いよいよ南下！ 18番恩山寺から20番鶴林寺・道の駅かつうら･さくら祭り・中央橋潜水橋・スーパーホテル☆四国お遍路ドライブ2023年春⑤-2

2023/03/30 - 2023/03/30

四国八十八か所お遍路ドライブの5日目は、14番常楽寺から20番鶴林寺まで参拝しました。16番観音寺と17番井戸寺は前日に参拝したので、それを抜いた5寺になりました。
また、途中、眉山公園や阿波おどり会館、道の駅ひなの里かつうら･さくら祭り、中央橋潜水橋などに寄り道をしました。

【5日目前編】14番常楽寺→15番國分寺→眉山公園→天神社(姫宮神社)･阿波おどり会館→からくり時計
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11829665

本編は【5日目後編】いよいよ南下し始めます！
18番恩山寺→19番立江寺→道の駅ひなの里かつうら・さくら祭り→20番鶴林寺→中央橋潜水橋→スーパーホテル徳島･小松島
【表紙写真】中央橋潜水橋

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四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後なので時間的に自由なので、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回ることにしました。
今回は約半分にして1番札所から43番札所までを、観光を織り交ぜながら、2023年3月26日（日）～4月12日（水）の17泊18日で回りました。

【参考資料】
　『まっぷる 四国八十八か所 お遍路の旅』2021年 昭文社
　『四国八十八ヶ所霊場会HP』⇒ https://88shikokuhenro.jp/
【参考】Google画像検索（Googleレンズ）、Wikipedia

エリア 阿南・日和佐・海陽・那賀(徳島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【5日目】3月30日（木）後編　快晴・17℃
1番札所から17番までは、ざっくり言えば徳島県の東北部の東西の移動でしたが、このあとは小松島市、阿南市、そして高知県の室戸市へと南下します。
札所間の距離もかなり離れているところも多くなります。

11:30　18番札所 恩山寺（徳島県小松島市田野町）
高野山 真言宗、母養山 宝樹院。
駐車場から階段を上ります。

恩山寺 寺・神社・教会

弘法大師像横の階段をさらに上ります。

龍の手水舎

大師堂
大師自ら彫造した弘法大師像が、現在大師堂の本尊とされています。

ろうそくとお線香をあげます。それから納札とお賽銭を入れて、私はお経はあげずに『南無大師遍照金剛』を三唱します。

玉依御前（弘法大師の御母公）の御剃髪所
大師堂の手前に「大師御母公剃髪所」の石碑と小さなお堂が建っています。
大師作と伝えられる「御母公像」と母君の髪の毛が安置されているそうですが、見えませんでした。

千体地蔵立像

鐘楼
ひと突きして仏様にご挨拶します。

本堂
創建：729-749年（天平年間）
開基：行基菩薩
御本尊：薬師如来

ろうそくとお線香、それから納札とお賽銭、『南無大師遍照金剛』三唱。

地蔵堂
小ぶりで色彩豊かな釈迦の十大弟子像が立っています。

『納経印』300円
右：奉拝
中央：（梵字）（御本尊名）薬師如来
左：（山号）恩山寺

御影とカード

12:05　19番札所 立江寺（たつえじ）（徳島県小松島市立江町）
高野山 真言宗、橋池山 摩尼院。
「四国の総関所」として四国八十八ヶ所の根本道場といわれ、また「阿波の関所」ともいわれるそうです。

立江寺 宿・ホテル

「小坊主くん」じゃない！
徳島県警察オリジナルキャラクター「まなちゃん」「あっぷくん」っていうんだ！（2人とも女の子かと思ったら、右は男の子なんですね！）

ひと突きして、仏様にご挨拶。

毘沙門堂と多宝塔

本堂
創建：747年（天平19年）
開基：行基菩薩
御本尊：延命地蔵菩薩

ろうそくとお線香、それから納札とお賽銭、『南無大師遍照金剛』三唱。

寿老人
七福神の一神、息災延命、不老長寿をかなえてくださるそうです。

大師堂
ろうそくとお線香、それから納札とお賽銭、『南無大師遍照金剛』三唱。

大師堂の右に「肉付き鐘の緒の黒髪堂」という祠があるのを確認し忘れました。残念！
不義をしたお京という女がこの寺にお詣りして懺悔すると、お京の髪の毛が逆立って、鐘の緒に巻き上げられて残ったという伝説のお堂。

『納経印』300円
右：奉拝
中央：（梵字）（御本尊名）延命地蔵菩薩
左：（山号）立江寺

立江寺には定員200名の宿坊もあります。1泊2食付き7,000円。でも、予約時には満室だったので、泊まれませんでした。

12:35　酒井軒本舗（徳島県小松島市立江町）
門前の老舗和菓子店です。

酒井軒本舗 グルメ・レストラン

『たつえ餅』が名物だというので、迷わずこれにしました。
5個入り、500円。現金のみ。
餅米と黒米をよくついて出来た皮はピンク色で、とても柔らかい。
中のあんは薄皮を剥いた小豆で、白あんになっています。

薄くてやや小ぶりな大福餅のような感じですが、とにかく柔らかくて、とても上品で、美味しい。これは毎日でも食べたい！

時間に余裕があるので、翌日予定していた札所に向かいます。

次の20番札所 鶴林寺の手前の道の駅が賑わっています。

13:10　『勝浦さくら祭り』
勝浦町の生名谷川（いくなたにがわ）沿いでちょうどさくら祭りをやっていました。

生名谷川沿いの生名ロマン街道 桜並木が、約1㎞続いています。

キッチンカーや屋台がたくさん出ていました。

いいだこやホタテの串焼き、美味しそう！

屋形船が見えた！

舟下りもできるんだ！

水面に写る桜の花も楽しめて、気持ちよさそう。

喫茶オレンジ（徳島県勝浦郡勝浦町）
道の駅ひなの里かつうら内にあるレストランで、遅めの昼食をとることに。

喫茶オレンジ グルメ・レストラン

「喫茶」の名がついているけど、飲み物、ジェラート、各種ラーメン、カレーライス、各種定食もあって、立派な大衆食堂です。

『道の駅ランチ』（700円）限定25食。支払いは現金のみです。
エビフライ、コロッケ、パスタ、芋天、ナス天、ゆで卵、サラダ、小鉢3点、漬物、みそ汁、ご飯。
いろいろ乗っているのが大好きなので、大満足でした。

道の駅 ひなの里かつうら（徳島県勝浦郡勝浦町）
「かつうら」というと、千葉県の勝浦と、和歌山県の那智勝浦しか知りませんでした。徳島県にも「勝浦町」があるんですね。しかも、海岸沿いではなくて、内陸にあるのが意外！
勝浦みかん、すだち、ゆず、といった柑橘類が名産みたいです。

さぁ、次の札所に向かいます。

道の駅 ひなの里かつうら 道の駅

14:25　20番札所 鶴林寺（徳島県勝浦郡勝浦町）
高野山 真言宗、霊鷲山（りゅうじゅざん）宝珠院。
標高470ｍの鷲が尾の山頂にあるため、難所の札所の一つ。車でも途中の道は狭く、Ｓ字カーブが多い。

鶴林寺 寺・神社・教会

山門
仁王像ではなく鶴の木彫。右は阿形。
弘法大師が山で修行していたとき、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。この情景を見て大師は木で高さ90㎝の地蔵菩薩像を彫って、本尊としたそうです。

左は吽形。

本堂
創建：798年（延暦17年）
開基：弘法大師
本尊：地蔵菩薩（伝弘法大師作）

ろうそくとお線香、それから納札とお賽銭、『南無大師遍照金剛』三唱。

本堂の前にも、「狛犬」ではなく、阿形の鶴（ブロンズ像）。

左には吽形の鶴。

三重塔
江戸時代後期、1817年（文化14年）着工、1827年（文政10年）上棟。
徳島県下唯一の三重塔として1952年（昭和27年）県指定重要文化財。

大師堂でも、ろうそくとお線香、それから納札とお賽銭、『南無大師遍照金剛』三唱。

『納経印』300円
右：奉拝
中央：（梵字）（御本尊名）地蔵菩薩
左：（山号）鶴林寺

御影とカード

駐車場代は志納金制ということでしたが、実際は「道路整備費協力金」という名目で300円と決まっていました。でも、交通安全のステッカーをいただけました。

予約したホテルがある小松島市に戻る途中、大きな潜水橋を見つけました！　

15:20　中央橋潜水橋（徳島県阿南市深瀬町）
那賀川にかかる最も古い潜水橋で、深瀬町と加茂町を結んでいます。加茂谷（かもだに）潜水橋とも呼ばれる。

那賀川
徳島県内で最長の川で125km。「最も良好な水質」として清流四国一。

那賀川 自然・景勝地

「徐行　人はまん中を」
確かにそうです！　欄干のない長い橋なのに、途中で待避所がありません。

車が1台通ったら、人がすれ違うのも怖い!!

15:45　マルナカ 南小松島店（徳島県小松島市日開野町）
午前中に阿波踊り会館の店員さんに聞いた「『大野海苔 ぱりぱり120』はスーパーマーケットに置いてありますよ」のことばを手掛かりに、探してみます。

『大野海苔 ぱりぱり120』（598円＋税）やっと見つかりました！　
凄い!　カットのりが120枚入っていて、ジッパーで閉められるんだ！
自宅用に2個（1,291円）購入。

16:05　スーパーホテル徳島・小松島天然温泉（徳島県小松島市小松島町）
スーパーホテルは、どこも天然温泉の大浴場があるので楽しみです。
広い駐車場は大型スーパーと共用ですが、このスーパーでは徳島県地域クーポンが使えないのが残念。

予約サイト：じゃらん
1泊朝食付・部屋お任せプラン：7,000円
全国旅行支援（ワクチン接種証明提示）：－1,400円
差引請求額：5,600円　オンラインカード事前決済。
徳島地域クーポン：2,000円分（region Payに読込み）

スーパーホテル徳島 小松島天然温泉 宿・ホテル

808号室客室
Wifi、ユニットバス＆トイレ。温泉大浴場を利用したので、部屋のお風呂は使用せず。
鍵は渡されず、館内の施設は全てプリントされた暗証番号を入力する方式です。

部屋の窓からの景色。

天然温泉 金長の湯
源泉名：自然温泉 あらたえうずしおの湯

泉質：カルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉（高張性 中性 冷鉱泉）
泉温：21.4℃
Ph：6.89
その他：加水せず。加温・塩素系薬剤使用。
効能：筋肉痛・関節痛・軽い喘息または肺気腫・自律神経不安定症・切り傷

18:00-21:00　ウェルカム・バー
1階ラウンジで、アルコールの提供があります。

18種類くらいのアルコールと、10種類くらいのソフトドリンクがありました。
せっかくならば、この地域ならではのものを飲んでみたいな。　

1杯目は「すだち酒」をいただきました。軽いです。
少なめにして、いろいろ味を試したいな。
ちょとしたつまみがあると嬉しいなぁ。

2杯目は「すだち焼酎」。結構強い！
3杯目は「Pink Grapefruit Liqueur」。甘すぎた！
最後の4杯目はホットコーヒーをいただきました。

前日の朝出血した足の指のためにバンドエイドをもらえないかとフロントにお願いしたら「何枚必要ですか?」の回答。「4枚…」と言ったら気持ちよくいただけました。ありがとうございました <m(__)m>

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この続きは【6日目】3月31日（金）その1「ロープウェイに乗って21番太龍寺へ」
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11831186

この旅行記へのコメント （2）

• j3matuさん 2023/05/28 06:27:23

  コスパがいい！

  RON3さん、おはようございます。
  
  いつも訪問、いいねをありがとうございます。
  今回の旅行記も楽しく拝見させていただきました。
  
  特に鶴林寺の山門の鶴の阿吽像や狛鶴は初めて見たので、新鮮でした。素敵ですね。
  
  あと、コスパの良さにも驚かされました。
  喫茶オレンジの道の駅ランチ、あれだけ盛りだくさんで700円！ すごいですね。元がとれるのかと逆に心配になっちゃいそうな安さ。
  また、宿泊されたスーパーホテルも、私が泊まったことがある奈良のスーパーホテルと同じサービスで、全然安い気がします。
  
  潜水橋は安定の恐ろしさでした(笑) 正面から撮影した写真がありましたが、あの川に沈みこんで行くような感じが「うわ～っ」って感じでした。
  
  続きをまた楽しみにしていますね！
  
  j3matu
  
  

  RON3さん からの返信 2023/05/28 11:11:31

  Re: コスパがいい！

  j3matuさん、こんにちは (^o^)丿
  
  いつも訪問、投票＆コメントをありがとうございます　<m(__)m>
  
  今回のお遍路ドライブで回った札所で、鶴林寺の山門の鶴の阿吽像や狛鶴のような『変わり仁王門』『変わり狛犬』は初めてでした。鶴も阿形・吽形の口をしていたのには芸の細かさを感じましたね。
  
  『コスパの良さ』『合理性』『計画性』『理性的』
  これは私にいとって人生訓のようなものでして、人はケチという評価をなさる方もいらっしゃいますが、その通りだと思っていて、反論はしません。
  経済的、金銭的なコスパだけでなくて、時間や手間、手順、段取り、できるだけ無駄を省いて最大の効果を上げたいと思っています。
  j3matuさんも、旅行記を拝見していて、計画性と用意周到さとコスパの良さは天下一品ですよね V(＾o＾)V
  素晴らしいと思います！
  　　　　　RON3