憧れのシルクロード、ウズベキスタンひとり旅 Day6

2023/09/04 - 2023/09/04

9泊11日でウズベキスタンに行ってきました。
24歳女子ひとり旅です。

8月30日：関空 ⇒ 仁川 ⇒ タシケント
8月31日：タシケント ⇒ ウルゲンチ ⇒ ヒヴァ
9月 1日 ：ヒヴァ
9月 2日 ：ヒヴァ ⇒ ブハラ
9月 3日 ：ブハラ
9月 4日 ：ブハラ
9月 5日 ：ブハラ ⇒ サマルカンド
9月 6日 ：サマルカンド
9月 7日 ：サマルカンド
9月 8日 ：サマルカンド ⇒ タシケント
9月8～9日：タシケント ⇒ 仁川 ⇒ 関空


載せている写真は全て私がスマホで撮ったものです。

エリア ブハラ(ウズベキスタン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここで朝食を頂きます。あふれる異国情緒。

Komil Boutique Hotel の朝食

ビュッフェの種類も豊富です。

窓際の席に座って 窓の外を眺めつつ、部屋の中の装飾やインテリアも鑑賞しながら 優雅な朝食タイムを楽しみました。

部屋の中ではなく 青空の下で食べている方もいます。

Yandex を待っている時の視界

Y字路になっていて分かりやすいので、よくこの地点でYandexを呼び出していました。

カラーンモスク (Kalyan Mosque)

てっぺんにイスラム教の象徴たる三日月が。

ファミマと見間違えると評判のウズベキスタン国旗が 風に たなびいています。

扉の向こうに、ミル アラブ メドレセ ( Mir-i-Arab Madrasa) が鎮座しています。

昨日は曇っていましたが 今日は晴れて良かったです。抜けるような青空に感謝です。

ドームの美しさは、こうして オアシス都市の雲ひとつない青空によって完成されるんですね。

うーん、逆光。

空とドームが その青さを競い合っているのを見て、思わず感嘆の溜め息が漏れました。

こうしてアーチを利用して縁取るアングルで撮ると良い感じになると気づいてからというもの、同じような写真ばかり量産していました。馬鹿の一つ覚えとは このことです。

なお、ここで写真を撮っていると5千スム取られました。カラーンモスクの入場料ですかね。

ヒヴァでもそうだったのですが、ちょっと気になって 商品を見つめたり手にとったりすると 店の人がすぐさま飛んできて、ああだこうだとグイグイ営業してきます。(そして一旦捕まってしまうと長い。) 目の前の客を逃してなるものか、という気概が伝わってきます。

ゆっくり見たいから ほっといて～！というのが本音ですが、郷に入っては郷に従うしかありません。立ち止まることなくゆっくり歩いて店の前を通過しながら、一瞬一瞬、目を凝らして店頭の商品を見ていました。

コウノトリ(人工)

ウルグベク メドレセ ( Ulug'bek madrasa )

ウルグベク メドレセの中に入ろうとすると スザニ売りのおばちゃんに捕まり、メドレセ内の店に連行･･･いや、案内されました。もともとブハラでスザニを買うつもりだったし見ておくか、と思い ついていったのです。

しかし、スザニを売りつけようとする営業の仕方が 癇に障る程しつこく、内心「あー もうマダムマダムうるせ～～！こっちのペースで見させろ～～！」と思いました。顔には出しませんが。
お客さんにゆっくり商品を見てもらい 何か質問を受けたらそれに答える、くらいのスタイルのほうが、こうやって しつこく押し売りするよりも、結果的によく売れるのでは･･･？と思いますが。でも それはあくまで日本的な発想なのでしょうね。ここでは客にグイグイ売りつけるのがスタンダードです。
もうここを出ます、と何度説明しても埒があかないので、半ば逃げるようにして外へ出ました。

アブドゥールアジス ハン メドレセ (Abdulaziz Khan Madrassah)

クカルドシュ メドレセ ( Kukaldosh Madrasah )

ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ (Nadir Divon Begi Madrasasi)

偶像崇拝が禁じられているイスラム教では珍しく、鳳凰や人面が描かれています。

ラビ ハウズ (Lyabi Khauz)

鳥 (本物) が たむろしています。

鳥 (人工)

Nodir Devonbegi Tekke

もう一度 ウルグベク メドレセに行くと、今回は昼間とは別のスザニ商人に声をかけられ、その人の領地でスザニを漁りながら選んでいました。すると、今日の昼間のおばちゃんが出てきて、その人と大声で喧嘩を始めるのです。脅しつけるような言い方をするので びっくりしました。現地語なので聞き取れませんが、言っている内容は想像に難くありません。「そいつは私の客だ。私の客を勝手に取るな。お前の店で買わせるんじゃないぞ。」的なことを言ってるんでしょう。知らんがな。お客は好きなところで好きなときに好きなものを買えばいいんです。


その後、また別の部屋に案内されたわけですが、自分の好みに合うスザニを探している最中だというのに この人もまたずっと私につきまとってマダムマダムうるさく、まともにゆっくり選ぶことができません。
他のお客さんが来て その対応のために私の側からスッと離れた一瞬の隙をついて、店の外へ脱出しました。


結局、ファーストインプレッションで「かわいい」と思っていた小さめのスザニを買いました。ブハラ王道のザクロ柄です。いくら耳元でああだこうだと商人に営業されても、やっぱり自分の直感が大事です。

レストラン Ayban で夕食を食べています。

そもそもボルシチを食べるつもりで ここに来たのに、席に座りメニューを開いた瞬間そのことをすっかり忘れていました。

日が暮れて急に暗くなり、何の料理を食べているのか よく分からない感じになっていますが、サーモンのクリームソースです。


今日のこの夕食が 今回のウズベキスタン旅行での最後の外食になるとは、このとき、知る由もありませんでした。

ラビハウズ付近の道端に いきなり。
体重計にのるために1000スム払う人いるんですか。

今夜の宿 Boutique Hotel Minzifa は、旧メドレセを改装したホテルですので、メドレセの一室に泊まれます。

昨夜泊まっていたホテルから徒歩2分もかからない場所にあります。

私の部屋はここです。

ライトアップを見にきました。

写真だとなんだかケバい青紫に見えますが、肉眼ではもっと妖しいミステリアスな色なんです･･･。

えっ

ミナレット以外のライトアップが急に消えました。

私が来てまだ10分くらいしか経っていないんですけどね。少しの間だけでも見ることができてラッキーでした。

写真の撮影時刻を確認すると、21:21ではまだライトアップされています。ライトアップが消えてすぐに撮った写真が21:24でした。キリのいい時間に消えるわけではないようです。

担当者が間違えて消してしまっただけかも？と思い、しばし様子見。

ライトアップないほうが案外、“ 夜の正しき姿 ”って感じで良いかもしれません。

ねこ

ライトアップが消えると、観光客が分かりやすく一気に減りました。

漆黒の夜空を背景に青いドームが映えて良い感じですが、これはiPhoneのナイトモードのなせる業です。肉眼ではこんなにハッキリと青く見えません。

ライトアップが消えて30分以上経ちました。復活しそうな気配がないため 宿に帰ります。

明日ブハラを発つ列車の発車時刻が15時台なので、それまで暇です。できることなら、ヒヴァで時間が足りないと嘆いていた時の自分に この余裕を分けてあげたいです。



身体は今 ブハラにいて、明日サマルカンドへ向かおうとしていますが、
どうやら 私の魂は まだヒヴァにいるような気がします。




《 Day 7 へ続く 》