるシューズショップがあって店頭を飾っていたレザースニーカーをパチリ。
翌日、店で聞いたら日本円で約4万…欲しかったけどなぁ。


ということでロンドン市内を歩き回った一日も終了。
長かった欧州逗留もいよいよ翌日が最後です。
この日は、さらにホテルに戻ってからもバーで良く冷えたビール（カールスバーグ）で〆てバスタブでゆっくり入浴して就寝しました。

疲れた…けど刺激的な一日でした。