冬のイスラエル旅行記　１

2022/12/30 - 2022/12/30

今日はエジプトのダハブからイスラエルに向かう。昨日買ったターバー行きのgo busは昼の1時発。でもスタッフ曰く、このバスはターバーまでは行かない。手前のターバー何とかという町までらしい。その後はタクシーを使って行くらしい。国境まで行くバスがあれば便利なのに、、タクシーと結託してるのかな？
宿はBooking.comでエルサレムに予約している。今日中にたどり着けるかな？

エリア エイラット(イスラエル)

充電が持たず、写真はほとんどない。

まずはダハブの町で朝飯。さすが観光地だけあって海沿いにはしゃれたレストランが目白押し。だが、値段は観光地価格。ローカルな飯屋はないのかと探し回るとあるではないか！何か油であげている匂いに誘われ入店。
メニューはあるが、アラビア語のみ。あまり英語も通じない。全くわからんので店員におまかせ。朝飯が食いたい！ジェスチャー、、それと唯一通じるシャイ！
出て来たのは４つの皿に盛られた定食？茄子の揚げ物、フライドポテト、ひよこ豆の揚げ物、後は忘れたが、、そして定番の丸いパン。こんなに食べられる？と思ってたが、肉類はないので、案外ペロリといけた。でも、よくよく見ていると他の客が食べ残したポテトを皿に戻してる、、まあ、自分は全然気にしないのでok。トータル40ポンド程。安い！

さて、バスの時間までどうしよう？海には入っていないがダハブの町はほぼ歩き尽くした。天気はすごくいいので、海沿いのテラスで日向ぼっこでもしてからバスターミナルに向かおうか！

バスターミナルに行くと、どうやらバスが遅れてるらしい。２時間待て！とのこと。これは、、エルサレムに今日中に着くだろうか？
待ってると、アジア人らしき人物が、、。どうやらこの人、バスでヌエバに行って船でヨルダンに抜けるようだ。が、フェリーの出発時刻が12時だったようで、とうてい間に合わず、困ってる、、。話してる英語を聞いてるとなんだか日本人英語のような、、。

日本人ですか？話かけると驚きの表情。まあ、いつものことだからしょうがない。

ダハブでは日本人観光客を数名見かけたが、話かけてはいない。同じ１人旅のようだったので話かけたのだ。

聞けば、本当はイスラエルに行きたいらしいのだが、ターバー国境の評判があまりに悪いらしく、ヨルダンから行こうと考えてるらしい、、。
ターバー行きのバスがありますよ！２時間程遅れてるらしいけど。自分はターバーに行きます！そう話すと、１人なら怖いけど、、じゃあ、自分も、御一緒していいですか？　もちろん！、。そう言ってすぐにチケットを購入。、、、成り行きで２人旅となった。

※日本人って不思議ですよね。ベラルーシでもこんな感じでホテルで初めて出会った日本人と一緒に世界遺産を回ったことがある。たまたま地球の歩き方を持ってた自分にその人は話しかけてきたのだ。日本人ですか？と。その方は世界遺産マイスターで、世界中の世界遺産を回っていたのだ。他の国ではこんなことがあるのかな？他国で日本人と出会うと不思議と親近感を覚えてしまう。

この写真の人物、Oさんという方。よくよく話を聞くと、サーファーで、日本でお金をためては世界のあちこちを旅してサーフィンをしてるという。今は1年程前に日本を旅立ち、１月前にエジプトにたどり着いたらしい。で、そろそろ資金も乏しくなり、知り合いのテルアビブに住むイスラエル人の方に会いに行くという。
うらやましい！１年も旅を続けてるなんて。定年退職したら自分も、、。

気になったコロナでの旅を聞いてみた。どうやらOさん、ワクチン接種はしておらず、、どうやら証明書を○造して旅を続けてきたらしい。簡単ですよ！パソコンでちょちょいのちょいってやれば！確かにアイスランド旅行では実感した。日本に帰国する時はどうするの？さすがに、、タイで陰性証明取ります！とのこと。世界中を旅してる方はすごい！
他にもイリーガルな話を聞いてためになった。

さて、バスは結局４時間程遅れてやってきた。ヌエバ行きの他の旅行者とシェアしてタクシーという手もあったが、このバスにかけた。

ヌエバを通り、ターバー手前のターバー何とかという町が終点。ここでタクシーを拾って！とバスの運転手は言ってたが、タクシーはいない。もう日も暮れ、外は真っ暗。とりあえず、すぐそこの町のゲートの建物に人がいるから、そこで聞いてきますか？
２人でいると助かる。タクシー代もシェアできる。そこにいたおじさんに話すと、電話でタクシーを呼んでくれ、英語が達者なoさんが交渉してくれた。。おじさん、シャイもおごってくれありがたいありがたい。忘れてしまったが、たしか200ポンドぐらいだった気がする。大事な情報なのに、もうこの時は真っ暗なのでどうでもいいという気になっていた。エジプトのイミグレで出国税50ポンド？を払い、エジプト出国！

さて、oさんが心配していたイスラエルの入国審査。大丈夫！杉原千畝さんが助けてくれますよ！２度もカウナスに行って記念館を訪問した自分。そんな自信があった。で、けっこう質問はされたが、最後には入国審査官が日本語でようこそイスラエルへ！と。日本語ペラペラの審査官なんかなかなかいない！oさんとはゲームの話をする程親日的。ターバー国境でドイツ人が追い返されたという話を耳にし、oさんは心配していたけど、そりゃそうだ。ドイツ人は残念ながらイスラエルの人々にとっては、、、。アウシュヴィッツに行った時にはたくさんのイスラエルの方が訪れていた。あの惨劇は忘れようにも忘れることは難しいだろう。

で、もう本当に真っ暗。エイラット行きのバスもなさそう。結局２人でタクシーでエイラットへと向かった。たしか70シュケルだった気がする。シュケルは持ち合わせていないのでユーロで支払う。エルサレムなんて遠い遠い。今日はエイラットの安宿で泊まるしかない。１件目、高い！イスラエルの物価にちょっと驚き！oさん、びびってしまった！こんなに高いなんて！いつもは絶対個室とるんですが、ドミで、、。自分は大抵ドミ。なければ個室派なんで全く問題なし。結局、１人70シュケル(31ドル)のベッドのドミ部屋に２人で泊まる。

宿泊したホステル。エイラットで安く泊まるにはここしかない。が、さすがイスラエル、アラブの匂いとは違う西洋の匂い満杯のホステルだった。快適、快適！

宿も見つけほっと一安心。さあ、晩飯食いに行きますか？今日は御一緒になった記念におごりますよ！とピザ屋に、、、。んー、やっぱりヨーロッパ並みの物価でした。でもクレカが使えるので一安心。

バスが遅れ予定通りには行けなかったけど、これも旅。
さあ、明日はエルサレムに行くぞ！

イスラエル１日目終了！
冬のイスラエル旅行記　２に続く、、、
https://4travel.jp/travelogue/11807587