2022-2023、瀬戸内で跳ね踊るヨ！！　２日目・金毘羅山編 #70

2022/12/29 - 2023/01/02

年末年始の瀬戸内旅・２日目は、
瀬戸大橋を渡って香川へ移動、
７８５段石段を渡リ、
金刀比羅宮の御本宮へと向かう、
"こんぴら参り"が今回の見どころヨ。

金毘羅山と海の関りについて、
ココに実際足を運んだからこそ、
感じさせられたこともあったヨ！

それと、うどんもネ！
香川と言ったら、うどんの本場だし、
夕食の新鮮な瀬戸内の海の幸を使った料理とかもネ。

…それじャ、レッツこんぴら参り！
＼(>▽<✿)GO!!


１日目・倉敷、鷲羽山編：
https://4travel.jp/travelogue/11806459

３日目・鳴門ふたたび編：
https://4travel.jp/travelogue/11812282
４日目・徳島市編：
https://4travel.jp/travelogue/11815373
５日目(最終日)・淡路島編：
https://4travel.jp/travelogue/11816928

金刀比羅宮：
https://www.konpira.or.jp/

エリア 琴平・金刀比羅宮周辺(香川)

２０２２年１２月３０日(金)、
午前５時に起床。
５時３０分から６時にかけて入浴。

この時はまだ暗かったケド、
瀬戸内海、瀬戸大橋を一望できる展望大浴場だったヨ！
http://shimoden.bonvoyage.co.jp/hot_springs/

鷲羽山 下電ホテル 宿・ホテル

外を出ればもちろん目の前には海岸！
しばらく歩き回りながら、景色を見て
楽しんだヨ。

昨日も、この辺りを通っていたよネ。
この船、何の船なんだろ？

朝７時から７時３０分。
朝食は、和食中心のお弁当だったヨ。
お部屋、大浴場はもちろん、
レストランの中にいたるまで、すべて
オーシャンビュー！
なので、窓から見える絶景を眺めて、
食事を楽しむのがおススメだヨ。

とても素晴らしいお宿だったヨ！
景色もきれいだし、選んで良かった。
ありがとうございました！(^▽^)

８時５３分発、路線バス(とこはい号、児島駅行)で、ＪＲ児島駅南へ。

児島駅。
昨日も思っていたコトだケド、
駅の中も出入り口も、
ホント、ジーンズ推しがスゴいネェ。

児島駅 駅

９時１６分発、南風3号(高知行)で、
琴平駅へ。

アンパンマン列車が来たヨ！
…と思ったら指定席だったので、
そのとなりの自由席へ。

自由席は、もうすでに満員！
もちろん指定席も全部埋まっていた。
年末年始のこのタイミング。
瀬戸大橋を通る路線だし、
そこも考えるべきだったヨ…。

立ち席になったケド、
窓から景色を見られるだけでも良しとするヨ…。

児島から坂出までの区間。
まさにそこが瀬戸大橋を渡るところ！
ここは櫃石島(ひついしじま)？

瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡

番の州(ばんのす)臨海工業団地。
石油タンクに発電所などもあリ、
香川県における重工業の中核でもあるとのコト。

９時５４分、琴平駅に着いたヨ。
アンパンマン列車をお見送り♪

JR 琴平駅 駅

さァ、行くヨ！
年の瀬のこんぴら参りなんテ、
さぞかしご利益があるんだろうネェ！

琴電琴平駅で切符を買イ、
おつりでコインロッカーを利用する。
帰りは、こちらの駅を利用するヨ。

琴電琴平駅 駅

駅のとなりにある"高とうろう"。
金刀比羅宮の名所の一つで、
丸亀沖の船から光を確認できるよう、
設計されたんだっテ！

高燈籠 名所・史跡

金倉川に架かる橋、大宮橋を渡るヨ。

そこから、ただひたすら歩く…。

ＯＫ。
こんぴらさん表参道は、こっちだヨ。

さァ、ココから御本宮までの石段は、
全部で７８５段、頑張って登るヨ！

こんぴら街道 名所・史跡

参道には、お店がいくつも並んでて、
色々と見ながら登って行くのもいい。

ココで、ちょうど１００段目だヨ。

これ、なかなか上手く行きそうだヨ。
この調子で、ドンドン進むヨォ！！

左側にあるのは、灯明堂と言っテ、
夜には灯明堂の中に吊り下げられた、
多数の灯ろうが参道を照らすんだヨ。

ヨモギ団子(炭火焼)を買ったヨ。

ビャア゛ァ゛゛ァウマヒィ゛ィィ！！
やっぱリ、炭火で焼いたヨモギ団子、
一味ちがいますネェ！！

大門。金刀比羅宮の総門だヨ。
ココより先は神域であリ、
国の名勝・天然記念物に指定され、
瀬戸内海国立公園に含まれるコト。

大門前で甘酒を売っていたので、
いただいて、一休みしたヨ。
あたたかくて、美味しかったァ！

大門をくぐったところでは、
こんぴら飴を売っているお店がある。
大門の内側で商売をできるのは、
この五人百姓の方々だけだという。

こんぴら飴、もちろん買ったヨ。
その先の鳥居をくぐれば、桜馬場へと入るヨ。

五人百姓 専門店

ココから１５０ｍほど続く石だたみの道・桜馬場。
名前通り、春には桜が咲き、お花見の名所になるんだっテ。

右下の方に、こんぴら狗の像が置いてあるヨ。

江戸時代には、飼い主の代わりに、
狗(いぬ)がお参りに行く風習があリ、
旅人から旅人へと連れられ、
金刀比羅宮へとたどり着いたという。

他にも色々あったヨ、アフリカ象が。
こちらも飼い主さんの代わりにお参り
に来たの？

と思ったところ、
金刀比羅宮のある山は象頭山と言い、
それにちなんだものとされているヨ。

今度はなぜかプロペラが！！
飛行機のプロペラにしても大きいし。

と思ったらコレは、今治造船という、
ココと同じく四国にある会社から奉納されたもので、
コレは大型船のスクリュープロペラ。

山沿いにあるせいで実感はないケド、
こんぴらさんは"海の神様"！！
そのため、海に由縁のあるこの場所に奉納したそうだヨ。
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/kotohira/story/62.html

そして、一本だけ立つこの大きな木、
一体何なんだろ。
ココの守り神とか御神木みたいなものなのかナ？

そこから少し登ったところにある、
この門は社務所門で、書院の入り口。
ココの前庭で毎年５月５日と７月７日
に行われる、
蹴鞠(けまり)のイベントが有名だヨ。

＜祓戸(はらえど)社＞
祭神：瀬織津姫(せおりつひめ)ほか、三柱の神
ともに、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)の御子であり、
罪を祓い清め給う神様である。

その左どなりにあるのは…、

＜火雷(ほのいかづち)社＞
祭神：火産霊神(ほむすびのかみ)ほか五柱の神
火を司る神であり、浄火消防の神様。
ほか五柱の神は、疫病を防ぎ止め給う神様といわれている。

祓戸社前には、馬の銅像があリ、
萬野汽船株式会社の創業者である、
萬野裕昭氏から献納されたものだヨ。

旭社まで来たものの、
ここからは入れないようだヨ。
人の流れからして帰り道でもう一度、
寄ることになるようだヨ。

金刀比羅宮 旭社 寺・神社・教会

黄銅鳥居と呼ばれる鳥居。
その向こうには賢木門(さかきもん)。

長曽我部元親により献納されたケド、
一本の柱を逆向きにしてしまったため
"逆木門"(さかきもん)と名付けられ、
明治12年(1879年)の改築の際に、
"逆"の字を嫌い現在の名に改めたヨ。

＜遙拝所(ようはいじょ)＞
伊勢神宮や全国皇陵諸社を遙拝する。
明治元年(1868年)に建立。

手水舎が見えたら、
いよいよ御本宮まであと少し！
…と、その前に。
実はここに一段だけ、
石段を"降りる"場所があるヨ。

というのも、御本宮までの石段は、
実際には７８６段だから。
これだと"な・や・む"の、
語呂合わせになってしまうので、
悩みを増やすために来ているみたイ。

ココで一段減らし"悩みも減らす"ため
７８５段という段数になったんだヨ。

語呂合わせというのはよく聞くケド、
ココにも、そういうのがあるんだネ。

御前四段坂。
いよいよラストスパートだヨ！
名前通り四段階に分けられ、
合計１３３段の急坂を登っていくヨ。
そして、これを登り切ればついに…！

着いたヨ！　御本宮！！
＼(>▽<✿)／

＜金刀比羅宮本宮＞
祭神：大物主神(おおものぬしのかみ)
　　　のちに崇徳天皇を合せ祀る
創建時期は不明。
現在の御本宮は、明治11年(1879年)に改築されたもの。
海上守護の神であるほかに、
農業・殖産・医薬など、様々な神徳を併せ持つ。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

御本宮の前の広場は展望台になリ、
皆、ご本宮に着いた達成感とともに、
そこからの景色を眺めているはずヨ。

金刀比羅宮御本宮展望台 自然・景勝地

ココからは、讃岐平野に広がる、
琴平の街並みを見渡すことができ、
「讃岐富士」と呼ばれる飯野山、
そして天気次第では、瀬戸大橋も見られるのよ♪

さぁ、瀬戸大橋を探してみて。
この時点で見つけられたらすごい！


…ん、何処なのって？
それじゃ答え。カメラさんお願い！

ズームアップすれば、御覧の通り！
ココからも瀬戸大橋が見られるって、
実はわたしも驚いたわ。

御本宮近くも色々と見ているヨ。
神楽殿の真ん中には、
雅楽で使う、きらびやかな楽太鼓が、
置かれているんだヨ。

＜三穂津姫(みほつひめ)社＞
本宮御祭神である大物主神の后・三穂津姫神をまつる社。
社殿は明治９年(1877年)の建築。

金刀比羅宮 三穂津姫社 寺・神社・教会

＜厳島(いちきしま)神社＞
祭神：市寸嶋姫尊
　　　(いちきしまひめのみこと)
宮島にまつる神と同じ。
天照(あまてらす)と素戔嗚(すさのお)の
誓約の際に生まれた、
宗像(むなかた)三女神の一柱。
のちに弁財天と同神とされ、福徳の神
として崇拝せられる。

この辺りは、特にこれといったものは無かったかナ…。

三穂津姫社の前に、
なぜか馬の像があったヨ。

そしてココまでたどり着いた記念に、
ココでしか買えない、
幸せの黄色いお守りを買っておくヨ。
ワタシは"笑顔元気くん守り"をネ。

もう一度御本宮で、
おさいせんを用意してお祈願を。
来年以降の旅の成功と、他にも色々と祈ったヨ。

以上、７８５段を登ってたどり着く、
金毘羅山・御本宮のお話なのでした！

…さァ、踊るヨ。
じゃなくレ、戻る。

さテ、ここからは戻り道。
厳島神社の向かいにある、
この段々から、降りまショウ。

そうすることで、
最初は入れなかった旭社に、
入れるようになるヨ！
置いてある黄色い缶は、
マルキン醤油の醤油缶だヨ。

＜旭社＞
祭神：天御中主神
　　　(あめのみなかぬしのかみ)
　　　高皇産霊神
　　　(たかみむすびのかみ)
　　　神皇産霊神
　　　(かみむすびのかみ)
神々を祀る社殿は、
天保８年(1837年) の建築。
「降神観(こうじんかん)」の額は、
清国(当時の中国)の書家、
王文治(おうぶんじ)の筆である。

金刀比羅宮 旭社 寺・神社・教会

この水がめに１円玉を入れテ、
浮かべば願い事が叶うという、
言い伝えがあるヨ。
…じゃあ、沈んだ場合はどうなのか？
う～ン。┐(-_- ;✿)┌

宝物館…には、特に立ち寄らず。

大門を出て、門前街に戻ったヨ。
五人百姓の方々に最後のごあいさつ。

五人百姓 専門店

お土産屋さんを見て回っテ、
色々と買い物をしたヨ。
讃岐の地酒・金陵(きんりょう)を、
ここで買った。

昼食は、参道の石段街にある、
おそらく唯一のうどん店、
"吉田屋"でいただいたヨ！

吉田家 グルメ・レストラン

こんぴらうどん定食＋地酒！🍶
さすが、うどんの本場なだけあっテ、
モッチリしてコシがあリ美味しいヨ！

うどんと言えば、日本三大うどん。
讃岐うどん、水沢うどん、
そして吉田のうどん。

…ェ、ちがう？　何を言っているの？

讃岐うどん、水沢うどん、
そして吉田のうどんでショ！！


そしてさりげなく、
稲庭うどんをディスるなっテ！？

ウゥゥ…、じャァいいヨ…。
四大うどんで…いいヨォ！！(ﾉ_･､✿)

気を取り直して…。
参道を抜ける途中で"海の科学館"、
いう場所を見つけたヨ。
せっかくなので、見てみるコトに。
https://kotohira.kaiyohakubutukan.or.jp/

海の科学館 美術館・博物館

入口で見かけたのは、"こんぴら船"！
こんぴら参りに来た参拝客を乗せ、
大阪～丸亀間を行き来していた、
金毘羅詣専用の船なんだっテ！

ちょう、とんぼ、さそり…、
面白いひもの結び方があったヨ！

何やら、謎のアニメを上映中…。
これのＤＶＤは、無料配布だったヨ！

ココは海の博物館。そして船。
おそらく内容もそれに関係するはず。
…後でもう一度見てみようっと。

この映像作品について…
https://j-crewproject.jp/

ロープの結び方についてのあれこれ。
結び方は様々なものがあるんだケド、
結び方をまちがえると事故の原因に。
気を付けるべき点もあるようだヨ。

海の救命用具の展示なども。
ライフジャケット、浮き輪、
他にも色々…。

航路標識の説明いわく、
灯台のような光による標識のほか、
音波や電波による標識もあるようで、
いずれも安全な航海に欠かせないヨ。

船の機関の色々。
原子力船"むつ"って、なんだろ？

船の動力の色々。
これも文明の発達、産業革命を経て、
より速く、遠くへ行けるようになったんだネ。

原子力船・むつ。
1969年(昭和44年)に進水した、
日本初の原子力船だヨ。
試験航行中に放射線漏れを起こし、
1993年(平成5年)には原子炉も、
撤去されたというヨ。

日本丸の模型展示。
商船校生などの訓練を行う練習船で、
年２回ほどの遠洋航海を行ったヨ。

鯛縛網(たいしばりあみ)船。
縛網というのは、真網船と逆網船が、
それぞれが網の片側を持ち、
円を描くように網を下ろして、
魚群を包囲する漁法…だったはず。

屋上においてあるラジコン船は、
実際に自分で操作できるんだっテ。

同じく屋上にある操舵室。
ココからは、金刀比羅の街並みを一望できるヨ！

おおっスゴイ、
ここからも見えるヨ、讃岐富士！！

右だヨ。→

後は、こんな感じの昔の船宿の再現。
だいぶ昔だケド、
清水すしミュージアムにある、
宿場町を思い出したヨ。

石段街の外には、
うどん屋さんがいくつかあったヨ。
年の瀬ならではのにぎわいがあるネ。

ココにもあるヨ。いくつあるんだろ？
さすがは"うどん県"だよネ。

後は、琴電琴平駅に戻リ…、

コインロッカーの荷物を引き取って、出発だヨ。

琴電琴平駅 駅

１５時１２分発、
琴平電鉄琴平線(高松築港行)で、
高松築港駅へ。

高松築港駅に着いたヨ。
琴平駅から１時間で。

高松築港駅 駅

今回のお宿は、駅のすぐ目の前。
あの半円柱状の建物がそうだヨ！

JRホテルクレメント高松 宿・ホテル

というコトで、
"ＪＲホテルクレメント高松"に、
チェックイン。
お部屋はこんな感じでキレイだヨ。
窓の外、見てみる？

この通リ、高松港のすぐそばにある。
あの船は高松と小豆島を結ぶ船で、
１時間に１本ほど行き来するヨ。

今日の夕食を食べに出発。
…の前に、日が沈むまでの間、
チョット寄り道をするヨ。

高松城の報時鐘。
城下の人々に、これで時間を知らせていたんだっテ。

その向こうには大型船が！
貨物船とかかナ？

＜高松港の夜景は美しい！＞
ホテルクレメントと港の明かりが、
日の沈んだ空に輝いているヨ。
１枚撮るだけはもったいないぐらイ。

高松港 乗り物

暗くなってきたし、行くヨ。
ホテルクレメントから見て南方の、
大通りをひたすら歩くヨ。

玉藻公園は、年末年始につきお休みだったヨ。

兵庫町商店街で、少し寄り道をした。

高松兵庫町商店街 市場・商店街

後はこの交差点を…こう行ったかナ。

ココがそう。
瀬戸内海鮮料理 いけす道楽。
夕食を食べるヨ。

瀬戸内海鮮料理 いけす道楽 グルメ・レストラン

まず、お通しと地酒(西野金陵・月白)が来たヨ！

"本日のお刺身５種盛り"とうちゃく！
エビの皮がむきやすかったのが、
地味にうれしい。
もちろんハマチも付いてるヨ！

ただ、問題はその次だったヨ。

この香川のハマチ茶漬け。
刺身からコレが着くまでに、
４０分もかかっていて。
…コレ、そんなに時間のかかるもの？
刺身を食べ終わった後も、
あまりに料理が全然来ないので、
もう一度注文内容を確認する始末。

幸い、この後に控える予定が、
無かったから良かったものの、
もし予定があったなら、
待たずに出て行っていたと。

料理自体は全然悪くないだけに、
只々そこだけが残念だった。

この後はホテルに戻り就寝…。
だったのだが。
その翌日に、まさかの事態に直面。

高松駅 駅

具体的には体調不良。
朝、起きたとたんに猛烈な吐き気に、
…というか、嘔吐した。

心当たりは？
昨日食べた刺身に当たったのか、
それとも一昨日夜から、
たくさん飲んでいたから？？

一昨年とその前年は、
寒さによるものだったと思われるが、
一昨年は金沢、その前年は磐越。
対して今回は瀬戸内という、
比較的に温暖な場所…のはず。

高松シンボルタワー 名所・史跡

そして体の寒気と無力感。
念のために、常に持ち歩いている、
体温計で体温を測ってみたところ、
36.8度と、普段より0.5度ほど高い。

無論、朝風呂に朝食など、
とてもできるような状態でなかった。

当初は早めに出発する予定だったが、
体の不調を少しでも和らげるために、
可能な限り長く休息をとる事とした。

旅行３日目にして…、
今回の旅を中断することとなるのか、
それとも…。













※ 次回予告：
　 2022-2023、年末年始旅行３日目。
　 3月11日(土)までに公開予定。