鉄道で回るドイツ周遊記(3日目)

2023/02/25 - 2023/02/25

2023年2月下旬から3月上旬にかけてドイツを周遊(スイスもあるよ)した時の旅行記です。

往路・1日目　関空→ベルリン
2日目　ベルリン
☆3日目　ベルリン→ニュルンベルク→ミュンヘン
4日目　アウグスブルク・ネルトリンゲン
5日目　ミュンヘン→ハイデルベルク→チューリッヒ
6日目　ベルン・チューリッヒ
7日目　チューリッヒ→バーゼル→フランクフルト
8日目　ヴェルツブルク
9日目　ヘッヒンゲン(ホーエンツォレルン城)
10日目　フランクフルト
復路　フランクフルト→関空


今日はベルリンを発って南部のバイエルン州へ向かいます。途中にニュルンベルクで観光し、カイザーブルクや鉄道博物館を回った後、ミュンヘンへ向かいます。

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

旅行3日目です。今日のホテルはミュンヘンに予約しているので、このベルリンのホテルは朝チェックアウトします。

部屋の窓から撮った写真ですが朝なので人影はまばらです。

今日の朝メシ。野菜を食べる機会が少ないので、ホテルの朝メシでしっかり食べます。

疲れて晩ごはんを抜くことも多いので、朝メシを多めに食べます(おかわりもしてます)。

ホテルをチェックアウトしてベルリン中央駅へ。

UバーンからSバーンへの乗り換えに使ったツォー駅の駅前。ここは統一前は西ベルリンの中心地だったそうです。

名残惜しみながらベルリン中央駅でICEのホームを探します。

時差ボケの体調不良もあって、ベルリンはあまり回れなかったです。本当はDDR博物館とかポツダム市とか行きたかったんですけどね。

さあ、気を取り直してミュンヘンへ向かいましょう。現在時刻は午前9時半。

ですが、途中ニュルンベルクに立ち寄ります。ベルリンからニュルンベルクまでは3時間半の長旅。日本から持参した本を読みながら優雅に鉄道旅といきます。

窓の外の風景は霧がかった曇り空。この時季は大体こんな感じの天気らしいのですが、どうせならもう少し晴れて欲しいですね。

天気は一昨日から曇りか雨で、最高気温も3度か4度。

ビッターフェルドの辺りから雨が雪に変わってきました。

この辺りは雨も雪も降っていませんね。どんよりとした曇り空ですが。

見渡す限りの地平線なんて日本じゃ見れないですからね。

トンネルを抜けるとそこは雪国だった。

のリアル体験。

めっちゃ雪積もってるやん！

東西ドイツの旧国境地帯は軽めの山地帯なのですが、山だと雪積もってるんですね。年末までは欧州は記録的な暖冬でしたが、年始以降は通常の寒さに戻ってましたし。

本を読むのも疲れたので食堂車で買ってきたアルコールを摂取します。

バンベルクまで来るとさすがに雪は降っていません。

この街も予定に入れていたのですが、スケジュールの都合でスルーします。

やっと晴れてきた！少しテンションが上がります。

現在13時。ようやくニュルンベルクに到着です。

ニュルンベルク中央駅の外観。

ここはドイツで初めて鉄道が敷かれた場所なので、中央駅の外観も昔風の壮観な造りになっています。
内部は現代的な駅ビル風になっていますが。

さて、先を急ぎます。中央駅前にあるケーニヒ門を潜り旧市街に入ります。

聖ローレンツ教会。

ここから博物館橋を渡りカイザーブルクに向かって歩いて行きます。

聖母教会。

中央広場に到着です。クリスマスにはドイツ最大のクリスマスマーケットが開かれるそうです。

中央広場にある美しの泉。

聖ゼバルドゥス教会です。

これは帰りの写真ですけれど、カイザーブルクまでの坂は結構急です。

坂道を登り切り、カイザーブルクに到着です。

神聖ローマ帝国の皇帝の居城として、1050年に築かれたそうです。

城の内部に入っていきます。

城からの街の風景です。

旧皇帝厩舎があった所は現在ではホテルになっています。当然宿泊客以外立ち入り禁止。

トンネルを抜けると・・・

違う出入り口に出ました。濠と城壁の外は駐車場のようですね。来た道を戻ります。

カイザーブルクを出て、来た道を戻ります。

これはおそらく市庁舎ですね。

さて、先ほど通り過ぎた聖ゼバルドゥス教会に入ってみましょう。

かなり高い天井ですね。ステンドグラスやパイプオルガンも良きです。

教会から外に出るとなんと雪。

この雪の中でも、広場の出店で買ったニュルンベルガーソーセージを頬張り体力を回復させました。(すいません。雪の中食うのに必死で写真を撮るどころでは無かったです。)

DB(ドイツ鉄道)博物館にやってきました。

実はここに至るまで、この博物館が鉄道の南側だと勘違いして(本当は北側)、30分ぐらい猛吹雪の中を彷徨い続けての到着です。

昔の客車。

機関車が飾ってあります。

客車の模型。

昔の駅舎の絵です。現代にも残ってそうな建物。

大モルトケ。ビスマルクの右腕と呼ばれ、普仏戦争を始めドイツ統一に繋がる戦争を指揮した人物。

この人の頃から戦争の補給や兵員輸送に鉄道が利用され始めました。

機関車。

客車。

ドイツの鉄道発祥の地の博物館だけあって、多くの機関車や客車が飾られています。

ドイツの鉄道の発展の仕方を描いた地図。

国境は第一次と第二次世界大戦の戦間期のものですので、ベルリンは中央からちょい東のあたり。ニュルンベルクやミュンヘンは南のほう。

こちらも地図。東プロイセン(今のロシア領カリーニングラード州)が切り離されているので、上と同じく第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期の地図だと思います。

アウシュビッツ強制収容所とそれに繋がる線路の写真。

鉄道にはこのような負の歴史があったことを忘れてはなりません。

こちらも負の歴史。

元々繋がっていた線路が、東西分断によって撤去された写真。

この写真今日出発したベルリン中央駅っぽい。

白黒写真にしているけど、あの駅出来てから20年も経っていないはずなんだけれど。

ニュルンベルク中央駅？かと思ったけど、違う感じがしますね。どこの駅かな？

さて、DB博物館を出て時刻は17時前。歩いてニュルンベルク中央駅に戻って駅に置いてあった模型です。

ここから今日のホテルのあるミュンヘンまでICEで1時間ちょっと。

18時半に今日と明日のホテルのレオナルドホテルミュンヘンに到着。ベルリンで泊まったホテルと同系列のホテルです。
外が明るいのは朝方撮った写真のためで、当日到着した時は既に真っ暗でした。

今日はもうゆっくりします。