冬のエジプト旅行記　２

2022/12/28 - 2022/12/28

今日はスエズ運河を見に行く。子供の頃、修学旅行で小樽運河を見たが、その頃は全然、運河自体が何かわからなかった。ただの川じゃん！なんでこれが有名なの？そんなふうに考えていた。大人になり中米旅行でパナマ運河を見に行った。人工的に水位を上げ船舶を通す姿を見て、すんげー！もともと陸地だったのを船を通すために、人工的に川にした、、それが運河だったことがようやく実感できた。船が通れることによってヨーロッパとアメリカ西海岸は近づいた。パナマ運河がなければ南米大陸最南端のマゼラン海峡まで行かなければならない。スエズ運河もそうだ。アフリカ大陸最南端の喜望峰をまわってヨーロッパとアジアは結ぶばれていたが、この運河建設でヨーロッパとアジアはさらに近づいた。世界の大運河、スエズ運河、、見るのが楽しみだ！

エリア ポート・サイド(エジプト)

宿はポートサイード駅の近くにとった。ホテルの朝食を食べ、スエズ運河を見に行く。
オー！これがスエズ運河か！天気がよく、対岸の町もよく見渡せる。まあここは河口なので人工的に人間が作ったわけではないだろうが、、、。

お、渡し船発見！あそこから対岸に渡るのか！

車を乗せ、対岸に、、。ニューカレドニアでレンタカーを借りて島を１周したことがあるが、１ヶ所だけこんな渡し船に車を乗せるところがあった。こんなにはでかくはなかったが、、。夜遅くにそこに着いたんだが、たった１台の車の為だけに渡し船は運行。不思議な感覚を覚えたのを思い出す。

よし、渡ってみよう！

料金は無料。ちゃんと椅子まで完備してる！

船は出港！カモメも飛んでる！

で、対岸に接岸。モスクが出迎えてくれる。(この形、エジプト特有なのか、エジプトポンド札で覚えてしまった。モスクにも色々な形があるようだ)
このまま戻ろうかとも思ったが、マップスミーで確認するとなんだかこちらの対岸の方が開けてるような気がした。南の方の村にもうひとつ渡し船が在る。そこまでてくてくして、戻って来よう！スエズ運河を１周だ！

で、てくてく、てくてく、、、途中水分補給で、パイナップルジュース１Lを購入。こちらに来るとパイナップルジュース、マンゴージュースが無性に飲みたくなる。日本では高価だが、こちらでは安いので、、、(そうそう、日本のセブンイレブンのパイナップルジュースはいったいどこに消えたんだろう？いつの間にか店頭から消えていた。安くておいしかったのになあ)
　
アフリカのガーナに住んでいた時は、よくアブロベ(パイナップル)買ってたよな。一個70円ほどで、すごく美味しい！アンカ(オレンジ)も一個5円、みんなは飲み物として搾ってポイしてたけど、自分は蜜柑みたく食べてた。マンゴーも時期になるとみんな買って食べてた。バナナなんか日本のバナナは偽物だと思ったくらいうまかった！歩いてるといろんなことを思い出す、、、

ようやく、もう一つの渡し船に到着！

nー、この日も結構歩きました。天気もよく、快適な町歩きでした。

さて、列車がいつ出発するかわかりませんから、そろそろ駅に行きますか！カイロ！1人！
どうやら列車は午後1時発だという。料金20ポンドだったっけ？忘れてしまった、バスよりすごく安かったことだけは覚えてる！とにかく、よかった！間に合った！

まだ時間はたっぷりあったので、乗客はいない、、、

と、のんびりしてたら、スマホの充電が残り少ない、、。昨日、充電せず寝てしまった、、。今日はこの後、カイロまで行って夜行のダハブ行きのバスを探さなければならないので電源を切り節約。(宿は一切予約していない)　写真は残念ながらこの後撮っていない、、。(列車は撮っていたと思ったが保存されていなかった、、)

発車時刻が近づくにつれ乗客が集まって来た。始発がポートサイードなので座って乗れる。プラットホームも間違えることもない。カイロから乗るよりもこちらからカイロに向かう方がいいかも！

定刻通り列車は発車した。運河側に席をとる。いやー充電さえできてればいっぱい写真撮ったのに残念！
列車から何隻か大型船が運河を通って行くところは目撃した。ここにパナマと同じように豪華な観光列車を走らせれば、たくさん外国人の乗客が乗るのになあ。エジプト国鉄は才覚がない、、。

そんなこんなで、無事エジプト国鉄にも乗車！今度来るときはルクソール、アスワン行き、、まだ、王家の谷には行っていない。スーダンを抜けてエチオピアへ、その旅行の為にとっておく。

が、一点予想外だったことが、、、てっきりカイロのラムセス中央駅が終点だろうと思い込んでいたのだが違った。夜７時頃、手前の駅(ショブラ駅)で列車は止まった。発車するのをずっと待ってたら、駅員がここが終点だと教えてくれた。地下鉄に乗り換え、ラムセス中央駅近くの地下鉄駅で降りる、、、。

　さて、ここでダハブ行きのバスを探す。後で出会うoさんはトルゴマーンバスステーションから夜行バスに乗ってダハブにやってきたと話していた。自分、全然情報を持っていなく、現地の人に尋ねながら来たので四苦八苦。前回のポートサイード行きと同じように、近くのバスターミナルの人に聞いて、バスを探す。偶然にも前回、アンダー　ザ　ブリッジ　と教えてくれた方がまたもや教えてくれた。このバスに乗って行けばチケットが買える！なにやらバスドライバーに話し手筈を整えてくれた。ありがたい、ありがたい、、バスに乗っていくとたしかにバス会社のオフィスでおろしてくれた。が、残念、ダハブ行きはこのバス会社ではなかった。スタッフ曰く、あっちの方に行けばダハブ行きのバス会社のオフィスがある。そこでチケットを買いなさい！そのバス会社の名はgo busだとか。

指差された方に歩いても、一向にオフィスは見当たらず、、。nーいったいどこ？迷いに迷ったが、見当たらず。またさっきのオフィスに戻る。見つけられない！、、
と、今度は、どれ、おいらが1ドルで案内してやるぜ！と若者が手を携え案内。、、、着いて行くと、、、なーんだ！もっともっと先だったのか！やっとgo busのオフィスで1時発ダハブ行きのバスチケット購入！料金300ポンド程！が、ここはチケット売場。ここからバスは発車しないらしい、別のバスターミナルから発車するという、、結局、タクシーでそのバスターミナルへ。、、、

　最初からしっかり情報をもっておけばよかったものの、まあ、これも旅ですね。案外、困り果てたり、失敗した時の方が記憶に残っている、、。

まあ無事スエズ運河を見て、エジプト国鉄に乗車して、ダハブ行きの夜行バスに乗れましたからokです。今回の旅はあくまでもサウジアラビアがメイン。が、このサウジ、あまりにも情報が少ない。バスが走ってるのかさえわからない。とにかく急がねば、、。
以上、エジプト２日目終了！

冬のエジプト旅行記　３に続く、、、
https://4travel.jp/travelogue/11808609