2023/02/26 - 2023/02/26
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yasuさん
この旅行記のスケジュール
2023/02/26
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電車での移動
ミュンヘン中央駅8時57分→アウグスブルク中央駅9時45分 RB
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この旅行記スケジュールを元に
2023年2月下旬から3月上旬にかけてドイツを周遊(スイスもあるよ)した時の旅行記です。
往路・1日目 関空→ベルリン
2日目 ベルリン
3日目 ベルリン→ニュルンベルク→ミュンヘン
☆4日目 アウグスブルク・ネルトリンゲン
5日目 ミュンヘン→ハイデルベルク→チューリッヒ
6日目 ベルン・チューリッヒ
7日目 チューリッヒ→バーゼル→フランクフルト
8日目 ヴェルツブルク
9日目 ヘッヒンゲン(ホーエンツォレルン城)
10日目 フランクフルト
復路 フランクフルト→関空
今日はバイエルン州観光です。バイエルンチケットを使い、アウグスブルクやネルトリンゲンを回ります。アウグスブルクでは市庁舎、ネルトリンゲンではダニエル塔やリース・クレーター博物館を回ります。
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朝食を食べて今日も頑張って観光しましょう!
本日はミュンヘンの宿にスーツケースを置いて、近隣の都市アウグスブルクとネルトリンゲンに行こうと思います。どちらもロマンチック街道の町ですね。 -
現在8時半、さあ出発しましょう。
外に出ると雪が積もっています。滑らないように注意しながら歩きます。
ミュンヘン中央駅はホテルから大きい道一本渡った反対側なので、目と鼻の先です。 -
1日目と3日目の移動にジャーマンレイルパスを2日消化したので、今日の移動はパスを使わずにこれを使います。
バイエルンチケットです!
名前を書けば最大5人まで同じチケットで乗車できるんですけれど、ただこのチケット、ICEとかICとかいわゆる高速鉄道は使えないんです。REやRBあるいはSバーン・Uバーン・トラムと言った地域鉄道しか使えないんですよ。ただその日一日はバイエルン州内乗り放題なんで、要は使い方次第ですね。 -
というわけで9時前の電車で出発です。
アウグスブルクまで45分程度なので、夏場ならビール片手にのんびり行きたいところですが、生憎外の景色を見てると、そんな気分にはなりませんね。 -
各駅停車なので、ミュンヘン郊外の町にも止まります。
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辺り一面、銀世界。
これはこれで風情があって良いですね。 -
というわけで、アウグスブルク中央駅に到着です。
この駅は交通の要衝なので、バイエルン州観光に来たら通る可能性は高いです。昨日のニュルンベルクもそうですけどね。 -
アウグスブルク中央駅にもロッカーはあります。
ですが夏場の観光シーズンなら使用中で埋まる可能性が高いので、ミュンヘン駅で預けてきたほうが無難だと思います。
今日はスーツケースを持ってないので使いません。 -
アウグスブルク中央駅前。バスやトラムが出ていますが、目当ての市庁舎まではそれほど距離が無さそうなので歩きます。
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という感じで調子に乗っていたら吹雪いてきました。
寒いので先を急ぎます。 -
さて市庁舎に辿り着いたので、中を見学していきたいと思います。
この建物の見所は、黄金のホール(Goldner Saal)です。 -
内部はこのようになっています。肖像画はキリスト教徒の主なローマ皇帝と、キリスト教国教化以前の非キリスト教徒の主なローマ皇帝が描かれています。
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天井はこのような感じ。
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市庁舎前広場は現在こんな感じ。雪が止む気配はありません。
この建物を広場から見た写真がガイドブックなどによく掲載されています。
今回雪が降ってたんで見逃したのですが、この建物を上部に双頭の鷲が描かれています。
双頭の鷲は西ローマ帝国の後継を称する神聖ローマ帝国の紋章として使用され、アウグスブルクは領主の支配下ではなく神聖ローマ皇帝直轄の帝国自由都市であったため双頭の鷲の紋章が使用されているそうです。
ちなみに、この後行くネルトリンゲン、昨日行ったニュルンベルク、数日後に滞在するフランクフルトも全て元・帝国自由都市です。 -
執務室ですね。
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こちらも執務室。EU旗とドイツの国旗が飾られています。
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市庁舎の出入り口横の小さな部屋に兜や古い遺物が飾られていました。
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さて、雪が少しマシになったので今のうちに移動しましょう。
次に向かうのはシェッツラー宮殿です。18世紀に銀行家のリーベルト・リーベンホーフェンによって建てられた宮殿で、現在内部は州立絵画館になっています。
ちなみに、写真は宮殿前の広場にある「ヘラクレスの噴水」。 -
中に入ると多くの絵画や肖像画が飾られています。
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僕が回ったのは無料で入れるエリアですが、有料エリアもあります。
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部屋が多いので、次々に回っていきます。
肖像画とかわからないので、気になる方は専門のサイトでお願いします。 -
ここが祝祭の間(Festsaal)です。
ここの落成祝賀舞踏会にマリー・アントワネットも出席して踊ったらしいです。 -
天井。
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建物内部巡りはこれで終わりで、渡り廊下に出ました。
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渡り廊下から庭園が一望できます。
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さて、シェッツラー宮殿を出ましてこれから中央駅に戻ります。
写真は宮殿の外観。 -
トラムのケーニヒス広場停留所。
多くの路線が通るので乗り換えに便利な場所らしい。 -
ケーニヒス広場。一面真っ白です。
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アウグスブルクを後にして、次の目的地ネルトリンゲンに向かいましょう。
ひとまずニュルンベルク行きに乗ってドナウヴェルトまで。ドナウヴェルトからアーレン行きに乗ってネルトリンゲンに向かいます。 -
ホームが無い駅。
電車乗る時踏み台が降りてくるから、ホームが無くても乗り降り可能なんですけどね。 -
ネルトリンゲンに到着です。
アウグスブルク出発が11時半でネルトリンゲン着が12時40分なので、1時間ちょっとの移動時間。 -
駅前は閑散。4年前にローテンブルクへ行った時もそうだったんですが、古い城郭都市は旧市街の外に駅を作っているので駅前は大体こんな感じです。
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ライムリンガー門から街の中に入ります。町で一番古い城門です。
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ネルトリンゲンの地図。ほぼ円形の町の形が良くわかります。
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街の中心部までやって来ました。奥に見えるのが聖ゲオルク教会です。
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とりあえず聖ゲオルク教会に入ってみたいと思います。
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Wikipedia先生によると、この教会が建てられのは15世紀で、建築には隕石が衝突した時の高温で黒色になった石片が使用されているそうですね。
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教会内を回ります。
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奥に見えるのがキリストの磔刑像です。
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教会を出てすぐ近くにあるこの建物は「タンツハウス」と言います。昔、町の集会所兼舞踏場として使われ皇帝マクシミリアン一世も踊ったらしいです。
中世都市っぽい建物ですね。 -
さて、次にやって来たのはリース・クレーター博物館。
そもそもネルトリンゲンという町は大昔に隕石が衝突してできたクレーターに作られた町なのです。それ関係の博物館がここ。
なのですが、現在お昼休み中。13時半にならないと開かないんですが、あと20分ほどどこかで時間を潰しましょうか。 -
というわけで聖ゲオルク教会に戻ってきました。
今から教会の塔、通称・ダニエルに登りたいと思います。約90メートルの高さがあるらしいです。 -
ここが入り口です。入塔料は頂上近くで取られるので入り口はフリーパスです。
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まだ大して登ってません。
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石の階段を登っていくと途中から木組の階段に変わりますがそろそろ頂上かなと油断するなかれ。
まだ半分も来ていません。 -
ここまで登っても、まだ入塔料が取られる場所まで来ていません。
しばらくすると小さいですがトイレがありますので、そこまで来たら入塔料の関所があります。
そこまで来るともうすぐです。 -
ちなみに木組の階段はこんな感じ。
塔を登った感想としては、「気合いを入れて登ったほうが良い」。
もう一度言います。「登る時は根性入れて登れ!」
正直、小さいお子さんや足腰の悪いお年寄りにはオススメできません。 -
頂上に到着です。ネルトリンゲンの町が一望できます。
この町、クレーターの他にも進撃の巨人の町のモデルというトリビアがあるのですが、なるほど、壁の向こうの草原から巨人が現れそうです。 -
一面雪化粧。
寒いけど冬にしか見られない景色ですね。観光客はほとんどいないし。 -
奥の山っぽいところがクレーターの端だと思うのですが、あんまりクレーター感は無いですね。
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違う方角の写真。
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さて、やって来ましたリース・クレーター博物館。
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太陽系の惑星の解説です。
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隕鉄?
お触り自由です。 -
クレーターを年代別に紹介。チクシュルーブというのは6500万年前に恐竜を絶滅させた小惑星が衝突した時のクレーターですね。
ネルトリンゲンのリースクレーターはもっと最近の出来事。 -
ちなみにこのクレーター板、これだけの長さがあります。
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昔の地質地図。右端の黄色と赤がネルトリンゲン。左の白い部分がライン川(たぶん)。
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こちらはアポロ16号が持ち帰った「月の石」になります。
これを見るためにネルトリンゲンに来ました。 -
アポロ11号が着陸したのが静かな海なんで、16号はそこから西南に山がちな地域に着陸していますね。
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ネルトリンゲンの航空写真。
これを見ると、なんとなくクレーターっぽい。 -
リース博物館を出て駅に向かいます。夏の観光シーズンだとこの道も人と車で一杯でしょうが、あいにく冬場は閑散としております。
まあ日曜で店が開いていないのも原因でしょうが。 -
ライムリンガー門まで戻ってきました。
電車まで少し時間があるので、城壁を歩いてみようと思います。 -
階段があります。
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壁の上から道路を見下ろします。
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壁の通路はこんな感じ。ローテンブルクの城壁と似たような感じですね。あっちはもう少し石造りがメインだったような気が。
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城壁の外側は昔は濠だったと思うんですが、現在は駐車場になっています。
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そろそろダイニンガー門ですね。
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ダイニンガー門で下に降ります。ここは大きめの階段がありますね。
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階段を下から撮影。壁が向こうまで途切れることなく続いています。
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ダイニンガー門を遠くから撮影。
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30分ほど電車待ち。観光都市だけあって、駅の待合室はしっかりしています。夏場は混むんでしょうけど、今は僕一人。
立派な待合室はあってもネルトリンゲン駅にはコインロッカーも荷物預り所も無いので、スーツケースはアウグスブルクあたりに置いてきたほうが無難です。 -
15時15分発の電車でネルトリンゲンを出発します。
天気が悪く雪が積もっていますね。これが15時23分の写真。 -
で、これが2分後の15時25分の写真。
多少雪が積もっているとはいえ、一気に晴れてきました。わずか2分でこの景色の変わりようは驚きです。 -
ドナウヴェルトで乗り換え。ここからアウグスブルクでもう一度乗り換えてミュンヘンに戻ります。
バイエルンチケットでの移動なんで、ICEには乗れません。 -
17時30分ミュンヘン到着。まだ終わりません。
日の入りまでもう少し時間があるので、ミュンヘンを回りましょう。 -
ミヒャエル教会。地下にはバイエルン王国の王家だったヴィッテルスバッハ家の地下墓所があります。
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フラウエン教会を横から。
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マリエン広場にやって来ました。
ドイツ最大の仕掛け時計グロッケンシュピール(Glockenspiel)です。時間になると人形が動き出します。 -
というわけで、今日はここまでです。
明日はハイデルベルクに立ち寄ってからスイスへ向かいます。
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