ヨーロッパ欠乏のためハウステンボスへ3．3日目

2022/12/20 - 2022/12/20

ハウステンボスを楽しんだ翌日、この旅最終日、フライトの時間まで長崎市内観光です。母が行きたかった永井記念館、私が見たかった建築物をメインにプランを組みました。

当初は到着日に長崎市内観光をするつもりでしたが、雪が降っていたため最終日に変更しました。この日はお天気もよく、坂が多い長崎も快適に観光できたので変更して良かったです。

12月18日（日）sky141 神戸空港9:40－長崎空港10:55　ハウステンボス泊
12月19日（月）終日ハウステンボス　ハウステンボス泊
★12月20日（火）長崎市内観光　sky148 長崎空港17:20－神戸空港18:25

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス スカイマーク 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ハウステンボスオフィシャル5ホテル専用の空港行きバスは、先客1人、私とおなじホテルからもう1組、計5人だけで空港まで。

1時間ほどで長崎空港に到着。

ホテルデンハーグ 宿・ホテル

スカイマークのチェックインカウンターで聞いてみたけどやっぱりこの時は午前中の便しか対応してないとのことだったのでコインロッカーへ。（口コミなんかを見るとJALやANAは夕方の便の荷物を他の便のチェックイン手続き時でも預かってくれるという噂もありました）

空港から浦上地区も経由するバスに乗りました。長崎市内直通のバスは利用者が多いようですが浦上地区経由する便は少ないのか、最初乗客は私たちだけ。高速に乗る前の新大村駅で一人乗ってこられましたがこちらもほぼ貸切のような状況でした。

長崎空港 空港

約40分乗車し、大橋というバス停で下車。徒歩で目的地へ向かいます。ちょっと坂道。長崎も神戸も港町で坂が多い、似ているかもしれません。

永井隆記念館に到着
永井氏は松江のご出身、実は母が幼い頃永井氏の親戚の方と面識があったようで、そのためここに来たかったとのこと。

如己堂 永井隆記念館 美術館・博物館

まずは観覧料100円を払い中の展示を見せていただきました。

ヘレン･ケラー女子も永井氏のもとを訪れていたんですね。

他にも、原爆当時の記載は特に胸を打つものがありました。

その後、隣接する如己堂も拝見。
永井隆博士の病室兼書斎だった場所。

カトリック信者だった永井博士、マリア像も置かれていました。

永井隆記念館から捜し物をしながら歩いていたら浦上天主堂近くまで来たので、浦上天主堂も見て行くことにしました。

浦上天主堂 寺・神社・教会

ヨハネパウロ2世像。
ヨハネパウロ2世が長崎に来られた当時、私は小学生でした。キリスト教系の学校に通っていたのですごく覚えています。学校の先生で浦上天主堂のミサに参加された先生もいました。

これは･･･おそらく原爆でこうなったんですよね･･･。

天主堂内部は写真撮影禁止だったので写真はありませんが、厳かな雰囲気でいろいろ考えさせられる時間でした。

その後、平和公園停留場から路面電車に乗車

旅先の土地勘無い所、バスより路面電車の方が安心感があります。線路があるところしか行かないし、行き過ぎても線路沿いに戻ってきたらいいし。
運賃は全国交通系ICカードが利用可能、ICOCAも使えました。

大波止駅で下車し

長崎電気軌道/長崎の路面電車 乗り物

素敵な建物：県庁旧第3別館（旧長崎警察署）の前を通り過ぎ

向かったのはランチのお店
長崎でのランチはなに食べよう？　いろいろ検討し、
一二三亭 のおじやと最後まで迷った

隠れ居坂屋 魚たつ　10食限定握り15貫セット　なんと￥770
ランチどこにしようかなと検索していた時に、この15貫が横並びになった写真をみて心をわしづかみにされてしまいました。
営業が11:30～、開店同時に売り切れるんじゃないかと心配してましたが11:45頃到着でもありつけました。

隠れ居坂屋 魚たつ グルメ・レストラン

ランチ後、大波止駅からまた路面電車に乗り新地中華街駅で乗換、終点の石橋駅まで乗り次の目的地へ。
交通系ＩＣカード利用で新地中華街、市役所、長崎駅前、西浜町で乗換えた場合、２回目の運賃が無料になる乗換割引が適用されました。

向かった先はこの坂の途中
結構な角度の坂でビックリ

オランダ坂にある東山手洋風住宅群
この左側の細い路地を入ってみました。

東山手洋風住宅群 名所・史跡

左眼下に孔子廟が見えていました。

孔子廟 中国歴代博物館 美術館・博物館

右手に淡いブルーの建物が2段に7棟建っています。
似たような建物が続きます。

特徴としては、内外とも意匠・仕上げが質素であり、擬洋風的、らしいのですが

この建物の欄間のようなところの装飾は綺麗

坂の上の方の段に行ってみました。こちらは街並み保存センターもあり、この辺りで以前ドラマや映画の撮影をされていた様子のパネルなんかが展示されていました。

東山手地区町並み保存センター 名所・史跡

上の段の一番オランダ坂に近い建物は東山手「地球館」cafe slow

さっきランチしたばかりだったので寄りませんでしたが、国際交流の場としても利用されるようで、この日はベトナムとポルトガルの国旗が出てたのでベトナム料理やポルトガル料理が食べられたのかも？

東山手 地球館 グルメ・レストラン

そして、次の目的地はグラバースカイロード
斜行エレベーター、珍しくて乗ってみたかったんです。市民の足として利用されているので無料。
私が乗った時も他は多分地元の方数名。
結構な角度の斜面をエレベーターが上がって行き、ケーブルカーに乗ってるような感覚でした。

グラバースカイロード 乗り物

一番上の階は５階、途中階で降りたらあの半円形の歩道橋みたいなところに出られたのかな

ここでも絶景ですが

さらに！数歩進んだところにある垂直エレベーターへ！

海と空の青が綺麗な景色が見えました。

垂直エレベーターを降りたらすぐにあるのは長崎を代表するグラバー園の第2ゲート

ですが母も私も来た事あるし、入ってしまうとそれなりに時間かかりそうだし･･･ということで門のところで写真だけ撮って（苦笑）

グラバー園 名所・史跡

ゲラバー園敷地沿いのリンガー通りという細い坂道を下っていきました。
ところどころ、海が見えて綺麗でした。

グラバー園内の建物の裏側？（地図で確認したらどうも右の切れてる建物が旧スチイル記念学校、左正面の建物が旧オルト住宅）を眺めつつ坂道を下っていくと

なにやら人だかりが･･･　何か撮影してました

南山手十六番館　歴史資料館　という案内プレート付いてましたがやってなさそう。
コロナ禍だったためなのか？

南山手十六番館 美術館・博物館

グラバー園入口は向こうでここからが進入禁止となっていますが、それらしい綺麗な造形物

グラバー通り、ここまで降りてくると観光客の姿で賑わっていました

グラバー園の第１ゲートはこちら、国際あいさつ通りからグラバー通りに入ってすぐのところ

ほとんどの観光客がここからグラバー園に入るんだと思います。
ここで記念撮影する人も多く、人が入り込まない写真を撮るのに苦労しました。

そのすぐ隣が大浦天主堂　すごい逆光

大浦天主堂 寺・神社・教会

フルーツガーデン・アズタイム
ここにちょっと気になっていた物があります
みかんも気になりますが･･･

フルーツガーデン・アズタイム グルメ・レストラン

びわジュース\500
私が訪れた時は2022年の12月。他の人の口コミや投稿写真見てたら数ヶ月前まで\300だったようで、値上げ率に驚きながらも珍しいから飲んでみました。
昨今の物価高だともっと上がってるかも

土産物を物色しながらグラバー通りの坂を下っているとなにやら雰囲気の良い場所がありました。
最初お洒落なカフェかと思いましたが絵本美術館？

祈りの丘絵本美術館 美術館・博物館

祈りの丘絵本美術館
予習不足でここのことは全然チェックしておらず、時間が無かったので中には入りませんでしたが前庭と建物の外観だけ見せてもらいました。それだけでも素敵♪だったので中もきっと素敵だったと思います。

絵本好きな方もぜひ！

無事お土産も購入し、グラバー通りを下りきったところに私の次の目的地がありました。

旧香港上海銀行
HPには平成３（1991）年に市民の声を受けて老朽化していた建物の保存修理に着手、半解体修理・復元をが行われたことが書かれていました。声をあげてくださった長崎市民の方々、ありがとうございます。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

下田菊太郎　設計、明治37（1904）年竣工
ギリシャ神殿のような重厚な造りのファサード

2階3階はミュージアムになっていて入館料が必要です。
写真は1階、多目的ホール
趣のある照明器具や上部が丸くなった窓が素敵です！

銀行として使われていた建物のため、旧支店長室には歴史を感じさせる金庫がありました。その後の暖炉も素敵です♪

正面は装飾を豊かにし、側面はごくシンプルな造りであるファサード建築、ということですがこの写真からもそれがよくわかります。屋根の淵のデコボコ装飾が気になりますが。

ここから大浦海岸通駅から路面電車に乗りめがね橋駅で下車

こちらも長崎を代表する観光地、制服姿の修学旅行生？もいました。

眼鏡橋 名所・史跡

ちりんちりんアイスが名物、とガイドブックに書いてありましたが私が行った時は12月だからか？屋台が出てませんでした。どうも3月下旬～11月下旬の販売のようです。残念！

その後、観光通り、浜町アーケードなどを散策し、中央橋から空港行きバスに乗ったら既に乗客が一杯で補助席でした。

往路が長崎空港から浦上経由のバスで来ていたので、このバスは初めて。平日にこんなに混雑していることに驚き、そしてその後1箇所バス停に停まったあとすぐに高速道路にのり、空港まですごく早いことにさらに驚きました。

空港でなんやかんやしてたら搭乗時間まぎわで少し焦りました。
sky148 長崎空港17:20－神戸空港18:25
ほぼ定刻通りだったと思います。
そして搭乗率はほぼ100％、空席などなかったような気がします。やるなスカイマーク！

帰りのフライトは機長のアナウンスで「只今大分上空」とか、「ただいま右方向は愛媛県、左方向には広島が見えています。」というアナウンスが2～3回ありました。
他エアラインで富士山が見えたときはアナウンスがあったことはありましたが、こういう今どこかというアナウンスは今までで初めてです。座席にモニターが付いていない機材だったので、とてもいいと思いました。

飲食のサービスはキットカットのみ、ドリンクは有料。
スカイマーク、LCCだと思ってましたが厳密にはMCC（ミドル・コスト・キャリア）？預入荷物が1人様につき20kgまで無料だし、気に入りました。
神戸空港路線、これから使って行こう！