2022-2023、瀬戸内で跳ね踊るヨ！！　１日目・倉敷、鷲羽山編 #69

2022/12/29 - 2023/01/02

今年もこの時が来たヨ！
年末年始恒例の、長期長距離遠征！！

今回は、瀬戸内の東側を舞台に、
岡山、香川、徳島、淡路島を、
夜行バスでの移動を除き、５日間かけて回っていくヨ！

うち初日の場所は岡山、
その中でも、歴史と文化の息づく街・倉敷の美観地区、
瀬戸大橋の眺めが美しい鷲羽山に足を運んだヨ。

それじャ、始めるヨ！！
＼(>▽<✿)GO!!


２日目・金毘羅山編：
https://4travel.jp/travelogue/11809490
３日目・鳴門ふたたび編：
https://4travel.jp/travelogue/11812282
４日目・徳島市編：
https://4travel.jp/travelogue/11815373
５日目(最終日)・淡路島編：
https://4travel.jp/travelogue/11816928

エリア 岡山

２０２２年１２月２９日(木)、
午前６時０分。
前日夜に出発した夜行バスは、
大阪梅田プラザモータープールに。
今回も今までの関西方面の旅と同様、
大阪からのスタートだからネ。

プラザモータープール大阪梅田 名所・史跡

まずは、大阪駅に着かなきャ。
これも今までのと同じだネ。

…ン、今までっテ？
2017-1018 (初日)
https://4travel.jp/travelogue/11315080
2018-2019 (初日)
https://4travel.jp/travelogue/11436943
の旅がそうだったからネ。
いずれも夜行バスを使用。
今回もそうなったわけだヨ。

というわけで大阪駅にとうちゃく。
さ、新幹線でササっと行っちャうヨ。

大阪駅 駅

…と、その前に、
１駅分のご足労があるけれどネ。

６時３３分発、ＪＲ京都線新快速(米原行)で、新大阪へ。

新大阪駅。
確か神戸も横浜もこんな感じだった。
…"新"がつくからかナ？

新大阪駅 駅

６時５０分発、 さくら543号(鹿児島中央行)で、岡山へ。

途中の車窓その１：
夜明けは新幹線の中で迎えたヨ。
日の出の写真、全然うまくいかない。

７時４０分、
最初の目的地・岡山に着いたヨ！
…今はもう、新幹線で九州にまで、
行けちャうんだものネ。

岡山駅 駅

やぁ、コンにちわ。
わたし、キジ☆
腰につけた吉備団子、ひ～とつ我に、
く～ださいな♪

やァ、ワタシもキジだヨ。
そしてトキちゃんも。

こうして、キジ、キジ、キジを、
お供に連れた桃太郎リーダーは、
ここより北方にある鬼の根城へと、
旅立って行ったのでしたとサ。

…メデタシ、メデタシ、だヨ。

…なんテことはなく。
今回の行先は倉敷だヨ。
ここ岡山市にも、岡山城に、
日本三名園の一つ・岡山後楽園、
といった見所はあるんだけどネ。

おおッ、"マリンライナー"だヨ！
あれは香川県まで行く快速列車。
つまり、瀬戸大橋を渡っていくよネ！

それと、朝食もネ。
朝から動くから、食べておかなきャ。
今やっていた"VIE DE FRANCE"で。

９時１１分発、 山陽本線(三原行)で、倉敷へ。

途中の車窓その２：
右側の列車は確か、
山陰地方を走るやつだったと思う。
あの方面のことは全然分からない。
行ったことないし。

９時２８分、来たヨ！倉敷だヨ！
同着の列車を記念に一枚！

倉敷駅 駅

色々と見回りしてみる。
次に乗るバスの場所、OK。
それと、水島臨海鉄道っていうのが、
あるみたイ。
今回の旅とは全く関係ないケド。

例によって、
コインロッカーを利用するヨ。

岡山駅とココで、
大分時間をかけちャったケド、
１０時ちょうどに、
ココから倉敷美観地区へと出発だヨ。

とはいえ、１３時にはここに戻るヨ。
今から３時間で、どこまで回れるの？

倉敷中央通りを歩いて10分ほどで、
大きめの十字路・美観地区の入り口に着くヨ。

倉敷美観地区 名所・史跡

倉敷川が見えたら、そこから美観地区だったヨ！

ＯＫ！
倉敷川を今橋の真上から撮ってみヨ！

今橋 名所・史跡

中橋のすぐそばにある、この常夜燈。
倉敷川が運河だったころに、
運河をさかのぼる船は、これを目印にしていたらしいヨ。

中橋 名所・史跡

なまこ壁が特徴的な倉敷考古館。
土蔵造りの米倉を改装したもので、
岡山県周辺の遺跡からの出土品を展示しているとのコト。
（年末年始休みで、中には入れず。）

倉敷考古館 美術館・博物館

デニムストリート、倉敷と言えばの！
後でもう一度来てみるヨ。

デニムまん、デニムバーガーとか、
よく思いついたよネ、こういうの。

こちらのお店で、
えび天とタカたまごをいただいたヨ。

小ぶりなタコの頭の中に、ウズラの卵が入っている、
なかなか面白い一品だったヨ！

そして地酒もネ。
倉敷のお酒・燦然(さんぜん)をここで買ったヨ。

高砂橋のすぐ目の前、前神橋を渡リ、
白壁通りを歩くヨ。

高砂橋 名所・史跡

これは、ディズニーの、
"１０１匹わんちゃん"なのかしら！？
ウワサには聞いていたけど、
レトロでマニアックな博物館なんて！
（中を見てみたかったものの、
　時間はないと判断…。）

倉敷おもちゃ博物館 美術館・博物館

その向かい側にある赤レンガの壁は、
文化遺産・倉敷アイビースクエア！
東門から入ってみましょ♪

倉敷アイビースクエア 宿・ホテル

年末年始に色々な催しがあるようね。
是非みんなで盛り上がってほしいわ。

早速入場するヨ。
ココは宿泊施設にもなっているので、
その場合は、フロントでチェックインすることだヨ。

外へ出て散策してみるヨ。
この中庭広場のカベに茂るツタ。
今はオフシーズンのようだケド、
アイビースクエアという名の由来にもなっているそうだヨ。

話によると、
ココには江戸時代、徳川幕府のころ、
当時の倉敷村一帯の統治のために、
倉敷代官所を置いていたそうだヨ。

明治時代に代官所がなくなった後は、
倉敷紡績(クラボウ)の敷地となリ、
工場が建設されたヨ。

昭和時代・70年代には工場も廃止、
それを複合施設として開発したのが、
現在の倉敷アイビースクエアだっテ。

短い散策だったし、西門から出るヨ。

美観地区。
この路地裏がいい味出してるヨ。

大原美術館に入ろうと思ったケド、
２６日からに２９日、つまり今日までオヤスミなんだっテ。
残念…。

大原美術館 美術館・博物館

さて次は…。
この阿智神社いうのが気になったヨ。
ココがその入口だネ。

神社の全体図はこんな感じだヨ。

まず、長めの階段を上っていくヨ…。

登り切って、門をくぐったところにあるのが拝殿だヨ。

阿智神社 寺・神社・教会

左側にあるアレが本殿らしい。
この中に宗像(むなかた)三女神が祀られているヨ。

阿智の神代桜。
山梨県武川村(現在は武川町)から贈られたもので、
そのお礼として、阿智神社も倉敷市の花でもある、
阿智の藤を武川町に送ったとのコト。

現在まで、神代桜と阿智の藤を、
互いに大事に育て続けいるという話。
山梨といえば、ワタシの生誕の地でもある県。
こんなつながりがあったなんテ…。

末社の荒神社。
素盞嗚命(すさのおのみこと)を祀っているようだヨ。

この仏塔的なのは、何だろうな…。

観龍寺には特に立ち寄らなかったヨ。
あとは石段を降りるだけ…。

鶴形山隧道 名所・史跡

倉敷公民館。
市民のための社会教育施設とのコト。

倉敷公民館 名所・史跡

倉敷と言えば、備前焼もあるよネェ！

1200～1300度の高温で焼くため、
"投げても割れない"と言われるほど、
とっても頑丈なんだっテ！

旧大原家住宅に入ろうと思ったケド、
２９日から１月３日、つまり今日からオヤスミなんだっテ。
残念…。

旧大原家住宅 名所・史跡

倉敷デニムストリートファイター２、
デニムレモネードを飲んだヨ。

倉敷デニムストリート グルメ・レストラン

倉敷の児島地区は、
日本で初めてジーンズを生産した、
国産ジーンズ発祥の地として有名で、
また、倉敷アイビースクエアが、
倉敷紡績(クラボウ)の工場だった頃、
そこで国産ジーンズが造られたヨ。

そのことにちなんで、
デニムストリートをオープンしたヨ。

デニムストリートは、
メンズ館、レディースキッズ館、
雑貨館、別館「きゃら工房」、
といったお店で、
様々なデニム製品を扱っておリ、

テイクアウトコーナーでは、
デニムまん、デニムバーガー等、
何から何まで真っ青で驚きだヨ！

とまァ、こんな感じで、
色々と楽しい倉敷美観地区だったヨ。

でも、もうそろそろ時間なので、
散策はこれで終わリ。

倉敷駅に戻って来たヨ。
大体これで、ちょうどいいかナ。

倉敷駅 駅

北口から出ると、
アリオ倉敷店が出来ていて、
そのとなりに、倉敷みらい公園があるようだケド、
見る時間はないヨ…。

コインロッカーの荷物を引き取って、
南口のバス停に。
OK、バスが来てるので乗るヨ！

１３時１０分発、
路線バス(天城線、児島駅行)で、児島駅へ。

１４時０５分、つまり５５分ほどで、
児島駅に着いたヨ。

児島駅 駅

児島と言えば、ジーンズストリート！
先ほど倉敷でも見たとおリ、
児島地区は国産ジーンズ発祥の地。

そして遠い昔、
この場所は島だったんだっテ！
今、倉敷川の流れているあたりも、
昔は川じャなくて海だったんだネ！

１４時３０分発、
路線バス(とこはい号、鷲羽山方面行)で、下電ホテル前へ。

途中で鷲羽山ハイランドに止まるヨ。

瀬戸大橋を望む高台にある遊園地で、
名物のサンバショーが毎日開催され、
様々なアトラクションを楽しめるヨ！

ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド テーマパーク

バスの中からも瀬戸大橋が見えたヨ！
こんな感じで真下を通るんだネ…。

今日のお宿はここだネ。
鷲羽山下電ホテル。

鷲羽山の高台にあるホテルとのコト。
リーダーもココを選んだのには、
自信があるって言っていたヨ！

鷲羽山 下電ホテル 宿・ホテル

部屋の中にイン、中々良い部屋だヨ。
そして、このふすまを開けると…、
こんな空間があリ、ゆったりとできるコトだヨ。
まさに"旅行先のホテル"の定番だネ♪

空からは瀬戸内海、そして瀬戸大橋が見渡せる、
この上ない最高のロケーションだヨ！
（…空から？）

…じャなくテ、窓からネ。

全ての部屋から瀬戸大橋が見え、
海岸に面した場所にあるヨ。
なので、このホテルは、
夏に行けば特に楽しいと思うヨ！

ワタシ達がこういう場所に行くのは、
大体年末年始の場所としてだヨ。

時間は１５時５５分。

それじャ、行くヨ！
このお宿のウリは何といっても、
鷲羽山展望台まで歩いて行けること！
この石段が入口だヨ。

阿智神社といい、ココといい、
毎回のように階段を登る、ワタシ達。
そして、明日は確実に登るという…。

コレで登り切ったヨ。
見テ見テ、アレが瀬戸大橋だヨ！

鷲羽山展望台 自然・景勝地

瀬戸大橋は、本州(岡山)と四国(香川)を結ぶ１０本の橋の総称で、
３ルートある"本州四国連絡橋"の一つ。
海の上を結ぶ６本の橋と、
陸の上にある４本の高架橋で構成されているヨ。

すべての橋を合わせた全長は、なんと13.1km！！
鉄道と道路を併せ持つ橋としては世界最長のものとして、
ギネスに認定されているんだっテ！！

橋は上段が高速道路、
下段が線路になっていテ…、

ホラ、見えるヨ！
橋の下を列車が通っているのが！

…と、ここで、
一旦レストハウスに入ってみるかナ。

鷲羽山レストハウス グルメ・レストラン

ココでもお土産を買ったヨ。
岡山産ピオーネと、
それと、瀬戸内と言ったらもちろん、讃岐うどんもネ！
瀬戸内オリーブうどんっていうのが、気になって買ったヨ。

レストランもあリ、昼食をとることができるヨ。
もちろん今回は時間がなかったケド。

レストハウスから出ると、
いい感じに太陽が沈み始めていたヨ！

建設期間は１９７８年１０月から、
１９８８年４月までの９年と半年で、
総工費１兆３００億円とのコト。

この瀬戸大橋もそうだし、
夏に行った黒部ダムもそう。
当時の人達がそれだけ長い年月をかけ作り上げた、
まさにその歴史の賜物…だよネ。

よくあれだけのもの造ったと思うヨ。

"鷲羽旅情"の歌碑。
鷲羽山のＰＲのために作曲された、
海、島、山など鷲羽山の美しい景色を歌う曲で、
横のボタンを押すと、歌が流れるヨ。
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/34314.htm

瀬戸内の空を、島を、海を、
そして私たちを照らす、あのまぶしい夕日。

旅先に見る夕暮れの景色というのは、
いつだってノスタルジーを感じるものよね。

鷲羽山からの眺めは、
海に浮かぶ島々と、見渡す限り伸び行く瀬戸大橋が、
実に壮大な景色を作っていたわ。

流れる鷲羽旅情の歌をバックに、
この夕日を楽しみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=4DBwjOG9z3w

（歌詞）
眼下に渦巻く　久須美の鼻の
潮は女の　さだめ潮
大浜海岸　燈台灯り
面影偲んで　名残り写して
あゝ　どこまで流れる　鷲羽の海よ

ふたりで祈った　お大師堂の
夢は女の　情け夢
瀬戸の大橋　漁船影ひとつ
面影つつんで　名残り惜しんで
あゝ　静かに佇む　鷲羽の島よ

夕陽を見上げて　山坂道の
恋は女の　なみだ恋
青春をしのんだ　一本松に
面影かさねて　名残りもとめて
あゝ　どこまで旅する　鷲羽の山よ

太陽は、島の向こうへと沈み行く…、

そして１７時ちょうど。太陽は完全に沈んだヨ。

それじャ、戻るとするヨ。

そうそう、下電ホテル前にある車両。
かつて在った下津井電鉄線という、
倉敷・鷲羽山を走っていた鉄道路線に使われていたんだっテ。

…戻ってきたヨ。

鷲羽山 下電ホテル 宿・ホテル

それにしても、初日だというのに、
お土産をこんなに買っちャったヨ。
最終的にどれくらい買うだろうネェ。
もちろん、これは郵送してもらうヨ。

１階のコインランドリー前のロビー。
カベに瀬戸大橋の絵が描いてあるヨ。

反対側にはもちろんこのホテルの絵。

そして１８時３０分、
お待ちかねの夕食の時間だヨ！！

お酒は"ことのわ"。
量が多いので、飲めはしたものの、
正直きつかったとのコト。
リーダー曰く、甘みが良くて美味しかったと。

夕食のメインだと思う、
旬素材の瀬戸内鍋(うどん)と、
鯛釜の荒炊き。
なかなか美味しかったヨ！！

食後のデザートと、
追加メニューのタコの唐揚げをいただいて、
ごちそうさま！！

後は部屋に戻リ、今日は終わリだヨ。

それじャ、オヤスミ。
Zzz…。


※ 次回予告：
　 2022-2023、年末年始旅行２日目。
　 2月25日(土) 公開予定！
　 お楽しみに！！