小歩危･大歩危･祖谷のかずら橋･小便小僧☆四国お遍路ドライブ2023年春③-2

2023/03/28 - 2023/03/28

四国お遍路ドライブをしながら寄り道をしました。この日は「脇町･うだつの町並み」と「小歩危･大歩危･祖谷かずら橋･小便小僧」に行きました。
この日は、この旅行18日間で歩行数が4番目に多い日で、9,817歩、7.7kmでした。

【3日目前編】ビジネスホテル マツカ→脇町潜水橋→道の駅藍ランドうだつ→脇町･うだつの町並み→吉野川SA→池田ダム
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11827007

本編は【3日目後編】小歩危→大歩危→West River Station(徳島ラーメンにし利)→祖谷のかずら橋→小便小僧→祖谷渓温泉ホテル秘境の湯
【表紙写真】祖谷渓の小便小僧

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四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後なので時間的に自由なので、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回ることにしました。
今回は約半分にして1番札所から43番札所までを、観光を織り交ぜながら、2023年3月26日（日）～4月12日（水）の17泊18日で回りました。

【参考資料】
　『まっぷる 四国八十八か所 お遍路の旅』2021年 昭文社
　『四国八十八ヶ所霊場会HP』⇒ https://88shikokuhenro.jp/
【参考】Google画像検索（Googleレンズ）、Wikipedia

エリア 祖谷渓・かずら橋・大歩危(徳島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

【3日目】3月28日（火）後編
13:10　小歩危（徳島県三好市山城町）

高知県に水源があって徳島県を流れる四国最大の川、吉野川が作る美しい峡谷「大歩危（おおぼけ）・小歩危（こぼけ）」の下流側にあるのが小歩危で、上流側が大歩危。

ざっくり言うと、小歩危は、大歩危ほど岩が大きくないのと、川の流れが穏やかなような気がします。

13:17　大歩危
V字型の峡谷を流れる吉野川は、上流に行くほど川幅が狭く、流れが速くなっています。

大歩危 小歩危 自然・景勝地

JR土讃線が吉野川を何度か横切ります。
列車からの景色もさぞ良いことだろうなぁ！

JR土讃線 乗り物

13:23　West - West（徳島県三好市山城町）快晴・19℃

アウトドア用品店モンベルや、コンビニのローソンの他に、飲食店があります。

West - West 専門店

小歩危を見晴らす有料の展望台（100円）もあります。

徳島ラーメン にし利

徳島ラーメンの人気店で修行した本格徳島ラーメン店で、遅めの昼食にします。

徳島ラーメン にし利 グルメ・レストラン

大歩危峡の雄大な環境の中でいただくラーメンに期待します。

『煮玉子チャーシューラーメン』（990円）
トンコツ醤油系スープは出汁がよく効いていてコクと旨味があって、中細ストレート麺は食べ応えがあります。
ホロホロのチャーシューがいっぱいのっています。
煮玉子も上手な半熟で、味が染み込んでいて絶妙です。
もやしは少ないですが、シャキシャキの食感を楽しめます。
ひとつひとつが丁寧に調理されたのが伝わってきました。

「大股で歩くと危険」が「大歩危」の地名由来とされているけど、本来「歩危(ほき、ほけ)」は山腹や渓流に臨んだ断崖を意味する古語だそうです。
「崩壊（ほけ）」とも書いて、奇岩や怪石の多い土地のことらしい。

吉野川が作る美しい峡谷「大歩危・小歩危」の「大歩危」。小歩危よりも、大きな岩があって、狭い峡谷があるため流れが急流の場所が多い。

14:00　大歩危峡観光遊覧船（徳島県三好市山城町）

大歩危峡観光遊覧船 乗り物

往復約30分間、1500円。

たくさんの鯉のぼりが泳いでいます♪

大歩危峡まんなか

遊覧船切符売り場・乗り場、レストラン、売店があります。
また、日帰り入浴施設とホテルもあるようです。

レストラン 大歩危峡まんなか グルメ・レストラン

お土産に鮎も良いなぁ。

「焼芋アイスクリーム」ってどうなの？

「焼芋アイスクリーム」を食べてみました。
鳴門金時のほのかな風味と甘さがありました。お芋が主張しすぎていなくて、美味しかったです。

ところどころに展望台があって、景色を楽しむことが出来ます。

14:32　道の駅 大歩危（徳島県三好市山城町）

観光案内資料、売店、ジビエバーガーがあるカフェもあります。
地元に残る妖怪伝承を題材にした妖怪屋敷と石の博物館もあります。

道の駅 大歩危 道の駅

展望台があって、景色を楽しむことが出来ます。

15:25　祖谷のかずら橋（徳島県三好市西祖谷）国指定民俗重要文化財

駐車場は、近隣の無人駐車場で、400円をポストに入れました。

祖谷のかずら橋 名所・史跡

チケット購入
550円、PayPay払い可能。

平家一族が逃げてきて、追手が来たら、かずらを切って橋を渡れなくするためにこういう橋を作ったらしい。

シラクチカズラで作られて、長さ45m、幅2m、水面上14m、重さ6トン。

足もとを見ると、かなり隙間があいています。
歩くとミシミシ鳴ります。

3年毎に架替えが行われている。

橋から上流を見ると秘境の名にふさわしい光景です。

15:50　ひの字渓谷（徳島県三好市西祖谷）

祖谷渓はミシュラングリーンガイドに選ばれた祖谷街道から、眺めることが出来ます。
中でも、ひの字渓谷は祖谷渓の名所の一つで、ひらがなの「ひ」の字のように、急な蛇行をしています。

ひの字渓谷 自然・景勝地

16:07　祖谷渓 小便小僧（徳島県三好市西祖谷）
祖谷街道は道が細い上に、バスも通るので緊張しました。
しかも駐車場はなく、端に寄せただけ。運良く他の車が来なくて良かった！

小便小僧 名所・史跡

これを設置した人、怖くなかったのかな?　
見ているだけで、股間がきゅっとしてしまいます。

祖谷渓（徳島県三好市西祖谷）

剣山に水源を持つ祖谷川が作った断崖絶壁で、狭いV字形の峡谷が続きます。
200ｍの断崖絶壁から小便小僧の像が見下ろしています。

祖谷渓 紅葉

16:30　祖谷渓温泉 ホテル秘境の湯（徳島県三好市西祖谷）

予約サイト：楽天トラベル
1泊2食：17,600円+入湯税150円＝17,750円
全国旅行支援（ワクチン接種証明提示）：－3,000円
合計：14,750円　チェックアウト時、クレジットカード払い
徳島地域クーポン：2,000円分（region Payに読込み）

祖谷渓温泉　ホテル秘境の湯 宿・ホテル

フロントのチェックインを待つ間、ウェルカムドリンクをいただけました。
『アップルスパークリング（アルコール）』と『ゆずジュース』

フロントで呼ばれるまで、ロビーで『アップルスパークリング』を飲みながら、気持ち良く待てました ｖ(*^_^*)♪

客室402号室
ユニットバスと洗浄機能付きトイレ

残念だったのは、部屋でのWifiの電波が弱くて、著しく遅かった!

お茶うけは抹茶チョコレート

部屋の窓からの風景。ピンク色はヤマザクラかな。

温泉に入ります！
四国で初めての温泉、徳島で初めての温泉です (^_^)v

祖谷渓温泉
泉質：ナトリウムｰ炭酸水素塩冷鉱泉
　源泉が9.8℃なので「温泉」とは言わず「鉱泉」と言います。
Ph：9.0
　アルカリ性なので、古い角質を取り除いて肌がツルツルになります。
主な適応症：関節リウマチ、腰痛、打撲、軽い喘息・肺気腫、切り傷、皮膚乾燥症など。
その他：加温、循環ろ過、塩素系薬剤使用。

露天風呂はやはり気持ちが良い。

各テーブルに囲炉裏の「自在鉤（じざいかぎ）」があって、良い雰囲気。囲炉裏自体は使いませんでしたが。

19:15　夕食『料亭菊乃井 堀知佐子監修(4つの※印) 千年の饗膳会席』
食前酒(右下)：県木山桃ワイン
先付(左上)：胡麻豆腐
酒菜(右上)：山菜の祖谷豆腐和え(※)
造り(中央)：モロコ博多盛り
香の物(左下)：盛り合わせ

「祖谷豆腐」「モロコ」「祖谷こんにゃく」「鳴門ワカメ」などは、地元の食材。

「すだちビール」（660円）
すだちの香りはほのかですが、爽やかで美味しいです。

鍋物：お美姫（みき）鍋（金時豚・白菜・岩豆腐・そば米・大根おろし）
「お鍋を食べて美しくなろう！」がコンセプトのご当地創作お鍋。
地元三好市の地酒と味噌・醤油を使っていて、アルコール分はしっかりととばしてあります。

焼物：鹿のロースト そば米のリゾット添え(※)
　祖谷のかずら橋といい、この地方は平家の影響を受けていて、「ジビエ料理」もその1つ。鹿肉は臭みは全くなく、牛のモモ肉のようで、美味しかったです。
　

蒸し物：鯛おこわ蒸し（鯛・麩・ここみ・わさび）
　鯛は美味しいし、他の具材も味が浸みて美味しかった。

揚物：岩豆腐・こんにゃく・鳴門金時・蓮根・パプリカ・青唐(※)
　豆腐やこんにゃくの天ぷらは初めてで、斬新です！　食感が良い！

強肴（しいざかな）：でこまわし（岩豆腐・祖谷蒟蒻・じゃが芋）(※)
　食材も含めた郷土料理。
ごうしいも（じゃが芋）･豆腐・蒟蒻を竹串に刺して味噌だれをつけて炭火で焼いた田楽。焼く様子が「でこ（人形）」に似ていることからこの名が付いたらしい。

御飯：ちりめん御飯
食べるタイミングを聞いてくれて、確認してから火をつけてくれました。

甘味の他にも、留椀に祖谷名物の祖谷そば（殻ごと挽くので香りが強く、関東で言う田舎そば）もありました。
とても満足しました。ごちそうさまでした。

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この続きは【4日目】3月29日（水）前編「奥祖谷･栗寄取水ダム･木村家住宅･落合集落」
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11829051

この旅行記へのコメント （2）

• j3matuさん 2023/05/17 20:30:06

  小便小僧がすごいところに…

  RON3さん、こんばんは。
  
  いつも旅行記を読んでくださり、ありがとうございます。
  
  RON3さんは今回も相変わらず冒険していますね！
  かずら橋、写真を見ているだけで怖かったです！ あんなに人が乗って、大丈夫なんでしょうか？ 揺れないんですか？ 足元がスカスカすぎて、渡れる気がしません…。
  あと、小便小僧がすごいところにいますね！ …というか、撮影しているRON3さんもすごいところにいませんか？あの角度で撮影するためには結構近いところにいかないとですよね？
  私は山登りしているわりには高いところがダメだったり、ビビりだったりするので、毎度RON3さんの度胸には驚かされてしまいます。
  
  j3matu

  RON3さん からの返信 2023/05/17 21:05:53

  Re: 小便小僧がすごいところに…

  j3matuさん、こんばんは　(^_^)v
  
  いつも訪問、投票＆コメントをありがとうございます　m(_ _)m
  四国は初めてでしたが、改めて徳島県は、見所は多くはなくて、祖谷峡くらいしか思い浮かばず、それだけに楽しみにして行きました。
  祖谷でも、かずら橋と小便小僧くらいしか知らなくて、「どこが見所なんだろう?」などと手探りでドライブしていました。
  かずら橋は、実際には太いかずら（ツタの一種）や丸太が使われていて、しっかりしていましたが、隙間があるのが怖かったですね。
  小便小僧は、ホントに「あそこに建てた人は、どうやって崖のギリギリに据え付けることが出来たんだろう?」と、不思議でしたね。今、あの写真を見ても自分で怖くなります。ま、行ったからには、小便小僧だけ撮ってもあの峡谷の深さは伝わらないだろうなと、あのアングルに挑戦しました。
  j3matuさんの登山と強行軍への挑戦は、私から見ると、私よりも「冒険」「挑戦」が上を行っている気がしますよ　＼(^o^)／ｵﾃｱｹﾞﾃﾞｽ
  RON3