2023悪天候で大苦戦！みんなの九州きっぷ迷走の記！vol.5（キハ４７形「ふたつ星４０４７」編）

2023/07/01 - 2023/07/02

久しぶりに特急乗り放題がやりたくなりました。となると「みんなの九州きっぷ」なのですが、値上げに次ぐ値上げで今や９５００円！★はアレとアレとアレに捧げるとして…え？雨？計画運休？北部九州を迷走してきました。

せっかく★の権利があるので、一般形遜色特急に乗って久しぶりに旧線に乗ってみました。

きっぷ：みんなの九州きっぷ
旅程概要
07.01：西熊本～長崎～熊本～大分～筑後船小屋～鳥栖～熊本～諫早～武雄温泉～嬉野温泉～佐賀～佐世保
07.02：佐世保～博多～筑後船小屋～新鳥栖～熊本～博多～熊本～玉名～熊本～長崎～鳥栖～新鳥栖～水前寺

エリア 長崎市(長崎)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩

2007.12.13　会津若松
新幹線の開業にあわせて新しい特急列車が誕生した。なんでも「ふたつ星」というのだそう。突然で恐縮だが、２つ星の列車といえば、みなさまにおかれては否応なしに電車三段寝台が思い浮かぶであろう。鉄道に詳しくない私でさえも“月光形”の電車特急が思い浮かんだ。
会津も走れる５８３系を“月光形”と呼んでいいのかどうか私には分からないが、そもそも周波数うんぬんの以前に長崎は電化されていない。さて、これから全車指定席の特急に乗る。「ふたつ星」だが、わがきっぷの持ち分のうち貴重な★は１個で充分である。さて、どんな車両が待っているのだろうか。

2023.07.02　長崎
いよいよ新型特急列車とご対面である。さて、特急は…あれ？ホームを間違えたかな？

長崎駅 (長崎県) 駅

2007.12.13　会津若松
あの日喜多方まで乗った普通列車とよく似ているのだが、これが特急なんていやいやまさか…

2023.07.02　長崎
だがしかしホームの様子を見ると、特に急いでいそうな客はいないが、どうもこれが特急らしい。

2007.12.13　小田原・黒磯・郡山・会津若松・宇都宮・大宮・上野・東京
鉄道に詳しくない私にとって、あの車両はどう見ても一般形にしか見えない。しかし、それは私の勉強不足でありＪＲ九州の言い分では特急形らしい。よくわからないので、会津若松に行った１日を思い出し、お茶を濁していただきたい。特急の車両でライナーや快速や急行という下位互換はよく見られたが…みんなどこ行っちゃったんだろうね。

2023.07.02　長崎
長いことこの島に住んでいるとついつい時代の流れに取り残されてしまうのだが、冷静に考えるとこの車両は全国的に徐々に少なくなっており、下手な特急車よりよっぽどチヤホヤされている。どうせ特急料金・指定席料金は乗り放題に含まれており、９５００円もぼったくられているから、この際四の五の言わず乗ってみようではないか。

2023.07.02　長崎
最近の特急は、両開きでデッキもないらしい。

2023.08.10　甲斐常葉
…いや、何でもない。

2023.07.02　長崎
散々っぱら文句を言ってしまったが、乗ってみないと始まらない。窓側は諫早までしか取れないほど人気の車両だ。中間車はある日突然ダイヤも車両もそのままでいきなり特急化された「いさぶろう」「しんぺい」用の予備車が充てられている。

2023.07.02　長崎
両端２両はかつて肥薩線を走っていた遜色特急「はやとの風」。新幹線開業に花を添えるべく、おあつらえ向きに召し上げられた。度重なる改装に耐えうる頑丈な車体が国鉄形キハのウリだ。

2023.07.02　長崎
最近は観光列車で“シ”が増えたような気がする。残念ながら車内で飯の世話をしなければならないほど長距離を突っ走る特急はすでに存在しない。４０４７とかいいつつ４７形は１両でタネ車は８０００番代の換装車。他は１４０形と１４７形で換装車で固めている。

2023.07.02　長崎
定員？観光客の目に止まらないところに、マイナー形式の楽しみがあるのだ。

2023.07.02　長崎
私が乗るのはキハ１４７－４０４７。

2023.07.02　長崎
これだけ見るとキハ４７形には見えないだろうが…

2023.07.02　長崎
このアングルだと誰がどう見てもキハ４７形であり、特に２号車との連結部分の運転台あたりキハ的要素十分である。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
私の席はここ。

第４０走者：特急８０２２Ｄ「ふたつ星４０４７」
乗車区間：長崎→諫早（長与経由）　３１．６キロ
乗車車両：キハ１４７－４０４７
運賃定価：長崎→鳥栖　２８６０円
料金定価：長崎→諫早（長与経由）　１２８０円
（通算２３３２．８キロ　９９０２０円）

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
魅惑の“□⊿”の部分。惜しげもなく手が加えられているが、若干隠しきれていないところもある。“キシ”の様子はこんな感じだ。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
浦上までは複線で長崎市内を走る。高架線の下に路面電車が並走している。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
浦上を出ると新線と別れ…

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
長与を通過。

長与駅 駅

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
キシの車内はこんな感じ。相変わらずエンブレムやキャラクターなどでコンセプトを押し付けてくるのがこの島の観光列車の基本スタンス。事実だけを淡々と述べると、「国鉄が製造した４０年モノの一般形気動車があえて速度の出ない路線経由を遠回りして時間稼ぎをする上に、実キロに基づいたＡに近い特急料金と指定席料金を課している」という実態があり、そんな俗っぽいことを忘れさせるためにも、ブランドづくりは大事である。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
複雑に入り組んだ半島で、地形に忠実に徐々に高度を上げていく。こういう線区を特急形気動車でエンジン出力にモノを言わせガンガン登っていくのも好きだが、全国津々浦々で活躍していた国鉄製の一般形気動車でのんびり走るのもまた一興。これが指定席料金だけで利用できる列車であれば誰も何も疑問に思わないのだが、残念ながらこの島ではそんな理屈は通用しない。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
サミットを越えて、元スイッチバック駅の本川内を通過。

本川内駅 駅

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
熊本県に住んでいると全列車強制的にスイッチバックさせられる場所が戸籍上２か所あるのでだいぶありがたみが薄いが、やっぱりこういうつくりを見ると心ときめく。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
一気に大村湾をめがけて下っていく。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
海が見えた！

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
限られた土地に作られているからか、駅舎の位置関係がおもしろい大草駅。

大草駅 駅

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
いよいよ大村湾岸を走る。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
穏やかな海沿いをゆく。大きな弧を描きながら両サイドを水に挟まれた区間は日本屈指の撮影名所だと思う。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
窓いっぱいに広がる入江。

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
東園を通過。

東園駅 駅

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
喜々津で新線と合流する。料金不要の快速は新線経由でガンガン追い上げてくる。

喜々津駅 駅

2023.07.02　武雄温泉ゆき特急ふたつ星４０４７車内
諫早の構内で島原鉄道の気動車とすれ違う。

2023.07.02　諫早
諫早に到着！

諫早駅 駅

2023.07.02　諫早
当駅で１５分止まり、長崎を１５分遅く出た新線経由の快速「シーサイドライナー」に抜かれる。このダイヤで特急はないだろう…と鉄道に詳しくない私ですら思ってしまうのだが、特に株券を持っているわけではないので、会社の方針に口出しをせず、文句があれば乗り放題のきっぷを買ったときだけ乗ればいいのである。せっかくの気動車特急だから、出発シーンを残しておこう。

デジカメ
https://www.youtube.com/watch?v=wqzIATdpPOQ
携帯
https://www.youtube.com/watch?v=reHV5ARG4JI

2023.07.02　諫早
確認したい案件ができたので、ここからは特に急ぐ。こっからもヨンマルの旅は続く（笑）。２日目の１６時前にしてやっとこさ１０万を超えたか。ホントへたくそな行程である。

第４１走者：特急２０４０Ｇ「かもめ４０号」
乗車区間：諫早→武雄温泉　４４．７キロ
乗車車両：？
料金定価：諫早→鳥栖　２０３０円
（通算２３７７．５キロ　１０１０５０円）

2023.07.02　博多ゆき特急リレーかもめ４０号車内
運転台をちらっと覗いて…

第４２走者：特急２０４０Ｈ「リレーかもめ４０号」
乗車区間：諫早→武雄温泉　５２．９キロ
乗車車両：クモハ７８６－３
（通算２４２９．８キロ　１０１０５０円）

2023.07.02　鳥栖
次の新幹線まで少し時間があるときは、鳥栖～新鳥栖ピストンをして定価を稼がなければならない。

https://www.youtube.com/watch?v=XF7DsNx5J5c

鳥栖駅 駅

2023.07.02　鳥栖
特急の後を追いかける区間快速。前向きに座れる椅子があって通過駅もあって車掌さんまで乗っている、ＪＲ九州が考えうる全てのサービスを投入した乗りドク列車である。さきほど乗った特急においては、前向きの椅子はあるけど全車指定で、通過駅はあるけど遠回りで、客室乗務員さんはいるけど車掌さんはいない。

2023.07.02　鳥栖
蒸気機関車など魅惑の写真が連なる鳥栖の地下通路。

2023.07.02　鳥栖
次もまた７８７系である。５番のりばから拡大して眺めるこのアングルは大好きだ。

第４３走者：特急１００７Ｍ「かささぎ１０７号」
乗車区間：鳥栖→新鳥栖　２．９キロ
乗車車両：サハ７８７－２０８
運賃定価：鳥栖→水前寺　１８５０円
料金定価：鳥栖→新鳥栖　５００円
（通算２４３２．７キロ　１０３４００円）

2023.07.02　肥前鹿島ゆき特急かささぎ１０７号車内
１駅だがどうせ自由席なのでコンパートメントに乗ろう。

2023.07.02　新鳥栖
博多～西鹿児島は特急でも４時間弱かかっていたため、乗客に供食サービスや気分転換もかねて特急「つばめ」にはサハシが組み込まれていた。本来特急形のシはそんな役割があったのだろうと思う。鉄道ならではのサービスでバス王国に挑んでいたのは今や昔。

2023.07.02　新鳥栖
速達性は圧倒的優位だが、フィーダー輸送はクルマ任せ。いかんせん価格で大きく水をあけられているのが鉄道の現状だ。タイムリミットはあと７時間しかない。飛ばすタイプの新幹線でガンガン距離を稼ごう。

第４４走者：特急５５９Ａ「さくら５５９号」
乗車区間：新鳥栖→熊本　８９．８キロ
乗車車両：７８１－７００９
料金定価：新鳥栖→熊本　１７６０円
（通算２５２２．５キロ　１０５１６０円）

2023.07.02　鹿児島中央ゆき特急さくら５５９号車内
この２日間何度渡ったか数えられない筑後川。

2023.07.02　熊本
せっかくの載り放題なので新幹線機織りをしなければならないところだが、ノコノコと在来線ホームにやってきた。ちょうど下りの“ＤＬ人吉”が回送されていくところであった。

熊本駅 駅

2023.07.02　熊本
この後は新幹線機織りで３～４往復するのが定石であろうが、私は富裕層なので特急乗り放題の権利を捨てて鈍行に乗るのである。

第４５走者：普通１４８７Ｍ
乗車区間：熊本→水前寺　５．８キロ
乗車車両：クハ８１４－１３
（通算２５２８．３キロ　１０５１６０円）

2023.07.02　水前寺
目的地の水前寺に到着。次に乗るのは…おやっ、今朝当駅でへばって運休しているはずなのだが…これが現地で確認したい案件なのであった。

水前寺駅 駅

2023.10.22　自宅
開始から４０時間でやっとこさ１０万円を超えた。真面目に新幹線機織り修行に励んでいれば１日でオーバーするはずであるから、いかに私が特急乗り放題と真剣に向き合わずサボっているかが浮き彫りになった。だがしかし、久しぶりの旧線は楽しかったし、“新顔”はいい加減押さえておかなければならないのだ。さて、もうすぐ日が暮れる。最後はどこを機織りしようか。

この旅行記へのコメント （4）

• Akrさん 2023/10/23 16:19:56

  風刺が効いてますね　笑

  とのっちさま
  
  こんにちは。
  のっけからの二つ星のくだり。そうです、二つ星といえば世界初の寝台電車583系でしょう。まあ、ななつ星の下位変換なのでふたつ星なのでしょうけれども。
  寝台ガーと言ってる世代はもともと相手にはしていないのでしょうね。
  
  そしてキハ47特急型気動車。風刺が効いていて面白い　笑
  キハ47は確かに特急型ではないですね。内装だけ見れば特急料金取れるレベルなのでしょうが、外観はほぼ手つかずで両引ドア、ユニット窓ですぐにキハ47と分かるんですね。これは或る列車やいぶたまでもそうですよね。そしてこの構造なので必然的にデッキレスの特急列車が出来てしまった。
  デッキがない特急なんて・・・あ、373。
  本線を100km/h以上で巡航できない特急なんて・・・あ、伊那路　笑
  
  九州だけのせいにするのは良くないですね。
  
  もとサハシの業務用ドアに萌えました。
  
  Akr

  とのっちさん からの返信 2023/10/25 23:39:01

  RE: 風刺が効いてますね　笑

  Ａｋｒさま
  
  こんばんは。書きこみありがとうございます。うちの島の観光列車は誰を相手にしているのか定かではありませんが、いかんせん超絶クルマ社会なので、普段クルマしか乗らない人が「たまには汽車なっと乗ってみろかね」と気まぐれで乗って「高っかばってん汽車ん中で飲まるっけんよかな〜」あたりが関の山でしょう。バスとバチバチやって中距離客の奪い合いをしていた特急らしい運用は新幹線沿線では見られません。
  
  そうです。国鉄が製造した気動車特急。これだけ聞いたら萌え萌えキュンキュンでしょうが（笑）実態は流行りのカフェのような内装と客室乗務員さんによるきめ細やかなサービス、名物のスイーツや飲み物の提供。こういうのがきっと流行ってるんですよ。電車が好きなお友達は鹿児島本線や西鉄で次々やって来る電車や貨物列車に萌え萌えキュンキュンすればいいのです。特に急がなくても、快速に抜かれても、何の疑問に思わずＡに近い特急料金を課す。歴代の特急に失礼だから、特急料金じゃなくて名前を変えたらいいんです。株主ではないので発言権はありません。やっぱり特急の風格に少し負い目を感じているからか、チームオレンジの閑散区間は３０キロまで３３０円と格別のご配慮をしています。あの車両、鈍行か夜行快速でしか乗ったことがないので（笑）いい加減特急として乗ってみたいものです。
  
  今度は業務用扉を愛でる会ですか？！私はちょっとマニアックすぎてついていけません。でも、そんなマニアックな人たちが“フォートラ”にはたくさんいらっしゃるので、立派な図鑑になるのでしょう。
  
  とのっち
  

• 毛利慎太朗さん 2023/10/22 14:15:56

  鐵ネタキレキレ

  とのっちさん、今回も楽しく拝見しております。
  前々回は「ハイパーサルーン」の素晴らしく、詳細な前面展望、前回は「煙を吐かぬ」という割には、この日は盛大に吐いていたハチロクなど、毎回ネタ要素に事欠かなく素晴らしいな～と思っています。
  今回は「寝台のふたつ星」や「両開きデッキなし」など鐵ネタというか、鐵ギャグをおりまぜ、キレってキレの印象です。
  まるでダイヤモンドシャープナーでとぎあじが復活した刃物ですね～
  
  出だしの原色583系は、2度乗りましたな～、懐かしい。
  モケットの厚みがボックスシートの割には良かった気もします、最近の「カタイイス」とは座り心地が一味違いますな～
  485系「あかべえ」編成が1編成しかいなくて、夏休み期間とかに代走でよく入ってましたな～。
  しかも側面の幕とか「2つ星」の絵面までとらえて観察眼も素晴らしい、京都か門司の静態保存車両にあったら、この点留意して拝見したいところです。
  
  そうそう、あいづライナーとか、「フェアウェイ（新宿～黒磯）」とか、阪和ライナー（381系）、鴻巣のホームライナー（489系）とか、昔は特急型落ちやら、間合いやら、下位互換やら、乗り得列車がごまんといましたな～最近まで残っていたものだと、妙高（189系）、くびきの（485系）、きらきらうえつなど…
  今はしゃあないから、宮崎～宮崎空港とか、新夕張～新得とかで、乗り得を楽しむしかないのですかね～
  
  >2007.12.13　小田原・黒磯・郡山・会津若松・宇都宮・大宮・上野・東京
  のお写真の中で「JR」って大きくレタリングされた車両あったじゃないですか、気になってとのっちさんの過去ログを調べたら、黒磯のEF65なんですね。
  「スーパーレインボー」みたいでかっこいいな～と思いましたが、とのっちさんご自身はレタリング系あんまお得意でないみたいですが、これはどう思いましたか？
  
  40シリーズはやはり一般形だと思う毛利慎太朗より。

  とのっちさん からの返信 2023/10/25 23:18:18

  RE: 鐵ネタキレキレ

  毛利慎太朗さま
  
  こんばんは。書きこみありがとうございます。ここにきて、東北の鉄道の奥深さに頭を抱えております（笑）。
  
  乗り放題に９５００円も投入しましたので、私なりに元本回収しようとは思うのですが、新幹線機織りはつまんないので、こうして採算度外視で在来線ばかり乗っているダメダメ日程です。快速なら誰も何も文句を言わないのですが、猫も杓子も特急特急なので一抹の不安は感じても株主ではないので、聞き流していただいてけっこうです。
  
  私は特急運用では乗ったことがないので、あのふかふかボックスも料金相応で満足でした。私も臨時や代走で２度乗っただけで、あとは７１５系と４１９系、そして「きたぐに」の方がたくさん乗っています。★★といえば電車三段寝台でしょうが、私は座席利用しかありません。昨今では一般形の遜色特急が★★を名乗って困ったものです。
  
  “乗り得列車”は研究対象なのですが、いかんせんうちの島の椅子が固くて少なくて（笑）、８１１系８両編成の非リニューアル車が区間快速に入るだけで“乗り得”ですよ。そうですね、せっかく宮崎にいらっしゃるなら「レッドエクスプレス」の椅子を流用した「サンシャイン」から７８７系で宗太郎越え、そのまま八幡浜に渡ってキハ１８５系３１００番代で松山を目指されるといかがでしょう。
  
  ＪＲ貨物の試験塗装（？）は…どうでしょうか。小さい頃は真っ赤な機関車一辺倒で、たま〜に青が来ると嬉しく感じていました。ついうっかり１５０分の１の平成１桁鹿児島本線シリーズに加えてしまいまして、転写めんどくせぇ（←そっちのレタリング嫌い）と思いながらＪＲマークを入れたカニやオハネフを牽いて遊んでいます。生まれてすぐにＪＲになっちゃったから、でかでかとＪＲマークがレタリングされている方が慣れてるんです。
  
  ４で始まる気動車はいよいよ少なくなってきましたね。うちの島は稼ぎ頭だから安泰だとは思いますが、ご期待に添わない流行りのカフェのようになってしまっているのが現状です。ぜひまともな鈍行に乗りに九州にいらっしゃってください。スパルタ行程でご案内いたします。
  
  とのっち