鉄道で回るドイツ周遊記(2日目後半)

2023/02/24 - 2023/02/24

2023年2月下旬から3月上旬にかけてドイツを周遊(スイスもあるよ)した時の旅行記です。

往路・1日目　関空→ベルリン
☆2日目　ベルリン
3日目　ベルリン→ニュルンベルク→ミュンヘン
4日目　アウグスブルク・ネルトリンゲン
5日目　ミュンヘン→ハイデルベルク→チューリッヒ
6日目　ベルン・チューリッヒ
7日目　チューリッヒ→バーゼル→フランクフルト
8日目　ヴェルツブルク
9日目　ヘッヒンゲン(ホーエンツォレルン城)
10日目　フランクフルト
復路　フランクフルト→関空

2日目は写真が多いので前半後半に二分割します。
前半からの続きです。ベルリン市内中心部のブランデンブルク門近辺を散策しています。

エリア ベルリン(ドイツ)

さて、先ほどの壁博物館とは別にチェックポイントチャーリー博物館という名の博物館が近くにありましたので、今度はそこに入ってみましょう。

ベルリン陥落の際に、ソ連軍兵士が国会議事堂の屋上にソ連国旗を掲げた写真です。

終戦直後。イギリス占領地区を示す看板。

おそらくベルリン封鎖の時の写真。

ドイツ民主共和国(東ドイツ)成立時の式典の写真。

1953年の東ベルリン大暴動。東ドイツ警察の他にも駐留ソ連軍が出動し、多数の民間人の死者を出して鎮圧されました。

同じく東ベルリン大暴動。ソ連軍の戦車に立ち向かう東ベルリン市民。

ベルリンの壁の模型。

トラバント。

これは東ドイツから西ドイツへの亡命協力者のパスポートです、たぶん。(Google翻訳頼みなので、違ってたらごめんなさい。)

この像のモデルは知っている方も多いと思います。ジョージア出身でロシアの神父あがりの革命家のヨシフおじさんです。

20世紀中盤から後半にかけてのヨーロッパの混乱と分断は、この人とオーストリアの画家くずれの人のお二人が大体の原因だと思います。

このチェックポイントチャーリー博物館では冷戦時代の出来事の他に、世界各地の紛争や哲学についても展示がありました。

撮影禁止なので撮ってないですが、ウクライナ戦争で破壊された車などの展示もありました。

チェックポイントチャーリー博物館から出てすぐ近くに、またベルリンの壁の跡がありました。手前の石柱には東ドイツの国旗の図柄と「ドイツ民主共和国」と書かれた板が貼られています。

さて、ここからブランデンブルク門に向かって歩きます。と思っていたら雨が降ってきました。ルートを変更してポツダム広場まで歩いて、そこからSバーンに乗ります。

ポツダム広場。午前中に写真を撮った場所とは別の通りです。

Uバーンの入り口が見えます。ホテルに帰るなら、これ一本で戻れます。

DB(ドイツ鉄道)とSバーンのホームは互いにすぐ近くにあります。そこにソニーセンターの出口も直結していました。

電車に乗って一駅でブランデンブルク門に到着です。雨が降り続いています。

少し遅い昼メシです。雨と寒さで誰も屋外ベンチに座っていません。

意図して歩いていたわけでは無いのですが、こちらは在独ロシア大使館前。

この日はウクライナ戦争の開戦からちょうど1年目なので、ウクライナ侵略に対する抗議のためウクライナで破壊された戦車の砲塔がロシア大使館に向けられています。

おそらくなんですが、ウクライナで戦死されたドイツ人義勇兵のネームプレートです。

さて、ブランデンブルク門までやってきました。こちらは東側から見た写真。

真下から。

直下から東側を見た写真です。

こちらは西側からブランデンブルク門を見た写真です。

ブランデンブルク門から西側の6月17日通りを望みます。昔からのベルリンのメインストリートです。

この通りの名は先ほど紹介した1953年の東ベルリン大暴動を受けて、当時西ベルリン側にあったこの通りが改称されて付けられたものです。

雨が酷い上に時差ボケで体調不良なのでこの後ホテルに戻りました。

雨が止んだ夕方頃にふらっと中央駅までぶらついたのですが、これはその時の写真です。