松戸で自然と歴史に触れた半日

2023/06/08 - 2023/06/08

車で松戸市にある金ヶ作公園にまず行きました。ゲートボールの試合が行われているスポーツと林の公園でした。次に21世紀の森と広場へ行きました。東駐車場を利用して、公園内と周辺を散策しました。駐車場前の森のホール21を見てから、松戸市立博物館を見学しました。松戸に遺跡があることや昭和時代までの松戸の歴史を知りました。広々とした芝生のきれいな広場や竪穴住居を連想させる遊具など子どもがのびのび遊べる公園です。湧水の千駄堀池や水田を見ながら南口から出ました。そばにある安蒜家長屋門、10分ほど歩いた土屋家長屋門などを見てから再び南口から21世紀の森と広場に戻りました。迷いながら松戸市立博物館そばにある復元竪穴住居に着き、スタッフから詳しい説明を受けました。駐車場を出て、近くの天真寺に寄って帰りました。緑の多い松戸を体感した半日でした。

エリア 松戸(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

281号線から常盤平駅まで高いケヤキ並木の常盤平けやき通りに入りました。緑のトンネルの不思議な風景にわくわくしました。ケヤキの茂った葉が通りの両側の建物を目隠ししているような印象を受けました。

常盤平けやき通り 自然・景勝地

常盤平支所交差点を東へ曲がったところにある金ヶ作公園に来ました。高い木々が多く、ツツジが咲いていました。

金ヶ作公園 公園・植物園

訪れた平日9時過ぎ、テニスコートでテニスをする人や、グランドで野球をしている人たちや、ゲートボールの試合をしている人たちがいてにぎやかでした。

金ヶ作公園 公園・植物園

幼児用遊具がある児童遊園やきれいに塗られたジャングルジムとすべり台がある草地などがあります。散歩をしている人もいました。緑の多い広いスポーツ公園です。

金ヶ作公園 公園・植物園

21世紀の森と広場の東駐車場に停めました。駐車場の向かいにある森のホール21です。広々としていて明るく開放的なエントランスは、コンサートや演劇を観賞するのを楽しみに感じられる雰囲気です。著名な歌手や俳優が多く利用する施設であることを知りました。

森のホール21 名所・史跡

森のホール21から松戸市立博物館へ向かいました。道路の下にある地下通路を通りました。

21世紀の森と広場 公園・植物園

松戸市立博物館は松戸市内で発見された遺跡出土品を中心として、旧石器時代から昭和時代までの人の歩みを展示物を見ながら学べます。ドラマでしか知らなかった虚無僧について展示している一月寺の展示や、名産品二十世紀梨についての展示に興味を持ちました。

松戸市立博物館 美術館・博物館

ここは無料の展示室です。クロノロジーについての展示で難しかったですが、土器の研究を知りました。

松戸市立博物館 美術館・博物館

獅子頭６体が展示されています。松戸市立博物館の2階にある主題展示の一つです。9時半から15分毎に三匹獅子舞のビデオが上映されていました。少し画像が荒く見にくかったですが、獅子舞の様子を知ることができました。スクリーンの両側に3体ずつ獅子頭が展示されています。どれも鼻の穴が大きく、３体のうちの２体は長い角を持っています。立派な獅子頭を近くで見ることができます。

松戸の三匹の獅子舞 祭り・イベント

再び地下通路を通り、21世紀の森と広場を散策しました。かつて樹林や谷があった地を開拓して造られた、緑豊かな自然が多く残る広大な公園です。ゴルフ場のフェアウェイを思わせる広々とした芝生広場は気持ちいいです。

21世紀の森と広場 公園・植物園

竪穴式住居を連想させる遊具やローラースライダーが設置された遊具広場があります。

21世紀の森と広場 公園・植物園

21世紀の森と広場内を縦断している長く美しい広場の橋です。橋と言っても川が流れているわけではありません。橋の上からは広々とした公園を眺めることができます。橋の下は日除けスペースがあり、いすやテーブルが置かれ休憩できる工夫がされていました。公園を訪れた際の休憩におすすめの場所です。千駄堀池のそばです。

森の橋 広場の橋 名所・史跡

1日1000トンの水が湧く大きな千駄堀池のそばにパークセンターが建っています。池の奥に自然観察舎があります。

21世紀の森と広場 公園・植物園

パークセンターに21世紀の森と広場の案内図や松戸観光の資料があります。ここは自然に関する本が閲覧できるスペースです。クーラーの効いた休憩スペースもありました。休んでいる人たちがいました。

21世紀の森と広場 公園・植物園

千駄堀池から南口へ向かう途中にみどりの里があります。苗を植えた水田があります。

21世紀の森と広場 公園・植物園

21世紀の森と広場公園南口から70mほどのところに安蒜家長屋門があります。1840年ごろに建てられた桁行15mほどの大きな長屋門です。白壁、木造、瓦屋根の堂々とした門で、牧士を勤めていた方の建物だそうです。門の中には赤い瓦の大きな建物が建っていますが、御子孫の方が住んでいるとのことで内部は見学できませんでした。200年近く前の門を保存するだけでも大変だろうと思いました。

安蒜家長屋門 名所・史跡

21世紀の森と広場の南口前の坂道を進みました。

坂を上って10分ほどのところに元禄まつど村があります。千駄堀民俗資料館という名称で、江戸時代から昭和の中頃まで使用されていた農具や生活用品が展示されています。

元禄まつど村 名所・史跡

近くの幼稚園のそばに土屋家長屋門があります。桁行15mほどの門です。なまこ壁、木造、瓦屋根で、1894年以前に建てられたそうです。門の中にもなまこ壁の建物があり、庭には芝生が敷き詰められていました。現在も御子孫の方が住んでいるということで、外観のみの見学です。

土屋家長屋門 名所・史跡

21世紀の森と広場の南口に戻ってきました。案内図を見ながら松戸市立博物館を目指しましたが、迷ってしまいました。やっと縄文の森に来ました。３棟の復元した竪穴住居が移築されています。

21世紀の森と広場 公園・植物園

1棟は内部を見ることができ、スタッフが説明をしてくれました。松戸に貝塚が多く残っていたこと、遺跡から多くの竪穴住居が発見されたことなどを知りました。

21世紀の森と広場 公園・植物園

21世紀の森と広場の駐車場を出ました。千葉西総合病院向かいに建つ浄土真宗寺院天真寺に来ました。1971年に島根県の浄圓寺が都市部での伝道のため現在の地に建立しました。手入れされた芝生の庭があります。

天真寺 寺・神社・教会

本堂入口に立つ可愛いお坊さん石像や石造りのトトロやくまモンなどが出迎えてくれます。毎週日曜日朝に行われる誰でも参加できる礼拝や月一回の法話会が特徴です。檀家だけではなく一般に開かれた寺の印象です。

天真寺 寺・神社・教会