今日はエルサレムに向かう。予定ではもう着いているはずなのに、バスの遅れでエイラット止まり。年越しはどうしてもエルサレムで過ごしたかった。クリスマスのようなド派手さはないだろうが、イスラエルの方々がどんな年越しをするのか見たかったのだ！日本なら年越しそばを食べ、お寺の鐘の音を聞き、静かに新年を迎えるが、どんな感じなのだろう？

2022ー2023冬のアラビア半島縦断の旅６　イスラエル編　エルサレムへ

4いいね！

2022/12/31 - 2022/12/31

388位(同エリア532件中)

エリア

エルサレム(イスラエル)

静かな朝だった。昨日の夕食に食べたピザの残りをチンして、フリーのシャイをいれて朝飯。さあて、町歩きに行きますか！が、町は静まり返っていた。店はほぼ閉まっている！もしかして12月31日だから？土曜日だから？よくはわからないが、とにかく朝は人通りが少なく開いているお店はほんの少し。マップスミーに表示されるバスターミナルにも行ったが、どこが入り口？というほど閑散としていた。幸いゲートの門番？がいたので尋ねると、ターミナルは１時から開くとのこと。エルサレム行きのバスは３時だとか、、んー、、。

oさんとは町歩きは別々に行動していたが、行くところはほぼ一緒。町で出会い、ヨルダンとの国境沿いを歩いてみますか？と、、、写真はその１画。なんだか柵で仕切られている、、。
とりあえず何もすることがないので1度ホステルに戻り、お昼まで出発の準備。oさんが持っていた大量のエジプトポンドを日本円で購入。昨日、国境でエジプトポンドをシュケルに換金したoさん、あまりにレートが悪かったらしく、１万円程のエジプトポンドを残していたのだ。自分、いつかはエジプトからスーダン、そしてエチオピアに抜けようと思ってるので損はない。(エジプトポンドがこれ以上下落しなければ)　oさんもエジプトポンドよりは円の方がこれからの旅では必要だろうと、、winwin、、、。

、、と、そろそろ行きましょうか？バスターミナルは既に開いていた。到着するなり、oさんの目的地テルアビブ行きのバスは発車寸前。急いでチケットを窓口で購入し、、自分はベエルシェバ行きのバス。こちらも発車寸前。急いで窓口で購入しようとクレカを出すが、なんと現金のみだとのこと。バスの中ならクレカが使えるはず、、とのことで急いでバスに乗るものの、クレカは受け付けていなかった。そうこうするうちに、oさんのバスは出発。
さよならの挨拶もできず、お別れ。ベエルシェバ行きのバスも出発、、ということで１本乗り遅れてしまった。初めから現金で払えばよかったと後悔しても遅い。タクシーの釣り銭70シュケルぐらいしか持っていなかったので。イスラエルならクレカの世界だろうと思ってたのに、、。

　実はこの後も困ることになる、、。クレカ１枚でイスラエルなら過ごせるはず、、よくはわからないけど、これは通用しなかったのだ。
エイラットのバスターミナルで、、、。表示はわかりやすい。バスの番号が一目でわかる。エルサレム行きのバスに乗れば直行で行けたのだが、列車に乗りたく、ベエルシェバ行きのバスに乗る。幸い、次の便は１時間後に発車した。22シュケル。窓口でキャッシュで支払う。
このサイトでエイラットからのバス時刻はわかるはず。バスターミナルで見つけた。
https://www.egged.co.il/HomePage.aspx

で、ベエルシェバに無事到着。久しぶりに日本語で会話したoさんとは挨拶もせず別れてしまったが、(oさん、もし見ていたらコメント送ってくださいね！まだタイ辺りにいると思いますが)　イスラエルの列車に乗れることに心はウキウキ！
さあ、バスターミナルから駅はすぐ近く！

、、、が、いったいどうしたことか、灯りはついていたが、駅は閉まっていた。ナンだ？どうして閉まってるの？まだ夜の6時、列車は走るだろうに、、結局わからず仕舞いだったが、推測するに12月31日？土曜日？これが大きく影響したのではと思う。せっかくベエルシェバで降りたのに、列車には乗れず、、再度バスターミナルに戻る、、、

が、今度はバスターミナルの窓口が閉まっている。バスはたくさん走ってるが、チケットが買えない。乗客の様子を見ていると、機械に専用カードを入れてチケットを購入している。その専用カードはどこで買うの？窓口は閉まって誰もいないんだけど、、、。
途方に暮れていると、、、助け船が、、、。どうしたんですか？見ると50代くらいの女性だった。事情を話した。日本人なんですが、お金は持ってるんだけど、チケットが買えない、、どうやったらバスに乗れるんですか？幸いその女性もエルサレム行きのバスに乗るとのこと。じゃあ、自分のカードであなたの分を払ってあげる、、助かった！本当に助かった！バスの中ではクレカ払いもできるらしいが自分のカードはPINコードを入力しなければ使えない。それがバスでは受け付けてくれないのだ。昨日のタクシーもそうだった。クレカで払おうにもPINコードには対応してないようで使えなかった。専用カードも買えないし、現金も受け付けてくれない。きっとその情報も歩き方には書いてると思うが、さっぱりわからなかったのだ。

私に着いてきて！女性がバスのドライバーに事情を話してくれた。この女性も初めてバスに乗るらしく、持ってるカードもどうやら自分の子供のカードだという、、。よくはわからないけど、とにかくこの女性のお陰でバスに乗れた。聞けば息子は仏教徒だという。インドのダラムシャーラーで修行している写真を見せてくれた。自分も仏教徒(玄祖父は曹洞宗の坊さんなので、、)で、ダラムシャーラーにも1度行ったことがあることを話したら、喜んでいた。いやホントに助かった。
ただ、座った席が寒いらしく、途中で後方の座席に移って行った。後でその女性にバス代を払おうと、エルサレムに到着した時女性を探したのだが見つからず、、。途中下車したのか、はたまた女神様だったのかはわからず仕舞い、、お礼も言えず別れてしまった。

なんだか、今日はついてないんだか、ついてるんだかよくわからない。
oさんとはさよなら言えず、バスに乗り遅れた、、列車には乗れなかった、、、女神様にあった、、、結局エルサレムには22シュケル(1000円程)で到着。山あり谷ありですね。
、、、とにかくエルサレムにはたどり着いた。昨日泊まれなかったホステルに向かい、無事予約していた2日目にチェックイン。エルサレムは寒かった。南のエイラットから一気にたどり着いたので寒さはひとしお。とりあえず、夕飯に、、、。ホステルの目の前はレストラン。年末の31日はどうやら予約客でいっぱいで、夕食にありつけるまで1時間程待つことに。どこもそうなのだろう。ありつくためには待つしかなさそう。町には新年を華やかに迎えようと大勢の人達が、、。

2022年最後の晩餐をちゃんと写真に撮っていたはずと思ってたが、調べたらなかった。データが多くなりすぎて保存されなかったのかもしれない。残念！最後の晩餐は豪華に食べました。寒かったけど、、。

夕食後はエルサレムの町を散策。老若男女、踊ったり騒いだり、、ビデオで撮ったが、どうやってあげたらいいかわからないので、見せられない。昔、インドネシアで年越しを迎えたことがあるが、もう大盛り上がり。その時と似たような様子であった。日本の静かな新年(田舎)とは違う華やかに新年を迎えるイスラエルであった。
エルサレムを囲む門、、。

夜遅いのに人通りが、、。
旧市街も歩いてみます、、嘆きの壁に向かって歩いて行ったら、、、もう閉まってるよ！明日見れるよ！と地元の人に止められた。
エルサレムを走るトラム。たしか6.5シュケル？この日は夜遅くまで走ってた！国鉄も走ってくれれば、イスラエルの列車に乗れたのになあ！
寒いのでそろそろ戻りますか！

ホステルに戻ってベッドで寝ていても、外は賑やかだった。

明日は嘆きの壁を見に行こう！

以上、イスラエル2日目終了！
冬のイスラエル旅行記　３に続く、、、
https://4travel.jp/travelogue/11807762