2023 3月 九州一周 18きっぷの旅(７)

2023/03/29 - 2023/03/29

2023年3月26日(日)～4月1日(土)＋2日(日)
宿泊地：①博多 ②佐世保 ③鹿児島 ④延岡 ⑤熊本 ⑥下関 ⑦新見。
●第4日 3/29(水) その１　日本最南端駅を経て枕崎、折り返して指宿下車の後谷山駅まで。
●鹿児島中央ー山川ー枕崎ー指宿ー谷山ー。

青春18きっぷで鉄道旅、今春のメインは九州一周。桜満開春爛漫の九州各地をまわってきました。先日友人と会うために山口へ行ってきたばかりですが、そもそもこっちが先計画。18きっぷ1枚では収まらなかった大プランです。

エリア 指宿(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

2023年3月29日(水) 第4日目　鹿児島市からスタート。
毎度の未明出発。１Ｆがファミリーレストランになってる「グッドイン鹿児島」再訪の折はリピしたいと思います。

昨夕はすごい人だった改札口。

ローカルな路線の接続は、どこへ行ってもだいたい端っこのホーム。

04:48発の山川行。４時台発はさすがに久しぶり。「NANOHANA」のロゴ入りのきれいな気動車でした。

運転台まわり。ずっと真っ暗だったので残念でした。でもこれに乗らないと指宿枕崎線でずいぶん時間を費やし、この日のうちに延岡にたどり着けないのです。

この区間の車窓は、戻りの時に期待です。

「薩摩今泉駅」列車交換でしばし停車。

もう指宿市。幕末の篤姫さまゆかりの町ですね。

06:02、山川駅着。指宿からひとつ向こうの駅。ここで乗り継ぎ。９分しかないですが、ダッシュで駅舎に。

駅舎内の様子。

駅舎。ほう、日本最南端の「有人駅」ですと。知らなかった。駅員さんお疲れ様です。

06:11発の枕崎行。次はこれ。

黄色いのは鹿児島へ折り返しです。朝の通勤通学客を鹿児島市へ運ぶのでしょう。

車内の様子。旅行客ふうの人ばかりです。

運転台まわり。小さな貫通扉の窓だけがたより(笑)

キハ140とは？ 調べると、キハ40をＪＲ九州が改良したものみたいです。

どこをどう改良(改造？)したのかな。見た目は国鉄時代のままのオールドスタイル。

「開聞岳」参上！！　名峰ですよねぇ。

奇岩！！

徐々に近づく、開聞岳と日本最南端駅「西大山」。うう、緊張する。
西大山駅では数分のサービス停車…なんて気が利くＪＲ九州ではないです。いろいろ観光列車ばかり出して、そのくせ窓ガラス汚いままの車両だらけ・・・

と、毒づいてみても仕方がありません。経営が苦しいのですきっと。18きっぷみたいなタダ同然のもので乗ってるくせに文句言ったらバチが当たります。

古い車両は窓が開くので、そこから工夫して撮りました。もちろん安全にはじゅうぶん気を付けてです。

「に」だけ写ってなかったー！！

停車しなくていいから、せめてゆっくり加速するくらいの気を利かせてよ！です。

これがせいいっぱい。自動車で来てるのでしょう、乗客以外の人もいました。朝早くからごくろうさまです。

よく見たら、キハの顔がこっち見てます、かわいい。

ここで降りて、折り返しのこれに乗って戻る、というのも考えたのですが、枕崎駅には行かないと。測量上の最南端ではなくても実質上の南の果て駅ですから。

最東端の東根室駅に行った時、やっぱり終点の根室こそ東の果てやん、と思いましたもん。

開聞岳に最接近している辺りです。

よく見ると、古くとも、古いぶんよけいに、メカニカル感強いですね。頭上の扇風機が泣かせる。

後ろ向きの窓から。

緑のトンネル。トイカメラで撮ったみたい。

終点だ！枕崎駅だ！　トイカメラで撮ったみたい。

07:25、「枕崎駅」到着。折り返し出発まで、たったの10分。せっかくここまでこんなとこまで来たのにたった10分。

駅舎の中。

きれいな駅舎。

親子の銅像。これは…

…というものです。

線路終端部から。

自撮り用にわざわざ作った？

駅近くにあるスーパーマーケット「タイヨー」。九州各地で見かけた気がします。

あっという間に時間は過ぎます。なにせ10分ですから。

トリックアートあり。よくわからなかったです。

沖縄にもモノレールみたいなのができたので、正確には日本最南端…ではなくなってるのでしょうけど。最南端始発終着駅か、なるほど。そういう言い方すれば根室駅も報われますね。

おお、稚内駅やぁ、去年行ったぞ。今年も行くでぇ。

これいいですね。ほんとに泳いでるみたい。

側面の大きなキズあと発見。かわいそう、どうしたん？
09:32、枕崎発指宿行、出発進行。

折り返しの開聞岳。日が高くなってきつい逆光に。

最接近通過後は、いい具合の順光に。

あ、この人じゃま！…と、向こうも思ってたに違いない(笑)

後ろ向きの運転台窓から。さよなら開聞岳。

重宝した窓。右から二つ目の小さい方。上半分が軽くて開けやすかったです。

08:54、「指宿駅」到着。38分後の快速に乗ります。

駅前に足湯場あり。芸術作品とはいえ父親の股間部が目の前に来るというのはどうなんだろうか。

駅舎。片隅に西郷さんと篤姫さま。

足湯場はこんな感じ。

開聞岳ここにも。

駅前前方にバス乗り場と待合所。有名な「砂むし」体験は、またいつか観光旅行で来た時に。

ややこしい鉄道旅では、あまり余計な時間は割けません。このポスト、あの観光列車モチーフですよね。

そうそうコレ。

改札口まわり。

待合スペースと売店。階段上は何だったのか。行ってません。

駅前の様子。なぜか竜宮城。

駅前の通り。実にひっそりしていました。

駅構内の片隅に竜宮写真館？ 気付いてなかった。もう時間が無い。

09:32発の鹿児島中央行「快速なのはな」入線。朝一番で乗ったのはこのタイプのだったのだ。

反対側の駅前。さびれてる、と言ったら怒られる？

イラスト化された駅名表示板。

「薩摩今泉駅」

うっすらと対岸が見えてきました。大隅半島側です。

車内の路線図。

「中名駅」で、

列車交換。あっち側も同じタイプの車両でした。桜島マーク、かっこいい。

桜島が見えてきました。良い天気でしたが、春らしく霞がかった空気でした。

あの白黒の列車とすれ違い。「IBUTAMA」は「指宿のたまて箱」

10:21「谷山駅」到着。鹿児島中央まで行かず、少し手前のここで降りました。

改札口まわり。いかにも最近できた駅舎です。

まるで新幹線の駅みたい。